今日は、7月21日(金)。
この日から、金沢市内の高校は概ね夏休み。
かく言う私の長男(高校一年生)も、今日から夏休みに入りました。
その夏休みに入る二日前。
長男が通う高校では担任の先生と保護者の面談があり、妻が母親として面談に向かいました。
担任の先生からは長男に関し、
・配布したプリントを無くすことが多い
→ よく再度もらいにくる
・提出物を忘れることが多い
→ 注意すると何かの裏紙に書いて出す
・髪の長さについて生活指導を受けた
(髪を切った理由はこれだった…)
・夏休みでもアルバイトは禁止
→ ペナルティの対象となる
といった話があり、「お母様からも注意をお願いします」と言われた由。
妻は「あっ、そうですか。すみませんでした」と、お詫びをすることしきりだったそうな…
さて、件の長男。
「忘れ物/無くし物が多い」…
これは、「忘れないように/無くさないようにする」…という対策を考えても、あまり効果はないような気がします。
そのような対策も必要かもしれませんが、彼の場合は、「忘れる/無くす」ことにより、(自分以外の)誰かに迷惑がかかるということが理解できていないのかもしれない…
そう思ったりします。
ただそれを、「他の人に迷惑がかかるから、忘れない/無くさないようにしなさい」…と、私からお説教するだけでは、やはり効果はないでしょう。
たとえばビジネスでは、お客様や相手先との約束事あるいは重要な資料等を「忘れた/無くした」というミスがあったりすると、お客様や相手先に大きな迷惑/損失が発生する可能性があります。
そんな大きな出来事/失敗をすると、自分の身の置き所がないほど苦しい思いをすることになります。
そのような経験をして初めて、「自分自身を変えよう」と思う…
そんな気もします。
長男からは「夏休みにアルバイトをしたい」との申し出がありました。
ただ、冗談半分だとは思いますが、その趣旨は「楽にお小遣いを稼ぎたい」…ということのようです。
「アルバイト禁止」という先生からのお話もあって、父としては即座に却下。
その代わり、彼には「お父さん(私)の手伝いをするならアルバイト代を払っても良い」と宣言。
その手伝いの内容は、
・レンタカー(キャンピングカー)の清掃/洗車
・有志で運営しているサツマイモ畑の草刈り
・倉庫の掃除
・家族の自転車整備/洗車
・家族の車の清掃/洗車
…といったもの。
彼には、以下も伝えました。
・お互いに合意した時給を決める
・作業については「開始/終了の時間」を決める
・その作業時間に基づいてあるバイト代を支払う
「手抜きはダメ(時給の査定あり)」…とも伝えているので、楽ではありません。
暑い夏の炎天下で行う作業なので、マリリンモンローじゃないですが「お暑いのがお好き?」…という感じです。
それでも彼からは「やる!」との返答。
時給については「ある金額」で合意でき、この夏はアルバイト一名を確保しました。
長男の長い夏休み。
彼のアルバイトとして、色々な外仕事を一緒に行ってみます。
彼の外仕事に対する取り組み態度や様子から、彼の考え方/本音等を確認できればな…と思います。
ただしこちら側としても、作業の態度や結果がどんな風になっても、お説教はしない…という「覚悟」が必要です。
私にとっては、それが「修行」かもしれませんね…