神仏よりも…

今日は、10月2日(水)。

9月が終わって昨日からは10月、2024年も残すところ3ヶ月となりました。

 

今年 2024年の石川県は、まずは元旦の能登半島地震で始まりました(「地震が発生…」)。

ようやく、ある程度の道路復旧ができた…と思ったら、今度は大雨による災害が発生し、再び通行止め箇所が多数発生しました。

 

2024年も残るところ3ヶ月。

この3ヶ月で、どの程度、復旧/復興が進むでしょうか。

 

元旦に発生した能登半島地震。

その後、なかなか復旧/復興が進まない…というもどかしい思いもありましたが、なんとか道路/トンネル等の仮復旧が進み、9月にはのと里山海道が、対面通行部分はあるものの全面通行可となりました。

輪島や七尾/和倉での宿泊施設が確保できないことから、

「開催できないだろう」…

と諦めていたツール・ド・のとでしたが、実行委員の方々のご尽力により1日コースのみの短縮版として開催され、私も参加しました(「第36回 ツール・ド・のと400 1日コース完走!」)。

 

能登観光の中心地 和倉温泉でも、11月から大型旅館の一つである ”のと楽” さんが一般客を相手にした営業を再開する(10月は、本格営業の準備を兼ね、規模を絞って営業をする)というニュースが流れました。

「いやー、ようやくそのときが来たか。これで能登復興に向けて弾みがつくかな」…

と期待して、そのニュースを見ました。

 

しかしその矢先、今度は大雨による輪島/珠洲/能登町の災害が発生。

地震の後、ようやく仮設住宅に入った被災者の方々を含め、再び避難所に身を寄せざるを得ない状況となっています。

また、溢れた川に家を流され、それにより亡くなられた方々も多数いらっしゃいます。

せっかく仮復旧した道路/トンネル等も土砂崩れ等により再び通行止めになっている箇所が多数発生しており、正直言って

「能登の復旧は、また遠のいた」…

という印象を感じています。

 

 

地震、そして大雨。

その二度の災害に遭われた方のインタビューが、テレビのニュースで流れました。

その中で、インタビューを受けた被災者の方は、以下のようなことを言われていました。

 

地震の後、自宅を直し、ようやく生活も立て直して、さあこれからと思っていた。

そこにこの大雨の被害(床上浸水)。

「この世には、神も仏も無いのか」

そう思って、心が折れそうだ…

 

そうですよね。

その方と同じように、私にも連続して今回の被害が発生したら、やっぱり心が折れてしまうかもしれません。

 

ただ、それでも生活を立て直して、日々の暮らしを続けていかなくてはいけない。

そうだとすると、そのときの心の支えは…

やっぱり ”家族” ですかね、私の場合は。

 

妻や子供たちのためなら、8割ほど、いや9割ほど折れてしまった心でも、なんとか希望を繋いで生きていけるかも…

そんなことを想像しました。

 

 

私は宗教を否定しませんし、信教の自由は当然だと思っています。

また、神さまの存在も否定はしません。

ただ、私の場合は、神さまや仏さまの教えよりも、家族との絆の方が現実世界での心の苦しさを救って癒してくれる存在である…そんな気がします。

 

私を救って癒してくれる家族が居てくれることに感謝…ですね。

 

 

追伸

私の心の支えである家族から、

「あなた/お父さんは、要らない」…

と拒絶されたら、さてどうなるか?

 

うーん…

そのときも、やっぱり

「神も仏も無いのか」

と思うでしょうね。

 

そしてそのときは、神仏の反対側に行って、私は闇堕ちするかもしれません…

リハーサルはバッチリ…

今日は、9月29日(日)。

一昨日 27日(金)は、LSDのローラーを60分行いました。

 

ケイデンス 60〜65rpm、出力パワー130〜150w。

行っているのは上記を目処としたLSDです。

30分程度であれば、これをどんな姿勢/ペダリングで行っても、まあ大した問題は起きません。

しかしこれを40分、50分、60分行うとなると、私の場合は、きちんとした姿勢/ペダリングで行わないと、体のあちこちに不具合が発生してきます。

たとえば、

・右膝(ひざ)の外側が痛くなる
・右足首が痛くなる
・アキレス腱が痛くなる
・股関節が痛くなる

などなどです。

また、久々にローラーを行うときなどは(自分自身はそう思っている訳ではありませんが…)

「ペダルを踏む」

という意識が強くなり過ぎるのか、

「脹脛(ふくらはぎ)や太腿の筋肉が疲れてくるのが早い」

と感じたりします。

 

一昨日を含めたここしばらくのローラーでは、久々にローラーに乗っているにもかかわらず、そのあたりの不具合は起きていません。

まあ、それらが起きないように、最初から自分で意識して気をつけているので、それらが起きなくて当然…なのかもしれませんけど。

ただ、すぐにトレーニングをサボりたがる現在の私の状況を考えると、負荷が軽いLSDであっても、

「痛くない/不具合の起きないローラー」

を積み重ねていくことが大切であるような気もします。

 

先のブログにも書いたような気がしますが、今は自分の能力向上を意識したやや高負荷のトレーニングよりも、継続することが苦痛にならないメニューをチョイスすることにしておきます。

 

私は今年62歳になりましたが、まだまだ自分を高齢者だとは思っていません。

しかし、やがて訪れる老化によるさまざまな身体と心の不具合。

それらを予防あるいは対処するための ”リハーサル” として、この ”トレーニングがちょっと嫌になっている時期” を乗り切っていきたいと思います。

 

 

さて、29日は地域で行う運動会(社会体育大会)の開催日。

この社会体育大会には、妻と私そして次女が選手として参加する予定でした。

 

しかし妻は、一昨日からやや体調不良気味。

今朝からは、とうとうめまいが発生。

妻と私は参加を辞退させてもらい家に居ることにしました。

選手を集めるなどお世話いただいた方々には、大変申し訳ありませんでした。

 

 

参加する予定だった競技のリハーサルなどは、一切行っていません。

が、この手の競技は ”競うこと” そのものよりも、参加者同士が親睦を深めることが目的。

秋晴れの日曜日。

良い大会になってほしいと思います。

 

 

追伸:

ところで昨日 28日(土)は、別のイベントのリハーサルを行いました。

そのイベントとは、10月に開催される秋祭り。

リハーサルの内容は、秋祭りで私たちが実施する餅つきのリハーサル。

 

朝7時半から設営を開始して、8時半から湯沸かしを開始。

10時から餅つきを始めて、2臼の餅つきを行ってみました。

 

作った餅は、あんこときな粉の餅。

リハーサルに集まった10人ほどが、

「あーでもない、こーでもない」

と話し合いながら、午前中いっぱい、

・餅つき作業
・つき上がった餅を千切る作業
・あんこ/きな粉をつける作業

を行ってみました。

 

しっかり成果を得ることのできた餅つきのリハーサル。

そこで得た成果を活かし、充実した秋祭り/餅つきになること間違いなしです。

 

ところで、出来上がった餅は参加者全員で分け、美味しく頂きました。

「つきたての餅は美味い!」

これもリハーサルで得た成果の一つでした…

大きい秋…

今日は、9月27日(金)。

昨日 26日(木)は久々にローラーに乗り、LSDを60分行いました。

 

ここしばらくトレーニングをお休みしていた私ですが、それでもガーミン先生は、あれこれとトレーニングの提案をしてくれます。

ガーミン先生からの昨日の提案は、

「ベース 55分」

でした。

 

ローラーでのLSD 60分(前後のアップ/ダウンを含んだ80分)を行った際の、心拍/パワーの各ゾーンごとの時間分布を確認してみると、どちらもゾーン2が中心。

これであれば、まあ、ガーミン先生からの言い付けは守ることができた…と言えるでしょう。

 

 

当面は体と心のリハビリ/メンテナンスをメインにするつもりです(「リハビリ/メンテナンスの重要性…」)。

なので、しばらくは、この程度の負荷のトレーニングを続けてみたいと思います。

そして、都合のついた週末には、リフレッシュを兼ねたツーリングに出かけることにします。

 

 

話は変わって…

 

暑かった日差しもようやく一段楽し、近頃はここ金沢でも、日中でもエアコンを付けずに済む日があったりします。

「ようやく秋が近づいてきたのかな」…

そんな風にも思ったりしています。

 

秋と言えば、

「食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋…」

など、さまざまな ”秋” がありますね。

 

まずは食欲の秋。

旬の食材がどんどん出てきますが、我が家ではやはりその年の新米が一番。

今年も新米のコシヒカリ(山間地で生産したもの)を購入し、(まだ古米が残っていますが…)先日から新米を炊いて頂いています。

例年であれば、秋祭りの際には、新米を使った押し寿司(金沢伝統の押し寿司)を振る舞ったりします。

ちなみに、押し寿司は我が家(妻)の手作りで、もちろん私も手伝います。

ただし今年は、秋祭り当日は妻も私も都合で不在。

残念ですが、今年は押し寿司は無しとなりそうです。

 

つぎはスポーツの秋。

ロードバイクでのツーリングはもちろんですが、地域で行う運動会(金沢では社会体育大会と呼んでいますね)も、毎年秋に開催される大きなスポーツイベントです。

その運動会ですが、今年は妻と私だけでなく、次女も選手として出場する予定。

久々に次女が走る姿を見ることができそうで、楽しみにしています。

 

そして読書の秋、芸術の秋…とまだまだ続きますが、ここでちょっと追加で思い出しました。

 

「小さい秋」。

童謡、”小さい秋見つけた” の歌詞にある言葉です。

 

誰かさんが 誰かさんが

誰かさんが見つけた

小さい秋 小さい秋

小さい秋見つけた

… 

 

作詞は ”サトウハチロー” さん。

もずの声、すきま風、そして少し赤くなり始めた木の葉。

それらに、秋が来る兆しを感じる…

そんな歌です。

 

歌詞もそうですがメロディーも繊細で、ちょっと悲しげな感じ。

子供が歌う童謡としてこの歌を作った昭和の詩人/作曲家の方々の感性は素晴らしい…

本当にそう思います。

 

 

さて、これを現在の令和の時代に合わせると、いったいどんな歌になるか?

 

9月になっても熱中症アラートの日が続く。

かと思うと、台風/線状降水帯の影響で大雨が降り災害が発生する。

そして、酷暑が去ると、一気に涼しく、寒くなる…

 

やっぱり、”小さい秋” というよりも、振り幅が大きく、変化が極端な

「大きい秋」…

ですよね、きっと。

リハビリ/メンテナンスの重要性…

今日は、9月26日(木)。

ツール・ド・のと(「第36回 ツール・ド・のと400 1日コース完走!」)が終わって以降、二週間ほどトレーニングはお休みしていました。

また、この一週間はブログもお休みしていました。

 

ツール・ド・のとが終わったあと、その週いっぱいは雨の日が続きました。

雨の日でも、納屋でローラーに乗ればトレーニングはできます。

しかしこの二週間は、ローラーではなく ”実走で外を走りたい”…という思いが大きく、ローラーに乗る気がしませんでした。

それに加えて、トレーニングをしないとブログも書く気がせず、結果としてこの二週間は、完全休養となりました。

 

 

私の足の状態ですが、これは以前もブログに書いたことがあったような気がしますが(「短くなった?…」)、アキレス腱や肉離れの古傷の部分には少し痛みはありますが、それよりも脹脛(ふくらはぎ)の筋肉が ”固くなった/縮んだ”…という強い感覚が続いていました。

それを少しでも和らげようと、

・コロコロ(筋膜リリース)
・足首ストレッチ
・脹脛のマッサージ

などを行っていました。

そのおかげか、昨日あたりからようやく、脹脛の ”固くなった/縮んだ” という感覚が薄くなってきています。

 

脹脛の嫌な感覚が無くなってきたこともあり、ようやく

「そろそろ、トレーニングとブログ、再開してみるか」

…そう思いました。

(明日はどう思っているか分かりませんけど)

 

歳を取ると共に、体、そして気持ちにもリハビリ/メンテナンスが必要になってくる…

それを痛感したこの二週間でした。

視察研修…

今日は、9月19日(木)。

17日(火)18日(水)の二日間、私はとある団体の視察研修で富山県-長野県に行っていました。

 

視察研修といっても、まあ旅行と同じようなものです。

立山黒部アルペンルートを通り立山・室堂を訪れて、黒四ダムを見学したのち扇沢に抜けて松本で一泊。

翌日は、信州中野でフルーツ園を見学し、葛飾北斎の天井画が有名な岩松院を拝観したのち、小布施を散策して帰ってきました。

 

私はこれまで、立山の室堂までは5回ほど、黒四ダムには2回行ったことがあります。

しかしそこからさらに先にある関電トンネルを抜けて、長野県の扇沢まで抜けたことはありませんでした。

「黒部の太陽」の映画、あるいは破砕帯が有名な関電トンネル。

そこを、今回初めて走ってきました。

 

”プロジェクトX” や ”ブラ・タモリ” のTV番組でも取り上げられたことのある関電トンネル/破砕帯。

このトンネルの工事には昭和31年から着手しているそうで、その当時の苦労を考えると、

「いやー、人間の行う事はすごいなぁ〜」

と思ってしまいます。

むぎーさんと利賀村を訪れたときにも、その周囲で行われていた利賀ダムに関連する大規模な土木工事を見て、同じような感想を持ちました(「過疎化しているからこそ…」)。

 

生活を豊かに/便利にしたいという欲望、そしてそれを実現するための人間の営み。

それには際限がない…

それをあらためて感じました。

 

ちなみに、富山県側のトンネル、立山の室堂から大観峰(ロープウェイの乗り場)までの ”立山トンネル” は、トローリーバスに乗って行きます。

一方長野県側のトンネル、黒部ダムから扇沢までの ”関電トンネル” は、EV化された電気バスに乗って行きます。

 

実は少し前までは、関電トンネルも立山トンネルと同様トローリーバスでした。

これが2019年に電気バスに変わりました。

立山トンネルも、2024年12月をもってトローリーバスの運行を終え、2025年4月からは電気バスに変わるそうです。

 

実は、どちらのトンネルも、開通当初はディーゼルエンジンのバスを使っていたそうです。

同じトンネルを走る交通手段ですが、それが時代/状況の変化や技術の進歩に伴って、違うものに変わっていく。

これもまた、人間の成せる技ですね。

 

 

視察研修が終わり、今日からは普段の生活。

モードの切り替えを行って、さあ、頑張りましょうかね!