今日は、11月10日(月)。
私は、ロードバイクだけではなく、さまざまなグループ活動に参加しています。
その中の一つに、同じ町会の方々と温泉旅行を行うグループがあります。
グループの名前は、町会の名前をとって ”八南会”(八日市 南二町会…の会)。
会の代表幹事は、このブログにも度々登場するbest岡田さん。
かく言う私は、会計兼企画担当。
このグループでは、毎年お金を積み立てて、2年(年度)に一度の温泉一泊旅行を行っているのですが、今年度は、その温泉旅行の年。
そして今回は、能登の富来、輪島、そして穴水を巡る旅行。
宿泊先は和倉温泉として企画しました。
”八南会” では、これまでは県外を中心とした観光一泊として旅行を企画してきました。
行き先の一例としては、
・福井県 敦賀
・岐阜県 高山
・京都府 天橋立
・兵庫県 城崎
などがあります。
結成当初、一度能登へ行ったことはあります。
このときも和倉温泉に宿泊することとして企画しており、曽々木の見附島、珠洲の禄剛崎/塩田、輪島の千枚田なども巡ってきました。
しかしこれは、2024年よりも前のこと。
まだ能登半島地震の影響を受けていないころの奥能登観光でした。
私たち石川県に住んでいる者は、能登にドライブに行き観光先でお土産を買ってくことはあっても、仲良しグループや家族での小旅行として和倉温泉で一泊することはあっても、それ以外ではホテル/旅館で一泊してくる人は少数派だと思います。
とくに2024年1月1日に能登半島地震が発生して以降は(「地震が発生…」)、ニュース等で報道されている通り、まだ道路の復旧、あるいは生業(なりわい)復興等の途上。
このため、私たちのような仲良しグループの旅行であっても、行き先として奥能登を選ぶことがなくなりました。
そんな状況ですから、現在は奥能登に観光目的で行く人そのものがかなり減っていると思われます。
私は、以前はチャンスさえあれば家族全員を連れて、輪島の朝市/千枚田、珠洲の塩田/禄剛崎/いも菓子、松波のイチゴ狩りなど、足げく奥能登にドライブに行っていました。
しかしそんな私でも、能登半島地震が発生して以降は、家族を連れて奥能登に足を運ぶことはすっかりなくなってしまいました。
そんな今年の9月、私は ”ツール・ド・のと” に参加しました。
その2日目のコースを走行したことが、能登半島地震が発生して以降で初めて、輪島/珠洲に足を踏み入れた機会になりました(「”ツール・ド・のと” の顛末…その2」)。
能登半島地震が発生して以降、石川県に住んでいる人であったとしても、建設関係等の仕事の関係から能登方面に現場がある人以外は、
「能登半島に出かける機会が、以前に比べるとかなり減った」…
というのが実情だと思います。
そんな中、石川県は今年になって、”今行ける能登” と銘打った能登の観光キャンペーンを始めました。
それでも今年の夏前までは、
「キャンペーンを張るのは、まだちょっと早すぎる」
というようなイメージがありました(「今後の見通しは?…」)。
しかし夏が過ぎたころになり、和倉温泉で旅館/ホテルの営業再開のニュースが聞かれるようになりました。
また、9月に開催された ”ツール・ド・のと”でも、1日目の金沢ー中能登町の往復コースだけではなく、2日目には能登復興支援として、輪島ー珠洲の往復コースがグループライドのイベントとして実施されました。
そんなことから、八南会でも能登復興支援の一環として、今年は
「今行ける能登を、自分の目で確認する」
という趣旨で、一泊旅行を企画してみました。
そして作成したのが以下のパンフレット(の一部)。
画像は、石川県観光公式サイト、およびブラッスリーたかやまサイトより
パンフレットは参加者に事前に配布し、観光するポイントや宿泊先/食事のお店、概略のタイムスケジュール等を説明するものです。
とはいえ事務的な内容だけではつまらないので、できるだけ写真をはめ込んで、興味を引くように、美味しそうに、楽しそうに見える…そんなことにも気を配っています(というつもり…)。
編集/見直しが終わり完成したパンフレット。
なんと、14ページに及ぶ大作。
昨日 9日(日)、さっそく、そのパンフレットを印刷してメンバーに配布することにしました。
ところが…
どうも、使っているインクジェットプリンターの調子が思わしくなく、パンフレットにはめ込んだ写真の色が、綺麗に再現できない状態に陥ってしまいました。
プリンターのメンテナンス画面からノズルチェックを実施してみると、特定のインク2色の出がよろしくないことを確認。
一番右側の掠れている色が、マットブラック。
そして、右から4番目に掠れている色が、シアン。
この2色のノズル詰まりを直すために、ヘッドクリーニングを実施。
その途中、ノズル詰まりには関係ないイエローとグレーの2色のインクが減少。
その交換を余儀なくされました…
このノズルチェックの結果から、写真の色が綺麗に再現できない症状の原因が、インクジェットを吹き出すノズルの ”インク詰まり” であることがわかりました。
原因判明に伴い、インク詰まりを直す方法として準備されている ”ヘッドクリーニング” を、即時に実施。
ヘッドクリーニングとは、ノズルに普通よりも圧力強めで(無理やり…)インクを送り込み、固着等により詰まってしまったインクを取り除き、インクが正常にノズルから噴射されるようにするメンテナンス機能です。
ほとんどインク詰まりはこれで直りますが、インクを無理やり送り込むため、やればやるほど、インクがどんどん減っていくんですよね…
”ヘッドクリーニング” のメンテナンスを実施すれば、インク詰まりも簡単に直る…と思いきや、まったく症状が改善されません。
このため、何度も何度も、”ノズルチェック → ヘッドクリーニング” を繰り返すことに…
途中、クリーニングのやり過ぎで、”問題のない色のインクが切れてしまう” という事態にも遭遇しながら、最終的には、20回以上ヘッドクリーニングを実行。
しかし結局、ノズルのインク詰まりの症状は改善されませんでした。
ヘッド(頭)の調子が悪いプリンター。
しかも、何回クリーニングしてもインク詰まりが直らない。
関係ないインクまで消耗してしまい、少々お高めなインクが無駄に消耗してしまう…
あー、もうイヤ!
写真の色の再現ができない、色のおかしいパンフレットですが、
「もうこれで勘弁してもらいたい」…
そんな逃げ道を考えてしまう私。
プリンターヘッド(頭)と同様、私のヘッド(頭)の調子も悪くなってしまった、そんな昨日の顛末でした。