筋肉が違う?…

今日は、7月21日(日)。

昨日 20日(土)はローラーではなく、ウォーキングを行いました。

 

「さあ、ローラーをやろう!」

と思って納屋に入ったら、その直前に、納屋の中に停めているレジアスエースに乗ったこともあり、折からの高温に加え、車のエンジンの熱も加わって納屋の中は暑さでムンムン。

 

「ダメだ、こりゃ」…

外の方が涼しく感じたこともあり、ローラーを止めてウォーキングに変更。

5.2kmを1時間ほどかけて歩いてみました。

 

ウォーキングをスタートして間もなく、御園小学校近くの歩道に車が飛び込んでおり、歩道にある電信柱が車と衝突した衝撃で「バキッ」と折れている現場に遭遇。

すでにミニパト、NTTの高所作業車が到着しており、現場にドライバーはいませんでした。

 

「あー、さっき鳴っていたサイレンはこれだったのか」…

 

最近、テレビのニュースで、保育園や小学校の登下校の子どもたちの列に車が飛び込む…という報道をよく見るような気がします。

そんなニュースを見るだけで、痛ましい気持ちになります。

 

「なぜそんなことになるんだ?」

理由/原因は様々なのでしょうが、そうならないよう、車を運転する際にはあらためて気をつけたいと思います。

 

 

実は、妻も一緒にウォーキングしていたことがありました(「散歩での発見…」)。

しかし、その後妻はウォーキングを中断。

それに合わせて私もウォーキングの機会が減り、運動といえばほとんどがロードバイクに乗ることだけになっています。

 

ところで、ウォーキングとロードバイクでは ”使う筋肉が違う” のでしょうか。

最近はちょっと歩いただけでも、腿(もも)の前&外側、その皮膚の近く(筋膜…って呼ぶんですかね…)に、

「ちょっと痺れたような感じ」

が出て、腿の筋肉がしっかりせずにグラグラする感覚がします。

”ストレッチ” で、ハムストリング&脹脛(ふくらはぎ)を伸ばしたり、あるいは ”膝を回したり屈伸をする” などして腿にも刺激を与えれば、”痺れたような感じ” は軽くなるのですが、ちょっと気になります。

 

ローラーを含めてロードバイクに乗るだけではなく、この夏はウォーキングやランも取り入れたトレーニングメニューを考えてみたいと思います。

 

 

 

さて、「筋肉の違い」つながりで…

 

よく知られていることとして、筋肉には「速筋」と「遅筋」の2種類があり、それぞれ、

・速筋 瞬発力/パワーが必要な無酸素運動に向いている
・遅筋 持久力が必要な有酸素運動に向いている

という特徴があります。

 

小学生の頃、私は持久系の運動があまり得意ではなく(嫌いなだけ?)、逆に反復横跳びなどの敏捷性が求められる運動が得意でした。

また、ちょっと食べ過ぎるとすぐに体重が増えてしまう体質で、小学校から「肥満児」として認定されたこともあります。

そのことから考えると、その当時の私の体は「速筋優位」だったのだろうと思います。

 

亡くなった私の父と母の体型はというと…

父は、ガッチリした体型。

力も強く、上半身や腕、足も筋肉質でした。

母はポッチャリしていましたが、母の父(私からすると祖父)はガッチリ型で筋肉質でした。

それから考えると、やはり私は「速筋優位」の体質を受け継いでいるのだと思います。

 

 

「速筋優位」の私でしたが、小学生高学年でサッカーのクラブに入って以降、

「持久力をつける」

という美名のもと、苦手な ”延々と走るトレーニング” を行うことになります。

 

この ”延々と走るトレーニング” を行ったおかげで、確かに持久力/スタミナはつきました。

しかしこれがトラウマとなってしまったようで、レースで競い合う場合は別にして、今でも私は、

「ただ走るだけ…という運動が嫌い/やりたくない」

と思うようになってしまいました。 

 

持久力が向上したとはいえ、体型がマラソンランナーのような ”痩せ型” になることはありませんでした。

また、筋トレをすると、その部分の筋肉が「太く硬くなる」という体の変化も、現れ易かったように思います。

そんな自分の「速筋優位」な体の特徴から考えると、今行っている持久系のトレーニングは、本来は、自分自身の体に逆行していることになるんでしょうね。

 

とはいえこの10年ほどの期間は、マウンテンバイクやロードバイクでの持久系のトレーニングしか行ってきていません。

ということは、私の筋肉の組成が変化して、現在の体は「遅筋優位」に変わった…なんてことはあるんでしょうか?

 

…いやー、そんなことはないですね。

今でも、食べ過ぎ/飲み過ぎればそれがすぐに体重に現れます。

遅筋優位の人の特徴である、「食べても太りにくい体質」にはなっていません。

 

さて、「速筋優位」の私に対して、長男はというと…

彼は、身長は私と同じか少し高いですが、ハッキリ言ってヒョロガリ。

体型もガッチリタイプではありません。

 

妻は、今は痩せていますが、高校生の頃はポッチャリでした。

妻の父(お義父さん)は、背が高くて痩せ型。

つまり長男は、私ではなく、妻側の体質を受け継いでいるようです。

このため長男は、筋トレを行って腕胸板を厚くしたい…と思っているそうな。

 

彼はこの夏、勉強ではなく、自分の肉体改造を行うべく、

「筋トレを頑張る!」

と宣言していました…

 

あー、そういえば彼は去年のクリスマスのこと。

彼はサンタさんに、筋トレグッズをお願いしていましたね(「サンタのなれの果て…」)。

 

 

この夏。

長男と私は、お互いに肉体改造を目標にして、それぞれのトレーニングを頑張ることにしてみましょう。

 

さて、どちらが先に音をあげるのか…

そこも楽しみです。

不快指数…

今日は、7月20日(土)。

昨日 19日(金)はテンポ走のローラーを30分でした。

 

いい感じでテンポ走を走っていたのですが、30分経過の少し前に、急に頭が「クラッ」とする感覚が襲いました。

それに引き続いて、目の前が一瞬暗くなる感じが…

まあ、たいしたことはないとは思いましたが、大事をとってこの日はそこでクールダウンとしました。

 

ローラーを行っているとき、納屋の中は33℃。

「キビシ〜ッ」…

というほどの気温ではありません。

これまでに、気温が35℃を超える中を走ったこともありますが、なぜか33℃の納屋の方が ”暑い/辛い” 印象がありました。

 

私が子供の頃、気象庁は予想最高気温だけではなく、

「不快指数」

という指標も提示していたような記憶があります。

 

これは、気温だけではなく、湿度も考慮した

「蒸し暑さを表す指数」

です。

気象庁は、その日が

「どのくらい蒸し暑くて過ごしにくいか」

を予想してくれていたのでしょうね。

 

昨日の納屋の中は、屋外に比べて湿度が高かったのかも。

そのため ”不快指数” が高くなり、蒸し暑くて不快に感じて、しまった…ということなのかもしれません。

 

最近では、この不快指数に変わって

「WBGT(暑さ指数)」

という指標を使うことが多いようです。

これは「蒸し暑さ」ではなく、「熱中症になるリスク」を示すのもで、熱中症を予防することに使われているようです。

不快指数とは異なるものですが、不快指数/WBGTのいずれも、気温と湿度が関係しています。

 

 

梅雨明けは、もう少し先でしょうか。

皆さん、体調には気をつけてトレーニングを行いましょう。

 

 

さて、梅雨の時期は湿度が高く、なかなか洗濯物が乾きません。

そうなると、気になるのが、洗濯物の「生乾き臭」。

生乾き臭のするトレーニングウェア/服を着ないといけない…

これも、私にとっては ”不快指数爆上がり” となる大きな要因です。

 

私は、ほぼ毎日ローラーに乗って汗だくになっていることがあり、これまた、ほぼ毎日トレーニング用のウェアを洗濯しています。

(あっ、もとい。妻に洗濯してもらっています…)

毎日使うことが多いことから、トレーニング用のウェアは4セット準備してあり、それを日替わりで使っています。

 

以前は、トレーニングで使ったウェア類は、その他の洗濯物と一緒に洗濯カゴに入れるだけでした。

翌朝、妻は洗濯機を回しますが、洗濯カゴに入っているトレーニングウェアは、まあ自動的にその他の洗濯物と一緒に洗濯されます。

 

とりあえずは、それでちゃんと洗濯はされるのですが、しかしそれだと、ウェアに染み込んだ汗が落ち切らない…という状況になってしまいました。

毎回洗っていてはいるのですが、段々と汗臭さが残るようになってきていました。

 

「あー、これはダメだ」

ということで、私は、まずはトレーニングで使ったウェア類を、自分がシャワーを浴びる/お風呂に入る際に、バケツにつけ置き洗いをしておくことにしました。

妻には、洗濯カゴの洗濯物に加えて、バケツのつけ置き洗いをしてあるトレーニングウェアを洗濯機に入れて、洗濯機を回してもらうようにお願いをしました。

この効果はバツグンで、つけ置き洗いをするようになってからは、汗臭さはいっさい無くなりました。

 

これはこれで良かったのですが、つけ置き洗いでは取りきれないのが、繊維に染み込んだ”雑菌”。

そして、その雑菌が繁殖してしまうと発生するのが、洗濯物の「生乾き臭」。

 

梅雨のジメジメあるいは冬など、洗濯物が乾きにくい日々がくると、洗濯物から

「生乾き臭」

を感じることがあります。

 

この雑菌は、洗剤では取り切ることができず、水分が残ったままの状況が続くと、洗濯物の繊維に残っている皮脂汚れを餌として増殖し、臭いを発してきてしまう…

ということのようです。

 

洗ってあるし、乾いているから生乾き臭なんて気にしなければいい…

とも思うのですが、これがまたイヤな臭い。

我が家の洗濯物では、

・私のトレーニングウェア類
・私のTシャツ
・家族皆んなが使うフェイスタオル/バスタオル

が、”生乾き臭” の発生源となっていることが多いです。

 

なんとかならないか…

ということで、色々調べていましたが、雑菌を取り除くには、文字通り”除菌”する必要があるとのこと。

 

「煮沸消毒する」

ことも、本当に一つの方法らしいです。

 

しかし、化学繊維を使っているハズですから、普通はそんなことはできません。

ということで、今使っている洗剤を無駄にせずに対応できるものとして、生乾き臭が発生することを予防する方法として、効果が高そうなものを発見。

それは ”除菌剤”。

見つけたその除菌剤は、柔軟剤と一緒に”すすぎ” の際に使うもので、宣伝文句では、

「除菌率 99.9%」

だそうな。

いやー、良さげです。

これを使うことで、ぜひ、生乾き臭を撃退したいと思います。

 

…が、唯一の心配は、妻が使う気になるかどうか。

妻は、ちょっと”気にしい”なところがあり、

「えっ、除菌剤って、危なくないの?」

「柔軟剤と一緒に入れていいの?」

なんて思ってしまうと、せっかくのいい物でも使ってくれなくなってしまいそうです。

うーん、どう説明するか、それが問題です。

この悩みも、私の「不快指数」を上げてしまいそう…

 

 

梅雨明けまではもう少し。

皆さん、「体調」にはもちろん、「生乾き臭」にも気をつけて過ごすことにしましょう!

正義と真実…

今日は、7月18日(木)。

昨日 17日(水)はテンポ走のローラーを40分行いました。

 

実は、テンポ走を開始した時点では、

「今日は60分やる」…

と考えていました。

 

しかし、このところ私は少々バテ気味。

このため走り出してすぐに、

「やっぱり40分で止めておこう」…

と方針変更。

結果、40分でクールダウンとなりました。

 

「お前の心には、正義と真実ってもんが無いのか!」

…そうお叱りを受けそうです。

が、しかし、自分に正直なことも、これまた大切。

下手に言い訳をするよりも、素直に、正直にダメな自分を表現することも、ときには必要だ…

そう思います。

 

そんな私の気持ちを理解してくれたのか、ガーミン先生が示すトレーニングステータスも「リカバリー」。

 

それに甘える訳ではないですが、この日は、バテた体(心?)を休めることで良しとしました。

 

ただし、ローラー後、シャワーを浴びてさっぱりしたら ”シュワシュワ”…っとしたくなることですが、そんな甘えは許しません。

バテた体にアルコールは厳禁。

しばらくはアルコール抜きで回復促進を図り、トレーニングについても、今日/明日にもテンポ走60分の完遂を目指したいと思います。

 

 

さて、「正義と真実」つながりで…

 

以前の投稿で、法令の適用/判断に関する認識の違いがあり、その件で富山市に出張したことをお伝えしました(「輪行 事始め…その2」)。

上記について、相手方に「あなた方の判断が間違っていないか、再度検討/審査することを申請する」という手続きを取りました。

 

審査/再検討の具体的手続きですが、

(1)まず相手側が、現時点での法令適用/判断に至ったことの説明/弁明書面を提出し、

(2)それに対してこちら側が、反論を行うための文書/資料を提出して、

(3)双方の主張が出揃ったところであらためて検討/審査し

(4)実際に現場等も確認した上で、

(5)最終的な結論を出す…

というものでした。

 

審査の申請は受理されましたが、一向に相手側の説明/弁明を述べた書類が届きません。

「どうなってるんだ」…

とイライラする日々を過ごしていた先日、審査の依頼先から封書が届きました。

しかも、配達証明付き…

 

配達証明については、ちょっと気になりましたが、とりあえず、

「やっと(1)の内容を見ることができるのか」

と思って、封書を開いて中身を見ます。

 

すると、なんと…

「審査の申請を却下する」

との回答書が入っているではありませんか。

「えっ、途中をすべてすっ飛ばして、いきなり却下?」

 

まず、いきなり却下することが疑問ですし、記載されている却下の理由も曖昧模糊としており、よく分かりません…

 

その点を相手側に電話で抗議すると、

「法律の専門家に相談してみてください。それでも却下という結論に異論があれば、訴訟を起こしてください」

とのこと。

まあ、門前払いです。

 

うーん。

相手側の姿勢に

「正義と真実」

があるか…

そこに疑念あり。

 

しかし、これはどうしたもんでしょう。

自分の正しさを信じて、訴訟という手段を用いて相手と戦うべきか。

それとも、大人になって(そんなことに労力をかけるのは無駄だと考えて…)自分に余分な出費が発生するのを我慢し、鉾を納めるべきか。

 

うーん…

しばらくの間、私自身で考えてみたいと思います。

越前海岸ライドの計画…

今日は、7月17日(水)。

昨日 16日(火)は、ゆっくりローラーを40分行いました。

 

本当は、ウォームアップを10分行ったらテンポ走をやろうと思っていましたが、この日はなぜか

「ちからが出ない〜(アンパンマンみたい)」

…ということで、ゆっくりペースのローラーに変更。

 

しかし走っているうちに、段々とペースが上がってきて、ウォームアップを終えて10分経過時点では、ケイデンスは70rpm〜80rpm。

「まあ、今日は自由なローラー、ペースは気にせず」…

と思い、そのまま気持ちよく20分を経過した時点でクールダウン、都合40分のローラーとなりました。

 

この日は、本当は先端大のプチ・ヒルクライムに行きたいと思っていました。

しかし、夕方まで富山市へ出張した件の課題に関し、対応策等を検討する必要があり、あまり時間がありませんでした。

なので、結局実走は諦めてローラーとなっているのですが、モヤモヤしたことが心に引っかかっていたためか、最初はトレーニングそのものも、やる気が出ませんでした。

 

 

最初はやる気の出なかったローラーでしたが、汗をかいたお陰か最後はスッキリできたました。

汗をかくことは、体調だけではなくメンタルにも良い効果があることを、あらためて実感することができました。

 

 

さて、昨日の投稿で、金沢から東尋坊を越えて、敦賀まで越前海岸をライドする企画について述べました(「越前海岸ドライブ…」)。

帰りは北陸新幹線の輪行で帰ってくることにするので、自転車で走るのは片道のみ。

 

昨日のお昼休みに、さっそくそのルートを作ってみました。

 

Googleマップによると、

走行距離 151.6km
獲得標高 1,046m

距離はまあまあですが、その割に獲得標高は少なめ。

 

この企画。

できれば7月中に行いたい…

そう思っています。

 

暑い夏の日差しの中、越前海岸の景色を見ながら、まずはライドを楽しむ。

ライド後は敦賀でひと風呂浴び、帰路は涼しい北陸新幹線でシュワシュワを楽しむ…

これです。

 

さあ、張り切ってスケジュールの調整をやりますかね!

ピーキング…

今日は、7月12日(金)。

昨日 11日(木)は夕方から親戚のお通夜があり、トレーニングはお休みしました。

 

亡くなったのは母方の親戚(また従姉妹?)で、御歳94歳でした。

母は5年前(2019年)に81歳で亡くなっていますが、実は昨日お通夜があった方とは同じ名前。

親戚に同じ名前の人がいるって、なかなか珍しいと思います。

 

同じ名前の人が親戚にいる場合、周囲の人はどうやって区別するか…

私が子供の頃に、お盆や正月に母の実家に遊びに行ったときのこと。

母の父や兄弟・姉妹から、母は名前を「呼び捨て」にして呼ばれていました。

これに対し ”また従姉妹” の方は、名前の後に「〜ちゃん」をつけて呼ばれており、そこが区別のポイントでした。

二人は子供の頃からの仲良しだったそうで、名前が同じことも含め、お互いに「何か特別な絆」を感じていた…ということも聞いたことがあります。

(スピリチュアルな話になるので詳細は述べませんが、ちょっと不思議なこともあったそうな…)

そんなことから、私もその方には子供の頃から良くしていただきました。

亡くなられた方には、心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

トレーニングをお休みしてしまったため、ちょっと気になるのがガーミン先生からの叱咤激励。

さて、それはどうなっているかというと…

 

なんと「ピーキング」。

「理想的なレースコンディション」だそうな。

(これまで、こんなのは見たことがないかも…)

 

今週末の日曜日は、むぎーさん、もう一人の友人、そして私の3人で、ライドではなく「白山登山」に行く予定です。

今日あたりインターバルを行い、そして明日の土曜日を休養日にあてれば、「白山登山に向けた調整」としてはベストかもしれません。

ちょっと考えてみようと思います。

 

 

 

さて、「ピーク」つながりで…

 

現在、私は61歳。

これまで生きてきた中で、自転車以外にも、オートバイ、ギターなどに興味を持ち、これらについてはかなり夢中になってきました。

 

その中でギターについて言うと、興味を感じて実際にギターを弾き出したのは、小学校低学年の頃。

父がギターを持っており、そのギターは茶の間の押し入れの隅にしまってありました。

父は、時々そのギターを取り出して弾いていましたが、私も父の真似をして弾いているうちにギターが好きになりました。

まあ、「あるある」ですね。

 

その父が演奏していた(楽譜を持っていた)のは、もっぱら古賀メロディや演歌。

一方その頃、私の3歳年上の姉もギター/音楽に興味を持ち始め、彼女もちょっとギターを弾くようになりました。

しかし彼女は古賀メロディや演歌にはあまり興味はなく、日本のアイドルが歌う歌謡曲を聞くことが多くなっていったように思います。

そんな中で、彼女が中学生のころ(私が小学生高学年のころ…)になると、彼女が聞く曲に、日本の歌だけではなく、たまに洋楽が入ってくるようになりました。

そんな洋楽の中で、私が衝撃を受けたものが2つありました。

さて、それは…

 

まずは、ミッシェル・ポレナレフの「忘れじのグローリア」。

このシングルを聴いて、私はちょっとビックリしました。

まずは、歌詞が英語じゃなくてフランス語だったこと。

そして、それまで聞いたことのある日本の歌とはまったく違う曲調にも驚きました。

 

そして、ビートルズ。

ビートルズは1970年に解散しているため、姉もリアルタイムでは、ギリギリ小学校低学年の頃にテレビ/ラジオで聴いた程度だったはず。

しかし彼女は、なぜかLP2枚組の「ザ・ビートルズ」のアルバム2セット(赤版、青版)を持っていました。

彼女は、そのLPのレコードを私に貸してはくれませんでしたが、隠してある場所からこっそり持ち出しては、私も聴いていました(多分バレてましたけど…)。

 

私はビートルズのリアルタイム世代ではありませんが、赤版/青版のビートルズの曲を聴いて、

「すごくカッコいい!」

と思ったことを覚えています。

そして日本のグループサウンズは、

「ビートルズを真似していたんだな」…

ということも知りました。

 

姉は、ベイシティローラーズ(ちょっとチャラいですよね…)、そしてキッスなどにも興味を持っていたようで、日本のアイドル、そしてビートルズの赤版/青版の他にも、それらのシングル/LPも持っていたと思います。

 

姉が高校生になった頃でしたかね。

我が家のステレオは座敷に鎮座していたため、彼女はお気に入りの曲/レコードをカセットテープにダビング。

(ダビングは彼女が自分で行うことは少なく、私がやさられていたことが多かったような気もします…)

そして普段は、カセットラジオを使って自分の部屋で曲を聴いていました。

 

彼女が通っていた高校はまあまあの進学校でした。

進学校ではありますが部活動も盛んで、バスケットボール部に入っていた彼女は、夕食の直前にならないと学校から帰ってこないことがほとんど。

夕食を食べ、お風呂に入り、夜遅くなってから勉強に取り掛かることが多かったようです。

その際に彼女は、ダビングした ”お気に入りの曲” をかけて聴いていました。

ただ、夜だけではなく、朝っぱらから「クリスティーン・シックスティーン」が、まあまあの音量で聞こえてくる…

そんなこともしばしば。

姉の隣の部屋には祖母が寝ていましたが、ちょっとびっくりしたでしょうね。

 

 

私はと言えば、中学生になって自分のアコースティックギターを購入し、かぐや姫、風、南こうせつ、長渕剛…と、ロックではなくフォークソングへまっしぐらとなりました。

 

そんな私ですが、やはりビートルズは大好き。

結婚して子供が産まれてからになりますが、かつて姉が持っていた赤版/青版が「CD版として復活」していることを知り、それを購入して時々聞いていました。

そんな中、最近になってふとネットをググっていると、2023年のリミックス版として「新たな赤版/青版」がリリースされていることを発見。

どうやら、その昔に

・アナログ録音されている音源
・楽器とボーカルをそれぞれ別々にステレオ録音した音源

から、AI技術を駆使することで、”ボーカル/楽器の音を可能な限り独立して抽出” し、それを現代のステレオ音源として再編成したもののようです。

 

「おー、これは買うしかない!」

ということで、ポチッとな…

 

届いた2023年版CDをさっそく聞いてみました。

 

以前のアナログLP、あるいは旧版のCDとは、何が違っているのか…

その詳細については、さまざまな方がYoutube等でレポートしてくれていますので、興味がある方は、それらのレポートをご覧ください。

 

私がお気に入りなのは、

「サッカリン 洋楽 Rock 解説 弾いてみたチャンネル」

というチャンネルのレポートです。

→「【赤版 青版 2023MIX】全36曲 旧MIXとの比較解説【何がどう変わったのか!?】」

 

このチャンネルは、ビートルズに関する様々なことを解説してくれています。

またビートルズだけではなく、クイーン、ビリージョエル、オアシス、レッドホットチリペッパーズなどについても解説してくれています。

 

アップされている動画の中で、私は

・「【完全妄想】 ジョン・レノン幻の来日 セットリストガチ予想【ライブ擬似体験】」

や、バンド毎に提示されている

・「真・裏ベスト」

のシリーズが大好きです。

 

この方はジョン・レノンが大好きなようで、そのレノン愛が動画からビシバシ伝わってきます。

それらの動画を、とても楽しみに見ています。

 

2023年リミックスの赤版/青版ですが、細かいことは置いておいて、

「素晴らしい!」

の一言。

CDが届いて以来、事務所に居るときはそれを聴きながら仕事/作業をしている日々となっています。

 

小学校の頃に初めて聴いたビートルズ。

それ以来、私のビートルズ愛は「今がピーク」

…というお話でした。