ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その4(サスペンド?)

今日はLSDを1時間です。

LSD 1時間

途中、長男がきて少々話をしたので、一旦止まっています。
(アスリートでも無い良い大人の父親がローラーで走っている姿を見て、息子は何を思う…)

 

さて、ピナレロ vs フォーカス vs チネリの比較対決ですが、外を実走するチャンスがいよいよ無くなってきそうです。

というのも、今週の天気予報は週末を含めて雨ばかり。
そして来週になると、Yahooの天気予報には「雪だるま」マークがずらり。
いよいよ北陸の冬本番、雪が降るようです。

雪が降ってもいきなり平野で積雪が何cm…となることはないと思いますが、ロードバイクで走るルートは山沿いが多いため、平野部で雪がチラついたりミゾレが降っているのであれば、山沿いは最低でもうっすらシャーベット…そうなると、もうロードバイクでは走れません。
とうとう冬ごもり、あるいはローラー台でのトレーニング・オンリーの季節が来そうです。

 

比較対決は来春までサスペンドとして、しばらくはローラーでのトレーニングに勤しみますか…

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その3(予行演習?)

今日はトレーニングではなく、チネリ/フォーカス/ピナレロの3台をトランポして、データログを取得するポイントで、実走してみました。

しかし、データログ取得の予行演習で終わってしまいました。

また、フォーカス(11-32T)とピナレロ(11-30T)のスプロケの丁数が一致していないため、単純な比較はできないことが分かりました。

 

まず、コースは以下のようになっています。

データ取得 予定コース

長いストレートの後にプチ・ヒルクライムがあり、ライドのデータログを取得するには絶好ののポイントです。

橋の近くにある駐車場に車を停め、そこからスタートします。

ピナレロ,フォーカス,チネリをトランポ

 

まず、チネリで1本ウォームアップとしてコースを走った後に、本番のデータ取得をするつもりでしたが、ウォームアップとしてヒルクライムをしただけで、もうギブアップでした…

なので、今回は予行演習として、とりあえずコースを試走するだけにしています。

 

まず、チネリでウォームアップをしました。

チネリ ウォームアップのみ

これは、ウォームアップのみなので、スルーします…

 

つぎにフォーカスです。

フォーカス 最高速到達

チネリのウォームアップでもうダルダルになってしまったので、ストレートでの最高速&スピード維持のみになりました。

スタートから1分48秒後、38.5km/h、95rpm程度で巡航しているところから660Wで踏み始め、10秒後に最高速47.5km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは105rpm程度でほぼ一定となっていますが、最高速を記録した10秒後の出力ワット数は533Wであり、スピードが乗るにつれて127W減少しています。

 

そしてピナレロです。

ピナレロ 最高速到達

スタートから1分47秒後、38.9km/h、100rpm程度で巡航しているところから654Wで踏み始め、15秒後に最高速50km/hに到達しています。

この間、ケイデンスは110程度ですが、フォーカスに比べて小さい増減/振動を繰り返していることが目立ちます。
ケイデンスの増減/振動に合わせて出力ワット数も変化していますが、最高速を記録した15秒後の出力ワット数は471W(184W減少)であり、フォーカスと同様、スピードが乗るにつれて減少する傾向を示しています。

 

一番足が疲れている時点でピナレロに乗ることになりましたが、それでもピナレロが最速でした。
足に感じる感覚としても、ピナレロは「軽くて速い」という印象です。

フォーカス/ピナレロとも、加速前の巡航速度と出力ワット数はほぼ同じです。
しかし、ケイデンスはピナレロが10rpmほど高く、加速している最中のケイデンスもピナレロが10rpmほど高い数値となっています。
また、加速中、ピナレロはケイデンスが一瞬低下してしまったようで、それをまた上げるために時間を浪費しているようにも見えます。

 

絶対値としての速度を単純に比較するのであればエアロ効果の高い形状が有利であり、フレームの強度、およびホイールの材質・特性は、最高速そのものには、あまり影響しないかもしれません。

また、加速時におけるバイクの性能を評価するのであれば、ギア比(私の場合はスプロケの丁数)を統一しないと、単純に比較はできないとも思えます。

 

予行演習の結果から、フォーカスには、今のゾンダ(11-32T)ではなく、チネリのシロッコ(11-30T)を装着した上で、あらためてテストの本番を行うことにしました。

その時こそ、ボーラとシロッコをピナレロとフォーカスに交代で装着して、データを取得します。

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その2(準備編)

今日はLSDを1時間20分です。

LSD 1時間20分

昨日の月曜日はナベちゃんと恒例の筋トレに行きましたが、いつもの上半身だけではなくスクワットも行ってみました。

そのため、LSDとは言え、今日は結構足にきました。
(あー、疲れた…)

 

さて、ピナレロ、フォーカス、チネリの走りを比較する件ですが、昨日のデータを取得したルートにも、長いフラット&ストレート区間があります。
とりあえず、そこのデータを見てみたのですが、フォーカスとチネリのデータが良くなくて、ちょっと比較になりませんでした…

 

今回は、まずピナレロからです。

12月6日 ピナレロ

ライドルート中、プチヒルクライム直前には若干下りの長いストレートコースがあり、ここは高速走行ができるポイントです。

上記ライドの際には、ピナレロでは、全力とまではいきませんが(出力ワット数は731Wとなっていますから)、この区間をそこそこ頑張って走っています。

ケイデンス112rpm、スピード52.6km/h。
まあ、悪くない…というところです。

 

つぎにフォーカスなのですが、これが参考になりませんでした。

10月4日 フォーカス

このとき私は、Goproでメンバーのライドの様子を動画撮影していた都合上、隊列の最後尾を走っており、走り方そのものがそれほどパワーをかけていませんでした。
ケイデンスは102rpmとピナレロのデータに比べて10%ほど少なく、スピードも46.4km/hとやはり10%以上低くなっています。

 

これはチネリも同じでした。

9月22日 チネリ

ケイデンスは80rpmであり、そもそもこのときはパワーをかけていません。

 

フラットコースでの比較は、あらためてデータを取得し直す必要がありそうです。

 

データを再取得する時の走行方法ですが、ルートは上記と同じストレート区間を使い、「30秒の全力走…からのスピード維持1分」とし、都合1分半の走行でデータを取得してみたいと思います。

私が着目したいと思っているポイントは、以下の3点です。

(1)30秒の全力走で到達するスピード
(2)上記の際の出力ワット数、およびそのカーブ
(3)その後1分間スピードを維持するために必要な出力ワット数

 

→その後、ストレートのつぎにあるプチ・ヒルクライム、および折り返しのダウンヒルもコースに追加し、それに伴い着目点を3点加えて、都合6点で比較することに変更しました。
なお、ヒルクライムは「精一杯頑張る」、ダウンヒルは「できるだけノーブレーキ」で走る前提とします。

(4)ヒルクライムの区間タイム
(5)ダウンヒルの区間タイム、およびMAXスピード
(6)気になった点などのコメント(あれば…)

 

しかし、そろそろ天候が心配です。
今週末、タイミングよく晴れてほしいです…

 

追伸:

むぎーさんから、「ホイールを変えたとき影響は大きい。ホイールの条件を揃えた比較にしないといけないんじゃない?」との連絡がありました。

その通りですね。

実は、スポーツサイクル・イシノさんで、フォーカス(ゾンダ)にボーラを履いて大丈夫か…を聞いていました。

「ゾンダ用のシューで、カーボンホイールを使う(ブレーキをかける)のは良くないけど、まあ、ヒルクライム&ダウンヒルを1本程度なら大丈夫だろう」…

ということで、ホイールも交換する前提で、フレームとホイールの組み合わせごとの比較をしてみましょう!

ピナレロ vs フォーカス vs チネリ その1

昨日は、私の元にきた神様、ピナレロ DOGMA F12のシェイクダウン・初ライドでした。

その際に、私が感じたDOGMAの印象は、「楽に速く走ることができるロードバイク」というもので、これまでネットで私が見聞きしてきた評価、たとえばフレームの硬さに起因する「扱いにくさ」、「ペダリングの難しさ」、「疲れ易さ」…等のネガティブな印象はありませんでした。

ネットでの評価と、私の感じた印象があまりにも違うので、自分としては非常に気になりました。

 

そこで、昨日、DOGMAでライドしたデータログを、過去に、同じルートをチネリ・ヴィゴレッリ・ロード、およびフォーカス・イザルコ・マックスで走ったときのデータログと比較してみることにしました。

ルート全体を比較することも難しいので、とあるヒルクライムのポイントに絞って比較してみます。
そのポイントですが、ルートの前半にあるプチ・ヒルクライム二段坂の登り口にしました。

ポイント 二段坂・登り口

前半のプチ・ヒルクライムは大きくは2回の勾配変化があります。
二段坂の勾配がアップするポイントがありますが、いつも、私はそこで「さあ、もう一息!」と気合が入ります。
なので、そこでのデータを比べてみることにしました。

 

まずはチネリです。

9月22日 チネリ

ケイデンス101、スピード20.2km/h、出力ワット数242W。
うーん、頑張っています。

 

つぎはフォーカスです。

10月4日 フォーカス

ケイデンス104、スピード19.4km/h、出力ワット数は219W。
ケイデンスとスピードはチネリとほとんど同じですが、出力ワット数は90%程度で済んでいます。

 

そしてピナレロです。

12月6日 ピナレロ

ケイデンス101、スピード20.5km/h、出力ワット数172W。
やはり、ケイデンス、スピードはほとんど同じですが、出力ワット数はフォーカスの78%。
チネリと比べると、なんと71%!

「同じスピードを出すのであれば、ピナレロはフォーカスの8割、チネリに至っては7割程度のパワーで済む」

これは、私にとって衝撃的です…

 

このプチ・ヒルクライムは、ストラバで区間登録されています。
参考として、その区間タイムも比べてみます。

チネリ: 7分44秒
フォーカス: 7分42秒
ピナレロ: 7分21秒

上記いずれも「全力・オールアウト」として走っているのではなく、どのときも「ある程度頑張る」という感覚で走っていました。
このため、この3つのタイムは同じ条件で計測したとは言えませんが、それでも20秒も差があることは、たまたまではなく「意味のある違い」だと思います。

 

データから見ても、ピナレロ DOGMA F12は、少ないパワーで効率的にスピードを出すことができるロードバイクであると言えます。
これが「ピナレロの神が降臨する」という状態なのかも…です。

 

天気の状況にもよりますが、つぎは医王山などのある程度の長さがある坂や、長いフラットコースでデータを取って比較してみたいと思います。

神様…

今日は夕方から、妻の実家に行き義父さんの年賀状作成について相談を受けていたので、トレーニングはお休みです。

 

昨日は「春爛漫の来シーズンに向け、冬のトレーニングもやる気マンマン」…と書きました。

 

さて、やる気マンマンの理由は…

ピナレロ DOGMA F12 2020チーム・イネオスモデル

 

…私のところに「神様」が来たからでした。

フレーム:DOGMA F12 リム・ブレーキモデル
     2020 チーム・イネオスカラー
コンポ:シマノ デュラエース(ワイヤー)
    クランク コンパクト(50-34T)
    スプロケ 11-30T
ホイール:カンパニョーロ ボーラWTO 45(クリンチャー)

それ以外のパーツは値段を抑えており、たとえばハンドルは「ガーボン・エアロ形状一体型」ではありませんし、サドルもカーボンレール等ではありません
それでも私にとっては神様です…

 

昨日の金曜日納車で、今日は土曜日。
昨日の夜は興奮して、なかなか寝つけませんでした。

まだ近所をちょっと回った程度であり、明日のライドがシェイクダウンです。
なので、今日の夜もなかなか寝付けないかもしれません。
トレーニングはしていませんが、ちょっとだけアルコールを摂取したいと思います。

 

来年はこのバイクで頑張るぞ!…ということで、「やる気マンマン」なのでした。

あー、私って単純…