今日は、3月5 日(火)。
この週末、私はご近所の仲良し9人と旅行に出かけました。
行き先は、天橋立→城崎→出石と、京都・丹後/兵庫・但馬方面を堪能する温泉旅行。
週末を絡めた一泊二日の旅行ですが、「3日・4日」と日・月の日程としたので、それほど混雑しないはず…という目論見です。
「まあ多少混雑しても、移動中の車でも楽しめばいいか」…
ということで、9人がまとまってキャンピングカー1台で移動することにしました。
朝8時、9人を乗せたキャンピングカーは金沢を出発。
目論見通り、北陸道→舞鶴若狭道は、工事による車線規制等もありましたが渋滞などは無く、移動の最中はスムーズそのもの。
予定通りに天橋立に到着して観光を済ませ、その日は城崎温泉に一泊。
二日目は、玄武岩で有名な玄武洞公園→出石と見て回ります。
実は、私にとってのメインイベントは、二日目の出石で食べる皿そば。
数年前に出石に行く機会があったのですが、その際、初めて「皿そば」というものを食べました。
しかし、このとき食べた皿そばは、ちょっと残念なもの…
そのときは20名ほどの団体で行動していたので、そば屋さんにはあらかじめ20人前を事前に予約してお店に向かいました。
予約を受けたそば屋さんとしては、お昼で混雑する時間に私たちに、
「そばが茹であがるまで待たせては申し訳ない」
…と思ったのでしょう、お店に入ると、すでに20人前の皿そばそばがずらりと並んでいました。
そのおかげで、混んでいる時間帯でしたが、私たちは待つこと無く皿そばを食べることができました。
ただし、「茹でたて」ではない皿そばは、ちょっと残念な状態。
「このお店はハズレだったのかなぁ…」
そんなことを思いながらも、並んでいた皿そばは、すぐに食べ終えてしまいました。
お腹がすいていた私は
「もう少し食べたい」
と思ったので、追加で5皿ほどを頼みました。
少しの時間待つことになりましたが、そうやって運ばれてきた追加の皿そばは、事前に並んでいたものとは別物。
とても美味しいそばでした。
「あー、待ってもいいから美味しいそばを食べたかった」
…と、非常に残念な思いをしました。
前回の反省を踏まえ、今回は敢えて予約を入れずにお店に向かうということに決定。
加えて、選んだお店は「挽きたて、打ち立て、茹でたて」の ”三たて” を守っていると公言しています。
有名な観光ガイドにも載ったことがあるらしく、非常に混むことで有名で「1時間待ちは当たり前」の模様。
しかし調べていると、そのお店についての耳寄りな情報をゲットできました。
開店は11時なのですが、実は、
「開店より少し前に、順番待ちのリストが入り口に出されるらしい」
…とのこと。
それならば…
ということで、出石の街並みを散策する前に「順番待ちのリストに名前を書いておく作戦」を決行することにしました。
早すぎるかな…と思いながらも、10時過ぎにお店の前に行くと、すでに順番待ちのリストが出されています。
そして作戦通り、私たちはリストの先頭に名前を書くことができました…
街並みを散策し芝居小屋の見学も行なって、開店時間を少しすぎた11時10分ごろ、お店に到着。
すると、まだお店の外で待っている人はいませんが、すでに満席の状態。
店員の方に、
「先頭に名前を書いた者ですが」…
と声をかけると、一番奥の小上がりに9人分の席が用意されており、まだテーブル上に皿そばは並んでいません。
「よし!」
…ということで、すぐに皿そばを注文。
皿そばが出てくるまで時間があるので、それぞれがビールや日本酒を飲みながら待つことしばし。
大きなお盆に綺麗に並べられた大量の皿そばが運ばれてきました。
小皿に分けて盛られたそばを、
・塩のみ
・蕎麦つゆにつけて
・トロロ/生卵を加えて…
など、それぞれが思い思いの食べ方で、味の違いを楽しみながら、”三たて” のそばを美味しくいただきました。
ちなみに、私が食べた皿そばは「18枚」。
このお店では、「皿そば20枚以上」を食べた人には認定証を発行しているとのこと。
認定まではもう少しでしたが、それでも十分堪能することができました。
メインイベントの皿そばは大満足。
楽しいだけではなく、過去のリベンジを果たすことができ、スッキリ心地よい旅となりました。