今日は、7月5日(土)。
26年前の1999年。
この年の7月は、私が小学生のころに出版された”ノストラダムスの大予言” という本の影響で、世界が滅亡するというウワサが広まっていました。
ノストラダムスの書いた諸世紀という本があります。
その10巻 72に、つぎの詩があります。
1999年 七の月
空から恐怖の大王が来るだろう
アンゴルモアの大王を甦らせるために
その前後 マルスは首尾よく支配するだろう
詩の中で具体的に記載されているのは、”1999年 七の月” だけで、あとは抽象的な表現のみ。
これだけだと、何を予言しているのかさっぱり分かりません。
しかし、この ”諸世紀” という本は、古くから予言の書と言われていたらしく、五島勉氏はこれを、
「1999年の7月に、人類が滅亡するようなことが発生することを予言している」
と解釈し、この本が大ベストセラーになりました。
(かく言う私も、その本を書った一人です…)
そして、2025年7月5日。
今度は、漫画家 たつき諒という方が出版した、”私が見た未来 完全版” に、
「2025年7月5日、太平洋の水がドロドロと煮え上がるように盛り上がる…という夢を見た」
と書いていたことが話題となっています。
たつき諒さんは、2000年よりも前に ”私が見た未来” を出版していました。
その表紙に、
「2011年3月に大災害が発生する」
と書かれている箇所がありました。
それが ”東日本大震災を予言していた” として注目を集めるようになったそうです。
おりしも、トカラ列島近海で発生している群発地震。
この群発地震と、南海トラフでの地震を結びつけてしまう向きもあるようですが、
・トカラ列島はプレート内で発生する地震で、
・対して南海トラフはプレート境界で発生する地震であり、
・両者は地震が発生するメカニズムが異なっており、
・相互の関連性はまったくない
ということが、わざわざ公式発表されました。
私はこの手の話を、(まあ、知ってはいますが…)信じておらず、今日もいつも通りの土曜日として過ごします。
私自身は夕方から仲間との会合(飲み会…)がありますが、私の家族は全員とくに予定は無し。
明日はサツマイモ畑の草刈りの予定があるので、
「今日は、飲み過ぎないようにしよう」…
それ以外は、”いつも通りに過ごすつもり” の今朝の私でした。