今日は、7月16日(水)。
この日の金沢の予想最高気温は、なんと37℃!

そして、明日も35℃の最高気温となる模様。
「えー、梅雨明けもしていないのに、連日これは厳しいなぁ」…
そう思っていたのですが、どうやらこの先一週間は、ずっとこんなお天気が続くようです。

晴れが続くのはいいのですが、この時期にここまでの高温/暑さが続くのは、ちょっと問題。
ちょっと思い出してみると…
昨年の7月も、同じように暑いお天気続きだったかもしれません(「夏が来れば…」)。
しかし、今年とくに気になるのは、ちょっと前に話題が集中した ”お米” の発育。
稲に穂が付き、それが大きく育っていくこの時期。
そんなタイミングで今のような高温が続いてしまうと、稲穂の中の米が上手く育つことができず、収穫量や品質が落ちてしまう可能性があるんです。
(いちおう私も、父の代までお米を作っていた農家の端くれですから…)
「このままだと、今年は米が不作になって、またまた米の値段が上がるんじゃないか」…
そんな不安が過ります。
日中の気温が35℃を超えると、お米の収穫量/品質が低下してしまう、いわるゆ ”高温障害” が発生し易くなります。
そんなときは、
・水田の水を切る(根の活力を育てる)
・水田に水を掛け流しにする
(用水からのフレッシュな=温度の低い水を流し入れる)
などの対策をして、高温障害が出ないようにします。
暑い日が続いた際には、父もそんなことを行なっていました…
そんな細かい対処/小回りの効いた小規模な、伝統的な日本の農家に対し、広大な土地に農場を展開して、私たちの想像を超えるような大規模で米を育てているアメリカの米農家。
飛行機で種籾を撒き、農薬を飛行機(セスナ)で一面に散布する。
そんなアメリカの米農家では、細かい対処/小回りは不可能ですが、実施している作業の効率化/コストダウンの度合いは、やはり注目すべきポイントです。
日本の米農家も大規模化/法人化を進めていたりしますが、山がちで平地が少ない日本では、どんなに大規模化を図ってもアメリカの米農家には到底敵いません。
しかし、規模が小さいからこそできる細かい対処。
高温障害に対する対応/工夫等についても、日本の米農家ならではの小回りの効いた対応が可能なはずです。
お米の収穫量/品質も、この暑い夏をどのように乗り切ったか…
その頑張り次第。
日本の農家の皆さん、この暑い夏を、ぜひ頑張って乗り切ってください。
さて、”暑い夏” つながりで…
大学受験を控えた高校3年生の長男。
もうすぐ夏休みだというのに、先日購入したベースを取り出し(「今日のところは…」)、夜な夜な練習を敢行。
その結果、朝寝坊が続いています。
彼は、
「夏休みになったら、本格的に受験勉強を始めるから!」
と宣言をしていましたが、正直に言えば、ちょっとどうなるか分からない…
という感じです。
その彼に、今朝、こんな話をしてみました。
私:
夏休みになったら、午前中は集中して勉強してみたらどうだ?
自分の部屋に居ると誘惑が多いだろうから、図書館とか、白山イ○ンのフードコートとかを利用するのもいいぞ。
そこなら、涼しくて邪魔も入らないし。
すると、即答でこんな答えが返ってきました。
長男:
無理、他の人が居る環境で勉強なんてできない。
それに、外に出るのはかったるくて嫌だ。
自分の部屋で勉強する。
「あっ、そう」
以下、心の声:
長男よ。
この夏休みの頑張り次第で、大学に行けるかどうかが決まるかもしれないんだよ。
それをよく考えてみた方がいいぞ。
転ばぬ先の杖は無い。
それは分かっていながらも、ちょっと心配になって要らぬおせっかいをしてしまった…
そんな今朝の私でした。