今日は、4月3日(水)。
この4月から群馬県富岡市の企業に就職した長女。
彼女も社会人としての新生活を始めました。
しかし、ホームシックにかかっている状況からは、まだ抜け出せていない様子。
毎晩、LINE電話(ビデオ通話)がかかってきて、妻と1時間ほど話しているようです。
長女は、大学院を卒業するまでの24年間、家から出て生活したことはありません。
彼女にとっては、家族は身近に居て当たり前。
たとえ自分一人で部屋で一人で過ごしていたとしても、家の中には誰か居る…という安心があったのでしょう。
それを考えれば、
「あたりには知っている人が誰もいないし、話す相手もいない」…
そんな環境に寂しさを感じても、まあしょうがないでしょう。
ただ、私も長い期間一人ぐらしをしてきましたが、私自身はそんな風に感じたことはありませんでした。
「うーん、なんでかな」…
という訳で、ちょっと自分が一人暮らしを始めたときのことを振り返ってみました。
私は高校を卒業して富山県の大学に行きました。
このときから、私の一人暮らしはスタート。
ただし、その地域(富山市五福)には、学生向けアパート/下宿がたくさんあって、同じ高校を卒業した同学年の多くがそこに住んでいました。
なので、最初の一週間こそ、授業が終わったらまっすぐアパートに帰り一人で食事をして夜を過ごしていましたが、一ヶ月もすると、同じクラス/同窓生のアパート・下宿に遊びに行くことが多くなっていました。
休みの日も同学年の友人たちと過ごすことが多く、学生時代にはホームシックになったことはありませんでした。
その後、大学を卒業しての就職先は神奈川県横浜市の企業。
やはり親元を離れたところを選びました。
入社当初は半強制的に独身寮に入りましたが、半年も経たないタイミングでアパートに引っ越しており、その後も続く一人暮が始まりました。
ただ一人暮らしと言っても、社会人となってからは仕事が忙しく、アパートにはほとんど「寝に帰るだけ」。
休みの日も昼まで寝て、起きたら食べ物を買いにスーパーに行き、お昼から買ってきた食材をつまみにビールを飲んでいると、職場の同僚や後輩から、
「遊び行ってもいいか?」
との電話(固定電話ですよ)がかかってくる…
といった生活を送っていました。
そんな感じだったので、やはり私はホームシックというものには無縁だったように思います。
それに、高校生の頃から私は
「できれば実家を出て暮らしたい」
と思っていました。
「元々一人暮らしをしたいと思っていた」など、理由は色々あってひとつに絞ることはできませんが、その色々な理由があって、私がホームシックになることはなかったのだと思います。
長女が研修を受けている今の期間は、金沢/家で過ごしていた頃のことを思い出して、色々考えることがあるかもしれません。
しかし研修期間が終わり配属先に行って実際の仕事が始まってしまえば、 おそらく毎日が目まぐるしいことの連続。
そうなってしまえば、金沢のことを思い出している暇などなくなるんじゃないかな…
しかし、私の体験から言えば、研修期間が終わってからが、社会人生活の本番。
そこからが、本当の始まりです。
季節はすでに春。
日本中で桜の開花のニュースが流れ、ここ金沢の兼六園でも桜が咲いたようです。
長女も、社会人人生の本番を迎える準備期間として、この「春の季節」をうまく乗り切って過ごしてほしい…
そう思います。
さて、春つながりで…
有志の会で運営しているサツマイモ畑(「楽しい1日」)。
今年もサツマイモを育てるべく、あらかじめ畑を耕しておく必要があります。
畑を耕すためには耕運機…
ということで、それがちゃんと動くかどうかをチェックするために、とりあえず手持ちのミニ耕運機を引っ張り出しました。
まずエンジンをかけてみます。
すると、エンジンはスムーズにかかりましたが、ギアがうまく入りません。
とくに、耕運機の「ローターを回して前進」させる部分にギアを入れようとすると、非常に硬い感触があり、無理にギアをそこに入れると、
「ギッ、ギー」
と音が鳴ってしまいます。
「もしかして、耕運機のミッションが壊れたか!?」…
そういえば、ここ10年間、エンジンオイルはまったく交換して無かったなぁ…
耕運機には小さなガソリンエンジンが搭載されており、エンジンオイルがミッションオイルを兼ねています。
オイルが劣化して、ギアが焼けたのかもなぁ…
まず、オイルの状態をチェックしてみるべく、さっそくドレンボルトを外して内部のオイルを出してみます。
すると…
いやー、出てきますね、真っ黒なオイルが。
「これは一回交換しただけではダメだ…」
ということで、規定量の0.2L弱のオイルを足した後にエンジンをかけ、ある程度オイルをエンジン内で撹拌させてから、再度オイル交換をすることにしました。
さっき新しいオイルを入れたばかりなのですが、再びドレンボルトを外して出してみると、出てくるのは、やはり真っ黒なオイル。
そうやって2回のオイル交換をしましたが、ギアの症状が改善する気配はなし。
「これは私の手には負えない」
ということで、近くの農機具を修理してくれるお店に預けて状態のチェックをお願いしました。
お店の方に見ていただいたところ
「とりあえず見てみます。ただし、内部のミッション部分が破損してるときは、もう部品が無いので修理できません」
とのこと。
修理できないとなると、新たな耕運機を探さないといけません。
同じ程度の新しい耕運機は、おそらく30万円を超えるハズ…
「中古であれば20万円のものがある」…とのこと。
ただそのお店にはレンタルの耕運機があり、それだと1日1万円程度。
購入は諦めてレンタルにするのであれば、1年に4日は使うので、一年で考えると費用は4万円。
「5年使ってペイする計算。それなら中古を買った方がいいのかな…」
そんなことを考えながら、お店の方には「とにかく、修理する前提でチェックしてほしい」とお願いをしてきました。
それから2時間ほど経った頃に、修理をお願いしたお店から電話。
「内部は大丈夫でした。変速レバーにつながっているガイドのプレートが曲がっていたので、それを外して叩いてまっすぐにしたところ、ギアはスムーズに入るようになりました」
との報告がありました。
あー、助かりました。
変速部分の修理を行うついでに、
・ガソリンが漏れていたガソリンコック
・すり減ったローターの羽根
を、それぞれ新品に交換してもらう作もお願いしました。
耕運機の気になっていた箇所の修理もでき、サツマイモ畑も春を迎える準備も万端。
天気の良い日を選んで畑を耕す作業を行い、有志の会の活動も開始したいと思います。