こんなのアリ?…

今日は、6月3日(火)。

いやー。

またまた、とんだトラブルに巻き込まれてしまいました。

その顛末は以下の通りでした…

 

会社の決算処理が終わってホッとしたのも束の間。

取り引きのある金融機関(借金をしている銀行…)から、作成した決算書の提示を求められている状況です。

その際、

・文字通りの ”決算書” だけではなく、
・紙として作成されているすべての報告書類についても、
・電子データでの提示が求められる

…ということを、先日のブログに投稿しました(「釈然としない…」)。

 

そんな昨日の2日(月)の午前10時ごろ。

上記のニーズに対応するため、¥45,000-ほどで購入できる比較的高性能なスキャナーとして、”ScanSnap iX1600 ブラックモデル” を、いつものア○ゾ○でポチッとしました。

 

ポチった途端に、”注文の確認” のメールを受信。

メールによると、お届け予定は6/8〜6/12とのこと。

「来週前半。ちょっと遅いけど、まあそんなもんか」…

と思っていました。

 

しかし、それからわずか10分後に、”発送済み” のメール。

「おっ、それなら明日にも届くかもね」

 

でも、すぐに発送できるんだったら、届ける予定も正確に設定してほしいところ。

「どれだけ配達のマージンを見てんだよ、ったくもう」…

そんな風に思っていた、その日の午後1時のこと。

注文後、すでに発送までされていたスキャナーについて、なんと ”返金処理が完了、理由:返品” とのメールが届くじゃありませんか…

 

「えーっ、なんでそうなるの?」

私は、返品の操作などまったく行なっていません。

すぐにア○ゾ○の購入履歴をチェックしましたが、ステータスは ”発送済み” のまま。

「なんだこりゃ」…

 

ネットをググってみると、配送の途中で商品に破損等の問題が発生すると、配送業者により返品の操作を行うことがある…とのこと。

しかし、購入履歴のステータスは、依然として ”発送済み” のまま。

 

状況が理解できなくなってしまいました。

混乱した頭を整理するため一晩考えた私ですが、その結論として

「正確な状況の確認が必要だ」

と判断。

 

まず、購入履歴から行える操作の中には、”出品者への問い合わせ” ができることを発見。

この操作により、こちらが書いたメッセージが、メールとして出品者に届く機能のようです。

さっそく問い合わせを行いメールを送信してみました。

 

すると、出品者ではなく、ア○ゾ○から以下のメールが…

「注文に関連付けられたメッセージは配信できません。出品者がア○ゾ○ストアから退会したか、Eメールによる連絡を受け取れなくなっています」

 

「なんですとー!!」

そして、さらに受信したメールをチェックしていると、見慣れない ”返金の確認” という怪しいメールが、諸々のメールに紛れて届いているじゃありませんか。

 

そのメール送信元を見てみると…

「no-reply-????@otsuma.ac.jp」

(???? 部分は、実際にはアルファベットです)

でした。

 

まず、このメールアドレスのドメインは、そもそもア○ゾ○ではありません。

また、送信元として設定されているドメインは大妻女子大ですが、これも ”大妻女子大を装っているだけ” に違いありません。

もう、100%フィッシングです。

 

ア○ゾ○を利用した、こんなフィッシング手口が出てきたんですねぇ。

ちょっとびっくりしました。

 

”返金処理が完了” とのメールが届いていますが、カード会社に確認したところ、まだ返金はされていませんでした。

差し当たり、購入代金が返金されていないことは気にかかります。

しかしそれよりも、

・カード番号
・氏名
・メールアドレス

をセットとして、出品者に抜かれた可能性があることの方がリスクが高い…

そんな気がします。

このため、カード会社のサポートデスクにすぐに電話をして、該当カードの利用を停止してもらいました。

 

 

その後、ア○ゾ○本体に対して、購入履歴からの操作で、

「出品者は詐欺を行なっている。出品者に代わって、支払っている購入代金を返金してほしい」

との連絡を行いました。

↑ これが受け入れてもらえるかどうかは、ちょっと分かりませんが…

 

またカード会社には、

「ア○ゾ○からの返金が断られたときは、不正取引での損害となる→購入代金を補償してほしい」

ことも依頼をしました。

 

 

詐欺の方法も複雑化している昨今。

ア○ゾ○という最大手の通販サイトを堂々と利用しつつ、

「えーっ、こんなのアリ?」

と思うワナを張る。

このため、普段は注意している人でも思わず引っかかってしまう…

そんな巧妙な手法が次々と編み出されているようです。

 

→皆さん、通販サイトを利用するときは出品者の評価にも十分注意して、実際に注文する業者は慎重に選びましょう。

 

あー、もう安心してア○ゾ○も利用できない…

そう思った一日でした。

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