ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その2(準備編)

今日はLSDを1時間20分です。

LSD 1時間20分

昨日の月曜日はナベちゃんと恒例の筋トレに行きましたが、いつもの上半身だけではなくスクワットも行ってみました。

そのため、LSDとは言え、今日は結構足にきました。
(あー、疲れた…)

 

さて、ピナレロ、フォーカス、チネリの走りを比較する件ですが、昨日のデータを取得したルートにも、長いフラット&ストレート区間があります。
とりあえず、そこのデータを見てみたのですが、フォーカスとチネリのデータが良くなくて、ちょっと比較になりませんでした…

 

今回は、まずピナレロからです。

12月6日 ピナレロ

ライドルート中、プチヒルクライム直前には若干下りの長いストレートコースがあり、ここは高速走行ができるポイントです。

上記ライドの際には、ピナレロでは、全力とまではいきませんが(出力ワット数は731Wとなっていますから)、この区間をそこそこ頑張って走っています。

ケイデンス112rpm、スピード52.6km/h。
まあ、悪くない…というところです。

 

つぎにフォーカスなのですが、これが参考になりませんでした。

10月4日 フォーカス

このとき私は、Goproでメンバーのライドの様子を動画撮影していた都合上、隊列の最後尾を走っており、走り方そのものがそれほどパワーをかけていませんでした。
ケイデンスは102rpmとピナレロのデータに比べて10%ほど少なく、スピードも46.4km/hとやはり10%以上低くなっています。

 

これはチネリも同じでした。

9月22日 チネリ

ケイデンスは80rpmであり、そもそもこのときはパワーをかけていません。

 

フラットコースでの比較は、あらためてデータを取得し直す必要がありそうです。

 

データを再取得する時の走行方法ですが、ルートは上記と同じストレート区間を使い、「30秒の全力走…からのスピード維持1分」とし、都合1分半の走行でデータを取得してみたいと思います。

私が着目したいと思っているポイントは、以下の3点です。

(1)30秒の全力走で到達するスピード
(2)上記の際の出力ワット数、およびそのカーブ
(3)その後1分間スピードを維持するために必要な出力ワット数

 

→その後、ストレートのつぎにあるプチ・ヒルクライム、および折り返しのダウンヒルもコースに追加し、それに伴い着目点を3点加えて、都合6点で比較することに変更しました。
なお、ヒルクライムは「精一杯頑張る」、ダウンヒルは「できるだけノーブレーキ」で走る前提とします。

(4)ヒルクライムの区間タイム
(5)ダウンヒルの区間タイム、およびMAXスピード
(6)気になった点などのコメント(あれば…)

 

しかし、そろそろ天候が心配です。
今週末、タイミングよく晴れてほしいです…

 

追伸:

むぎーさんから、「ホイールを変えたとき影響は大きい。ホイールの条件を揃えた比較にしないといけないんじゃない?」との連絡がありました。

その通りですね。

実は、スポーツサイクル・イシノさんで、フォーカス(ゾンダ)にボーラを履いて大丈夫か…を聞いていました。

「ゾンダ用のシューで、カーボンホイールを使う(ブレーキをかける)のは良くないけど、まあ、ヒルクライム&ダウンヒルを1本程度なら大丈夫だろう」…

ということで、ホイールも交換する前提で、フレームとホイールの組み合わせごとの比較をしてみましょう!

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その1

昨日は、私の元にきた神様、ピナレロ DOGMA F12のシェイクダウン・初ライドでした。

その際に、私が感じたDOGMAの印象は、「楽に速く走ることができるロードバイク」というもので、これまでネットで私が見聞きしてきた評価、たとえばフレームの硬さに起因する「扱いにくさ」、「ペダリングの難しさ」、「疲れ易さ」…等のネガティブな印象はありませんでした。

ネットでの評価と、私の感じた印象があまりにも違うので、自分としては非常に気になりました。

 

そこで、昨日、DOGMAでライドしたデータログを、過去に、同じルートをチネリ・ヴィゴレッリ・ロード、およびフォーカス・イザルコ・マックスで走ったときのデータログと比較してみることにしました。

ルート全体を比較することも難しいので、とあるヒルクライムのポイントに絞って比較してみます。
そのポイントですが、ルートの前半にあるプチ・ヒルクライム二段坂の登り口にしました。

ポイント 二段坂・登り口

前半のプチ・ヒルクライムは大きくは2回の勾配変化があります。
二段坂の勾配がアップするポイントがありますが、いつも、私はそこで「さあ、もう一息!」と気合が入ります。
なので、そこでのデータを比べてみることにしました。

 

まずはチネリです。

9月22日 チネリ

ケイデンス101、スピード20.2km/h、出力ワット数242W。
うーん、頑張っています。

 

つぎはフォーカスです。

10月4日 フォーカス

ケイデンス104、スピード19.4km/h、出力ワット数は219W。
ケイデンスとスピードはチネリとほとんど同じですが、出力ワット数は90%程度で済んでいます。

 

そしてピナレロです。

12月6日 ピナレロ

ケイデンス101、スピード20.5km/h、出力ワット数172W。
やはり、ケイデンス、スピードはほとんど同じですが、出力ワット数はフォーカスの78%。
チネリと比べると、なんと71%!

「同じスピードを出すのであれば、ピナレロはフォーカスの8割、チネリに至っては7割程度のパワーで済む」

これは、私にとって衝撃的です…

 

このプチ・ヒルクライムは、ストラバで区間登録されています。
参考として、その区間タイムも比べてみます。

チネリ: 7分44秒
フォーカス: 7分42秒
ピナレロ: 7分21秒

上記いずれも「全力・オールアウト」として走っているのではなく、どのときも「ある程度頑張る」という感覚で走っていました。
このため、この3つのタイムは同じ条件で計測したとは言えませんが、それでも20秒も差があることは、たまたまではなく「意味のある違い」だと思います。

 

データから見ても、ピナレロ DOGMA F12は、少ないパワーで効率的にスピードを出すことができるロードバイクであると言えます。
これが「ピナレロの神が降臨する」という状態なのかも…です。

 

天気の状況にもよりますが、つぎは医王山などのある程度の長さがある坂や、長いフラットコースでデータを取って比較してみたいと思います。

神様…

今日は夕方から、妻の実家に行き義父さんの年賀状作成について相談を受けていたので、トレーニングはお休みです。

 

昨日は「春爛漫の来シーズンに向け、冬のトレーニングもやる気マンマン」…と書きました。

 

さて、やる気マンマンの理由は…

ピナレロ DOGMA F12 2020チーム・イネオスモデル

 

…私のところに「神様」が来たからでした。

フレーム:DOGMA F12 リム・ブレーキモデル
     2020 チーム・イネオスカラー
コンポ:シマノ デュラエース(ワイヤー)
    クランク コンパクト(50-34T)
    スプロケ 11-30T
ホイール:カンパニョーロ ボーラWTO 45(クリンチャー)

それ以外のパーツは値段を抑えており、たとえばハンドルは「ガーボン・エアロ形状一体型」ではありませんし、サドルもカーボンレール等ではありません
それでも私にとっては神様です…

 

昨日の金曜日納車で、今日は土曜日。
昨日の夜は興奮して、なかなか寝つけませんでした。

まだ近所をちょっと回った程度であり、明日のライドがシェイクダウンです。
なので、今日の夜もなかなか寝付けないかもしれません。
トレーニングはしていませんが、ちょっとだけアルコールを摂取したいと思います。

 

来年はこのバイクで頑張るぞ!…ということで、「やる気マンマン」なのでした。

あー、私って単純…

独断専行の功罪…

昨日投稿したサドルの高さとペダリングの効率に関して気になることがあったので、あらためてこの投稿を書いています。

 

昨日は、「サドルの高さを10mm下げたが、シッティングで全力走をするケースでは、もう少し高い方がペダリングの効率が良い感触」という内容を書きました。
本当にそうか…が気になったので、あらためてストラバのログを見てみました。

ログをチェックすると、やはり少し高い(720mm)方が、10mm下げた状態(710mm)よりも、効率的にペダリングができている(少ないパワーでペダルを回せている)ようです。

11月25日 サドル高 720mm
12月2日 サドル高 710mm

 

上記のインターバルトレーニングのデータは、前者がサドル高720mm、後者が710mmのセッティングで行った結果です。
どちらのセッティングでも、最大ケイデンス/スピードに違いはありません。
しかし前者(720mm)の方が、10%ほど少ないパワーで、同じケイデンス/スピードが維持できています。
また、トレーニング全体としての消費カロリーも、前者の方が6%ほど少なくなっています。

 

ログの数値が正しいとすれば、私の場合は、今のサドルの高さである710mm(10mm低い)の方が、腰などの体幹への負担が少なく快適にライドができ、ツーリング/ポタリング等ではこのセッティングの方が楽しみながらライドができます。

ただし、ヒルクライムやクリテリウム、山岳コースを含むロングライドなど、他の人と競うようなレースシーン、あるいは走力?(体力?)の消耗を少しでも防ぎたいシーンでは、腰を含めた体幹への負担は増えますが、少しサドルを上げるセッティングにした方が効率的にペダリングができます。

 

上記結論を得ることができて、ちょっとスッキリしました。

 

さて、実はここからが本題です。

「サドルが高すぎるんじゃない?」と言われた際の私の反応に関し、「頑固なんだから」と言われたというようなことをここで書きましたが、むぎーさんから「いや、頑固だと思ったポイント、サドルじゃないんだけど」…という連絡がありました。

そうですよね、サドルの件はその一端。

了解です。

 

私は今年の1月に、それまで金沢にUターンしてからずっと勤めていた会社を辞め、今の会社に勤め始めました。

以前勤めたいた会社は組織が巨大だったので、仕事の内容/リスクのチェックが何重にも行われており、よっぽどのことがない限り業務上で失敗することはありませんでした。
その反面、自分の責任/裁量で行える範囲は非常に小さく、かつ仕事の進捗についても、何事も合議/決済が必要になることもあり、決して早いとは言えない状況でした。

しかし、今勤めている会社では組織というものは事実上なく、ほとんどのことを自分一人で計画し、関係する業者の方々と調整/検討し、その結果に基づいて、ほぼすべてのことを自分で決定/決断して作業を進めていく必要があります。
ゆっくり検討して判断していても誰にも相談することはできないので、自分自身でリスクや重要ポイント等を調査/整理した上で、たとえば業者の方々との打ち合わせの際に疑問点などについて確認さえできれば、どちらかと言えば即断即決、スピード重視で仕事を行っています。

すべての責任を自分自身で持つ。
当たり前のことのように感じられますが、実際にその状況になると、正直に言えば「ちょっと怖い、判断/責任を誰かに委ねたい」…と感じることがあったりします。
一方、これが面白い/自分を成長させてくれている…と感じていることも事実です。

 

ただ、これが独断専行/唯我独尊となり、それが普段の生活にも影響を与え、ややもすると謙虚さに欠ける態度をとってしまう…そんなこともあったりします。

むぎーさんの伝えたかったのは、きっと、そのことでしょう。

 

私のことをよく知っている高校からの友人、むぎーさんだからこそのアドバイス、よく心に留めておきます。

本当にありがとう。

クラッシュ!

昨日の月曜日は休養日で、ナベちゃん、YSEさんと一緒に恒例の筋トレに行ってきました。

10月27日の投稿で、筋トレの設備にあったパワーマックスVに乗ってみたことを書きました。

このときに計測した無酸素パワーテストの結果は、「最大パワー750W、平均680W、ハイパワー6.8kp、ミドルパワー4.1kp」でした。

そのパワーマックスが設置されていたコーナーを見て、2台あったパワーマックスのうち1台が新しく「ワットバイク」に変っているのを、ナベちゃんが目ざとく発見。

ワットバイク

さっそく、6秒間の全力走によるパワー計測を試してみました。
結果は「1回目888W、2回目887W」。

前回のパワーマックスで計測したときよりも良い数値ですが、これは、能力が向上したのか、それとも機材の違いによるものか。
うーん、ちょっと判断が難しいですね…

とりあえず、ローラーでのトレーニングを継続し、今後は定期的にパワーを測定してみたいと思います。

 

さて、話は変わって…

昨日は、朝一番から、私にとって衝撃的なことがありました。

いつものように出勤して2010年モデルのiMacの電源を入れると、何やら「カリカリ、カリカリ…」という小さな音が、内部から発生し続けます。

「うん?…」

過去の経験から考えると、ハードディスクがイカれ始めている可能性が高い。
こりゃマズい…

急いでiMacで共有設定を行ない、少し前に買ったけれど作業環境の引っ越しをしないまま放置していた新iMacにデータを移行しようとした途端、古い方のiMacのハードディスクがクラッシュ。

「ガーガー、キリキリ。ガリガリ、キーキー」

「オーマイガッ」

あー、もうちょっとだったんですけど…

 

仕事の資料はもちろん、ブログのネタ帳、ツーリングの計画メモ、今後のロードバイク整備/導入計画(秘密…)など、すべてのデータが無くなってしまいました。

4K動画の編集に限界を感じ新型のiMacを導入しましたが、作業環境の引っ越しを先送りしていたツケが、一気に来てしまいました。

 

こんなことでもないと、ぬるま湯の環境からは抜け出せない、自分の弱さを思い知らされました。

でも、神様もちょっと意地悪です。
こうなったら、ピナレロの神が降臨するDOGMA F12でも拝みましょうかね…