今日は、5月16日(木)。
ここしばらく、昨年度(令和5年度)の会社の決算資料、および株主総会資料まとめに時間を取られブログの更新ができていませんでした。
それも昨日で一段落。
とういうことで、一週間ぶりにブログを更新しています。
ただ、一段落とはいえ3つほどの課題が宿題として残りました。
宿題となった課題の一部には、
「どんな方針を取るにしてもリスクがあり、決定はそう簡単なことではない」
という内容があったりします。
しかし、それらは会社としての責任に基づいて自身で検討/決定ができます。
その意味では、方針の決定は簡単ではありませんが、そこから逃げたくなる趣旨のものではありません。
一方、課題の一部には、地方公共団体(役所)との交渉事が含まれています。
この課題の要点は、
「法律/条例/通達等のルールに基づく地方公共団体側の判断が正しいか」
という内容です。
会社を含め一般市民(私の立場)からすると、
「すべてのケースで、該当のルールが公平/平等に適用されるべき」
と考えており、それに基づく判断は簡単/単純で、また判断した結果は均一的となるはず…と認識しています。
しかし実態はそうではなく、それを担当者される方の判断/裁量に委ねられる部分があり、判断の結果に揺らぎがあるのが現実のようです。
「グレーゾーンがあるのは世の常」…とはいえ、昨年度、その判断が行われた結果、会社にとっては税務上の大きな費用が発生し、それが痛手となりました。
上記が広く公平に適用されているのであれば理解もできますが、前述のように判断に揺らぎがある実態を見ると、
「地方公共団体では、(税を多く納めさせるために…)恣意的にルールを適用しているのではないか?」
と、穿った見方もしたくなります。
上記、ちょっと言い過ぎですかね…
とはいえ、まずは異議申し立ての準備を進めることにしました。
ただ交渉事は、自分自身で解決/決定できる趣旨のものではなく相手があるもので、簡単ではありません。
簡単ではありませんが、交渉相手が民間企業であれば、その論点は、
「正しい/間違っている」
というものよりも、
「双方にとってメリット極大/デメリット極小にすべく妥協点を決める」
ことがポイントになるでしょう。
上記であれば、論点が整理しやすく、合意形成に向かって協力することもできます。
しかし今回のように、交渉相手が地方公共団体で、しかも論点が、
「(グレーゾーンのある…)ルールの適用」
というポイントであり、しかもその適用が
「正しいか、間違っているか」
という点について争わなければなりません。
正直に言って非常に気が重いです。
誤解を恐れずに言えば、議論が、「好き/嫌い」という個人の主観に基づくケースと同じように、「信じるものの違いによる宗教論争」のようになってしまう可能性があります。
これ、不毛な論争になりがちですよね。
その上、決定権が自分たちにないことも大きなストレスです…
「一段落した」…とはいえ、宿題が残ってしまったので、いまいちスッキリしません。
ちょっとモヤっとしていますが、私自身も気持ちを切り替えて、この先の準備を進めていきたいと思います。