今日は、12月31日(火)。
昨日 30日(月)は、我が家の恒例となっている餅つきの日。
その前日となる29日(日)から餅つきに向け、納屋で設営準備を行うはずでした。
2023年は、餅つき前日の設営準備として、納屋でつぎのようなセッティングを行っています。
(「怒涛の一日…」)
ところが…
我が家の餅つきでは、大きな寸胴鍋にお湯を沸かし、その上に蒸篭を積んでもち米を蒸します。
その大きな寸胴鍋でたっぷりの湯を沸かすために、火力の強いバーナーとして灯油バーナーを使っています。
ある程度セッティングを終えた時点で、その灯油バーナーの点火テストを実施。
「ポンピング→トーチで予熱→点火」と少々複雑にはなりますが、コツさえ掴めばさして難しくはない手順で点火作業を行います。
しかし、その手慣れた作業/操作を行っても、メインで使うバーナー(大)の点火が、まったく上手く行きません。
小一時間ほど「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤を繰り返した結果、なんとか火を付けることができました。
しかし、火力が非常に弱いく、しかも不完全燃焼の状態。
灯油バーナーは、正常な完全燃焼の状態であれば青い炎が勢い良く吹き出します。
しかしこのときは、オレンジ色の火がユラユラと揺れるだけで、火力を大きくしても大量の煤が出るだけ。
よく見ると、バーナーの先端までガス(霧化した灯油)を運んでくるパイプがあるのですが、そのパイプの途中に穴が空いてガスが漏れ、そこからも火が出ているようです。
「えー、これはもう使えない」…
灯油バーナーをバラし、穴が空いた箇所を修理して、再度組み立て、明日に間に合わせる…
そんなことも考えましたが、そもそも構造がよく分かっていない灯油バーナーを、”バラして、修理する” ことは、私の技術/知識では、ちょっとできません。
「さて、どうする」
餅つき自体をやめることも頭に浮かびました…
が、自宅のIHコンロでお湯を沸かすことにして、”餅つきは行う” ことを決断。
せっかく納屋にセッティングした機材ですが、何もしないうちに撤収して元の状態に…
設営準備/撤収作業では、邪魔になる玄米4袋=120kgを乗せた鉄製の台(その台も20kg以上ある…)を、何度も何度も、繰り返し引きずって動かす必要がありました。
実はこのとき、腰に「ピリッ」をいう痛みが…
それ以降、今日になっても腰に痛みが走り、足の後ろ側にもピリピリした感じの痺れが残っています。
ちょっと無理をしてしまいました…
そして、翌日の朝。
自宅のキッチン&リビングを餅つきバージョンに変更。
朝9時にお湯を沸かし始め、ようやく餅つきの開始となりました。
(上はiPhoneで撮影した写真ですが、フォーカスが言うことを聞かず、全体的にピンボケな写真となってしまいました。すみません…)
トラブルへの対応として、餅つきの場所を納屋から自宅のキッチン/リビングに変更したため、これまでは、
・火力の強い灯油バーナーを使い
・大きな寸胴鍋で大量をお湯を沸かす
ことで、もち米を上手に蒸すことができていましたが、この前提が変わりました。
自宅キッチンのIHコンロは、卓上タイプとは違い200V仕様と、まあ強力なもの。
しかし、灯油バーナーと比べると火力(電力?)はやっぱり非力。
精一杯頑張っても、小型の寸胴鍋のお湯しか沸かすことしかできません。
”お湯を沸かしてもち米を蒸す” という重要な作業の勝手が変わってしまったために、例年通りの ”スムーズな作業” とはいかず、全体的に作業進捗はやや遅れがち。
しかし、妻と子供たちの協力を受け家族総出で作業を行なったおかげで、午後3時には8臼(お米にして14升)の餅つきを無事終えることができました。
今年の餅つきは、灯油バーナーに ”火が付かない” という大トラブル/非常事態が発生。
しかし考えてみれば、前日の点検でそれが分かったことが不幸中の幸い。
被害を最小限に抑え、上手くトラブルを回避できたと思います。
”火が付かない” といえば…
今年 2024年は、私のトレーニングに対するモチベーションにも ”火が付かない” 年になっていたように思います。
ヒルクライムレース、ロングライド、チームでのツーリング。
それらの機会が激減する、あるいは無くなってしまったことから、トレーニングする意味を見失ってしまいました。
しかし考えてみると、私の原点はロードバイクに乗ること ”そのもの” を楽しむこと。
そして、ヒルクライムレースに参加して、自分が納得できる成績を収めること。
来年 2025年は、その原点に帰ってみたいと思います。
そうすることで、私のトレーニングに対するモチベーションにも、あらためて ”火を付け” てみたい…
そう思います。