体力の限界…

今日は、7月15日(月)。

月曜日ですが、「海の日」の祝日でお休みです。

 

昨日 14日(日)は、むぎーさん、私、そして高校生のときからの友人がもう一人(友人Mとします)の3人で白山登山に向かいました。

 

友人Mはむぎーさん、私と同様オートバイ乗りだった奴。

むぎーさんや私のように、ワインディングをガンガン走るタイプではありませんでしたが、ツーリングには何度も一緒に行っていました。

 

「〜白山登山をした…」とは書かず、「〜向かった…」と書いたのには、以下の理由がありました。

 

朝5時過ぎ。

小雨が降る中、別当出合をスタートして登山開始。

 

この先に吊り橋がありますが、そこを渡ると登り開始。

先頭をむぎーさん、2番目を友人M、最後尾を私、という隊列で登っていきます。

 

白山を登ったことがある方ならご存知だと思いますが、このルートは「砂防新道」と呼ばれています。

ここは少し登ると、一方通行となっているやや急な区間があります。

私が後ろから友人Mを見ている感じでは、友人Mは、その急になる区間の前から、膝や足首がやや「グラグラ」している印象。

「うーん、ちょっと心配だなぁ」…

ということで、離れ始めた先頭のむぎーさんに、

「もう少しゆっくりペースで」

と声をかけますが、ちょっと声が届かなかったのか、むぎーさんはその後もどんどん離れて行きます。

 

実はむぎーさんもゆっくり登っているつもりだったそうです。

しかし友人Mは、むぎーさんの想像を超えて ”ゆっくり” だったんですよね。

 

 

そうこうしているうちに、一方通行のややキツイ区間に差し掛かりました。

その区間になると、友人Mはとうとう立ち止まってしまいました。

 

それを見て、私は、

「この状況だと、このまま登るのは危ない」

と判断。

すぐに、むぎーさんに電話で、

「一方通行区間が終わるところで下山する」

と連絡。

 

むぎーさんも、そこで待っていてくれるとのこと。

まだ、白山登山の最初の休憩場所である「中飯場」にも着いていませんでしたが、一方通行終了地点で3人揃って下山することにしました。

 

写真で示した、白山登山のスタート地点である別当出合に戻ってきたのは、6時40分。

白山登山…というよりも、”約1時間30分のトレッキング” でした。

 

登山が終わったら白峰の温泉に入ってさっぱりするつもりでしたが、この時間では、まだどこの温泉もやっていません。

いやー、ちょっと残念でした。

 

ただ、白山に登れなかった/温泉に入れなかったことは確かに残念ですが、無理をしてそのまま室堂(いや、甚之助小屋、その手前の中飯場でも…)まで登ってしまったとすると、下山の際に、友人Mはもっと状態が悪くなっていたのではないか…

もしかすると、足を踏み外しての転倒等で歩けなくなってしまう…

そんな状況が起こっていたかもしれません。

そう考えれば、早めに切り上げるのも

「それで良かった」

と思えます。

 

 

最近、登山者が遭難して亡くなるというニュースをよく耳にします。

数年前、友人Mはむぎーさんからの登山の誘いに乗って、登山用具を一式揃えました。

しかし、登山というスポーツ/趣味は、

「自分の体力が試され、一方間違えると命に関わることもある」

ことを認識しないといけません。

 

 

Mよ。

もう少し体力をつけるよう、日頃から運動した方がいいぞ。

どうだ、一緒にオートバイで走ったように、今度はロードバイクに乗って一緒にツーリングしてみるないか!?

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