今日は、12月4日(木)。
実は今朝から、妻は山口県に一泊二日の予定でお出かけ。
なので、今日は朝一番から主夫生活となっています。
妻が出かけた先は、山口県の湯田温泉というところ。
みらい子育てネット(いわゆる母親クラブ)の全国表彰があり、
「妻の所属している母親クラブが表彰される」…
とのことで、その表彰式に出かけて行きました。
朝6時過ぎに自宅を出て野々市駅へ。
そこから金沢駅へ行き、7時ごろに出発する北陸新幹線で敦賀駅へ。
敦賀〜新大阪はサンダーバード、新大阪〜新山口は山陽新幹線(東海道新幹線?)。
新山口駅から湯田温泉駅は普通電車の各駅停車。
このルートで、すでに切符も購入済みです。
ところが…
妻を車で野々市駅まで送って行くために、5時50分過ぎに家を出ようとした…
まさにそのときに、急に妻が慌て出します。
「荷物に入れておいたはずの目薬がない!」
そう言って玄関ホールで、荷物をまとめてあったキャリーケースをひっくり返し、すべての荷物のチェックを始めました。
妻は緑内障を患っており、件の目薬は医者から処方されたもの。
眼圧をコントロールするために、この目薬を毎日点眼しています。
それは必要…ですね。
必要なものが見つからないと、人間、確かに慌てます。
しかし、事前にまとめておいた荷物から、それがなくなってしまう…
なんてことは、普通に考えれば、まあ起きません。
同じようなことを私も子供のころに経験しました。
そんなときに父からは、笑いながらこんな風に声をかけられました。
無くなった物は、
・手足が生えて逃げていった
・お化けが出てきて持っていった
…なんてことでもないと、勝手に消えたりしないよ。
そんなことは起きるはずがないんだから、落ち着いて探せば見つかるぞ。
いやー、まったくその通り。
ユーモアを交えて、慌てている私を落ち着かせてくれた父。
私とは違い、やっぱり父は偉かった…
そう思います。
妻に、
「落ち着いて探そう」
そう言って、私も荷物を探していると…
カバンから取り出した袋の中に、さらに ”小さな袋” が入っているのを発見。
その ”小さな袋” の中に、探している目薬がありました。
「あー、良かった」
妻のホッとした顔。
しかし、安心したのも束の間。
すでに時間はずいぶん過ぎてしまっていました。
時間が過ぎてしまったため、そのまま予定通りに野々市駅に送っていくのでは、北陸新幹線の発車時間までに余裕がない。
(新幹線に乗る前に買おうと思っていたお昼のお弁当や飲み物が買えなくなる…)
ということで、直接、私が車で金沢駅東口まで送って行くことにしました。
もちろん、道路交通法を遵守。
ただ、”ギリギリで守りながら、でも、できるだけ急いで”…という運転。
なので、安全運転とは言えなかったかも…ですね。
その結果、6時半過ぎに金沢駅東口に到着。
新幹線の発車時間には、まだ30分弱の余裕を持ったまま、金沢駅に着くことができました。
車の通りが少なく、渋滞箇所が無かったことで救われました。
朝一番で発生した、ちょっとした事件。
そのことから、目薬に手足が生えて逃げていった…
そんなシーンを思い浮かべてしまった私でした。
