富士ヒル延期を検討…(喜ぶ人ばかりではない)

4月27日付けでMt.富士ヒルクライム大会実行委員会事務局からリリースが発表されました。それによると…

『6月7日の開催は中止し、9月中旬〜下旬に延期開催を検討中。ただし決定事項ではない』

えー、そんなんアリ?!
だって、新型コロナの感染拡大対策にめどがついて、9月に大きなイベントが開催できる状況になっているかどうか…それが、そもそも現時点では確約できませんよ。
(私個人の意見ですが、今年中は「大規模なイベントが開催できる程度に事態が収束する」とは思えません…)

それに、「6月を延期して、9月に開催」…って言いますけど、9月には、すでに日本のどこかで別のヒルクライムレースがある(開催が予定されている)に決まってます。
6月は富士ヒルにエントリーしているが、9月は別のヒルクライムに参加するつもりだった…そんな人たちにとってみると、仕事やプライベートも含め、今年前半のスケジュールが想定外の事態で混乱している中で、さらに考えないといけないことが増えます。

私のケースで言えば、9月の赤城山ヒルクライムレースのエントリーがまもなく開始されますが、当初予定通り赤城山にエントリーすべきか、それとも赤城山は諦めて、まだ決定していない富士ヒルに賭けるべきか、仕事のスケジュール調整も含めて、その検討/選択を迫られることになります。
これはこれで、困った事態です。

延期の検討はしているが決定ではない…そもそも、その程度の内容であれば、発表するタイミングをもっと早くできなかったんですかね。
そんなつもりはなくても、主催者と利害関係者との折衝や根回しのために時間が使われてしまい、結果として一般のエントリー者(ロードバイク乗り)への配慮が後回しになってしまう…そんな富士ヒルの大会実行員会のやり方、ちょっと不審感アリです。

今週のトーレーニング

昨日の投稿で書いた通り、今週のトレーニングは、テンポ走60分を行う際のケイデンスを数回転上げることで、心拍数を上げたいと思います。
これは、心拍数ゾーン4/ゾーン5(無酸素性能力/無酸素性持久力)の運動を行うことを目的としてのことです。

ケイデンスは数回転上げている

ところが、心拍数ゾーンを見てみると、ゾーン5は全体の1%しかないようです。

心拍数ゾーン5がほとんどない…

想定しているよりも、負荷が軽かったようです。
しかし、これ以上負荷を重くすると右膝に負担がかかり過ぎ、痛みが出てしまいそうでちょっと怖い感じがします。
テーピングとクリートを調整した上でトレーニングを行なっているおかげで、最近は調子がよく痛みはないのですが、実力以上に負荷をかけてしまい、それが原因で膝が痛むのは避けたい…というのが正直なところです。

今週は、このトレーニング内容で様子を見たいと思います。

連休もローラー

大型連休に入りましたが、世間では不要・不急の外出を自粛する「ステイ・ホーム」モードです。

私は、ボッチでのライドを計画していました。
行き先としては、福井県境(国道157号線で白峰→谷峠)か、または白山ホワイトロード手前(国道157-360号線で一里野温泉→中宮温泉)を予定していたのですが、なんと、再び家族からのお小言…
なので、いつも通りローラーです。

連休もローラーのみ…

ケイデンス90でテンポ走60分にも、少し慣れてきました(心拍数のゾーン5がなくなってきました)。
来週からは、ケイデンスを93程度にしてみたいと思います。

でも、とりあえずボッチでいいから、家族の白い目がない状況で外を走りたいなぁ…

持久力の向上(少しずつ…)

今週のローラー(テンポ走)では、先週よりもケイデンスを数回転上げて行なっています。パワーにして10W程度は上がっています。

先週よりもケイデンスで数回転多い → パワーは10W程度上がっている

先週は、このケイデンスでは40分でギブアップでしたが、今週は60分走ることができています。ただし、疲労の度合いは先週よりも高く、やはり少し負荷としては高い気がします。

数回転…というのは、私のせっかちな性格からするとまどろっこしいのですが、年齢的なこともあって一気に負荷を高くしてしまうと、回復に時間がかかってしまう/ケガをしやすい…という現実があり、トレーニングとしては逆効果になりそうです。

少しずつ負荷を高めていく方法でトレーニングを重ね、持久力の向上を目指す…無限の糸を手繰っているような感じでイライラしそうですが、我慢して続けていきたいと思います。

教えてアスリート…

今朝、N○K おはよう日本の中でやっている「教えてアスリート」というコーナーに、卓球女子の元オリンピック日本代表である「平野 早矢香(ひらの さやか)」さんが出演していました。

視聴者からの質問にアスリートが答えるというコーナーなのですが、今日は、「新型コロナの影響で外出もできず、卓球部の活動、トレーニングのモチベーションの維持が難しい」という中学生からの質問/相談内容でした。それに対する平野さんの回答内容を聞いた私は、思わず感動して目頭が熱くなってしまいました…

 

私は、2012年のロンドンオリンピックの際は、選手選考会にあたる大会で他の選手に負け、シングルスでは日本代表になれなかった。しかし団体戦では代表に選ばれた。

実はこのとき、私もモチベーションを維持するのが、とっても難しかった。しかし、今、自分が置かれている状況/環境の中で精一杯できることをやる、「ピンチはチャンス」と自分に言い聞かせていた。

あなたも、昨日、あるいは一週間前より成長している自分を感じることができる。大げさなことでなくても、ペットボトルを使った筋トレなど、ちょっとしたことでもいいから、それを続ける。そのことで自分の成長を感じることができるようになる。そんなことを大切にしてモチベーションにしてほしい。

 

いやー、やっぱり本物のアスリートはすごいです。

どんなにすごいアスリートでも辛い苦しいときがある。でも、それでも努力を積み重ねているからこそ強い。当たり前なんですけど、そんなことを今更ながら思い知って、朝から感動してしまいました。

この感動を自分に結びつけて、トレーニングに励みたい!

 

2020.4.22 追記

昨日は書き漏らしてしまいましたが、2012年ロンドンオリンピックにおける女子卓球の日本代表枠は2人しかなく、そこに福原愛さん、石川佳純さん、そして平野早矢香さんの3人での戦いが繰り広げられ、結局シングルスでは福原さん、石川さんが勝ち、負けた平野さんが落選する結果になりました。しかし、ライバルとして争った3人が今度は団体戦で日本代表の「チーム」として戦うことになります。

このときの団体女子は、決勝でこそ中国に負けましたが、準決勝でシンガポールに勝ち、見事、日本初のメダル(銀メダル)を手にします。この準決勝の団体戦を私はテレビで見ていました。シングルスで福原さん、石川さんが勝ち、そしてつぎに石川さんと平野さんのペアが勝って、卓球女子として日本で初めてのメダルを確定させた瞬間、私はテレビの前で「うぉー!」と叫んでいたことを覚えています(録画だったかもしれませんが、あまりの感激に声が出てしまう…)。

おはよう日本を見ながら、そのときのことを思い出し、「あー、福原さん、石川さんだけじゃない。平野さんは、すごい人なんだな」と思ったら、なんかウルウルしてしまったんです。年をとると涙腺が緩むって言いますけど、これ、本当です…