大きな違い…その2

金沢では未明から雪がチラついたため、辺り一面、うっすら雪が積もりました。

朝一番 うっすらの雪

全体的な雪かきは必要ないですが、歩いたときに滑って転ぶのを防ぐために、自宅裏・納屋に向かう通路だけ軽く雪かきをしています。

軽い雪かきでしたが、右脇腹・腰は、やはり痛みます。

痛みますが、なんだか痛みは急激に軽くなっているような気もします。

もしかすると、軽いローラーであれば、明日にもできるかもしれない…そう感じました。

 

そんな中、浜松のむぎーさんからLINEの連絡が入り、むぎーさんとfuuさんは、朝から浜名湖周辺をライドしているそうです。

浜松支部 むぎーさん & fuuさん
お日様の光が眩しい…

昨年の12月19日の投稿「大きな違い…」で書いたように、むぎーさんからのLINEは、冬真っ盛りの金沢に対し、快晴の下、楽しいライドの報告。

この時期、外を実走できるのは、こちらではちょっと考えられないですね…

 

浜松も寒いそうですが、見ての通りの快晴。

帰りには温泉に入って行くとのこと。

うーん、羨ましい…

 

狭いようでいて、広い日本。

同じ季節ではありますが、雪景色&鉛色の空で路面も凍結していることろがある一方、快晴でロードバイクで走れるところもあります。

この気候の違いは、やっぱり大きいと思います。

 

気候の違いは、その地方の人たちの文化・気質にも影響すると言われます。

金沢に住んでいると、金沢の文化や生活している人たちの考え方には、北陸の気候が影響しているんだろうな…ということを、やっぱり感じてしまいます。

 

私は社会人になって横浜で就職しましたが、そのときに、金沢生まれの自分と、横浜生まれの同僚たちとでは、考え方が違っている…ということを、よく感じました。

どちらかといえば、アピール下手で消極的な自分に対し、自分のことを上手くアピールして何事にも積極的な同僚たち。

Uターンで金沢に戻った当初は、周りの人たちからは、かつて自分が同僚たちに感じていたような印象に変わったと言われましたが、自分では、私はやっぱり金沢の人間だな…と思うことがたくさんあります。

 

ただ、違うこということは悪いことではなく、それが特徴/特色であるとも言えるはずです。

ロードバイクの違いを愉しむのと同様に、今年はただ走るだけではなく、地域ごとの特徴/特色を感じられるツーリングなども計画してみたいと思います。

 

追伸:

最近、来客の際にお出しするコーヒーのお供として、チョコレートを用意しています。

このチョコレート、カカオ成分の比率の違う色々なバリエーションが販売されていて、その違いを味わうことができます。

チョコレート カカオ成分のバリエーション多数

 

昔からあるアルファベットチョコレート。

それに加えて、カカオ成分が72%、86%、95%のもの。

それらをあわせると、都合4種類。

お客様には、この4種類を1セットとしてお出ししており、甘さ(苦さ?)の違いを楽しんでもらっています。

 

それぞれの種類ごとの、重量、エネルギー、カカオポリフェノールの含有量は、つぎの通りとなっています。

アルファベット 5.2g 30kcal  40mg
CACAO 72%  5.0g 28kcal 127mg
CACAO 86%  5.0g 29kcal 147mg
CACAO 95%  5.0g 31kcal 174mg

いやー、CACAO 95%のカカオポリフェノール、ダントツです。

ただ、食べるとすごく苦いんですんよね、これが…

 

甘さ(苦さ?)の違いを考えて、どの順番で味わうか。

それを考えるのも楽しいかな…そう思っています。

求不得苦(「義経」関連)その5

昨日もテンポ走40分です。

テンポ走 40分

一昨日はピナレロでしたが、昨日は通常通りチネリでローラーです。

というのも、一昨日はトレーニングの直前で、チネリのスピードセンサーが反応しないことに気がついたので、急遽ピナレロでのローラーに変更しています。
昨日は、スピードセンサーの電池を交換して、センサーもばっちり。
ということで、いつも通りのチネリに戻りました。

 

ピナレロ、チネリとバイクを変えたことで気がついたのですが、同じローラー負荷、同じタイヤの空気圧、同じギア、同じケイデンスにしているにもかかわらず、ピナレロ・デュラエースの4iiiiに比べて、チネリ・アルテグラの4iiiiの方が、若干、出力パワー値が低く表示されます。

 

ピナレロが210Wだとすると、同じ条件でも、チネリでは200Wです。

その差は5%未満なので、まあ誤差と考えていい範囲です。

しかし本音を言えば、ぴったり一致した数値であってほしい…ですね。

 

誤差の範囲ではありますが、ツーリング/プチ・ヒルクライム等の実走の際には、ピナレロとチネリには少し表示される数値に差があることを認識しておこうと思います。

 

さて、1月16日の投稿、「求不得苦(「義経」関連) その2」では、義経と建礼門院とのやりとりについて述べました。

中越典子さんが演じる建礼門院。
印象に残ったこのシーンをもう一度見たい…ということで、DVDを借りてきました。

少し記憶と違う箇所もありましたが、さすがクール・ビューティ、建礼門院。

今回、あらためて見直しても、やはり印象に残るシーンでした…

 

心に残る「義経」。

「勧進帳ツーリング」、いよいよ本気で検討したいと思います。

求不得苦(「義経」関連) その4

大河ドラマ「義経」には、私の住んでいる石川の地が関連した場面が出てきます。

みなさんご存知の「勧進帳」です。

この「勧進帳」のシーンについても述べておきたいと思います。

 

越前から加賀にたどり着いた義経主従。
そこには、安宅の関があった。
関守は富樫泰家(石橋蓮司)。
昼行灯と呼ばれているが、実はキレもの。

義経主従は、怪しい山伏一行と疑われる。
しかし弁慶が機転を利かせ、東大寺大仏殿修理の勧進をしている旨を言う。
弁慶は白紙の巻物を広げ、それを勧進帳として朗々と勧進の言葉を述べていく。

ようやく安宅の関を通ることができるか…と思われたが、富樫は、山伏の一人が義経に似ており、しかも笛を持っていることに気づく。
その山伏(義経)を呼び止め、「お前は義経ではないか?」と迫る。

弁慶は、とっさに義経の懐にある笛を取り出す。
それは、義経の恋人、静から受け取った大切な笛だった。
それを知りながら、「盗んだか!」と叫ぶ。

弁慶はその笛を踏み割り、金剛杖で義経を打ち据える。
涙を流しならが義経を折檻する弁慶。
その様子を見て、他の郎党も涙を流す。

関守の富樫は、その山伏が義経であると確信する。
しかし、弁慶やその他の郎党の義経を思う気持ちの深さを知る。
そして富樫は、義経主従が安宅の関を通ることを許す。

 

義経・弁慶ももちろんいいんですが、関守の富樫泰家がこれまたシビレます。

このシーンも、関守の富樫を演じている石橋蓮司さんの演技が、とても素晴らしいと感じていました。

昼行灯を装って、酒に酔って詮議の場に出てくる様子。
キレものであることが、だんだんと分かってくる詮議。
折檻している弁慶を見つめる目。
そして、義経主従の後ろ姿に深々と一礼をした際に、地面に落ちている「踏み割られた笛」を見つけたときの表情。

これらは、今でも私の記憶に残っています。

 

私の心も癒されて、少し上向きになってきました。

さあ、今日はローラー練習会。

頑張って走ります!

 

追伸:

昨年の11月27日、このブログで「判官びいき」という投稿をしていますが、その中で「義経・弁慶 勧進帳ツーリング」について述べています。

 

私が、なぜ、義経、弁慶、勧進帳にこだわるのか、その理由が分かりました。
私は、大河ドラマ「義経」が好きだったんですね。
今回、求不得苦に始まったブログを書きながら、自分でそれを認識しました。

 

今年のどこかで、「勧進帳ツーリング」、是非やりたいと思います。

判官びいき…

昨日は所用があって、トレーニングはお休みしました。
(ついでに、平日ですがお酒も飲んでしまいました…)

 

さて、以前の投稿で、私は若い頃にサッカーをしていた話をしましたが、元アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏が亡くなったとのニュースを目にしました。

私の2つ年上であるマラドーナ。
私達世代のサッカー小僧は、彼から非常に強烈な印象を受けたと思います。

日本で開催されたユース大会での活躍、W杯での神の手、5人抜き、優勝。
しかし、現役を引退していろいろなトラブルを起こしたり、健康問題が報道されたり…

イングランドのリネカー、ちょっと年上だと同じアルゼンチンのケンペス、オランダのクライフ、ドイツのルンメニゲ、フランスのプラティニなど、同じ世代のヒーローはきら星のごとくです。
しかしマラドーナは、現役選手の頃から、そのような正統派のヒーローとは違っていて、ちょっと反逆的/ダーティなイメージがあったように思います。

ただ、判官びいきではないですが、そのことがさらにカリスマ性を高めていたようにも思います。

 

苦しい環境にあったが天賦の才に恵まれ、成功してカリスマ/スーパスターとなる。
しかし、それ故に、引退後/晩年は苦難が待ち受けていた…

そんなことを思うと、なんとなく、気持ちが沈んでしまいます。

 

沈んでばかりもいられないので、楽しげなことも考えてみました。

昨日の投稿で、ご当地である金沢にちなんだツーリングとして、「加賀百万石・参勤交代ライド」を検討していることについて書きましたが、もう一つ、ご当地石川・安宅の関にちなんだツーリングとして、以下を考えました。

「義経・弁慶 勧進帳ツーリング」

本物の判官、源 九郎 義経は、兄 頼朝の追っ手から逃れるために、吉野から平泉までを逃避行したと言われています。
このツーリングは、義経の一行が逃避行で立ち寄った先を巡るものです。

 

義経の一行が逃避行の際に立ち寄った場所や経路については、正確な記録はありません。
なので、歴史書ということではなく、物語/読み物として書かれている「義経記」や「吾妻鏡」から経路を想像し、それに基づいてツーリングルートを考えてみました。

まず、奈良・吉野山の金峯山寺(きんぷせんじ)をスタートし、京都・比叡山に行き、そこから鞍馬寺、そして奈良に戻って興福寺を経由し、三重・伊勢神宮に行きます。
(この辺り、「さまよっている」という感じが伝わります…)

伊勢神宮からは琵琶湖畔の大津・海津から敦賀、さらに勝山・平泉寺へと進みます。
(一行は勝山辺りで冬を迎えたようです。福井県の大野・勝山は、今でも雪深い地域です。いやー、寒いなんてもんじゃなかったでしょうね…)

そして、いよいよ歌舞伎の勧進帳で有名な安宅の関を経て、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)を詣でます。

Part1 吉野から冨樫ノ庄

 

そこからは富山県境い・倶利伽羅峠を越え、小矢部川河口→親不知へと進み、新潟から山形・鶴岡市の念珠ノ関を過ぎ、鳴子峡を経て、岩手・平泉の中尊寺でゴールです。

Part2 冨樫ノ庄から平泉

全行程1,280km、獲得標高15,190m。

“ガッツリ”楽しめそうです。

本気と書いて「マジ」..

今日はインターバルを3セットでした。

マジの全力走3セット

今日は、全力走の「つもり」…ではなく、本気(マジ)の全力走でトライすることを心がけました。

ガーミンのトレーニングログで心拍数のゾーンをチェックすると、ゾーン5(無酸素)の時間が「全力走1.5分を3セット=4.5分」よりも多くなっており、一応、思ったトレーニングにはなっていると判断しました。

ゾーン5 5分20秒

しかし、本気の全力走後のテンポ走は、想定していたよりもキツく、こっちが手抜き(足抜き?!)になっています。
うーん、トレーニング全体としては、イマイチです…

とはいえ、マジ(本気)の全力走のインターバル、頑張ってみます。

 

追伸:

昨日は、「新型コロナの感染拡大が収束しているかどうか分からない。来年のヒルクライム大会も中止/延期になる可能性を覚悟しておく」と述べました。

来年も各地の大会が中止になったことを想定し、プライベートでのライドイベントを、今のうちに考えておこうと思いました。

そのアイディアの一つとして、私の住んでいる金沢にちなみ、「加賀百万石・参勤交代ライド」を考えてみました。

 

「江戸時代、加賀藩前田家が参勤交代で大名行列を行ったルートを、自転車で走る」というものです。

金沢城の石川門を出発し、皇居(旧江戸城)の大手門までを自転車で走ります。
前田家が最も使ったルートは、かつての北国街道と中山道を通るルートのようです。
現在では、「金沢・金沢城→倶利伽羅峠→魚津→上越(旧高田)→長野→軽井沢(旧追分)→高崎(旧上野)→さいたま(旧武蔵)→東京・皇居(旧江戸城)」となります。

Google マイマップで作ってみた

全行程は485km、獲得標高4042m。
えー、マジ(本気)でやる?…

いやー、楽しめそうじゃないですか!