バレた…

今日は、2月14日(水)。

今朝の金沢は、曇り気味の天気から始まりました。

このところの金沢はいい天気の日が続いており、それにつれて気温も上昇。

もうすっかり雪もとけています。

 

そんな今日の予想最高気温は、なんと17℃になるとのこと。

 

最低気温はそれなりに低いですが、最高気温を見ればこれはもう4月上旬並みです。

 

この冬は、決して雪は多くありませんでしたが、それでも気温はそこそこ低い日が続いたこともあって、一概に「暖冬である」とは言い切れないと感じていました。

しかし、2月中旬の今日時点で雪がなく、しかもこの気温です。

「やっぱり暖冬なのか…」

そんな風に考え直してしまいます。

 

この先一週間の金沢の天気予報を見ると…

 

おっと、最高気温が20℃を超える日がちらほら。

ところが、そのつぎの日は一気に雪マーク。

 

うーん、いったいどうなっているんですかね。

2月下旬から3月上旬にかけて、もう一波乱あるかも…

そう思っておくことにします。

 

 

この週末は三連休の方も多かったと思いますが、11日(日)から、妻が肩の痛みや頭痛等で調子がイマイチ。

このため、日曜日の夕方から12日(月)いっぱい、私は主夫として過ごしました。

連休最終日の月曜日の夜になって、ようやく妻の調子が戻ってきたので、連休明け13日(火)からは通常モードに戻っています。

 

以前の投稿にも書きましたが、家事は、気になったところにすべて手を出し始めるとキリがありません(「「主夫の友 パート3」期間を振り返って…」)。

今回の主夫生活では、夕飯を「調理は切って鍋に入れるだけ」とチョー簡単で、しかも事前の味付けが不要の「昆布だしの鍋」(ポン酢/ゴマだれ等で頂く)にすることで、主夫としての手抜きを画策。

朝食後、それに向けて必要なものを書き出していました。

「えーっと、白菜、焼き豆腐、鶏肉…」

すると、すかさず次女から一言。

「あっ、晩ご飯、鍋にするつもりでしょ」

 

それを聞いて、主夫の私は慌てます。

「バレたか…鍋はイヤ?」

「うん、ダメ」

 

「そうか…じゃあカレーは?」

「お父さんが作る ”スパイスのカレー” なら良い」

…ということで、夕食は「手羽元のインド風スパイシーカレー」になりました。

 

このカレー。

市販のルーを使うのではなく、カレー粉(赤缶)にクミン/コリアンダーのパウダーを自分で混ぜて使います。

少量のガラムマサラを入れると尚良し。

当初は赤缶だけで作っていましたが、それだと子供たち(その当時は小学生)には辛すぎたので、クミン/コリアンダーを入れてカレー粉の分量を減らしています。

 

材料は、玉ねぎ、トマト、ピーマン、手羽元、そして、隠し味のリンゴ(すりおろし)。

それにスパイス、ニンニク、ショウガ、塩と、至ってシンプル。

 

作り方ですが、材料は適当に切って炒める/煮込むのみ。

ただし玉ねぎ等を切る下ごしらえのタイミングから、別途、手羽元を鍋でゆっくり優しく煮込み、そのダシをカレーに使います。

(煮込んで柔らかくなった手羽元は取っておき、最後にカレーに入れます)

 

まずは玉ねぎを炒めるんですが、これが非常に大切。

この作業で、このカレーの味(成功/失敗)が決まってしまいます。

玉ねぎがうまく炒まったらトマトを投入してさらに炒め、すりおろしたニンニク/ショウガを投入。

いい香りがしてきたらスパイス/塩をぶち込んで更に炒め、良い頃合いで(手羽元は取り出して)ダシをすべて注ぎ込む。

煮立ってきたところでピーマンとすりおろしたリンゴも投入。

良さげになったところで、煮込んで柔らかくなった手羽元も入れる。

そして優しく混ぜながら、ひと煮立ちさせたら完成です。

 

洋風カレーとは異なりトロミが無い仕上がり。

私を含めて家族全員が好きな味なんですが、時間も手間もかかるのが欠点…ですかね。

 

 

夕飯の手抜きが「バレた」結果、手間と時間がかかる献立になってしまいました。

ずっと台所に立って作業していたためか、腰がちょっとダルくなってしまったような…

それでも家族全員が「美味しい」と言って食べてくれたので、まあ良しとしますか。

 

 

さて、「バレた」つながりで。

 

今日はSt.バレンタインの日。

朝起きてダイニングに行くと、私、そして子供たちの席には、袋に入った箱がありました。

それは、妻が準備してくれたバレンタインデーのチョコレート。

それを見るまで、”今日” がバレンタインデーであることに気がついていませんでした。

 

「ありがとう」

 

笑顔でそう言う私ですが、その手の記念日などに疎い私であることは、すでに妻には「バレて」います。

 

今年の結婚記念日。

妻からはサプライズのプレゼントがありましたが、私は完全に忘れており、その挽回に走り回りました(「大寒を乗り切る」)。

一昨年もすんでのところで危険回避(「回避できた…」)。

男って、そんなもんですよね?

それとも、私だけかな…

 

 

3月14日のホワイトデーはあらかじめ準備をして、忘れないようにしておかないと…

そう考えていても、やっぱり忘れてしまうことも含めて、妻には「バレて」います。

 

 

つまらないことは、しつこいくらいに覚えているくせに、大切なことを忘れる。

妻はきっとそう思っているでしょう。

 

まあ、呆れることもあるでしょうが、笑って許してください。

低すぎた…

今日は、2月10日(土)。

一日の最高気温が5℃以下となる日が続いていましたが、ここに来て5℃を超える日も出てきました。

昨日 9日(金)の最高気温は9℃で、今日も同じ予想です。

そんな、「ぼつぼつ、少し暖かくなってきたか?」と感じた昨日は、エアロバイクでのLSD 40分を行いました。

 

ただ、ちょっとケイデンスが低すぎたようで、まったく心拍が上がっていません。

「低負荷の有酸素運動」とはいえ、これでは運動にはなっていないかも…

 

60rpmを少し切ったケイデンスでは、少々低すぎたようです。

「60rpmを維持する」程度が、現状ではちょうどいいようなので、今後はそのあたりを目指してみます。

 

 

さて、「平日にはアルコールを飲まない」というルールを守り、かつ寒い冬のシーズンも「リビングでエアロバイクに乗れる」という環境を整えたこともあって(「エアロバイクで ”そうする!”」)、少しずつですが体重が落ちてきていました。

去年 2023年の5月には80kg近くあった体重ですが、今朝の時点では69.4kg。

この8ヶ月で体重が約10kg減りました。

 

一方、健康診断で高血圧の烙印を押された私ですが(「プレッシャーが…」)、去年11月に「181 / 118」だった血圧が、今朝の時点で「138 / 90」。

まあまあの値ですが、標準的な値にまでは「もう一声」です。

 

ただ、まあまあの値まで血圧が下がってきたのは、朝食後に3種類/3錠の薬(降圧剤)を飲んでいるから。

運動や減量の効果ではなく、明らかに処方された上記の薬のおかげ。

ちょっと悔しい気もしますが、まずは薬による治療を続け、一旦標準的な血圧まで下げることを優先しないといけません。

 

さらにその上で、体重を65kg程度(20代の頃の体重ですね)まで絞る。

そうすれば、薬の種類/数を減らしながらも、血圧を標準値で安定させることができるかもしれません。

それに、65kgあたりまで体重を減らすことができれば、PWR(パワーウェイトレシオ)の向上という効果もありますから、ヒルクライムにも有利に働くハズ…

私はそれを狙っています。

 

 

「あっ、血圧が低すぎ」…

そんな朝を迎えることを夢見て、この後の日々を感張っていきます!

火花散る戦い…

今日は、2月9日(金)。

昨日 8日(木)は、伊吹山へのエントリーを済ませたことを報告しました(「伊吹山 エントリー完了!」)。

 

2019年に惨敗して悔しい思いをした伊吹山のヒルクライム。

今年 2024年はそのときのリベンジを果たすつもりです。

 

2019年は、本当に悔しい思いをしました。

そのことをあらためて噛み締めるために、2019年に撮影したみっともない動画を再度見てみました。

(「2019年 伊吹山ドライブウェイヒルクライム(大惨敗)」)

 

心が折れてしまい途中での足を付いてしまった…その後のリスタートで左足脹脛が攣っての立ちゴケ。

そして、反対側の右足脹脛まで攣りそうになっての足付き…からのリスタートで再度の立ちゴケ。

そして、リスタートができなくなってしまい、勾配が少し緩くなるところまで、クリートを削って歩く羽目になる。

いやー、今見ても胃が痛くなります。

 

よし、今年はリベンジを果たすぞ…

 

 

入賞を目指す方々の「火花散る戦い」には遠く及びませんが、

・まずは完走
・そして年代別 上位1/3以内

を目標に大会に臨みたいと思います。

 

 

 

さて、「火花」つながりで。

 

昨日の夕方。

仕事から帰ってきた次女から、

「お手軽スイーツを作ってあげる」

と嬉しいご提案。

その準備として、まずは板チョコを電子レンジで溶かしているときのこと。

 

電子レンジでチョコを溶かすのは、均一に溶けないことが多く勧めではないようですね。

次女は湯煎で溶かすのが面倒だ…と言って、電子レンジで少しずつ、様子を見てときどきかき混ぜながらなが溶かしていることが多いようです。

 

 

次女が色々作業を始めたのですが、しばらくするとこんな声が上がりました。

「お父さん! こっちに来て! 早く!」

なんだ…と思って台所に行くと、

「ほら! 電子レンジの中で火花が出てるよ!」 

中を覗くと…

 

電子レンジの中、奥の壁の部分。

そこの網目になっている箇所から「バチバチ」と火花が出ています。

 

「えっ、こりゃまずい」…

ということで、すぐに停止ボタンをポチッ。

扉を開いて問題の箇所を見ると、網目の一部が錆びて下地の金属が露出しており、そこから火花が出ていたようです。

 

いやー。

これはもう危なくて使えないなぁ…

 

今年に入り、我が家の家電については故障続き。

洗濯機に引き続き(「横ではなく縦…」)、今回は電子レンジ。

さて、どうする…

 

「しばらく ”チンの無い生活” をするのも、いいもんでしょ」…

 

そうんな風に呑気に構えていると、

「それは困る、できるだけ早く」…

と、妻からダメ出し。

それに続いて、次女からは、

「オーブン機能は必須!」

との厳命がくだります。

 

 

うーん…

しばし考えていましたが、ハタと、すぐに高機能電子オーブンレンジを導入できる妙案を思いつきました。

それは…

「そうだ、事務所の電子オーブンレンジを家に持ってこよう」

 

私は、父、そして母と別居をしていましたが、父が病気になった際に、一旦実家に入って同居をしました。

父そして母が亡くなってから、私は実家を壊して(以前に私が自分で建てた)今の家に戻ったのですが(「とししゅん にはなれない…」)、その際、実家で使っていた冷蔵庫、洗濯機、炊飯ジャー等の家電を、(まだまだ使えるものがほとんどだったので)そのまま移設して使うことにしました。

しかし電子レンジは、別居した際に購入したものが私の建てた家に設置したままの状況だったので、実家で使っていたものは事務所に設置することにしました。

ただ事務所では、”調理をする” ということがほとんどないため、高機能ではありますが、それを使う機会はほとんどありませんでした。

 

 

「思い立ったが吉日」とばかり、私はすぐに移設作業を開始。

10分ほどで、撤去&移設の作業が完了しました。

 

 

「すぐに要る!」

「レンジだけじゃなくて、オーブン機能も要る!」

そんな ”火花散る” 要望にも、即座に対応。

 

この ”戦い” に、私は勝った…

そう判断しておきます。

できること・できないこと…

今日は、2月2日(金)。

今朝は朝5時前に目が覚めたのですが、起きた途端、まず自分の顔の冷たさを感じました。

路面、あるいは車のフロントガラスがビシバシ凍っているようなことはなかったのですが、起きがけに感じた寒さは極めつけ。

ちなみに今日の予想最低気温は「-1℃」。

なので、今朝の気温はおそらく氷点下だったはず。

まあ、寒いはずですね。

テレビ番組の天気コーナーでは、週明けにかけて再び寒気が日本列島を覆うとの話をしていました。

 

「金沢でも、再び積雪があるかもしれないな」…

そんな心の準備をしておきます。

 

そんな昨日の1日(木)、恒例となったエアロバイクでのLSD 60分を行いました。

 

ケイデンスをやや抑えめにしているため、心拍のゾーンも見事「ゾーン2」に収まりました。

 

私は昨年の健康診断で高血圧と診断され、その治療を続けています(「プレッシャーが…」)。

かかりつけ内科医院から降圧剤が処方されるのですが、思ったほど血圧が下がらず、手を変え品を変え色々な薬を試している…という、まだ治療の途中段階です。

このため医院の先生からは、

「トレーニングをするのであれば、血圧が落ち着くまで、低負荷の有酸素運動にしてください」

と言われています(「ゾーン2での戦い…」)。

 

 

エアロバイクで行う「低負荷・有酸素運動」は、現状行なっている条件、

・負荷設定「3」
・ケイデンス「60rpm」あたり

が良いということが分かってきました。

 

上記の負荷/ケイデンスは、もっと下げることも、上げることもできます。

しかしそれでは、

・下げてしまうとやる気が出ない
・上げてしまうと高血圧に良くない

ということになり、よろしくありません。

 

できること・できないこと。

このあたり、きちんと判断して高血圧のことも考えながらトレーンングを進めていくことにします。

 

 

さて、「できること・できないこと」つながりで…

先日の投稿で、能登半島地震の被災地の支援/援助に関連し、「自分でも、できることを考えてみる」旨を書きました(「食事の大切さ…」)。

 

私がまず最初に思いつくのは「義援金」。

これについては、1月6日、石川県が開設している口座に、少しでも足しになればと思い、少額ではありますが振り込まさせていただきました。

また、これとは別に、私が住んでいる地域全体での義援金募集があり、これにもご協力をさせていただきました。

 

そして、つぎに思いついたのが、炊き出しのボランティア。

ちょっとネットをググってみたのですが、今回の能登半島地震でも、被災地では色々な方/団体が炊き出しのボランティアで行っているようです。

また、それらの方々/団体の炊き出しでは、概ね150食以上の提供を目処に準備をしている模様。

150食というとかなりの量ですが、これまでの私の経験(小学校のバザーやイベント、あるいは地域での秋祭り/盆踊り大会等において、カレー、豚汁、焼きそば等を作った経験)から考えて、想像できない量ではありません。

「よし、これだ!」

と思っていたのですが…

 

念の為、石川県のホームページをチェックしてみると、炊き出しのボランティアも、あらかじめ登録した団体でなければ実施はできない旨の記載がありました。

「そりゃ、そうだよね」

ということで、事前に登録をするつもりで更に先の注意書きを読んでみると、ちょっと考えさせられる記述がありました。

・調理/配膳/片付け等の必要作業を自分たち自身で行う必要がある
→ そのつもりです

・普段の食事はお弁当なので揚げ物/肉料理が多く、野菜が不足している状況
→ ”野菜たっぷり” 了解です

・食中毒を避ける意味から、野菜であっても必ず加熱する
→ これは大丈夫

・暖かく柔らかいものを希望されている方が多い
→ そうですよね、私もそう思います

・お年寄りや子供もいるので、香辛料を多く使った料理/エスニック料理は好まれない
→ えっ、得意の ”ルーを使わないカレー” はダメなのか?

・多くの団体の炊き出しがカレーや豚汁の献立となっており、それ以外が喜ばれる
→ これは、ちょっとまずいか…

という具合。

 

そして最後に見つけたのが、震災ゴミの片付けボランティア。

震災ゴミの片付けを行うボランティも石川県に事前登録が必要です。

ただ、既に2月初旬までの募集は締め切られているようです。

しかしまだ募集が行われているものとして、「軽トラック」でのボランティアが記載されていました。

「軽トラック」ボランティアは、

・被災した方の家の片付けや掃除から出た震災ゴミを、
・災害廃棄廃棄物の仮置き場まで運ぶために、
・軽トラックを持ち込んで、それに載せて運ぶ

という内容であるとこのと。

軽トラックを所有している私にピッタリではないですか。

「おっ、これはいける!」

しかし、よくよくその内容を読んでみると、募集しているのは被災した能登の「同じ市町村に在住の方に限定する」との条件がついていました。

 

能登に向かう道路は、まだ各所で寸断されており、移動ルートが限定されています。

この状況で、ボランティアのためとはいえ、被災地に向かう車が増えると、簡単に渋滞が発生してしまいます。

それは避けないといけません。

「同じ市町村に在住の方」…という条件がつくのも、あたり前ですね。

 

うーん…

 

私が「すぐにできそう」なことは、現状では「できない/やってはいけない」…とまではいかなくても、少し考え直した方が良いようです。

 

ちょっと作戦を練り直してみますか。

食事の大切さ…

今日は、2月1日(木)。

2024年も一ヶ月が過ぎ、今日からは2月です。

先日の投稿で書いた通り、とある方が新型コロナに感染。

その方と私は、発症前日の午前に打ち合わせを行ないましたが、その後も私自身はまったくの無症状。

なので、通常通り出勤して仕事をしていました。

ただし自宅では、マスクをして寝室での自主隔離を実行(「クールダウンで…」)。

 

新型コロナの潜伏期間は2日間といわれます。

発症した方との打ち合わせを行った当日(月曜日)の午前を起点(ゼロ日目)として、今日の午前で2日目が過ぎます。

その今朝の時点で、相変わらず私はまったくの無症状。

なので、数時間早い…とはなりますが、今朝起きた時点から、私の ”自主隔離” は解除することにしました。

 

朝6時少し前に起きた私は布団を畳んでリビング行き、妻と「おはよう」の言葉を交わして新聞を読みます。

朝食の準備ができたら、妻と話をしながらダイニングテーブルで食事を食べる。

そんな当たり前のことができるだけで嬉しかったですね。

 

たった二日間でしたが、(私自身が、新型コロナやインフルエンザを発症したのではなく…)”濃厚接触者” として寝室に閉じこもり、一人ポツンと食事を食べる。

その味気なさ…

 

「環境も含めて、食事ってとても大切なんだな」

あらためてそう思いました。

 

昨日は ”自主隔離” を優先したのでトレーニングはお休みしましたが、解除となった今日からは、楽しい食事もパワーにしながら、またリビングでのエアロバイクに勤しみたいと思います。

 

 

さて、元旦に能登半島地震が発生してから、はや一ヶ月が経ちました。

元旦の午後は、友人家族と一緒に新年を迎えたお祝いを計画しており、友人と買い出しを終えて少し早めにお酒を飲み始めていた…まさにそのときに、今回の地震が発生しました(「地震が発生…」)。

 

「復興はまだまだ」…ではありますが、知り合いの中には、仕事の関係で能登に行く機会がある方がボツボツといらっしゃいます。

 

「仕事の関係で能登に行く」…

今の時期に仕事で能登に行くのですから、その方々は、いろいろ破壊/停滞している能登半島のインフラ/各種機能に関する仕事をされています。

そして、それら破壊/停滞しているインフラ/機能の、復旧/復興のための業務として現地に行かれています。

 

 

そんな一人の方から、仕事で2日間被災地に入った際に、炊き出しとして頂いた昼食の写真が送られてきました。

これです↓

 

炊き出しの内容やそれを実施されている方々(市町村の職員の方かもしれませんし、ボランティア団体の方かもしれません…)については、とくに私からコメントすることはありません。

長期保存が前提の支援物資/備蓄品となると、私もまず缶詰やレトルト食品を思い浮かべます。

またお世話をされている方々についても自分自身が被災者である可能性があり、被災者と共に大変ご苦労されていることと思います。

 

その一方、避難所での生活を余儀なくされている方々の毎日の食事が、上の写真の内容(いわゆる ”非常食” と呼ばれる献立)に限られているとすると、その方々には相当のストレスが溜まるのではないか…

とも思います。

 

 

ちょっと調べてみると、ヨーロッパ各国の災害対応は非常に進んでおり、「災害時でも我慢しなくて良い環境」を提供できるように避難所の運営が行われるそうです。

その中でも先進的なのはイタリアで、そのモットーは「T.K.B.」。

「T.K.B.」が意味しているのは、「トイレ・キッチン・ベッド」。

 

災害発生時は避難所をできるだけ早く開設する。

かつそこでは、「安心できるトイレ」、「暖かい食事」、「ゆっくり眠れるベッド」を備えていることが前提。

「T.K.B.」がない状態では、いわゆる ”災害関連死” する方が増えてしまう。

それを防ぎ、早急な復興に繋げていく…

 

そんな理念のもとに、ヨーロッパ、とくにイタリアは必死に取り組んできたそうです。

うーん、素晴らしい。

 

ヨーロッパでは、第一次世界大戦、第二次世界大戦の際に国土が荒廃し、多くの難民が生まれた歴史があります。

またイタリアは日本と同じように火山を多く抱える国で、それらの噴火により多くの災害が発生してきました。

それらの災害が発生した際に、

「災害の直接的な被害ではなく ”災害関連死” で多くの国民を犠牲にしてしまい、それが原因となって復旧が遅れ、経済的にも大きなダメージを受けた。そのことを教訓として、現在の体制を構築した」…

そんな経緯があるそうです。

 

 

これに対して我が日本では、

・多くの場合、避難所は小学校の体育館であり、
・結果としてトイレの数が少なく衛生的な問題も発生し、
・食事は冷えたおにぎりやパンなどが多く、
・プライバシーなどは無く多くの人と床で雑魚寝するしかない…

という状況です。

 

少々悲しい気持ちになりますが、イタリア/ヨーロッパと日本では、災害が発生したときの国や県・市町村の対応姿勢/本気度が違っている…

そんな印象です。

 

とは言え、いきなり国や県・市町村に「本気になってほしい」と掛け合っても、すぐに事態が好転するはずもない。

それなら、私が自分でできることを何か見つけ、まずはそれをやってみてるか?

 

うーん…

ちょっと考えてみますか。