遅すぎたか?…

今日は、11月9日(土)。

昨日 8日(木)は、LSD〜軽いテンポ走ペースのローラーを40分行いました。

 

狙い通り、LSD〜軽いテンポ走にすることができているようです。

これでもう少し長く(理想を言えば120分ほど?…)、このローラーを続けることができれば理想的。

しかし、まだ体各所の筋力が戻っていない/足りないようで、途中で色々なところが痛くなってきたり張ってきたりしてしまいがちで、昨日もアキレス腱の痛みが出てしまいました。

秋から冬に向かってきた最近になって、私はようやくトレーニング後のお風呂の際に、シャワーのみから湯船につかるようになりました。

それまで寝る前に布団の中で行っていた足首や脹脛のストレッチですが、湯船につかるようになってからは、そのタイミングで行うようになりました。

これで、足首や脹脛がさらに良くなってくれればいいなぁ…

そう思っています。

 

 

以前であれば、60分のローラーでも短い時間に感じられたのですが、今はまだ40分でさえ長く感じます。

 

年齢による衰え…ということも、もちろんあると思います。

だたここ1年ほどは、色々な状況があってしっかりしたトレーニングができていませんでした。

それによる持久力/筋力の低下度合いは、どうやら私の想定を超えて進んでしまったようです。

低下した持久力/筋力は、やはりトレーニングで取り戻すしかありません。

 

62歳を超えて果たして持久力/筋力の向上は望めるのか?

そんな疑問も感じますが、以前、80歳を超えたボディビルダーの方を特集したTV番組を見たことがあります。

この方は、妻が病気になったことでボディビルダーとしてコンテストに出場することをやめ引退することにしたそうです。

若者と一緒になって、ジムでトレーニングを重ねてきたそうで、ここ1〜2年前からは停滞してしたそうですが、それまでは自己ベスト等の各種データ・数値は、少しずつであっても、向上/成長させることができていたそうです。

 

その方の年齢まで、私はまだ20年近くあります。 

まさに、

「何事も、あらためるに遅すぎることはない」…

これですね。

 

ハードにやりすぎて怪我をしては元も子もありません。

しかし、この先も持久力/筋力が向上することを信じて、少しずつ/一歩ずつトレーニングに取り組んでいきたいと思います。

京都との距離…

今日は、11月8日(金)。

昨日 7日(木)は、妻の母(私のお義母さん)方の親戚で不幸があり、京都まで行ってきました。

 

お義母さんは4人の兄弟/姉妹でした。

その4人兄弟/姉妹は ”1:長男、2:長女、3:次男、4:次女” の構成。

お義母さんは、その中の末っ子となる ”4:次女”。

他の兄弟/姉妹はすでに亡くなられており、健在なのはお義母さんだけです。

 

4人兄弟/姉妹の中で、”1:長男” と ”2:長女” の二人は、若い段階で実家の金沢を離れて京都へ行っています。

京都に行った ”1:長男” は丁稚奉公としてお店で働き、さらに独立して自分の商店を立ち上げて財産を築いた…という立身出世の人。

その商店は、現在でも ”1:長男” & ”2:長女” の一族が経営されているとのこと。

金沢に残った ”3:次男” と ”4:次女” ですが、”3:次男”が実家の後継ぎとなり、”4:次女” のお義母さんがお義父さんに嫁いで妻が生まれた…

そんなファミリーヒストリーがあったそうです。

 

亡くなられたのは、”1:長男” の長男の方。

妻が小学生のころは、夏休みになるとそのお宅に行って、お義母さんも一緒に何泊か泊まってくることが恒例だったそうです。

京都には、”2:長女” の家系の方々も住んでおられるので、かつて妻が京都に遊びに行った際には、”1:長男” と ”2:長女” 家族の子供たちと一緒に遊ぶことが、とても楽しみだったそうです。

 

 

お悔やみの連絡は6日(水)の夜にあったのですが、その日のお昼には、すでに家族葬として葬儀は終えたとのこと。

しかし妻としては、

「とてもお世話になった方。とりあえずその方のお宅に行き、お参りをしたい。それに親戚の方々にも会いたい」…

ということで、急遽、京都のお宅に行くことになりました。

 

親戚のお宅があるのは、京都府宇治市大久保町。

金沢市の自宅からは、往復で520km以上になりそう…

ということで、朝7時、ガソリンスタンドが開くと同時に燃料を満タンに。

それから朝食を食べ、掃除/洗濯等を片付けた朝9時、妻と一緒に自宅を出発。

お店が開くと同時に仏事用の和菓子を購入し、そのまま金沢西インターから北陸道→名神→京滋バイパスへと進み、親戚のお宅に向かいました。

 

途中、北陸道の工事による車線規制/渋滞、そしてS.A.での休憩&昼食等も入れながら、13時半過ぎには親戚宅周辺に到着。

ところが、その辺りの道路、街並み/景色は、妻が子供のころに見たものとは随分変わっている様子。

それに戸惑いながらも、なんとか目的の親戚宅を特定。

そして14時少し前、ようやく ”ピンポン” を押しました。

お宅に上がりお参りをさせていただいていると、”2:長女”の家系の方もいらっしゃって、一緒に遊んだ ”かつての子供たち” が再会。

しばし歓談が続きました。

 

その話の中で出たことなのですが…

”1:長男” の方は商売に成功して財産を成したことから、石川県志賀町に別荘を購入していたそうで、その家系の方々は時々別荘へ泊まりに来ていたそうです。

 

そんな今年の1月1日。

志賀町の別荘でお正月をお祝いするために、”1:長男”の家系の方々は京都から別荘に来ていたそうです。

そこに発生した能登半島地震。

その際の志賀町の震度は、なんと震度7。

「今まで経験したことのない揺れで、この世の終わりだと思った」

とのこと。

 

別荘はなんとか倒壊しなかったそうですが、家の中は食器棚やタンス等がすべて倒壊して足の踏み場がなく、

「そこで一晩を過ごすことは、とてもじゃないけどできない」…

そんな状況だったそうです。

 

とりあえず金沢方面に避難するため、すぐに車で移動しようしたそうですが、みなさんご存知の通り、このときは、そこかしこで地割れ、崖崩れ/土砂崩れが発生。

また車が通れるとしても、至る所で大小の段差が発生しており、路面をよく確認しないと、そもそも安全に走ることができない状態だったそうです。

これらのため、

「知っている道を走って行って、地割れ、崖崩れ/土砂崩れの箇所で引き返す」

ということを繰り返すことに…

しかし結局は、国道や幅員が広い(広かった…)メインルートには、安全に金沢方面に戻れる道路は無かったそうです。

 

そうこうしているうちにあたりが暗くなってしまい、

「ただでさえ道路状況が良くない中を、前がよく見えないまま走るリスクを犯すことはできない」

と考え直し、比較的別荘から近かった能登ロイヤルホテルに避難することを決断。

能登ロイヤルホテルに行くと、すでにロビーは避難者の方で溢れている状態。

ホテルもおそらく大変な状況だったのでしょうが、避難してきた人々には、食事と1グループごとに布団を1つを提供してくれたそうです。

親戚の方々も食事を頂くことができ、その日は全員が1つの布団にくるまってロビーで寝たそうです。

 

いやー。

実際に体験した方の話を聞くと、能登半島地震の怖さがあらためて分かります…

 

 

お参りと、しばしの歓談を終えて、そのお宅を出たのが15時。

すぐに自宅に向かって来た道を帰り、自宅に帰って来たのが19時半。

この日の走行距離は、531kmでした。

 

家に帰ってから夕食を食べ、お風呂に入り、布団に入ったのは21時半。

この日はあっという間に眠りに落ちました…

 

長女が住んでいる群馬のアパートに行くより、距離的には100km以上近い京都の親戚宅。

往復するとなると、200km以上の差があります。

しかし、走っている道路の渋滞や交通量の多さが理由なのか、近いはずの京都往復でも、疲れ方は群馬往復とそれほど変わらない印象。

近いようでやっぱり遠い、”京都との距離” を感じた1日でした。

エアロバイク 再び…

今日は、11月7日(木)。

昨日 6日(水)は、自宅リビングのエアロバイクでのLSDを30分行いました。

 

ケイデンスのグラフからはわかりにくいですが、10分のウォームアップの後にLSD 30分を行い、最後にクールダウンを10分行っています。

 

昨日は夕方前から出かける用事があり、事務所に帰ってきたのは夕方になってから。

そのため、納屋でしっかりローラーに乗るのではなく、リビングのエアロバイクで行う気軽なライドで済ませました。

それでも、何もしないよりはマシ…ですよね。

 

 

昨年の冬に導入し、自宅リビングに鎮座ましましているエアロバイク(「エアロバイクで ”そうする!”」)。

いっときに比べ、ずいぶん活躍する機会は減ってしまいました。

しかし次女は、今でもたまに(本人曰く、「たまによりは、もっと」…)エアロバイクに乗っているそうな。

私も妻も乗らなくなったことで、まったく使われていない ”お飾り” になってしまった…という訳ではありませんでした。

 

 

ここ最近になって金沢はいよいよ気温が低くなってきて、今日の予想最高気温はなんと13℃。

これは、12月中旬と思われるような寒さです。

「あー、いよいよ冬が近づいてきたなぁ」…

そんなお天気となってきています。

 

 

これからの寒い時期。

リビングのエアロバイクが活躍する機会も、ある程度増えそうです。

リンゴも窓もいまひとつ…

今日は、11月6日(水)。

昨日 5日(火)は、LSDを50分行いました。

 

ウォームアップ後、ケイデンス65rpmあたりから始め、80rpmをめどに少しずつ上げていき、50分走った時点でクールダウンとする。

そんな感じのローラーです。

各ゾーンの分布はつぎの通りで、想像した通りになっていました。

 

スタート時のケイデンスを70rpm、ゴール時のケイデンスを85rpmとし、加えてライドの時間を60分ほどにすると、ゾーン分布はより ”テンポ走” に近づいていきます。

しかし昨日は、走り出しから

「なんとなく、足の疲れが取れていない」

という感覚があり、軽いローラーにとどめておくことにしました。

 

テンポ走としてローラーを行った方がトレーニング効果は高いのでしょうが、まあそれは来週のお楽しみ。

今週は、今回のLSDを中心にしてベースを固めていくことにします。

 

 

さて、新たに導入したズイフト対応3本ローラーの ”エリート ネロ”。

購入時に付いてきた、”エリート純正トレーニング用アプリ 1年間無料クーポン” が、なぜか有効に機能しないという現象にぶち当たりました(「タダより高いものはない…」)。

このため、せっかくのエリート ネロですが、”電源を入れずに使う” という状態が続いています(「新たな一歩…」)。

 

 

「どうせ無料クーポンが使えないなら、一気にズイフトか?!」

ということで、ズイフトにユーザー登録をしてみました。

 

というと、非常にすんなり作業が進んだように思われるかもしれませんが、これがまたイバラの道でした…

 

まず、普段使用しているノートPCである ”Macbook Air” に、Mac用のアプリをダンロードし、新規ユーザー登録をしました。

名前やメールアドレス/パスワード等を入力し、”私はロボットではない” 旨のチェックボックスにチェック。

そして、「つぎへ」ボタンを押すと…

なんと、アプリが異常終了してしまいます。

 

「えー、そうはならんやろ…」

とは思ったものの、2回試しても現象は同じ。

「Macはユーザー数が少ない分、やっぱりバグ修正が後回しになるのか…」

 

しょうがないので、普段ほとんど使わない(ある銀行のネットバンキング用としてのみ購入した…)サーフェイスに、ウィンドウズ用のアプリをダウンロードして新規ユーザー登録を行うことにしました。

すると、アプリそのものを起動する前に何やらメッセージが…

どうも、そのズイフトのアプリを実行するためには、ウィンドウズの(アプリが使っている)実行環境を、別途ダウンロードする必要がある模様。

そのダウンロードの許可を求めてきていました。

 

「まあ、必要であれば、しょうがないわな」…

ということで ”OK” をポチッとな。

ところが、これが10分以上たっても終わらない。

ダウンロードを中断したくなる衝動に何度も駆られながら、なんとかそれを我慢すること30分。

ようやく実行環境のダウンロードが終わり、アプリが起動。

「やっと新規ユーザー登録ができた」

…と思ったら、今度はその先の設定(ランなのか、バイクなのか、トライアスロンなのか…など)で、今度はWindowsのアプリが無応答に…

「えーな、いい加減にせーや!」

 

ということで、すぐにWindowsのアプリを中断し、元々のMacbook Airでログインを試みると、今度はスムーズに設定まで完了。

以上の試行錯誤の結果として、上のログイン完了画面が表示となっています。

 

ここまでで、疲労困憊。

エリート ネロ、その他のセンサー類(パワーメーター、速度センサー)の登録は、また明日…

としました。

 

ロードバイクのトレーニング用アプリとしては、大きなシェアーを誇るズイフト。

そのアイディアを含めてなかなか面白いのだと思いますが、アプリの動作に関する技術的な観点から判断すると、アップル版もウィンドウズ版もイマイチ安定性に欠ける…

 

具体的に言うと、プログラム開発をしているチームに予算/人員に制限があり、そのチームは時間/期限に追われて”手抜き”せざるを得ない状況になった可能性がある…

そんな感じですかね。

 

時間/期限に追われ始めると、それらを守るために設計やテストで手抜きをし始め、その結果、安い作り/突貫作業とせざるを得ない箇所が出てきます。

とくに今回私がトラブった ”新規ユーザー登録” 処理部分については、エラー処理や例外処理に関してリカバリやエラー回避などに関して深く考慮した設計にはなっていない可能性が高いと思います。

 

まあ、私がリーダーとして働いていたプロジェクトなどでも、新規ユーザー登録処理のように

「比較的、多くの事象が同時に発生することがなく、いわゆる複雑な条件を想定しなくて良い」

という処理部分については、経験年数の浅いメンバー、場合によってはリーダー(私)が書いた設計書を渡し新人にプログラミングを担当してもらう…

そんなこともしばしばだったように思います。

ただ結果的には、その箇所での不具合が原因となり、ユーザーからクレームが来ることも少なくなかったんですけどね…

 

 

 

「リンゴも窓も、いまひとつ」

元プログラマーの私としては、そんな印象を持ったズイフトのアプリでした。

ホイールの異音…

今日は、11月4日(月)。

月曜日なのですが、昨日 3日(日)の文化の日の振替休日でお休みです。

 

振替休日となったこの日。

朝9時スタートで、またまたぼっちのライドに出かけました。

ライドコースですが、当初の予定は、天狗橋から手取川堤防沿いを下り、美川 → 御経塚と帰ってくることを想定していました。

しかし昨日に引き続き、この日も風が強く吹いており、想定ルートの帰り道となる ”美川 → 御経塚” 区間では、強い向かい風が気になります。

 

そこで、走るルートを逆回りにして、

「御経塚 → 美川 → 手取川堤防 → 先端大 → 中海 → 鳥越 → 鶴来」

に変更。

「よし、これなら向かい風の区間はR360の上り坂のところに限定できそうだ」

…そう思いながら、野々市駅を快調にスタートしました。

 

ところが…

 

野々市駅を出発してしばらく走っていると、ホイールから

「ジャッ、ジャッ、ジャッ…」

と、異音がしていることに気がつきました。

スピードを上げていくと、それにつれて音の間隔が短くなっていきます。

 

「あー、ブレーキのシューがホイールに当たっているのかな?」…

そう思って路肩にバイクを停め、手でホイールを回しながらリムとブレーキシューの間隔をチェック。

 

…が、フロントもリアも、ホイールのリムとブレーキシューが擦れている様子はありません。

また、その状態では、何の異音も聞こえません。

 

「えっ、だったらさっきの音は、何の音???」…

 

ちなみに、今回乗っているのはウィリエール。

先日洗車を行った後の、初ライドです。

洗車は整備スタンドに乗せて行っているため、前後のホイールを外します。

「あー、もしかしてホイールが微妙に斜めになって、フレームのどこかにタイヤが擦れているのか?」

そう思って、ホイールを回しながら、タイヤとフレーム各所のクリアランスを確認してみます。

しかし、これについても、どこにも当たっているようには見えません…

「うーん、これはもしかしてベアリングか?!」

そんな悪い考えを、頭の中で勝手に巡らしてしまいました…

 

嫌なことを想像してしまった私は、

「一旦自宅に帰ってから、落ち着いてチェックしよう」

と判断。

”回れ右” をしてスタート地点の野々市駅まで戻り、そのまま自宅/納屋に帰りました。

 

”回れ右” をした後の帰り道では、ゆっくり走っているにもかかわらず200wオーバーのパワーを要するときがちらほら。

 

「えっ、ホイールのベアリングが逝ってしまってるんじゃないか!?」…

私の頭の中では、そんな妄想がさらに拡大していきます。

 

しかし、今になって冷静に考えてみれば、これはもともと予想していた ”強い向かい風” の影響だったんですよね、実は。

強い向かい風を受けていても、それが分からなくなるくらい、そのときは周囲の状況が見えなくなっていました。

人間の思い込みって、怖いものですね。

いやー、恥ずかしい…

 

 

納屋に戻って、クイックリリースを外し、前後のホイールをきちんと付け直して再度確認すると、なんと音がしなくなりました。

…やはり、少し斜めにホイールがついていたようです。

 

私は当初、フロントから音がすると思っていましたが、どうやら音はリア(というか、チェーンステーの根元付近…)から発生していました。

 

30年前に購入したクロモリロードバイクのウィリエール。

ホリゾンタルフレームに、メッキのフォーク。

そして細いチェーンステー。

 

そんな華奢で優雅なフレームのウィリエールですが、購入当時は21cのタイヤを履いていました。

そのウィリエールに、やや強引に25cのタイヤを履かせているため、フロントもリアもフレームとのクリアランスは、ギリギリ…とは言いませんが、かなり厳しい状態になっています。

このためちょっと斜めに装着してしまうと、人が乗ってタイヤが扁平方向に変形したとたん、変形した分だけタイヤがチェーンステーに”軽く”擦れる…

そんな状況だったようです。

 

 

異音の原因が分かって一安心。

しかしこのトラブルで、ライドへの情熱(パッション)は消えてしまいました。

 

 

発生したホイール/タイヤからの異音。

その原因が分かり異音が消えた途端、ライドへのパッションも消えてしまった…

そんな顛末でした。