モチベーションの源泉…

今日は、6月17日(月)。

先週の15日(土)から16日(日)にかけて、私は妻、それに加えて私のいとこ夫婦も一緒に、群馬/長野方面への温泉一泊旅行に行っていました。

 

いとこは、「私の、母の姉妹(妹)の、息子さん」です。

その奥さんと一緒に行く、4人での温泉旅行でした。

 

 

元々は草津温泉で一泊したいと思っていたのですが、この時期の草津温泉は大人気だったようで、一ヶ月前の段階でリーズナブルな価格の宿・ホテルはすでに満室の状況。

このため、急遽宿泊先を伊香保温泉に切り替えて予定を組みました。

 

旅行の行程としては、まずは旧軽井沢。

オシャレな「旧軽井沢銀座」のお店を街ブラし、ついでにランチをしてから伊香保温泉に向かい一泊。

翌日は伊香保の石段街で軽く運動をしてから、榛名山/榛名湖を観光して草津温泉に向かい、人気スポットである湯畑近辺を散策してランチを頂きます。

ランチ後は志賀草津道路(国道292号線)で国道の最高地点(2,152m)&白根山の絶景を堪能するドライブを行い、あとは金沢に帰る…

そんな予定で企画しました。

 

いとこ夫婦の許可をもらっていないので写真は載せられませんが、ほぼ予定通りに行動できて、なかなか楽しい旅行となりました。

妻はもちろん、いとこ夫婦にも楽しんでもらえたようで、私としても、旅行を企画した甲斐がありました。

 

 

今回一緒に旅行に行った方以外にも、私のいとこたちは、その妻/夫を含めておおむね50歳オーバー。

私や私の姉のように、すでに還暦を過ぎている人もいます。

このため、自分たちの子供は、そのほとんどが社会人になっており、(「孫の子守がある」というケースもありますが…)ある程度時間的な余裕があります。

中には「煩わしい」と感じる人もいるかもしれませんが、「いとこ会」として行う、任意参加の温泉旅行も良いかもしれません。

なんだか、楽しそうなので、ちょっと考えてみようと思います。

 

この手の「親しい友人」、あるいは「一族郎党」で行く旅行では、どこに行くか…という企画から、宿泊する宿や観光地での昼食の予約、参加者に配布するパンフレット作成、そして車(キャンピングカーやマイクロバスもアリ)の運転まで、そのほとんどを私一人で行います。

参加する人からは、毎回「手間をかけさせて悪かったなぁ」、「大変だったわね」、「助かるわ〜」という声をかけてもらいます。

しかし私は、車の運転を含めそれらすべてを楽しんでやっているので、まったく苦痛を感じません。

 

「それなら、プロのドライバーとして働いたら良いんじゃない」

と言われたりすることもあったりします。

ただ、それらを仕事として行うとなると、果たして「楽しい」と感じるのか…

そこはちょっとわかりませんね。

 

 

 

さて、先日投稿したブログで、「60歳を過ぎてトレーニングがだんだんと億劫になってきた」ことを書きました(「輪行 事始め…その3」)。

その中で、「やる気/モチベーション」を活性化する工夫として、目標を達成したときの「ご褒美/報酬」ついても述べました。

上記に関して、むぎーさんからこんなLINEが届きました。

 

 

年を取ると、確かにトレーニングの再開は億劫になる。

でも、すべての人がそうなる訳ではなく、数パーセントの人はそれまで通り続けられている。

自分はそういう人たちのようになりたいと思っている。

→私は「心を鍛えたい」と思っている。

 

 

うーん

さすが、チームじゅげむのメンバーから「仙人」と讃えられているむぎーさん。

言うことが違います。

 

 

またむぎーさんは、私のことも分析もしてくれていて、分析結果をこんな風に伝えてくれました。

 

しゅういちは、「自分自身が強くなるため/能力を向上させるため」にトレーニングをしている。

そして、ご褒美などを用意して、トレーニングへのモチベーションを維持している。

→私としゅういちでは、目指しているところが違っているのだと思う。

 

 

なるほど。

言うことが深いです…

 

 

自分のこととなると、なかなか分からないもの。

でも、せっかくむぎーさんが分析してくれたのですから、今回は、それをヒントにして、自分のことについてもちょっと考えてみました。

 

 

そうですねぇ、「私自身のこと」に限定すると…

 

「ご褒美や報酬がない」

という状況で、苦しいことに立ち向かうことは、ハッキリ言ってちょっと難しいです。

「これまでの人生」と言うと大袈裟ですが、経験/行動してきた内容で考えてみると…

 

普通の人が「面倒くさい、苦しい」と感じることに、私自身が取り組むとしましょう。

その際に、「取り組むこと」について、私自身が

・世の中はそうあるべきだ
・それが理想だ

あるいは、

・周囲の人が楽しんでくれそうだ
・自分自身が本当に楽しい

と感じているときは、それらを「面倒くさい」と思ったり「苦しい」と感じることなく、真剣に、そして集中して取り組むことができています。

 

しかしそれが、

・誰かの思惑/意向を受けた「作業」だ
・自分としてはやりたくない/楽しくない

と感じた場合は、自分にとっての「ご褒美/報酬」が見出せないと、その「作業」をやる気にならない…

そんな傾向が、確かにあります。

 

これ、中学/高校の生徒だった頃、あるいは大学の学生だった頃の「勉強/実験」でも、まったくその通りでした。

数学や物理の問題や課題を解くことが楽しくて、すぐに答えを求めるのではなくずっと自分で考え続けることが、ぜんぜん苦痛ではなかった。

これに対して、英語や世界史などは、テストの点数や成績を上げるという「ご褒美/報酬」を求めて、本当は「やりたくない/楽しくない」と感じている「単語・熟語、イベントの年号・年表の暗記」という作業に努力する…

すでにそんな違いが生まれていました。

 

 

私は「トレーニングは楽しくないし、やりたくない」と思っているんですね。

今回のことで、私自身、これをハッキリと認識しました。

 

 

とはいえ、ある程度トレーニングをしないと、「そもそもレースやツーリング/ライドに行っても楽しめない」という現実があります。

なので、レースやツーリング/ライドを楽しめるようになることを「ご褒美/報酬」と思って、嫌がる自分を奮い立たせてトレーニングに向かう…

それが私の本心/現実なのでした。

 

 

むぎーさん。

今回分析してもらったことで、”ストン” と腑に落ちた感じがしました。

分析してくれて、ありがとうございました。

 

 

追伸

それにしても、むぎーさんの

「心を鍛えたい」

というセリフ。

普通の人では、ちょっと言えないかも。

 

自分自身に厳しくストイックに、何かを求めている…

そんな人がいたとしましょう。

私自身の印象としては、なんとなく、なんとなくですよ、その人が

「つまらない人」

と感じてしまう…

正直言って、そんな印象があったりします。

 

しかし、むぎーさんはそうではない。

 

あらためて、あなたの懐の広さと言うか、なんと言うか…

なんと言っていいか、ちょっと分かりませんが、あなたの ”特殊性” に私は脱帽します。

輪行 事始め…その3

今日は、6月15日(土)。

昨日 14日(金)は夕方から来客があり、トレーニングはお休みしました。

 

こんな感じでトレーニングを休む日が続くと、だんだんとトレーニングが億劫になってきます。

50代のころはそんなことはなかったんですが、60代になると、やはり何事も億劫になってきてしまうんでしょうか。

 

「いや、そんなことはない」

…と、私の高校のときからの友人(同級生)であるむぎーさんからは叱られそうです。

ただ、私が行っている掃除、洗車、整理整頓など、ちょっと「面倒くさい、大変だ」と感じてしまう行動の頻度/精度は、60歳を超えるとともに落ちてきた…というのが現実です。

それを「やる気/モチベーション」で補うのかもしれませんが、だとすると、その「やる気/モチベーション」が落ちてきているんですかね。

 

先日、とある組織の会議に出席してきましたが、その組織の活性化や専門性を向上させる施策として、

「組織を再編する」

ということが議論されていました。

しかし私は、組織を再編しても、それだけで、活性度や専門性が上がるわけではないと思ったので、

「やる気/モチベーションを上げる工夫も必要だ」

との意見を述べました。

また、その方策として、

「各人の成果に対する報酬のあり方を、見直す/工夫することも必要ではないか」

とも述べてきました。

 

私ごときが偉そうに言ってしまいましたが、これ、私自身にも当てはまりますね。

トレーニングを行うことについて考えてみると、たとえば…

・具体的な数値目標を決めて
・それを達成した際などに、
・私がほしい物の中から、一つを選び
・それをご褒美/報酬として準備しておく

ようなことが考えられます。

これだと、60歳を超えていたとしても、煩悩/物欲にまみれた私ですから、俄然やる気が出てくるような気がします。

 

よし、現在「76kg」を超えている体重を、まずは「65kg」を目標に落としてみますか。

そして、それを達成したときのご褒美ですが…

以前考えていた、ピナレロの神様に履かせる「ボーラ WTO 60」にしますか(「2022年の初夢…」)。

 

 

億劫になってしまった自分を奮い立たせ、「やる気/モチベーション」を上げてトレーニングに励みたいと思います。

 

 

さて、「輪行 事始め」を話題として、ここ数日、ブログを投稿してきました。

そして、輪行で行うライドのイメージもだんだんと膨らんできました。

 

「よし、今年は輪行でのライドを行ってみよう!」

ということで、とうとう輪行袋をポチってしまいました。

 

そして届いたものがこれです↓

 

R250の縦型軽量輪行袋とエンド金具のセットです。

 

輪行袋には、そもそも縦型・横型があり、それだけでも、どちらを選んで良いのか分かりませんでした。

しかも、タイヤを入れるために中に仕切りがあるもの/そうでないもの等、さまざまなバリエーションがあり、ますます訳が分からなくなってしまいました。

 

ちょっと路頭に迷う状態だったのですが、そこで私が参考にしたのが、自称?「輪行マイスター」岩田康裕さんの動画。

輪行マイスターの彼が使っているのは、縦型で内部が仕切られていない巾着袋タイプの「R250」。

非常に手際よくロードバイクを輪行袋に収める手順が動画にまとめられていて、とても参考になりました。

 

そして、その岩田康裕さんが動画で使っている/説明している通りに、

「輪行袋、フレームカバー、スプロケカバー、エンド金具」

がセットで販売されている ”R250” を見つけたので、それをポチってしまいました。

 

 

これで、いつでも輪行でのライドができます。

岩田康裕さんの動画を参考に、ロードバイクを輪行袋に片付ける手順を事前に確認したうえで、輪行デビューをしたいと思います。

 

私が把握している範囲で言うと、すでに輪行袋を持っているのは、むぎーさんとkenshinさん(もしかするとkit1002さんも持っているのかな?)。

 

皆さん、私の輪行デビューも近いです。

その際は、ぜひお仲間にお加えください!

輪行 事始め…その2

今日は、6月14日(金)。

昨日は夕方前までお隣の富山県富山市に出張していたので、トレーニングはお休みしました。

 

出張の用件をここで詳しく述べることはできませんが、それは少々厄介な内容。

出張から帰って事務所で少々片付けものをしてから自宅に帰りましたが、トレーニングをする気になりません。

それに加えて

「一杯飲みたい」

気分になってしまい、シャワーの後でちょっと飲んでしまいました…

 

出張の用件ですが、以下のような感じです。

 

とある事実に対する判断結果が、「法令が正く適用され判断されているか」に関し、相手側との認識の相違がありました。

昨日の出張では、認識の相違について、”お互いの法令解釈/理屈を説明し合う(相手側の言い分を理解し合う?)” という会議を行っています。

 

会議自体は比較的なごやかに進みましたが、それはいわゆる「交渉」というものではありません。

交渉であれば、双方の立場に基づくメリット/デメリットを提示し合い、その上で、お互いにメリットが極大に(できればデメリットが極小に…)なる妥協点(落とし所)を見つけます。

そして、それをお互いが実現することで、双方ともに問題を解決することができます。

 

しかし今回は、「法令の判断/解釈」に関する内容です。

少々キツく聞こえるかもしれませんが、「どちらが正しいか」を争うことになります。

もし、その法令に「個別事例ごとの具体的判断」まで述べられていないときは、「どちらの判断が、普遍的な判断として世間一般から理解してもらえるかを争う」…そんな感じになります。

ただ、昨日の会議で話し合ったからといってすぐに結論が出るというものではなく、今後も何度かやり取りをしないといけないようで、非常に面倒くさいです。

それでも良い結果を得ようと思えば、まあ、覚悟を決めてやるしかない…ですね。

 

 

厄介で面倒くさいことになってしまいましたが、まあ、頑張ってみようと思います。

 

 

さて、そんな昨日。

スマホで「輪行」に関する記事などをググっていると、こんな情報を見つけました。

 

2024年4月27日〜11月30日の期間、北陸三県(富山県、石川県、福井県)で合計205箇所のスポットを巡る「デジタルスタンプラリー」が行われるそうです(すでに行われている…)。

石川県は能登半島地震の影響で奥能登の準備ができず、スポットは45箇所となっていますが、富山県と福井県については、それぞれ80箇所のスポットが準備されているようです。

ちなみに、すべてのスポットを回ってフルマークのスタンプを集めることができれば、抽選で3名の方に、

・各県から「¥20,000-」ずつ
・合計「¥60,000-」

…相当の商品がプレゼントされるそうな!

 

「おーっ!」

これは参加しない手はない…

ということで、さっそくイベントで使うアプリをダウンロードして、イベントに参加手続きを行いました。

 

ちなみに、石川県のスポットをアプリで地図上に表示すると、こんな感じです。

 

まずは和倉温泉駅まで輪行で行って、そこからスポットを巡りながら南下して、加賀の山中温泉でゴール。

ゴールしたら山中温泉の総湯に入り、その後は輪行で金沢に帰る…

走行距離は120kmほどかな…

 

うーん、

なかなか良いんじゃないでしょうか。

 

富山県と福井県についてはまだまったく考えていませんが、それぞれ延べ二日かかるとすると…、合計で四日

石川県の一日を加えて、都合五日間ほどあれば北陸三県の全スポットを巡って、すべてのスタンプを集めることができそうです。

 

輪行の「事始め」として、輪行袋、ポチってみますかね…

輪行 事始め…

今日は、6月13日(木)。

昨日 12日(水)は、やはり短めのローラーでした。

 

当初は、200wオーバーを目処に20分のテンポ走(もどき…)を行うつもりでしたが、10分を経過したところで少々苦しくなってしまいました。

このため、急遽、内容を以下に変更。

・テンポ走として10分走ったら
・1分のレスト走を入れ
・その後テンポ走を再開する

というもの。

変更後の方針に従って、1分のレスト走を入れてからテンポ走を再開しました…

が、テンポ走を再開して2分も経たないうちに苦しくなってきてしまい、その時点でクールダウンとしています。

 

実は一昨日の夕方、出席した会合が終わった後に食事会があり、そこで少々飲み過ぎてしまいました。

このため、昨日は二日酔い状態。

体調が悪いと、やはりトレーニングは上手くいきません…

というか、そもそも飲み過ぎてはダメですよね。

最近体重も増えてきており、生活態度/習慣を見直す必要がありそうです。

ちょっと考え直してみたいと思います。 

 

 

さて、「しまなみ街道」遠征で、久々に遠征ライドの楽しさを味わってきました(「遠征ライドの楽しさ…」、「遠征ライドの楽しさ…その2」、「遠征ライドの楽しさ…その3」)。

今回は、”トランポ” での遠征でしたが、もちろん電車やバスを利用した ”輪行” でも遠征を楽しむことができます。

 

トランポと比較した場合、輪行の一番の魅力は、

「スタート&ゴールの地点を別々にすることができる」

ことだと、私は思います。

 

チームじゅげむでの「しまなみ街道」遠征ライドはトランポで行いましたが、スタート&ゴールは「尾道・今治」と別々の場所にしました。

これは、best岡田さんが、トランポしてきた車のドライバー役を買って出てくれたからです。

私たちの場合のように、別途、車のドライバー役を買って出てくれる方がいるのであれば、トランポでもスタート&ゴールを別々にすることはできます。

しかし、それは中々難しいのが現実…ですよね。

 

 

ただ、いきなり宿泊用の荷物も携行して輪行するのは、輪行未経験の私にするとちょっとハードルが高いような気もします。

なので、

「まずは近場で輪行を味わってみる」…

ということを考えてみました。

 

以前であれば能登の特急バスが「兼六園下/金沢駅〜珠洲/輪島」を往復で走っていました。

なので、この特急バス(観光バス)での輪行で、能登を走ることができました。

また、「金沢〜七尾/和倉温泉」は七尾線の鉄道があり、ここも輪行で利用することができます。

 

しかし元旦に発生した能登半島地震の影響で、特急バスの一部区間(輪島方面、能登町/珠洲方面)は運休になっています。

また、輪島〜珠洲、珠洲〜穴水の区間等はまだまだ通行止めとなっている道路があり、また、倒れたままの家屋/崩れたままの崖の箇所も多く存在しています。

このため安全性の観点から、自転車/ロードバイクでそれらの道路を走ることは推奨されていません。

リスクを承知でその道路を走ったとしても、震災に遭われた方々がご苦労されている脇をロードバイクで走るのは、「それが能登の復興につながる」とは思っていても、やはり気が引けます。

道路事情はもちろんですが、現時点で能登をロードバイクで走ることはできない…

そう考えています。

 

 

まずは、福井/富山あたりで、「片道ライド、片道輪行」での遠征を考えてみたいと思います。

たとえば…

 

北陸新幹線が延伸して新たに開業した新駅「敦賀駅」。

朝一番にライドで敦賀まで行き、ライド後はお風呂に入ってから北陸新幹線/IR石川鉄道で金沢駅(野々市駅)まで帰ってくる。

または逆に、北陸新幹線で敦賀駅まで行き、ここから金沢に向けてライドで帰ってくる。

 

金沢〜敦賀間は、距離としては150kmほどのライド。

なかなか良さげです。

 

ちょっと考えてみますかね…

遠征ライドの楽しさ…その3

今日は、6月12日(水)。

昨日 11日(火)は夕方から会合があったので、超ショートバージョンのローラーとしました。

 

ウォームアップを行ってから、230wオーバーを目処に5分のテンポ走(もどき…)を実施。

それが終わったらすぐにクールダウンとしており、都合25分のみのローラーでした。

 

それでも、

「何もしないよりはマシ」…

と考えておきます。

 

さて、チームじゅげむでの「しまなみ街道」遠征ライドについてです。

本日の投稿では、2日目となる8日(土)の「ライドのゴール後」から、3日目となる9日(日)の「金沢に帰ってくるトランポ(復路)」がどんな様子だったのかをお伝えします。

 

8日の午後3時半ごろに今治港に到着し、私たちの「しまなみ街道」ライドは無事に終わりました。

先に今治港に着いて私たちのゴールを待ってくれていたbest岡田さん。

レジアスエースにロードバイクを載せて、すぐに本日の宿であるホテルに向かいます。 

 

このホテル。

宿泊費は、前日に尾道で泊まったホテルと同じなのですが、グレードは数段上の感じ。

部屋は綺麗で広く、洗面やトイレも清潔感にあふれています。

 

ただし、トイレとは別になってはいますが、浴室にバスタブはなくシャワーのみ。

その代わり最上階に大浴場があり、チェックインを済ませた私たちは大浴場に直行しました。

 

私が大浴場に行くと、なんと一番乗り。

最初の10分ほどの時間は、私だけで大浴場を独り占め。

お湯につかってから体を洗っていると、best岡田さんが二番手として登場。

その後、kenshinさん、アイランドさんと、次々にチームじゅげむの面々がやってきます。

アイランドさんは大浴場に併設されているサウナも楽しんだようで、大満足の様子でした。

 

汗を流してさっぱりした私たちは、さっそく今治の街に繰り出して行きます。

昨日の夜と同様、まずはアイランドさんの調べてくれた地ビールのお店「今治街中麦酒」に直行。

そこで、またまたアイランドさんおすすめの地ビール2杯を頂いて、乾いた喉を潤します。

 

このお店には、やはり自転車で「しまなみ街道」を走ってきたという女性2人組がいました。

彼女たちは一泊二日で、のんびりしまなみ街道を堪能してきたそうです。

「ガンガン走るのもいいけど、ゆっくり観光しながらのライドも良いもんだな〜」

彼女たちの様子を見ていて、そんな風に感じました。

 

 

喉をしっかり潤したら、つぎに向かうのは食事処。

この夜、今治で私たちが向かったのは…

昨日の尾道での ”ゲリピー” に懲りていた私たちは、

「とりあえず、火が入っているものを食べよう」

ということで意見が一致。

そこでチョイスしたのは「焼き鳥」の専門店。

 

このお店。

クセ強の大将が有名。

このお店の前に、私たちが入った地ビールのお店の方からも、

「私は行ったことはありませんが、クセの強い大将がいるって有名ですね」

とのコメントをいただきました。

 

行ったことはないけど大将についてコメントできるって、どんだけ有名なんだ…

そう思いながら、ちょっと覚悟してお店に入りました。

 

 

お店に入ると、にこやかに出迎えてくれる女将さん。

小上がりに案内された私たちは、すぐに飲み物を注文。

best岡田さんは芋焼酎、アイランドさんはチュウーハイ、kenshinさんと私はハイボール。

飲み物が運ばれてきたら、さっそく女将さんが注文をとります。

 

この女将さん、なんとも愛想が良くて注文をさばく手際も良い。

「皮焼き4人前、それからピーマン。あっ、これは肉詰めね。3人前を焼いて4つのお皿に分けてあげるからね」

そんな感じでどんどん注文を受け、私たちもどんどん食べ/飲み進めます。

こうして今治の夜は更けていきました。

 

「大将のクセが強い」と覚悟して入ったお店でしたが、この時点では肩透かしを食らった感じ…

と思っていたら、大将の怒鳴り声が聞こえてくるじゃないですか。

「えっ…」

と思って、カウンターの向こうで一人焼き場に立っている大将を見てみると、お店のフロアー担当の方に怒鳴っている模様。

怒鳴られている方も大将の親族の方のようで、それほど気にしていない様子。

女将さんも怒鳴り声をまったく気にせず、にこやかに私たちのテーブルに食べ物/飲み物を運んでくれています。

どうやらこのお店は、親族一同/一族郎党でやっているお店のようで、大将の「わがまま」を暖かく見守っている…そんな感じでした。

 

ただ、私たちのようなおじさん4人組だとそれほど気になりませんが、カップル/デートでこのお店に来るときは、ある程度の覚悟が必要かもしれません。

まあそれも、何回もデートを重ねたようなカップルなら大丈夫かな…

 

 

ひとしきり食べて飲んだ私たち。

この日はライドの疲れがあったのか、お店を出てホテルに戻ったらバタンキュー。

そのまま朝まで目が覚めませんでした。

 

そして、翌日 9日(日)。

朝6時、外は雨。

7時の朝食まで時間がありましたが、テレビのニュースなどを見ながらのんびり過ごしました。

 

朝食を食べて、8時にホテルをチェックアウト。

チェックアウトをしたら、もう今日は金沢に帰るだけ。

とは言っても、来た道をそのまま帰るのも面白くありません。

往路は本州の山陽道を走りましたが、復路は四国を横断して淡路島に向かい、明石海峡大橋で本州に戻るルートを選択しました。

 

雨に降られた淡路島。

 

そして、大橋の手前にあるSAエリアで食べた豚カツ定食(写真を撮り忘れましたが…)。

そこから舞鶴若狭道 → 北陸道と走り繋いで、南条SAでの休憩。

 

そうやって、夜8時少し前に自宅に帰り着きました。

シャワーを浴びてから、のんびり夕食。

 

明石海峡大橋手前のSAで購入したお土産の「さきいか天」をつまみに、まずはビール(もどき)で乾杯。

それから、妻が作ってくれたサラダなどを食べながらハイボールへと飲み進め、この日はそれで終了となりました。

 

これで、「しまなみ街道」遠征ライドの報告は完了です。

泊まりがけの遠征ライドは「非日常感」をたっぷり味わうことができ、とても満足できました。

今後も、年に一回程度はチームじゅげむでの遠征ライドを企画して、「非日常感」を味わう機会を設けたいと思います。

 

 

追伸

 

今回の遠征でトランポした距離は、best岡田さんに運転していただいた「しまなみ街道」の約90kmを入れて、およそ「1,260km」。

そして、平均の燃費は12.6km/L。

なかなかの数値です。

 

片道500kmを超える遠征となると、二泊三日の予定を組む必要があります。

しかも、実際にライドできるのは ”真ん中の日” のみとなり、前後のそれぞれ一日は移動オンリーとなります。

 

移動オンリーの日が二日もあるとなると、それぞれ何か楽しめる要素が必要です。

今回は、往路は「三方五湖」、復路は「淡路島/明石海峡大橋」を入れてみました。

 

観光ではなくても、たとえば復路は、

「撮影した動画を ”撮って出し” で見ながら帰る」

なんてのも面白いかもしれません。

 

あー、でも、そのためにはGopro(のバッテリー…)をなんとかしないといけないです(「遠征ライドの楽しさ…その2」)。

ちょっと考えてみますか…