二度寝の朝…

今日は、2月3日(火)。

2026年は、明日4日(水)が立春なので、今日が節分。

暦の上では今日までが冬で、明日からは春。

まあ、春とは言っても、まだまだ寒い日が続きそうです。

 

明治になり日本で太陽暦が使われるようになる、その前のこと。

江戸のころの日本では、暦としては太陰暦が使われていました。

太陰暦(いわゆる旧暦)では、正月(1月1日)は今の2月中旬。

正月で新年を迎えますが、立春も一年の始まりを示すものでした。

なので、旧暦の日本社会では、

・旧暦12月に ”節分” として豆まきを行い
・そして、その翌日の ”立春” で新たな年の訪れを祝い
・旧暦12月末日で ”大晦日” の年越しをして
・旧暦正月元旦で新年を祝う

という順番で年末年始のイベントがあったようです。

 

そう考えると、江戸以前の日本では、旧暦正月(現在の2月中旬)が ”春” というのも、少し理解できる気がします。

 

 

枕草子の中で、清少納言はこんな風に言っています。

 

春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎは すこしあかりて

紫だちたる雲の ほそくたなびきたる

 

春は夜明けが一番良い(風情があって美しい)そうです…

 

まだまだ寒い ”春” の夜明け。

その風情や美しさを理解するには、もう少し暖かさがほしいなぁ…

現代人である私は、正直言って、そう思ってしまいました。

 

 

そんな寒い寒い今朝のこと。

7時15分を過ぎても起きてこない長男を、妻が起こしに行きました。

しかし、7時25分を過ぎてもまだ起きてこない…

業を煮やした妻は、私に

「○○(長男の名前)を起こしてきて!」

と指示。

「ラジャー」

ということで、私は2Fの長男の部屋に行きました。

 

部屋に入ると、長男はまだ布団に入って夢の中。

布団を引き剥がして、

「さっき、お母さんが起こしてくれただろ? 二度寝せずにすぐ起きろよ」

と伝えます。

 

もそもそ起きた長男は、のっそり階段を降りてダイニングのテーブルに。

妻がご飯をよそっている間に、こっそり長男に聞いてみます。

「お父さんが起こす前に、お母さんが起こしてくれたこと、覚えている?」

その返事は、

「いや、覚えてない」…

 

そうか、それじゃあ起きれる訳、ないよね。

起こされてすぐに目を覚ますことができず、二度寝した長男。

 

彼が、

「春はあけぼの」

を理解するのも、私と同様、もう少し暖かくなってからか…

そう思ったこの日の私でした。

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