同じ日に…

今日は、2月18日(火)。

実はこの日は、私の母の誕生日であり、かつ命日です。

 

誕生日と命日が同じ日って、なかなか無いんじゃ無いでしょうか。

母が亡くなった日、自宅で行う仮通夜を行うためにお寺のお坊さんに来てもらいましたが、その際にもそんなことを言われたような気がします。

 

誕生日と命日が同じことを ”生没同日” と呼ぶらしいですが、そのような方は有名人の中にもいらっしゃる模様。

ググってみると、私も知っている名前の方々がチラホラ。

たとえば…

戦国大名 加藤清正、映画監督 小津安二郎、女優 イングリッド・バーグマン、俳優 船越英二、女優 宮城まり子、俳優 阿藤快…etc.

 

とはいえ、やはり絶対数としては少数派ですね。

 

今日は母の命日であり、かつ今年は、その母の7回忌の法要の年。

なので、一族郎党が揃った上で、母の7回忌の法要(合わせて曽祖父の50回忌の抱擁も…)を執り行う計画をしていました。

が、その直前、私を起点に家族が次々とノロウイルスに感染。

このため、一族郎党での法要はやむなく中止。

その代わりとして、自分たち家族のみでの法事/お参りを行いました(「ホッと安心…」)。

 

「法事/お参りは行った」…

とはいえ、その内容は、

・家族が普段着のまま集まり
・YouTubeでお経をあげている動画3本を流し、
・それに合わせて家族でお参り/焼香をする

という、極めて簡素なもの。

亡くなった母の息子としては、ちょっと申し訳ない気持ちがあります。

 

一族郎党での法要が行えなかったお詫びも含め、命日&誕生日の今日は、

「あらためてお経の動画を再生してみるか」

そんなことを考えています。

 

ただ、それが供養になるのかどうか…そこは分かりません。

とりあえず、ただの ”自己満足” ではありますが、やっておくことにしたいと思います。

 

 

さて、”同じ日” つながりで…

 

今週の予定を確認するため、2025年のスケジュール帳を眺めていたときのこと。

「あー、2025年ももう2月下旬を迎えてしまった」…

ふと、そんな感想を持ちました。

そして、その瞬間、つぎのようなことを思い付きました。

 

「ところで、2025年と同じ日が同じ曜日になる…つまり、スケジュール帳がまったく同じカレンダーの年って、何年なんだろう?」

ちょっと計算してみると…

 

1年は365日。

1週間は7日なので、これを1年で割る。

すると1年は、

365(日) ÷ 7(日/週)= 52(週) 余り 1(日)

 

この ”余り1(日)” が1週間分…つまり7回積み重なると、曜日が元に戻る。

ということは、

「7年前のスケジュール帳/カレンダーと同じ!」

…と思った方。

それは早合点なんですね。

実際はそう簡単では無く、そこには閏年が関係してきます。

 

閏年は4年に1回。

つまり、7年経過するうちに、一回は ”余り2(日)” の年が入ります。

直近の閏年は、2024年と2020年。

ということは、

・2024年…余り2(日)
・2023年…余り1(日)
・2022年…余り1(日)
・2021年…余り1(日)
・2020年…余り2(日)

ここで ”余り” の合計が7(日)になりました。

 

ならば、

「2025年と同じスケジュール帳/カレンダーは、2020年!」

…と思ったら、これがまた違うんです。

2020年は閏年。

つまり3月以降は、同じ日の曜日が異なっているんです…

 

ということで、さらに計算していくと…

・2019年…余り1(日)
・2018年…余り1(日)
・2017年…余り1(日)
・2016年…余り2(日)
・2015年…余り1(日)
・2014年…余り1(日)

と、ここで再び、”余り” の合計が7(日)となりました。

つまり、

「2014年のスケジュール帳/カレンダー」

が、2025年と同じになるんですね。

 

上記を計算したのち、すぐに手持ちの過去のスケジュール帳を取り出します。

そして各月のページを開き、上記の通り、日付と曜日が一致していることを確認。

 

ここで、

「そうか、スケジュール帳/カレンダーは11年周期か」

…そう思ったあなた。

実は、これも違います。

 

たとえば、2024年は閏年。

”閏年だった2024年” と同じスケジュール帳/カレンダーとなる年は、11年前の2013年ではありません。

なぜなら2013年は閏年ではないんです。

なので、3月以降はOKでも、1月/2月の曜日が合いません。

ということで、”余り” を愚直に合計していってみまると…

 

2023年からさかのぼり ”余り” の合計が7(日)になるのは、2018年。

ところが、2013年同様、2018年も閏年ではありません。

このため2018年は、1月/2月はOKでも、今度は3月以降の曜日が合わない状態に…

 

閏年のケースも考慮すると、

(a)基本的には、7年ごとに曜日が元に戻る(1年の余りが1日)
(b)ただし4年に1回、曜日が1日多く進む(1年の余りが1日多い)

のうち、(b)が7回発生すれば、閏年も含めてスケジュール帳/カレンダーがまったく同じになります。

 

つまり、

4 × 7 = 28

(正確に言うと、4と7の ”最小公倍数” の28です)

 

よって、閏年も含めて考えると、

「28年前のスケジュール帳/カレンダーは、日付/曜日が同じ」

ということになります。

 

なので、2024年と同じスケジュール帳/カレンダーは、

2024 ー 28 = 1996

…ということで、1996年のものとなります。

 

ただし閏年には例外があります。

通常は、

・西暦年で4で割り切れる年は閏年

です。

しかしこれには例外があり、

・100で割り切れて400で割り切れない年は平年(閏年ではない)

と決められています。

(2100年/2200年/2300年は閏年ではなく、2400年は閏年です)

この ”閏年の例外” を考慮すると、もうちょっと計算は複雑になります。

が、

「おおむねこれで良い」

と考えて、ここでは、”ほぼ28年ごと”…としておきます。

 

Uターンでこちらの企業に就職して以降、私は、過去使ってきたスケジュール帳を保管しています。

ただ、保管してある最も古いスケジュール帳でも、1997年のもの。

残念ながら、ギリギリ1996年のスケジュール帳は手元にありませんでした。

(Uターン以前のものは廃棄してしまったので…)

 

保管していた中から、最も古い1997年のスケジュール帳を取り出し、そこから28年が経過した今年 2025年のスケジュール帳を並べ、あらためて両方を見比べてみました。

結果、同じ日付が同じ曜日になっていることを確認。

 

久々に1997年のスケジュール帳を開いたついでに、記入されているスケジュールの詳細を見てみると…

このときはまだ、オートバイレースのためにスズカサーキットへ通っていたころ。

このため、ところどころにスズカサーキットでのスポーツ走行/地方選手権のスケジュールが書いてありました。

「30代半ばの私は、まだまだ元気一杯だったんだな」…

そう思ってしまいました。

 

 

久々に開いた28年前の1997年のスケジュール帳。

その日付/曜日が、今年2025年と同じであることを確認。

合わせて、28年前に記載してあったスケジュール詳細をあらためてチェック。

そして、今より(ちょっとだけ…)若かったころの自分の行動を振り返る…

そんな時間を持った、母の命日&誕生日となりました。

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