待つのが嫌い?…

今日は、2月21日(金)。

昨日 20日(木)は、妻の定期検診日。

朝から時折強い雪が降ったりしている中、9時少し前に自宅を出発して、予約をしている総合病院に向かいました。

 

妻の診察予約時間は10時半。

それから考えれば、自宅を9時に出発するのは早過ぎる…

そう思われるかもしれません。

しかし、そう上手くいかないのが世の常。

予約時間通りに掛かり付け受診科の受け付けに行ったとしても、概ね1時間は待たされるのはざら。

さらに、診察の前に検査を一つ受ける必要があるのですが、検査の順番待ちの時間も30分を超えることが常態化しています。

 

そんなこともあって、

・予約時間の1時間半前に病院に行き、
・できるだけ早く検査を済ませて
・予約時間になる前に受診科の受け付けに行っておく

…ことが、妻の(私の)恒例となってしまいました。

 

妻は、

「いっぱいの人が診察をしてもらいに来ているんだから、待つ時間が長いのもしょうがないじゃない」

と言います。

 

しかし、現在の総合病院は、

・3分程度の検査を受けるために30分以上の順番待ちをして、
・その後、10分未満の診察を受けるために1時間以上待ち、
・最後は、会計処理&支払いのために15分〜30分ほど待つ

…というのが実態。

 

たしかに、総合病院で働いている医師/看護師の方々は、多くの患者が押し寄せる事実があり、その対応で大変だと思います。

しかし、受け付けの窓口にいる方々の様子を見ていると、

「ちょっとどうかな」…

と感じることもしばしば。

というのも、現在の総合病院では、ほとんどの医療事務はシステム化されいます。

このため、保険点数の計算、レセプト作成、処方箋の発行等の医療事務はほぼ自動化されています。

なので、人手を介する業務は、ほぼ残っていません。

であるにもかかわらず、各窓口で順番を待っている患者さんの行列の多さ/長さ、あるいは医療事務担当の方の動きを見ていると、どうもそれとは違う部分にボトルネック/課題が残っているような印象を受けます。

 

というのも、私は元々がプログラマ/システムエンジニア。

この手の ”上手くいっていない業務” が大好物…というか飯のタネでした。

このため、すぐに、

・この業務が滞留している要因は何か?
・それを解決するための業務改善策の案はあるか?
・それをシステム化するための課題は何か?
・業務自動化プログラムに処理速度の問題はないか?
 →アルゴリズムに改善すべき課題はないか?

…などと考えてしまいます。

 

「何にそんなに時間がかかっているんだろう」…

そんなことを呟いていると、妻から一言。

「あなたって、本当に待つことが嫌いなのね」

 

いや、そんな訳ではないですよ。

今は、病院の業務改善について考えていただけです。

私だって、待つときは待ちますから…

 

支払いが終わり病院の駐車場を出たのは、すでにお昼を過ぎて12時半。

そのため、妻と二人で外でお昼を食べることにしました。

そのお昼を食べながら、”過去に待ったことのある時間の長さ比べ”が、妻との間で勃発。

 

私は20代前半に ”ある人” を8時間待った経験があり、その話をして妻との待ち時間比べは私の圧勝。

 

「待てる男」

(持てる…じゃないところが悲しい)

それを妻に証明して、ちょっと満足した今日の私でした。

 

 

追伸:

「あなたも、実は待てるんじゃない」…

妻は驚いたように言います。

 

「えー、当然だよ。知らなかった?」

「ところで、それって誰を待ってたの?」

「えーっと、誰だったかな」…

 

世の中には、言わない方が良いこともあったりします。

ここは、忘れたことにしておきます…

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