昨日 11月23日(水)は国民の祝日「勤労感謝の日」。
Wikipediaによると…
勤労感謝の日は、
・「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨とする祝日で
・その由来は、日本で古くから行われてきた収穫物を神々に供えて感謝し、みずからも食する「新嘗祭」という祭事である
ということです。
私たちの地域には住吉神社がありますが、そこでも恒例の勤労感謝祭、かつての「新嘗祭」が開催されました。
私も地域の代表としてその祭事に参加しており、トレーニングはお休みしています。
さて、その勤労感謝祭。
以前なら、祭事が終われば神社の横にある会館に席を移し、神主さんも一緒に食事をする「直会(なおらい)」が行われました。
しかし新型コロナの流行後は、祭事が終わったらお弁当を受け取ってそのまま解散…という流れになっています。
今年はどうかな…と思っていると、「3年ぶりに直会を行う」との連絡がありました。
ということで、私は「直会が開催される」という前提で一日のスケジュール全体を考えることにします。
ところが…
祭事の開催時間にあわせ住吉神社に行き席に着いて待っていると、おもむろに氏子総代(お世話係の代表者)の方から、つぎのよう説明が…
「お送りした案内では『今年は直会を行う』とお伝えしましたが、新型コロナ第8波の懸念があり、残念ですが中止といたします。ご了承ください」…
えーっ
そうなんですか…
実は、祭事が終わってからの諸々をすべて妻に任せ、自分は直会で ”しっかり食事をする” 予定でした。
しかし、直会が中止となってしまっては、妻に任せっきりにもできません。
ということで、私も妻と一緒に諸々を行いました。
さて、その「諸々」とは…
私は、今年、満60歳。
勤労感謝祭では厄払いの祭事も行われます。
実は、昨日の住吉神社の祭事で、私の60歳…つまり「還暦の厄払い」を行なってもらいました。
厄払いを受けるときは、お酒や鏡餅をお供えしてお祓いをしていただき、それらをおさがりとして受け取ります。
おさがりの鏡餅については、
・固くなる前に切り分けて
・それを親戚に配る
ことになります。
これを、すべて妻に任せて、私は直会へ…という「甘い考え」をしていましたが、それが撃沈。
結局、私と妻で親戚を回ることになりました。
「直会が無くて、ちょっとかわいそう」…
そう思ってくれたんですかね。
妻はいただいたお弁当と切り分けた鏡餅のお雑煮で、お昼ご飯を作ってくれましたが、その際にビールを出してくれました。
おっ、ありがとー!
直会はありませんでしたが、その代わりに真昼間から家飲みで「ビール&ウィスキー(シングル)1杯」を頂く幸せ。
お昼を食べてからは、妻の運転で親戚周りをし、家に帰ってきたのは午後5時前。
妻も疲れて、晩御飯を作る元気がありません。
それを見越して帰りの途中で惣菜を買い、少々早いですが夕食を開始。
もう、そこからは家族でのパーティ。
ビールあり、ワインあり、ウィスキーあり…と、楽しい時間を過ごしました。
生まれてから60年が経ち、暦がグルッと一周回った「還暦」。
人生の新しいステージに向かうには良い機会です。
この先、どんなことがあるか分かりませんが、何事にも謙虚に、初心に戻って励みたいと思います。
追伸
飲み疲れて先に眠っていると、夜の10時過ぎに、妻が私を起こしてくれました。
「ワールドカップの日本対ドイツ戦、見るんじゃないの?」
「おー、そうだった!」
すぐに寝室のテレビをつけ観戦開始。
結果は皆さんご存知の通り、「2対1」で日本の逆転勝利!
リビングに行くと、長女と長男もテレビで観戦中。
私を含めた3人は、大はしゃぎでハイタッチ。
(ただし、妻は迷惑顔…)
あらためてビールで祝杯をあげ、床につきました。
ブラボー!
がんばれ日本!