今日は、10月10日(金)。
昨日 9日(木)は、とくに用事があった訳ではないですが、いつものスポーツサイクル・イシノさんに、夕方からフラッと寄ってみました。
店内にはイシノさん親子2人だけで、私の他にお客さんはいない模様。
とくに何も買わなかったので、まあ、私も、”お客さん” ではありませんけど…
正面入り口ではなく、自転車整備スペース側の扉を開けて、
「こんにちは…って、とくに何かある訳じゃないですけど」
と、お決まりのセリフを言いながら中に入りました。
お店に入ったら、まず最初に、お義父さんが乗らないことに決めた電動アシスト自転車(「”お助け” 自転車…その2」)の件についての話しをひとしきり。
「自宅の周辺を走っただけだからかもしれないけど、スタート時以外は、あまりアシストを感じられなかった」…
それを伝えると、さすがイシノさん、ちゃんと理由を教えてくれました。
「あー、そうですね。ペダルにトルクセンサーが仕込まれているので、ペダルを踏んでトルクをかけないと、そもそもアシストされません。なので、スタートや坂道じゃない一定速度では、アシストを感じることはないかもしれませんね」
そうだったのか。
それから、航続距離の話し。
「弱(エコモード)で、やっと70kmほど。先端大を上り、軽海から鳥越を抜けるルートだと、アシストを強にしないといけないだろうから、航続距離としてはちょっと厳しそう」…
これについても、こんなアドバイスをくれました。
「先端大や国道360の坂道でも、強ほどじゃないにしてもアシストは効きますから、弱(エコ)でかなり上れると思いますよ」
ほー、これはぜひ試してみないと…
そんな話をしていると、なぜか話題が若い人たちの結婚観に移っていきました。
その中で、私の感じていることを話してみました。
私が社会に出て、大都会の横浜/千葉で働いていたころの後輩には、男女を問わず、今でも独身を謳歌している人が多い。
一方、Uターンで帰ってきた、大都会ではない金沢では…
大都会ではなないけれど、金沢でも、現在は結婚という選択をしない人は少なくない。
結婚したとしても入籍して一緒に暮らし始めるだけで、結婚式/披露宴を行わない、行なったとしても両親との食事会だけ、あるいは式場やホテルではなく普通のレストラン等で小規模で行う…ということが普通になってきた。
また新婚旅行に行かない、行ったとしても入籍や結婚式/披露宴から半年以上遅れて(それって新婚旅行か?…)ということもしばしば。
そんな中、自分の子供たちを見ると、長女/次女はいわゆる ”お年頃”。
お付き合いをしている彼氏がいてもおかしくないが、どうもそれは無さそう。
休みの日には、自分の趣味の楽器を演奏したり、 ”推し” のグループの動画/DVDを見たり、ライブに行ったりグッズを買ったりして楽しんでいる。
やっぱり、恋愛や結婚に対する考え方が変わってきたのかなぁ…
そんなことを感じる。
一方、イシノさんも私と同じようなことを感じている…とのこと。
戦後の高度経済成長期は、
「明日は今日よりいい日になる」…
そんな漠然とした希望があったように思います。
しかしバブルが弾けリーマンショックを経て、世の中は、それまでにないほどの不景気になってしまいました。
そのころから、学生や社会人になりたての人たちは、自分の将来に希望を感じることができなくなってきたんじゃないでしょうかね。
今の若い人たちも、希望ではなく不安を感じているから、自分のことに一生懸命。
だから、”恋愛/結婚/子育ては面倒だ” と感じてしまうのかもしれません。
なるどほど。
その通りだと、私も思います。
「希望ではなく不安」。
そんな暗いイメージが広がる現在の日本。
その日本を動かしている政府与党の自民党では総裁選が実施され、初の女性総裁が誕生しました。
少数与党とはいえ、衆議院/参議院ともに第1党の自民党。
そのまま行けば新総裁は首班指名を受け、日本初の女性主将の誕生となるでしょう。
色々なご意見はあるでしょうが、私は、
「新総裁/新首相は、これまでの政府とは違い、何かやってくれるんじゃないか」
そんな期待をしています。
日本に広がっている漠然とした不安を払拭し、若者にも明るい将来が想像できる。
そんな ”希望” をもたらす施策/政策を是非とも実施してほしい…
心からそう願います。