パワーメーターの精度(準備編) その2

今日 5月22日(土)は、パワーメーターの精度/バラつきを確認するために、まずは比較基準となるデータを取得する目的で、基本のインターバルトレーニングを行うつもりでした。

しかし…

久々のインターバル 途中でギブアップ…
久々の高負荷 心が折れた…

 

久々のインターバルトレーニングだったので、私の体…というよりも気持ちが持たず、2セット目の途中でギブアップしてしまいました。

この先の一週間ほどは、パワーメーターの精度云々よりも、まずインターバルトレーニングを続けることにして、私の体と心をインターバルに耐えられるようにすることが先決でした。

 

今年、私はヒルクライムレース/大会にはエントリーしておらず、ツーリングやポタリングでプチ・ヒルクライムを楽しむ程度です。
このため、LSDやテンポ走は行ってきましたが、苦しいインターバルトレーニングは行なっていませんでした。

 

しかし、ヒルクライムの大会/レースで良いタイムを出すには、やはり苦しいトレーニングを行なって持久力はもちろん、メンタルを鍛えておくことも必要です。

しかし私は、ちょっと気を抜くとすぐに楽をしてしまい、苦しいときに頑張れる心が減っていくんですよね…

うーん、ちょっと考えさせられました。

 

さて、パワーメーターの精度/バラつきの比較ですが、以下の要領で行いたいと思っています。

■計測方法
三本ローラーでのインターバルでデータを取得する。
使用する三本ローラーは、エリート e-Motion。
(なお、負荷設定は「ゼロ、1、2」の「1」)

■使用するバイク
ピナレロ DOGMA F12
 ホイール カンパ BORA WTO 45
 タイヤ  コンチ GP5000 C25
      (F:7.0bar R:8.0bar)
 コンポ  シマノ DURA-ACE
  クランク 170mm 50-34T
  スプロケ 11-30T

■インターバルの内容
 アップ   16.5分(60rpm)
 ┌全力走   1.5分(130〜110rpm)
 │ダウン   1.0 分(50rpm)
 └テンポ走 20.0分(85rpm)
 (これを3セット)
 ダウン   16.0分(50rpm)

 なお選択するギアは以下の通り。
 フロント:アウター(50T)のみ
 スプロケ:
  アップ/ダウン 5段(15T)
  全力走     3段(13T)
  テンポ走    4段(14T)

■比較パワーメーター
(1)4iiii PRECISION FC-R9100
 ↑ これを比較の基準データとする
   そして以下を相互に比較する
(2)Favero Assioma UNO
(3)GARMIN RALLY RK 100
(4)LOOK SRM Exakt Single

 

さて、どんな結果になりますか…

 

追伸

注文していた(4)の「LOOK SRM Exakt Single」が届きました。

LOOK SRM Exakt 梱包箱
箱を開くと…うーん、カッコイイ…

 

 

 

4iiiiとガーミンは電池を入れるタイプなのですが、ExaktはFaveroと同じで充電するタイプです。

さっそく充電をしてみます。

充電すると赤いランプが点灯し、充電が完了すると色が緑に変わりました。

充電中 右側のペダルに…
充電 完了

ただ、このExakt、他と同様に片側だけセンサーが組み込まれているモデルを注文しているのですが、Faveroやガーミンと違い、左側ではなく右側のペダルにセンサーが組み込まれています。

 

私の場合、右足と左足のバランスは、恐らく「50:50」では無いと思います。

極端に違うことはないとは思いますが、他のパワーメーターと比較する際には、左右の違いも頭に入れておく必要がありそうです。

 

いよいよ役者が揃いました。

私の体と心をインターバルに鳴らしてから、頑張って、各パワーメーターのデータ取得→精度の検証と進めます。

パワーメーターの精度(準備編)

今日 5月19日(水)は、おとといと同様に、LSDからのテンポ走を60分行いました。

ピナレロ LSDからのテンポ走
ピナレロ パワーゾーンは低め…

 

ただし今日は、バイクをチネリからピナレロに変更して、トレーニングを行なっています。

ギア比、タイヤ、空気圧等の条件は揃えていますが、さすが「楽で速い」ピナレロの神様、おとといのチネリと比較すると、平均速度と平均ケイデンスは同じ値ですが、平均パワー/パワーゾーンは低めの値となっています。

 

…が、本当にパワーは少なく済んでいるのか?

自分の感覚としては、「楽で速い」ピナレロの神様ですが、それが事実なのかどうか。

それを、このバイクを使って確認してみる方法を思いつきました。

それは、ピナレロに、手持ちのパワーメーターを代わる代わる付けてみて、その上で精度/値のバラつきをチェックすればいい…という方法です。

 

現在ピナレロに付けているパワーメーターは、左クランクタイプの4iiiiです。

左クランク 4iiiiのパワーメーター

私はその他に、チネリに付けているペダルタイプ(シングル)のファベーロ・アシオマ、ウィリエールに付けている、やはりペダルタイプのガーミン・ラリーを持っています。

このペダルタイプのパワーメーターをピナレロに付けて、同じ条件のローラートレーニングを行ないます。

トレーニングで得たデータから、各パワーメーターの値と比較してみれば、それぞれのパワーメーターの精度/バラつき度合いをチェックできるのではないか…との考えです。

6月になれば、Wi○○leでポチった「ルック SRM Exakt」も届きます。
→そうすれば、これも比較することができます。

 

以前、ピナレロ、フォーカス、チネリに、すべて4iiiiのパワーメーターを付けていたことがありました。

そのバイクを使って、それぞれのバイクで同じようなトレーニングを行い、そこで取得したデーターを比較したことがありました。

そのときは、4iiii同士であれば、計測されたパワー値の差は5%未満であることが確認できました。

 

今回は、純粋にパワーメーターの精度/バラつきを確認することが目的です。

パワーメーターを付け替えてのローラートレーニングであれば、比較の条件を揃え易いと思います。

ただし、現在行っている「LSDからのテンポ走」では、ケイデンスやパワーゾーンに、あまり広がりがないため、それぞれの特徴が出にくいように思います。

 

それを考慮して、昨年の12月に行った「フレーム対決」では、ホイールを交換しながらショート・インターバルを行いました。

体への負荷は増えますが、やはりインターバルを行って色々なケイデンス、パワー値のデータを取得した上で比較しないと、メーカーごとの特徴は分からない…ですね。

ショート・インターバルにするか、ちゃんとしたインターバルにするか、明日までに考えてみますか…

 

異なるメーカーのパワーメーターの場合は、値のバラつきはどうなるのか…

興味津々といったところです。

親指から小指…

今日 5月18日(火)は、生活習慣病検診を受診しました。

この検診には胃カメラの内視鏡検査があり、朝食抜きの腹ペコで向かいます…

 

この胃カメラによる内視鏡検査、皆さんもご存知だと思いますが、検査中は、口から入れたカメラ(…のチューブですね)が、喉を通って胃のなかまで入っていきます。

カメラの先端を飲み込むとき、あるいはチューブを押し込んでカメラを奥に運ぶときなどに、思わず「オエッ…」となったりして、ちょっと苦しい状況もあったりします。

このため、鎮静剤を注射してもらい、その苦しさを味あわなくて済む…そんな方法もあります。

 

苦しさを分からなくできる鎮静剤ではありますが、いいことばかりではありません。

たとえば、検査が終わっても、目が覚めるまでしばらく別室で寝ることになるため、家に帰る時間が遅くなります。

また、これが一番困るのですが、鎮静剤を注射してしまうと、その日は車を運転することはできない…という制約があります。

ということで、実は私は、胃カメラによる内視鏡検査で、今まで鎮静剤を注射してもらったことは一度もないんですね。

 

私の妻は胃カメラの検査は苦手らしく、鎮静剤なしでの検査は「信じられない」と言います。

いやいや、確かに苦しいですけど、そんな、我慢できないほどではないと思うんですけど。

世の中には、苦しいこと/逃げ出したいことって、もっといっぱいありますよね…

 

その内視鏡検査を受けながら、今日、ちょっと感じたことがありました。

なんだか、数年前に比べると、検査がずいぶん楽になったような気がします。

そんな気がしたので、あらためてカメラのチューブを見てみると…

 

かつて30年以上前、私が初めて胃カメラの検査を受けた20代の頃は、チューブは親指ほどの太さだったような気がします。

それが、今日、マジマジとチューブを見てみると、小指ほどの細さに変わっているようです。

ほー、ちょっと感動しました。

 

ちょっと見ただけでは差があるようには感じませんが、喉を通る感触でいえば大違い。

チューブの径が、親指の太さから、小指の細さに変わる。

これが技術の進歩ということなんですね。

 

ロードバイクでも、ダブルレバーの変速から、ブレーキと一体になったレバーでの変速に変わり、さらにワイヤーでの変速からサーボモーターによる電動での変速に変わっています(私はまだ導入していませんが…)。

加えて、ワイヤーや配線がフレームの中を通ることで、空気抵抗も大幅に低減されました。

これらの技術の進歩も、考えてみればすごいことですよね…

 

ロードバイクについては、パーツの軽量化/エアロ効果、構造/素材の工夫など、それらの進歩/革新も凄まじい限りです。

しかし、進歩や革新はあっても、最後は「人間が、自分の足で、ペダルを漕ぐ」ということに変わりはありません。

ロードバイクにおける各種の進歩/革新は、人間の生身のパワーを、如何にロス無く推進力として地面に伝えるか…という点に尽きます。

それがなぜか、潔くて、清々しく感じる…

私が自転車に惹かれる理由も、その辺りにあるのかもしれません。

 

追伸

「人間の生身のパワー」…と書きましたが、これは電動アシストバイクを否定するものではありません。

私も、歳をとってナベちゃんやkit1002さんに付いていけなくなったら、スイスイ走る電動アシストのスポーツサイクルに乗って、みんなと一緒にツーリングに出かけたい…そう思っています。

ただ、ヒルクライムレースにエントリーするつもりでトレーニングを続けている間は、「生身のパワー」にこだわっていきたい…そうも思っています。

 

ということで、もうしばらくは「生身のパワー」を向上させ、かつそれを最大限生かすべく、トレーニングに励みながら、進歩/革新を続けている各種パーツにも心ときめかせることになりそうです。

船便での旅は長い!?…

今日 5月17日(月)は、本来はナベちゃん、YSEさんとの筋トレの日なのですが、新型コロナ感染症に関連し、石川県がステージⅣとして「感染拡大緊急事態」を宣言したことを受け、いしかわスポーツ総合センターが休館となりました。

このため、筋トレはしばらくお休みとなり、ローラートレーニングを行なっています。

LSDからのテンポ走
パワーゾーン5が入ってきた…

 

1セット目を80rpmから始め、セットごとに5rpmずつケイデンスを上げていきます。

今週は、このメニューで行いたいと思います。

 

さて、気になって調べていたルックのペダルタイプ・パワーメーター、「ルック SRM Exakt」。

とうとう、Wi○○leでポチってしまいました。

「在庫あり」となっていたので、数日で届くと思ったら、予定納期は、なんと2週間先の6月1日!

 

「えー、船便じゃあるまいし…」

 

とはいえ、海外サイトなので、本当に船便で届くのかもしれません。

船旅であれば、ノンビリ、ゆったり…確かに2週間ほどはかかりそうです。

 

島崎藤村の「椰子の実」ではないですが、まあ、楽しみに待つとしましょう…

今年もサツマイモ…

今日 5月16日(日)は、昨年同様、私が住んでいる町内会の有志で運営されている、サツマイモ畑での苗植えがありました。

サツマイモ 苗植え実施

今にも雨が降りそうな雲行きの午前中に苗植えを終え、植え終わった午後からはまとまった雨が降る。

サツマイモの苗植えを行うことから考えれば、上々のお天気でした。

 

ただ、苗植えが終わったら、どこか、近場でいいからライドに行きたいな…と思っていた私にとってみると、少々恨めしい空模様です…

 

昨年 2020年5月18日の投稿「トレーニングはお休み ニンジン/飴チャンの再考」で述べていますが、町内会の有志で運営されているサツマイモ畑は、家庭菜園の規模を超えています。

今年もJAさんに4種類のサツマイモの苗をそれぞれ220苗、都合880苗をお願いしていました。

しかし、なんと五郎島金時以外の苗については、入荷の予定がまったく立たないとのこと。

なので、今年は作付け面積、植える苗の種類/数を減らして、五郎島金時のみ、400苗を植えました。

 

新型コロナ感染症があり、苗植えはごく少数の方々で行いました。

また、恒例だった作業後のバーベキュー大会(慰労・親睦会)もできず、締まりがない…という感じを受けています。

 

そろそろ65歳以上の方々へのワクチン接種が始まる頃だと思います。

日本全体にワクチンが行き渡り、これまでの日常を取り戻せる日が早く来てほしいです。