つぎのバーチャル・ヒルクライム

業者の方との打ち合わせがあり、今日もトレーニングはお休みです。

 

さて、GT-Roller F3.2を使用したバーチャル・ヒルクライムですが、パワー校正のやり直しを含め、伊吹山ドライブウェイのGPSデータを用いたヒルクライムを2回行なってみました。

それらを行なった結果として、私は、バーチャル・ヒルクライムができること自体にも興味をそそられましたが、動画にPinPでスマホアプリ(GT-eRemote)の画面を表示することが、構成として面白いと感じました。

PinPで他の画面を表示する。たとえば…
今回のようにスマホアプリの画面を表示させることもできますが、カメラ2台で撮影した前方/後方の動画を合わせて表示することもできます。
いやー、いろいろなアイディが出てきそうです。

他のコースでもバーチャル・ヒルクライムを行なって、今回の動画をシリーズ化しても面白いな…と思います。

 

そうなると、それをどのコースで行うかですが、7月10日の投稿では「2020年に出場するつもりだったヒルクライム大会について、トランポ&車中泊でコースまで行き、そこをボッチで走る」というアイディアについて書きました。
トランポ&車中泊も楽しいのですが、実走ではなく、それをバーチャル・ヒルクライムで行なってみるのもアリだな…と考えました。

具体的には、以下が対象となります。
・伊吹山/伊吹山ドライブウェイ(実施済み)
・榛名山/榛名湖コース
・Mt.富士/富士スバルライン
・甘利山
・乗鞍/乗鞍エコーライン
・赤城山
・箱根/箱根ターンパイク

バーチャルでヒルクライムをするには該当コースのGPSデータが必要になりますが、それを入手する方法としては以下が考えられます。
・2019年に実際にレースで走ったときのログを利用する
・インターネットで公開されているコース地図からダウンロードする
・自分でコース地図を作ってGPSデータを生成する

いずれにしても、なんとかなりそうです。

コース地図を自分で作ることも含めて、楽しめることがまた増えた…そんな感じです。

 

追伸

私が勤めている株式会社じゅげむでは、この7月31日に、積水ハウス様に建設いただいた賃貸住宅(シャーメゾン)の引き渡しを受けることになっています。

今回建設したシャーメゾンは、3階建て12戸(3LDK×4戸、2LDK×8戸)の構成です。
先日、ちょっと中を見せていただいたのですが、いやー、素敵ですね。
35年ほど前、私が社会人になりたての頃、神奈川県横浜市/藤沢市で住んでいた賃貸住宅とは大違いです…

 

さて、その賃貸住宅は『LACHIC(ラシック)』と名付けられているのですが、エントランスにあるネームプレートを見ると、さりげなく自転車のデザインがあしらわれています。

「LACHIC」のネームプレート 右上に自転車が…

理由をうかがうと、今回、積水ハウス様で各種デザインのコーディネートを担当された方が、どうやらこのブログサイトをご覧になったようで、「じゅげむは自転車の活動を応援している。それなら、ネームプレートのデザインにも自転車を取り入れてみようかな…」と考えて、上記ネームプレートのデザインをご提案をいただいたとか。

いやー、ちょっと感激です…

 

このところ、エントリーしたヒルクライム大会が新型コロナの影響で中止なることが続き、またそれ以外でも公私ともに課題が山積…という状況が続いていました。
このため、気分も鬱々とすることが多かったのですが、私にとっては、久々に顔がほころんで心が休まる出来事でした。

さあ、諸々、頑張っていきますか!

ローラーの静かさ…

昨日、伊吹山ドライブウェイのバーチャル・ヒルクライム動画(その2)をYouTubeにアップしたのですが、その動画で問題が発生していました。

ローラーでバーチャル・ヒルクライムを行なっている最中、私はFMラジオをつけていましたが、そのとき番組でかかった「ある曲」について、YouTubeから「著作権を侵害している」と判断され、アップした動画が日本国内では「ブロック」されてしまいました。

ブロックされると、動画が再生できなくなってしまいます。
えー、私が意図して入れたBGMではないのですが、そうなるんですか…

 

これまでも何度か、FMラジオをつけてローラー・トレーニングを撮影し、その動画をYouTubeにアップしたことはありますが、そのときには、ラジオから流れた曲について著作権の侵害等と判断されたことはありませんでした。

不思議に思ったのでトレーニング動画を見直してみましたが、なるほど、著作権侵害の有無が生じる違いが分かりました。

 

「三本ローラーはうるさい! 動画の音声では、放送内容が分からない…」

これに対し、

「固定ローラーはとても静か… 動画の音声でも、放送内容がすべて聞き取れる!」

 

このローラーを使っていた友人のむぎーさんは、アパートの隣の部屋の方から騒音のクレームを受けたそうです。
…が、いやいや、このローラーは十分静かです。
うーん、隣の部屋の方は、「音の大きさ」ではなく「振動」が気になったのかもしれません。
それとも、振動によって発生する「ゴーッ」という音が気になったんでしょうか。「音」そのものは小さくても…

 

ローラーの騒音についてはいろいろな方のブログでも報告されていますが、「FM放送で流れていた曲が、YouTubeの著作権制限に引っかかってしまう」…ほどに、この固定ローラーは静かであることが認識できました。

 

著作権侵害でブロックされた箇所の音声をミュートして、動画はようやく公開されました

いやー、いろいろありますね。

 

追伸

YouTubeでは、著作権侵害と判断されたとしても、その動画での「収益化ができない」だけのケースがほとんどで、動画の再生までブロックされるというケースは多くはないようです。

また、動画に著作権の問題があった場合でも、アップした動画中の該当する曲の部分のみ音を消す(ミュートする)ことができる機能が、YouTube側にありました。
→それもすごいですね…

今回の動画では、著作権の問題がある箇所は11箇所(11曲)とのレーポートをYouTubeから受け取りました。
が、よくよくレポートの記載をチェックしてみると、「再生をブロックする」対処が行われるのは1曲だけでした。

→ソニー・ミュージック・エンターテイメントに所属しているアーティストの曲は、再生がブロックされるようです。
今回の私の動画では、松田聖子さんの「渚のバルコニー」でした…

 

私は、当初、「動画が、収益化ができないだけなのか、再生のブロックまでされるのか」というような、YouTube側の対処に違いがあることが理解できておらず、レポートされている11曲すべてをミュートしようとしていました。
ところが、YouTube上で1曲ミュートするには、短くない時間がかかります(だいたい1時間ほどかかります)。
このため、複数の曲の箇所をミュートするために、随分と無駄に時間を使ってしまいました…

 

世の中には、YouTuberの方々が多くいらっしゃいますが、こういうことも注意して動画をアップしないといけない…
あまり気にしていませんでしたが、動画で収益を得る際に配慮/留意していること、実はいっぱいあるんですね。

今回は、いい社会勉強になりました。

【バーチャル・ヒルクライム】伊吹山ドライブウェイ編 動画公開(その2)

7月23日に行った、2度目の伊吹山ドライブウェイのバーチャル・ヒルクライムの動画を公開しまし。

今回の動画では、ローラーとはいえバーチャルコース上のどこを走っているのかを示したいと思い、該当スマホアプリ「GT-eRemote」の画面をPinPで組み込んでみました。

 

コースについては、先日(7月16日)に行った最初の「バーチャル・ヒルクライム」と同じ伊吹山ドライブウェイですが、今回はローラー側のパワー校正をやり直したバージョンです。

前回のバーチャル・ヒルクライムでは、勾配に対するローラー負荷の設定が軽すぎる…と感じたので、それに対応しました。

ガーミンのパワーメーターによれば、前回の平均パワーが156wで、今回は159w。つまり、私=人間としては、ほぼ同じ出力でバーチャル・ヒルクライムを行うことができた…と考えていいと思います。
一方タイムとしては、前回が58分なのに対し、今回は101分(1時間41分)となり、まったく異なる結果です。

今回、パワー校正はやり直しましたが、その結果は、「精度が向上した」というよりも、前回とは逆に負荷の設定が重くなり過ぎた…のかもしれません。

パワー校正を行うと、その設定に基づいて、実走のスピード/走行距離(ガーミンが検知したスピート/走行距離)よりも、スマホアプリが評価するスピード/走行距離(ローラーが検知したスピード/走行距離)が少なくなります。これにより、ローラーの回転の重さだけではなく、それ以外の全体的な「坂道を走る際の体への負担」を表現しているようです。
今回の設定では、それが行き過ぎた(スマホアプリが評価するスピード/走行距離が少な過ぎる…)ように感じます。

→GPSデータ上の距離=スマホアプリが評価した距離が15.4kmであるのに対し、ガーミンで記録した距離=実際に走った距離は、1.8倍の27.5kmになっています。
(つまり、スマホアプリが評価したスピード/走行距離は、ガーミンが表示/記録した値の0.56倍の小ささです)

PinP表示しているスマホの画面を見ていただくと、アプリで表示されるスピード等が、サイコン(ガーミン)のセンサーで検知したパワー/速度よりも小さいことが確認できると思います。

 

GPSデータをアプリに読み込むことで、いろいろなヒルクライム大会を含めた「任意の実コース」をバーチャルで走ることができるのは非常に面白い機能ですが、勾配と負荷の感覚を実走に近づけることは一筋縄ではいかないという印象です。

うーん、なかなか難しいもんです。
まあ、負荷の設定は、重い方がトレーニングにはなりますかね…

【バーチャル・ヒルクライム】伊吹山ドライブウェイ編 動画公開 (その1)

7月16日に行った、最初の伊吹山ドライブウェイのバーチャル・ヒルクライムの動画を公開しました。

これは、勾配に応じて自動調整される負荷が、ちょっと軽すぎる…と感じたバージョンです。

「その2」として、負荷が重めになるようにローラーのパワー校正をやり直したバージョンの動画もありますが、現在、絶賛編集中です。
こちらについても、編集終了しだい公開します。

【バーチャル・ヒルクライム】伊吹山ドライブウェイ編 その2

2020年7月16日に続き、GT-Roller F3.2を使った、バーチャル・ヒルクライムを行いました。

ヒルクライムのコースは、前回と同じ伊吹山ドライブウェイですが、前回は、勾配の設定に対して負荷が軽すぎる…と感じたため、今回はパワー校正を「パワーメーターなし」のケースとして、GT-Roller F3.2の推定アルゴリズムに基づいた設定で行なっています。

タイムは1:41:48 しかし距離が27.5km! 

しかし、今度は負荷設定が高すぎる…というか、パワーメーターの計測値としてガーミンに表示されるパワーよりも、GT-Roller F3.2をコントロールするスマホアプリ「GT-eRemote」に表示されるパワーが低く、かつスピードがずいぶん低く表示されていました。

このため、GPXデータとしてのコースの距離は15.4km程度であるにもかかわらず、今回、ガーミンのログとして記録された走行距離は、なんと27.5kmでした!

 

うーん、なんというか、パワー校正のアルゴリズム、大丈夫ですかね…
これなら、「パワーメーターあり」のパワー校正の方法で、もう一度校正をやり直した方が正確なトレーニングができるような気がします。
その方法だと、GPX上のコースの距離と、ガーミンのログとして記録された走行距離は、ほぼ一致(17.6km)していましたから…

バーチャルって、なかなかうまくいかないですね。