家庭内パンデミック…

今日は、9月4日(月)。

一昨日の2日(土)に、長男が新型コロナに感染していることが分かり、エントリーしていた信州高山ヒルクライムはDNSとなりました(「信州高山 DNS…」)。

 

その長男ですが、土曜日までの体温は上がっても38.5℃。

喉の痛みと軽い咳はありますが、「ツラいけど体を起こすことはできる」…という状態でした。

しかし明けて日曜日の朝7時半の時点で、体温は39.5℃に上昇。

「ツラくて起きることもイヤ」…という状態に変わってしまい、急遽、新聞をチェックして当番医を受診することに。

 

ただ、受診はしてもらいましたが、実態は、ほぼ駐車場の車の中で待っているだけ。

まず、駐車場に着いたことを連絡すると、先生が車に来てくれるまで20分ほど待ちました。

先生からは「自分で検査キットで検査した結果が陽性なら、もうそれで確定です」と告げられました。

そして窓越しに長男の喉をチェックし、「喉は大したことはないです。5日分の解熱剤を出しますから、それを飲んで安静にしていてください」という診断結果を伝えられました。

それから、解熱剤が処方されるのを待ちます。

 

駐車場に着いて、診察を受け、処方された解熱剤を受け取り診察料を支払う。

この間にかかった時間は、約1時間。

その1時間の間にも、10分ほどの間隔で途切れることなく駐車場に車がやって来て、先生がその車に来て診察をして…という状況でした。

いやー、金沢は間違いなく新型コロナのパンデミックが発生していますね。

そして個人の開業医を含めて医療現場/発熱外来の対応は、きっとパンクしている…と感じました。

 

長男の薬を受け取り、受診した当番医から帰ってくると、今度は次女から「喉が痛くて、熱っぽい」との報告が…

 

「なにっ…」

 

すぐに体温をチェックすると「37.7℃」。

買い置きの検査キットで検査すると、クッキリ「陽性」。

 

「ありゃー」

 

ただ次女はそれほどツラくないようなので、当番医の受診には行かず、市販の解熱剤を飲んで自分の部屋で安静にしていることにしました。

 

 

長男に続いて、次女も感染していることが判明し、そして迎えた今日 月曜日の朝。

今度は妻が軽く咳をしています。

熱を測ると「37.0℃」。

 

 

「えーっ」

 

とりあえず医者に電話をしてみると…

 

「今の時点では、感染していても検査には出ないでしょう。とりあえず安静にして様子を見てください。もし熱が37.5℃を超えるようなら、あらためて連絡してください」…

 

念の為、妻も寝室で自主隔離することにしました。

 

 

妻が新型コロナに感染しているかどうかは、現時点では不明です。

しかし、金沢でのパンデミック同様、家庭内でパンデミックが起きても不思議はありません。

とりあえず、今週いっぱい、我が家は不要不急の外出を避けることにします。

 

 

とはいえ、私自身は極めて元気。

発熱、喉の痛み、咳等の症状はまったくありません。

私のような感染者の同居家族は、たとえ「まったくの無症状」であったとしても、安全なことを言えば、不要不急の外出は避けた方が良いことは間違いありません。

その判断に基づいて、私は今週一週間分、すべてのスケジュールをキャンセルしました。

 

ただ、ご迷惑をかけてしまった方も一人や二人ではありません。

それを考えると、「無症状なんだから、約束済みのスケジュールを優先しても良かったのかな」と思うことも無い訳じゃない…

それも正直なところです。

 

 

5類に格下げとなった現時点では、上記は「個人の判断」に委ねられており、それが尊重される…ということになっています。

ということは、「判断した結果の良し悪しによって、個人が非難されることは無い」という建前なのでしょう。

 

しかし、この建前通りになるかどうか、うーん、微妙ですよね。

コンプラを厳しく言われる昨今、「リスクヘッジ、危機管理の判断が甘い」と言われかねない…そう感じます。

 

このあたり、皆さんがどう思っているか、ちょっと聞いてみたいところです。

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