今日は、7月17日(木)。
この日も蒸し暑い朝から始まりました。
昨夜から未明にかけての時間にパラパラと雨が降ったようで、路面/畑は水気を含んでいました。
しかし、それで気温が下がった訳ではなく、逆に湿度が上がる結果になっただけのようです。
朝食を終えて身支度を終えた8時少し前。
空は曇っているので、そのころの気温は、高くてもせいぜい30℃程度。
それでもエアコンがない室内の環境だと、汗がダラダラ流れてくる始末。
直射日光に照らされることはなくても、ここしばらくの暑い日々と同様、この日もエアコンの稼働率が高くなりそうです。
この1ヶ月ほど、リビングのエアコンについては、朝一番から全員が就寝する深夜まで、ずっと稼働させっ放し。
しかも、各自の部屋にあるエアコンも、各自が部屋に行った時点からフル稼働…
家族全員が次々とお風呂/シャワーに入り、その後すんなり就寝してくれれば、リビングのエアコンを切る時間も早くできるでしょう。
しかし、子供たちがお風呂/シャワーに入る時間は、深夜12時を超えることもしばしば。
早くお風呂/シャワーに入れば、その後の時間を有意義に使えるのに、なぜそうしないのか?
私には、ちょっと理解できません…
暑い夏。
家中の窓/襖(ふすま)は全開。
茶の間では、扇風機一つで家族全員が過ごす。
夜になれば蚊取り線香を焚き、うちわで扇ぎつつ布団で寝る…
私が小学生だったころは、そんなことが当たり前でした。
私が小学生のころは、家の裏側(南西方向)には一面の田んぼが広がっていました。
夜になると、そこを渡って風が吹き、その風が家の中に涼しい空気を運んでくれました。
また、夏の日中に聞こえるのは、裏庭で鳴くセミの大合唱。
その声を聞くだけでイライラしそうですが、それが夜になれば、田んぼで鳴いているカエルの声に変わます。
のどかに鳴いているカエルの声も、どこか気持ちが落ち着く要因だったのかもしれません。
しかし、そのころと現在を比べると、明らかに暑さの質が違うような気がします。
かつては、典型的な田舎の風景が広がっていた我が家周辺。
しかし現在はすっかり都会の住宅街になってしまいました。
周囲の水田はすべて埋め立てられ、そこには家が立ち並んでいます。
田んぼ道/砂利道だったところも、すべてアスファルトで舗装されています。
家が立ち並んだ状態では、風が吹いても建物に遮られ、かつ水で空気が冷やされることはありません。
その逆に、日中に直射日光で温められたアスファルトは、夜になると空気に熱気を放ってきます。
「リタイヤしたら、どこか山の中に引っ越して、田舎の景色が広がるところでのんびり過ごしたいなぁ」
そんなことを呟いてしまいました。
しかし、その呟きを聞き逃さなかった妻は、すかさずこう言いました。
「私はイヤ。行くのなら、あなた一人で行ってね」…
あー、そう。
まあ、そんなことをする余裕はありませんが、もしそうなったら、私一人で行ってみますかね。