今日は、8月8日(金)。
昨日 7日(木)、ここ金沢市は大変な雨に見舞われてしまいました。
実は3年前の2022年8月4日にも、雨による水害が発生していました(「避難指示ですべきこと…」)。
このときは、平野部というよりも山で大量に雨が降る状況。
この山で大量に降った雨が手取川/犀川水系に流れ込み、私たちの地域を流れる川の水量も急増。
そのため、河川が溢れる/溢れそうになった…
そんな状況でした。
私は、この地域の生産組合(営農組合)のメンバー/役員をしています。
地域の生産組合では、河川にある灌漑用の堰/水門の管理も行っています。
その関係から、日頃から、
・複数箇所にある河川の堰/水門
・田んぼ/畑の用水路の状況等
を確認しています。
このため台風や大雨などの際には、金沢市から河川の堰/水門&用水の状況確認等があったりします。
この日も、朝6時ごろから、私は河川を流れる水量のチェックしに、車であたりを回っていました。
まずは、このあたりで一番大きい川である ”十人川”。

十人川は、水が溢れるまで、まだ1mほどはあります。
しかし、この後も上流域で雨が続くようなら、ちょっとヤバいかも…
続いて、十人川の支流にあたる ”瀬木川”。

ここは、溢れるまで、あと50cmを切る状況。
うーん、これはまずいかも…
そして、十人川沿いの道路は…

すでにくるぶしあたりまで冠水してしまっていました…
状況をチェックして回った結果として、
「このまま雨が降り続けたら、床下/床上浸水の家が出てもおかしくない」…
と考えた私は、河川の堰/水門を管理している ”生産組合の役員” という立場で、金沢市の河川の防水/防災を担当している ”金沢市河川水防課” に、
・十人川/瀬木川が溢れそう
・町内生活道路が冠水している
ということを連絡しました。
ちなみにこの時点10時過ぎ。
そのころには、私たちのサツマイモ畑には、用水の水が溢れ出して畑に流れ込んだ結果、すべての畝が水に浸かったプール状態。

この時点で、金沢市の東部(森本、夕日寺あたり)にはすでに避難指示が発令されていました。
最初の避難指示発令自体も ”ちょっと遅い”…と感じましたが、さらに私たちの地域(押野)には、まだ何の指示もありませんでした。
最初の避難指示から遅れること1時間以上、11時ごろ(金沢市の記録としては9時半付け)になってようやく、私たちの地域にも避難指示が発令されました。
うーん、遅いって…
そうこうするうち、10時50分ごろになり雨が小康状態に変わり始め、11時には雨雲レーダーでも線状降水帯が無くなっていました。
これを受け、あらためて河川等をチェックに行ってみました。
まず十人川。

水量が下がって、2m以上の余裕ができていました。
続いて瀬木川。

こちらも、1m以上の余裕あり。
そして道路。

すっかり水が引いていました。
完全に雨が止んだのは午後になってから。
その午後は、お日様が出て暑く感じるほどで、未明から午前中にかけての大雨が嘘のようでした。
今朝になり、プールになっていた畑も、ちゃんと元に戻っていました。

3年前と同様、今回も私たちの地域にも、避難指示が発令されました。
しかし、3年前のときとは異なり、避難指示が発令されたタイミングは、雨が小降りになり、川や田畑、そして冠水した道路の水が引いた後だったんですよね。
これ、いただけないですねぇ…
3年前は、金沢市側から私たち生産組合に、前日のうちに河川の堰/水門について連絡がありました。
連絡は、
「今夜のうちに、堰を倒して、水門を閉めておいてほしい」…
そんな内容でした。
しかし今回は、大雨が予想されていたにもかかわらず、当日になっても金沢市側からの連絡はありませんでした。
逆に、痺れを切らしてこちらから金沢市側に連絡をしたほど…
うーん。
3年前経って担当者が変わり、危機管理体制が弱くなったのかな…
今回の金沢市は、初動の遅れが取り戻せず、そのまま避難指示を発表するタイミングが遅れてしまった…
そんな気がします。
3年前の2022年8月5日。
そして今回の2025年8月7日。
どちらのときも、私たちの地域に避難指示が発令されました。
ただ幸いなことに、どちらのケースでも大きな被害が発生しないうちに雨は降りやんでくれており、その日のうちに避難指示は解除されています。
しかし、
「もう少し長い時間、強い雨が降り続いていたら」…
と思うと、ちょっと怖い気もします。
「そんなことは起きない」
そう思ってやり過ごすこともできます。
しかし、河川が溢れて床下/床上浸水等の水害が発生することを想定して、金沢市の避難指示等に頼らない対応策を、家族で話し合っておくことも必要かな…
そう思った、今朝の私でした。