滅多にない…

今日は、5月5日(月)。

昨日 4日(日)は、久々にローラーでのテンポ走を40分でした。

 

前日行ったサツマイモの苗植え(「2025年 サツマイモ苗植え…」)。

その影響で、体、特に下半身の脹脛(ふくらはぎ)/腰に、まだ若干の痛みが残っていました。

しかし、ゆっくりペースのローラーであれば、逆に体がほぐれて痛みが和らぐかも…

そう思って、あえてローラーに乗ってみました。

 

結果から言えば、脹脛の突っ張った感じは和らぎましたが、腰の痛みには効果はありませんでした。

腰の痛みは、時間を経て痛みが引いていくことを待つしかない…のかもしれません。

 

この日は足/腰に痛みがある状態でのローラーだったのですが、果たしてちゃんとしたペダリングはできていたのか?….

これを確認するため、普段は滅多にチェックすることはない、”サイクリングダイナミクス”を確認してみます。

 

パワーメーター ”ファベーロ” のサイクリングダイナミクス/パワーフェーズ(ピークパワーのペダル角度)解析によれば、ペダリング時のバランス・ピークパワーは以下の通りでした。

・左 バランス 48% ピーク 52°〜114°
・右 バランス 52% ピーク 53°〜113°

 

足/腰に痛みはありましたが、左右のバランスはほぼ ”50:50”。

また左右いずれも下死点付近で踏み込み過ぎておらず、結果としてはいい感じのペダリングができていたようです。

 

シマノのパワーメーター(旧パイオニアのパワーメーター?)だけの機能だと思いますが、サイクリングダイナミクスの情報に、パワーフェーズ解析にベクトル情報も付加されるそうな。

うーん、興味深いですねぇ。

ちょっと試してみたいです…

 

普段は滅多に見ないサイクリングダイナミクスですが、たまにチェックしてみると面白いと思います。

 

 

さて今日は、言わずと知れた子供の日、端午の節句です。

 

桃の節句のひな祭りには、我が家でも雛人形を飾ったりしました(「プチ・パーティ…」)。

しかし、端午の節句である子供の日には、滅多に飾り物を飾ることはありません。

もちろん妻の実家からいただいた兜飾りはあるのですが、なぜか登場機会が少ないのが現実です…

 

私が生まれたときは、母の実家から大きな鯉のぼりをいただきました。

私が小学校の高学年になるまで、父は毎年端午の節句になると、いただいた鯉のぼりを泳がせる?ために、玄関脇の庭に長い(2階建ての家の屋根に届く長さの…)丸太を立てて、それに

・矢車
・吹き流し
・黒い真鯉
・赤い緋鯉

を揚げていました。

うーん、懐かしい思い出です。

 

なんの飾りもない端午の節句ですが、毎年、粽(ちまき)は買ってきて食べているような気がします。

 

例年、滅多に飾り物を飾らない端午の節句。

今年もその例に倣い、飾り物は飾っていません。

ではありますが、粽を買い、何かご馳走を買ってきて、楽しく端午の節句=子供の日をお祝いしたいと思います。

2025年 サツマイモ苗植え…

今日は、5月4日(日)。

春の大型連休も、いよいよ後半に突入しました。

そんな昨日 3日(土)は、毎年恒例となっているサツマイモ有志の会による苗植えを行いました。

 

”耕運機のスロットルワイヤーが切れる” という一大事に会いながらも、前々日に、なんとかサツマイモ畑の事前準備までは辿り着いた今年(「切れたワイヤー…」)。

「さあ、いよいよ本番だ!」

ということで、この日は、畝立てまで終えた畑で、

(1)畑の泥を寄せて畝を完成させ、
(2)畝にマルチシートを敷き、
(3)敷いたシートに穴を開けたら、
(4)苗を植えて、
(5)最後に水をやる

という作業を行います。

 

例年であれば、朝8時半には15人程度のメンバーが集合。

全員が手分けをして上記5つの作業を行うため、片付け等を含めて、10時過ぎにはすべての作業を終えることができていました(「恒例のサツマイモ…」)。

 

ところが今年は都合がつかず参加できないメンバーが多く、8時半時点で集まったメンバーは、私を含めて3名のみ。

このため、8時半時点ではこの3名で、(1)の泥寄せを開始。

しかし、そこは人数が少ないことの悲しさで、例年に比べて作業が一向に進みません。

 

少し時間が経過した9時ごろ。

五月雨で集まってくれた追加のメンバー3名には、(1)と同時並行で(2)のマルチシートを敷く作業を依頼。

さらに五月雨で追加の2名には、マルチシートを敷き終わった畝から、(3)のシートの穴あけ作業を依頼。

 

今年はメンバーの都合が合わず、例年の半分ほどの参加人数になりました。

とはいえ、(1)〜(5)のすべての作業を同時並行で行うことで、11時半には、片付けを含めてすべての作業が完了。

 

サツマイモの苗を植え終えた畑の全景です。

植えたサツマイモの種類ですが、右側から、

・紅あずま    180苗(4列)
・シルクスイート 90苗(2列)
・紅はるか    90苗(2列)
・安納芋     180苗(4列)
・五郎島金時   180苗(4列)

で、全部で720苗です。

 

参加できる人数が少なかった今年は、植えるまでの作業がちょっと大変でした。

しかし、メンバーが頑張ってくれたおかげで、無事、苗植えの作業を終えることができました。

 

作業終了後には、恒例となっている慰労会を開催。

参加人数は、これまた例年より少ない6名。

とはいえ、気のおけないメンバーとの楽しい時間を過ごすことができました。

 

ただ、サツマイモの育成はここがスタート。

酷暑だった昨年は、その影響で、例年よりも収穫量が少ない印象でした。

今年の天候は、まだどうなるか分かりませんが、当面の水やり/定期的な草むしり等に励み、今年の秋は豊作として迎えられるよう、メンバーの方々と協力していこうと思います。

切れたワイヤー…

今日は、5月2日(金)。

明日 3日(土)は、毎年恒例となっている有志の会によるサツマイモの苗植えの日。

ということは、その前日の今日は、

・畑全面に肥料を撒き
・畑全体を耕してから
・明日に備えて畝立てをしておく

という3つの作業を行う必要があります。

 

ところが、今日の天気は朝から雨模様となる予報…

 

さあどうする…

とのことで、実は昨日 1日(木)に、上記3つの作業を済ませてしまいました。

 

先日は、畑全体に苦土石灰を撒いて耕運機で耕しましたが(「改良してみた…」)。

それに対し、今回はサツマイモ用の肥料を撒いてから、耕運機で耕します。

 

畑全体に巻いたのは、苦土石灰は2袋。

対して、この肥料は3袋を撒きました。

実はこれだけで、結構な金額になってしまうんです。

そこが痛いところ…

ただ、苦土石灰と肥料を撒くようになってからは、確かにサツマイモ生育が良くなったような気がします。

そうなると、やはりこれらを撒くことを止めることは難しいんですよね…

 

8時過ぎから肥料を撒き始め、畑全面に撒き終わったのが9時過ぎ。

たっぷり1時間かかりました。

しかし、ここまでは予定通り順調な作業進捗。

 

つぎは、畑全体を耕運機で耕していきます。

 

写真のミニ耕運機で、畑全体を耕して、ばら撒いた肥料を土とよく混ぜておきます。

それと、このつぎに行う畝立て作業をやり易くする意味もあります。

 

ところが、上の写真から少し進んだところにトラップが…

なんと、耕運機のスロットルワイヤーが切れてしまうじゃありませんか!

 

上の写真は、スロットルワイヤーが切れた直後の状態。

耕運機のスロットルレバーは、車のアクセルと違い、固定できるようになっています。

作業中は、ほぼスロットル全開に固定して、エンジンをフル回転させながら耕運機を動かしています。

 

ワイヤーが切れたところは、どうなっているかというと…

 

こんな感じで、キャブレターのスロットルバルブの開閉レバーに接続されているはずのワイヤーが切れてしまっています…

 

 

スロットルワイヤーが切れた耕運機はスロットルの操作ができず、そのままでは、アイドリングからエンジンの回転数を上げることが不可能…ということを意味します。

つまり、”畑全体を耕す/畝立てを行う” という、本来の作業ができないことになります。

うーん、これは一大事ですよ。

 

翌日の2日は、朝から雨が降る予報。

なので、3日に予定通り苗植えを行うには、この日のうちに作業をすべて完了させなければいけません。

しかし、ミニ耕運機という農機具はニッチな機械。

その中でも、スロットルワイヤーは ”更に交換ニーズの低い部品”。

なので、これを購入した農機具店でも、スロットルワイヤーを在庫している可能性は非常に低い…と予想。

 

ということは、

「この耕運機のスロットルを動かして、作業を継続するための工夫が必要」…

ということになります。

 

さて、どうする…

ということで私が考えたのが、廃品回収の際に新聞を縛る紐を使って、スロットルを操作する方法。

さっそくこれを試してみました。

 家に入って紐を探し、適当な長さに切って畑に戻ります。

そして一方の端を、スロットルを開閉するレバーに結びつけます。

 

もう一方の端には輪を作り、これを右手/指で引っ張りながら、幸運機を操作する…

そんな方法です。

 

とりあえずこの方法で、スロットルを操作しながら作業ができることはできました。

 

まずは、畑全面を耕してから…

 つぎに、畝立てをしていきます。

 

 

ということで、紐によるスロットルの操作をしながら、とりあえず、すべての作業を終えることができました。

 

しかし、紐によるスロットルの操作では、全開の位置での固定ができないため、

・スロットルの紐を引っ張りながら、
・耕運機のクラッチを握り
・かつ進行方向を調整して
・耕運機のローター部分にも体重をかける

ということを同時進行で行わなければならず、作業効率は極端に低下。

 

本来であれば午前中の11時半にはすべての作業が終わるはずでしたが、お昼休み15分を挟み、全作業が完了したのは午後2時。

また、指、手首、腕、腰に余計な力が必要になったことから、作業が終わった時点で疲労困憊。

 

作業を終えて、使った道具を洗う作業も、ダルダルになっている体でぶつぶつ文句を言いながら行う状態でした。

 

耕運機自体はまだ洗っていません。

というのも、この直後に壊れた耕運機は、これを購入した農機具店に運び修理を依頼してきました。

修理から戻ってきたら、あらためて洗車を行い片付けることにします。

 

 

ワイヤーが切れるというトラブルはありましたが、なんとかすべての作業を完了させることができホッとしました。

ホッとしましたが、その分、体のあちこちが痛みます。

今日 2日はちょっとゆっくりして、明日 3日のサツマイモの苗植えに臨むことにしたいと思います。

大井川 吊り橋ライド

今日は、5月1日(木)。

2025年も、いよいよ5月に入ってしまいました。

 

今年の春の連休は、上手く休みを取れば4月26日(土)〜5月6日(月)までの ”11連休” の方もいる模様。

カレンダー通りだとすれば、5月3日(土)〜6日(月)の4連休。

 

社会人2年生の長女は、上手に有休を取得したようで、11日間を超えて、なんと12連休(「2度目です…」)。

いやー、すごいですね〜…

 

そういう私は…

 

大型連休の期間が始まった4月26日(土)は、自宅周辺の側溝のドロ上げ作業を実施。

その翌日 27日(日)は、私が住んでいる町会としての側溝のドロ上げ作業(ボランティア作業)を実施。

 

このため、上記両日はカレンダー上はお休みですが、私の実感としては ”休みはない” イメージ。

ただ、ドロ上げ作業が終わってから、

・26日の自宅周辺作業のときは個人的に
・そして27日の町会全体のときは一緒に作業をした方々と一緒に…

辛い作業を終えたことをねぎらうための慰労会を行っています。

その意味では、まあ、お休みもしっかりあった…

ということになりますか。

 

ドロ上げを行なった以降は…

実は4月28(月)と30日(水)にお休みをいただき、2泊3日で浜松に行ってきました。

 

今回の浜松遠征の目的は、むぎーさんが企画した

「大井川 吊り橋&ビューポイント堪能ライド」

に参加するため。

 

むぎーさんが企画したこのライド、内容としては、

・走行距離 18.3km
・獲得標高 247m

と、むぎーさんが考えたとは思えない、”ヌルい” もの。

ところが、さすがむぎーさん。

このライドには、走行距離/獲得標高の数値だけでは分からない罠が待っていました…

 

ちなみに、今回のライドに参加された方々は、むぎーさんと私を含めて7名。

むぎーさんと私、そして他2名の方を含めた都合4名は、私のレジアスエースで浜松から大井川鐵道の千頭駅までトランポ。

そして、トランポのゴール地点である大井川鐵道 千頭駅から井川駅までは、電車に乗っての輪行でした。

 

大井川鐵道は、きかんしゃトーマス号が走っています。

 

私たちが乗ったのは電車でしたが、子供たちには、トーマスは大人気のようです。

 

車を降りた私たちは、さっそく輪行バッグに入れた自転車4台を荷物用の貨車に積みます。

 

人間は貨車の隣の客車に腰掛けて、まずは約1時間の電車での旅をエンジョイ。

 

大井川鐵道の列車に乗った印象ですが、遊園地のアトラクション用の電車といった雰囲気。

客車は横座りのベンチシートで、まさに一般の電車そのもの。

しかしそのボディーは小さく、走行スピードも超ゆっくり。

揺れる電車で、「キーキー」鳴るブレーキの音等も聞きながら、のんびり楽しめる鉄道です。

 

また大井川鐵道には鉄道にしては急勾配の区間があり、そこは、歯車で滑らないようにした専用車両が押して登ります。

これは ”アプト式” というそうです。

 

その具体的な方法は…

普通のレールの間にギザギザのレールがあり、そこに専用車両にある ”車輪のギア” を引っ掛けて登っていく…という方式とのこと。

激坂区間直前の駅では、専用車両の連結作業も楽しめたりします。

 

そんなこんなで、井川駅に到着した私たちは、すぐに自転車を輪行バッグから出し、ロードバイクにホイール、ヘッドライト/テールライト、サイコン、ドリンクボトル等を装着。

そして自分の体には、ヘルメット、シューズ、グローブ等をフル装備。

 

千頭駅から井川駅まで、実走で移動された猛者の方も3名いらっしゃいました。

井川駅まで輪行した私たち軟弱者4名は、先に着いていた猛者3名の方と、無事に井川駅で合流。

そうして、いよいよライドが始まります…

 

と思ったら、すぐにランチタイム。

駅からすぐのところにある”アルプスの里”さんで蕎麦を頂きました。

 

まあ、そんなもん…

という感想でした。

 

腹ごしらえを終えたら、さっそく吊り橋へGO。

 

ところが、この吊り橋ライド。

なんと、歩いて吊り橋に向かう必要がある…

ということで、むぎーさんの仕込んだ罠は、

「ロードバイクを降りて、遊歩道を歩いて行く必要がある」

という内容でした…

 

しかも、そのことの連絡があったのは、ライド前日の夜。

『かなりの距離を歩くので、スニーカーを携行するように。

吊り橋に向かう遊歩道等では、ビンディングシューズを脱いで、スニーカーに履き替えます』

 

思わず、

「えーっ!」…

と唸ってしまった私でした。

 

ビンディングシューズをスニーカーに履き替えて遊歩道をひたすら歩き、最初に到着したのが ”宮沢橋”。

 

この吊り橋。

揺れは大したことはありませんが、から下を除いた景色は苦手な方をビビらせるには十分。

この先体験する ”吊り橋ライド” を暗示するかのようでした…

 

つぎは、同じ遊歩道上にある ”南アルプス接岨大吊橋”。

 

この橋は、吊り橋ではありますが、かなりしっかりした大きな橋。

なので、距離は長いのですが、まったく不安感はありません。

 

それとは対照的に、ここの遊歩道はたっぷり30分以上を歩く距離。

また ”遊歩道” とは言っても、実際に歩いた感じは普通の登山道と変わらないイメージ。

そこを、おそらく3kmほどは歩きました。

 

遊歩道という名の登山道を歩き、ロードバイクを停めたところに戻った私たち。

「さあ、いよいよライドのリアルスタートだ」…

そう思った途端、すぐにつぎのポイントに到着。

そこは、奥大井湖上駅にある ”レインボーブリッジ”。

ここにも、自転車を降りて、かつシューズを履き替えて向かいます。

 

ただここは、先ほどの遊歩道とは違い、激坂/急登の階段を登って&降りたところにある…

とのこと。

 

この橋は、線路のための橋の ”脇” を人間が歩いて渡ることができる橋。

 

いやいや、普通はそんなこと、できないですよね。

JRでは、おそらく不可能。

このあたり大井川鐵道ならでは…だと思います。

 

前のポイントでは、吊り橋を巡るために ”グルッと回る” イメージでしたが、このポイントは行って帰る ”往復” です。

なので、橋まで行くときは激坂/急登の階段を ”登って&降り” ましたが、帰り道では、”登ったところは降りて”、”降りたところは登って”…という感じ。

 

ここまでの遊歩道(登山道)、そして激坂/急登の階段効果で、すでに足には乳酸が溜まり筋肉はパンパン。

そんな状態ですが、スニーカーを再びビンディングシューズに履き替えて、さらに先の橋に向かいます…

 

しかし、この ”つぎ橋” までのルートにも落とし穴が満載。

そこには、距離は短いとは言え、”勾配10%超えの激坂区間” が複数回、繰り返し出現。

これには、参加メンバーも悶絶。

集団がバラけ、千切れてしまうメンバーも出る中、それでもなんとか激坂区間を上り終えた全メンバー7人は、揃ってつぎのポイントへ。

 

そのポイントは、長島ダムの ”飛沫橋”。

 

ダムから豪快に放水しているのが見えますが、その水の飛沫が掛かっている橋…とのこと。

興味深い橋ではありますが、足の状態を考えて、ダム&飛沫を見るだけでここはスルー…

 

そしてつぎのポイントは、八木キャンプ場近くにある ”遊湯橋”。

 

今回のライドで堪能した吊り橋の中では、これが一番吊り橋らしい橋で、私はとても楽しめました。

歩く部分は木の板が渡してありますが、それ以外は金網でスケスケ。

歩くたびに、上下&左右に大きくユラユラ揺れます。

まあ、ダメな方は、ダメでしょうね…

 

むぎーさんは、ダメな人を怖がらせるように、わざとユラユラさせていました。

写真に写っているのは、高いところが苦手なtakaさん。

写真を撮っている私の後ろで、吊り橋を揺らしているのはむぎーさんです。

仙人に見えて、実は鬼のむぎーさんでした…

 

 

そしてここが、最後に向かった ”両国吊橋”。

 

この橋は、その他と同じ吊り橋ではありますが、ほとんど揺れません。

ダメな方でも、まったく大丈夫な橋でした。

ただ私は、ちょっと残念でした…

 

この後、千頭駅まで戻ってライドは終了。

輪行組の4人は、レジアスエースにロードバイクを積み込んだら、たった今バイクで走って来た道を少し戻り、八木キャンプ場近くにある白沢温泉の ”もりのいずみ” にザブン!

この温泉で、吊り橋で緊張した体を一気にリラックスさせました。

 

 

今回のライドは、むぎーさんお得意のミスコース、登山道と激坂/急登の階段、そしてその直後の激坂区間で足が削られる…等があり、普通のライド/ツーリングでは味わえない刺激が満載でした。

とはいえ、久々のグループライド/ツーリングは、私にとってはとても楽しい体験となりました。

  

誘ってくれたむぎーさん、そして最後の一押しをしてくれたtakaさん。

それから、一緒に走ってくれた福さん始め、メンバーの方々。

本当にありがとうございました。

 

しばらく実走からは離れてしまっている私ですが、

「あー、またライド/ツーリングに行きたいなぁ」…

そう思うきっかけとなった浜松遠征となりました。

イタチごっこ…

今日は、4月26日(土)。

さて、いきなりですが…

ここ1年ほど、私は迷惑メールに悩まされてきました。

 

皆さんもそうだと思いますが、私は様々なネットサービスを利用しています。

それらのネットサービスでは、ある程度個人情報を登録する必要があります。

 

ただそのレベルは様々。

まず最初に思い浮かぶのは、通販サイト。

これを利用するには事前のユーザ登録が必要で、登録する情報はメールアドレス/電話番号と氏名。

それに加えて、住所やクレジットカードの情報も登録する必要があり、それらがキッチリ結び付けられた状態でデータベースに登録されているはずです。

 

つぎに思い浮かぶのは、テイクアウトフードや飲食店のWeb予約サイト。

これらはユーザ登録は必ずしも必要ではありませんが、予約をする際には最低限、連絡先としてメールアドレス/電話番号と氏名を登録しなければなりません。

 

いずれも、サイトのサーバー上には、顧客情報として、”メールアドレス/電話番号&氏名” が対になった情報があり、それらは簡単にリスト化できるはずです。

 

ネットのサービスを利用する際には、利用者の個人情報(メールアドレスや氏名)を登録/設定しなければなりませんが、残念なことに、それら利用者の個人情報のリストが、悪意を持った人たち/グループに渡っている…という現実があるようです。

 

リスト業者の中には、さまざまな顧客リストの情報があるそうです。

それらの情報の中には、第三者がサイトのサーバーをハッキングして入手してリスト業者に売ったもの、サイト運営側の人間が利用者のリストを抜き出したものなど、色々なものがある…と言われています。

 

悪意のある人が顧客リストの情報を入手し、その情報を悪意のある人が色々な手段で入手/利用する。

そんなこんなで、フィッシングメールが送信されることになっていると思われます。

 

それでも、一昨年までは、一日に10通ほどの迷惑メール、その中でもいわゆるフィッシングメールが届くだけでした。

件数が少なければ、届いたメールも、すぐに ”ゴミ箱 → 削除” といった処理を行うだけです。

ところが昨年あたりから、その手の迷惑メールの件数が一気に増加。

現在では、受信するフィッシングメールが、定常的に一日100件を超え、200件に届く日も間近…という状況になってしまいました。

 

そのことを妻に愚痴っていると、

「あら、プロバイダに連絡して、あなたのメールアドレスを変えればいいじゃない」

と言うんです。

しかし、心の中で、私は叫びます。

「いや、それはそうだけど、そんな簡単なことじゃないんだよ」…

 

妻のいう通り、プロバイダに依頼してメールアドレスを変更する/追加するのは、それほど難しいことではありません。

しかし、変更/追加したメールアドレスを、私のメインアドレスにすることが一大作業なんです。

 

まずは、前述の通販サイトに登録しているアドレスの設定を変更する必要があります。

…ってことは、”ログインIDも変わる” 可能性があります。

それから、Webでの取引を行っている銀行、そしてクレジットカード会社など、関連するすべての金融機関に、メールアドレスの変更を届け出なければなりません。

そして最後に、優先度は低いですが、各種の情報収集/サービス利用サイトに登録しているメールアドレスの変更も必要です。

 

「それらの作業を、順次行う必要がある」…

そのことを考えただけで、ちょっとゾッとします。

 

その ”一大作業” の大変さを説明をしても、

「ふーん、あっ、そうなの」…

という感じで、ちょっとピンと来ていない妻。

 

まあ、ネットやIT絡みの作業については、妻はそれらを自分では行わず、代わりにすべて私が行ってきた経緯があります。

それを考えると、ピンと来ていないことも ”しょうがない”…

ですかね。

  

「メールアドレスを変更/追加する」

これに伴う一大作業を考えると、メールアドレスの変更/追加は現実的ではありません。

 

となると、私が利用しているメールサービスに対して、

「フィルターを設定するしかない」

ということで、プロバイダのWebMailにログインして、実際にフィルターの設定詳細を確認してみたのですが…

うーん、これ、どうみても、

・迷惑メールを受信した人と
・悪意を持ったメールの差出人との

”イタチごっこ” にしかならない印象です。

 

 具体的には、以下に示す条件設定、

・まず、着目する部分、たとえば、件名/差出人/本文…等を指定して
・つぎに、そこに含まれる文字列を設定し
・合致した場合は、受信するのか、破棄するのか等の動作を指定する

を複数組み合わせることができ、それにより迷惑メールを除外できるようになっていました。

 

しかし、私がチェックしている限り、悪意を持った人たち/グループは、

・本物のメールによく似た件名を選んでいて、
・メールアドレスを頻繁に取得し直していて、
 (つまり、差出人がコロコロ変わっており)
・本文にも、本当にありそうな文面が書かれている

という具合。

つまり、一度設定したからといって、ずっとそれで迷惑メールが防げる訳では無さそうなんですよね…

 

「この文字列があれば、それは”フィッシングメール”だ!」

というキラーワードがある訳では無さそう…

 

ただし、差出人のメールアドレスは、明らかに正規の公式サイト/メールアドレスとは異なるもの。

ということは、差出人を利用したフィルターの設定が、一番効果が高そうな感じ…ですかね。

 

悪意のある人々/グループはメールアドレスを使い捨てにしているらしく、一定期間を過ぎるとバンバンアドレスを取り直している模様。

そのイタチごっこに負けず、こちらもフィルターを設定しまくって、迷惑メールに悩まされる状況から逃げてやる…

そう決意をした日となりました。