パワーメーターの精度(準備編)

今日 5月19日(水)は、おとといと同様に、LSDからのテンポ走を60分行いました。

ピナレロ LSDからのテンポ走
ピナレロ パワーゾーンは低め…

 

ただし今日は、バイクをチネリからピナレロに変更して、トレーニングを行なっています。

ギア比、タイヤ、空気圧等の条件は揃えていますが、さすが「楽で速い」ピナレロの神様、おとといのチネリと比較すると、平均速度と平均ケイデンスは同じ値ですが、平均パワー/パワーゾーンは低めの値となっています。

 

…が、本当にパワーは少なく済んでいるのか?

自分の感覚としては、「楽で速い」ピナレロの神様ですが、それが事実なのかどうか。

それを、このバイクを使って確認してみる方法を思いつきました。

それは、ピナレロに、手持ちのパワーメーターを代わる代わる付けてみて、その上で精度/値のバラつきをチェックすればいい…という方法です。

 

現在ピナレロに付けているパワーメーターは、左クランクタイプの4iiiiです。

左クランク 4iiiiのパワーメーター

私はその他に、チネリに付けているペダルタイプ(シングル)のファベーロ・アシオマ、ウィリエールに付けている、やはりペダルタイプのガーミン・ラリーを持っています。

このペダルタイプのパワーメーターをピナレロに付けて、同じ条件のローラートレーニングを行ないます。

トレーニングで得たデータから、各パワーメーターの値と比較してみれば、それぞれのパワーメーターの精度/バラつき度合いをチェックできるのではないか…との考えです。

6月になれば、Wi○○leでポチった「ルック SRM Exakt」も届きます。
→そうすれば、これも比較することができます。

 

以前、ピナレロ、フォーカス、チネリに、すべて4iiiiのパワーメーターを付けていたことがありました。

そのバイクを使って、それぞれのバイクで同じようなトレーニングを行い、そこで取得したデーターを比較したことがありました。

そのときは、4iiii同士であれば、計測されたパワー値の差は5%未満であることが確認できました。

 

今回は、純粋にパワーメーターの精度/バラつきを確認することが目的です。

パワーメーターを付け替えてのローラートレーニングであれば、比較の条件を揃え易いと思います。

ただし、現在行っている「LSDからのテンポ走」では、ケイデンスやパワーゾーンに、あまり広がりがないため、それぞれの特徴が出にくいように思います。

 

それを考慮して、昨年の12月に行った「フレーム対決」では、ホイールを交換しながらショート・インターバルを行いました。

体への負荷は増えますが、やはりインターバルを行って色々なケイデンス、パワー値のデータを取得した上で比較しないと、メーカーごとの特徴は分からない…ですね。

ショート・インターバルにするか、ちゃんとしたインターバルにするか、明日までに考えてみますか…

 

異なるメーカーのパワーメーターの場合は、値のバラつきはどうなるのか…

興味津々といったところです。

親指から小指…

今日 5月18日(火)は、生活習慣病検診を受診しました。

この検診には胃カメラの内視鏡検査があり、朝食抜きの腹ペコで向かいます…

 

この胃カメラによる内視鏡検査、皆さんもご存知だと思いますが、検査中は、口から入れたカメラ(…のチューブですね)が、喉を通って胃のなかまで入っていきます。

カメラの先端を飲み込むとき、あるいはチューブを押し込んでカメラを奥に運ぶときなどに、思わず「オエッ…」となったりして、ちょっと苦しい状況もあったりします。

このため、鎮静剤を注射してもらい、その苦しさを味あわなくて済む…そんな方法もあります。

 

苦しさを分からなくできる鎮静剤ではありますが、いいことばかりではありません。

たとえば、検査が終わっても、目が覚めるまでしばらく別室で寝ることになるため、家に帰る時間が遅くなります。

また、これが一番困るのですが、鎮静剤を注射してしまうと、その日は車を運転することはできない…という制約があります。

ということで、実は私は、胃カメラによる内視鏡検査で、今まで鎮静剤を注射してもらったことは一度もないんですね。

 

私の妻は胃カメラの検査は苦手らしく、鎮静剤なしでの検査は「信じられない」と言います。

いやいや、確かに苦しいですけど、そんな、我慢できないほどではないと思うんですけど。

世の中には、苦しいこと/逃げ出したいことって、もっといっぱいありますよね…

 

その内視鏡検査を受けながら、今日、ちょっと感じたことがありました。

なんだか、数年前に比べると、検査がずいぶん楽になったような気がします。

そんな気がしたので、あらためてカメラのチューブを見てみると…

 

かつて30年以上前、私が初めて胃カメラの検査を受けた20代の頃は、チューブは親指ほどの太さだったような気がします。

それが、今日、マジマジとチューブを見てみると、小指ほどの細さに変わっているようです。

ほー、ちょっと感動しました。

 

ちょっと見ただけでは差があるようには感じませんが、喉を通る感触でいえば大違い。

チューブの径が、親指の太さから、小指の細さに変わる。

これが技術の進歩ということなんですね。

 

ロードバイクでも、ダブルレバーの変速から、ブレーキと一体になったレバーでの変速に変わり、さらにワイヤーでの変速からサーボモーターによる電動での変速に変わっています(私はまだ導入していませんが…)。

加えて、ワイヤーや配線がフレームの中を通ることで、空気抵抗も大幅に低減されました。

これらの技術の進歩も、考えてみればすごいことですよね…

 

ロードバイクについては、パーツの軽量化/エアロ効果、構造/素材の工夫など、それらの進歩/革新も凄まじい限りです。

しかし、進歩や革新はあっても、最後は「人間が、自分の足で、ペダルを漕ぐ」ということに変わりはありません。

ロードバイクにおける各種の進歩/革新は、人間の生身のパワーを、如何にロス無く推進力として地面に伝えるか…という点に尽きます。

それがなぜか、潔くて、清々しく感じる…

私が自転車に惹かれる理由も、その辺りにあるのかもしれません。

 

追伸

「人間の生身のパワー」…と書きましたが、これは電動アシストバイクを否定するものではありません。

私も、歳をとってナベちゃんやkit1002さんに付いていけなくなったら、スイスイ走る電動アシストのスポーツサイクルに乗って、みんなと一緒にツーリングに出かけたい…そう思っています。

ただ、ヒルクライムレースにエントリーするつもりでトレーニングを続けている間は、「生身のパワー」にこだわっていきたい…そうも思っています。

 

ということで、もうしばらくは「生身のパワー」を向上させ、かつそれを最大限生かすべく、トレーニングに励みながら、進歩/革新を続けている各種パーツにも心ときめかせることになりそうです。

船便での旅は長い!?…

今日 5月17日(月)は、本来はナベちゃん、YSEさんとの筋トレの日なのですが、新型コロナ感染症に関連し、石川県がステージⅣとして「感染拡大緊急事態」を宣言したことを受け、いしかわスポーツ総合センターが休館となりました。

このため、筋トレはしばらくお休みとなり、ローラートレーニングを行なっています。

LSDからのテンポ走
パワーゾーン5が入ってきた…

 

1セット目を80rpmから始め、セットごとに5rpmずつケイデンスを上げていきます。

今週は、このメニューで行いたいと思います。

 

さて、気になって調べていたルックのペダルタイプ・パワーメーター、「ルック SRM Exakt」。

とうとう、Wi○○leでポチってしまいました。

「在庫あり」となっていたので、数日で届くと思ったら、予定納期は、なんと2週間先の6月1日!

 

「えー、船便じゃあるまいし…」

 

とはいえ、海外サイトなので、本当に船便で届くのかもしれません。

船旅であれば、ノンビリ、ゆったり…確かに2週間ほどはかかりそうです。

 

島崎藤村の「椰子の実」ではないですが、まあ、楽しみに待つとしましょう…

今年もサツマイモ…

今日 5月16日(日)は、昨年同様、私が住んでいる町内会の有志で運営されている、サツマイモ畑での苗植えがありました。

サツマイモ 苗植え実施

今にも雨が降りそうな雲行きの午前中に苗植えを終え、植え終わった午後からはまとまった雨が降る。

サツマイモの苗植えを行うことから考えれば、上々のお天気でした。

 

ただ、苗植えが終わったら、どこか、近場でいいからライドに行きたいな…と思っていた私にとってみると、少々恨めしい空模様です…

 

昨年 2020年5月18日の投稿「トレーニングはお休み ニンジン/飴チャンの再考」で述べていますが、町内会の有志で運営されているサツマイモ畑は、家庭菜園の規模を超えています。

今年もJAさんに4種類のサツマイモの苗をそれぞれ220苗、都合880苗をお願いしていました。

しかし、なんと五郎島金時以外の苗については、入荷の予定がまったく立たないとのこと。

なので、今年は作付け面積、植える苗の種類/数を減らして、五郎島金時のみ、400苗を植えました。

 

新型コロナ感染症があり、苗植えはごく少数の方々で行いました。

また、恒例だった作業後のバーベキュー大会(慰労・親睦会)もできず、締まりがない…という感じを受けています。

 

そろそろ65歳以上の方々へのワクチン接種が始まる頃だと思います。

日本全体にワクチンが行き渡り、これまでの日常を取り戻せる日が早く来てほしいです。

別候補 物色中…

今日 5月15日(土)は、早朝のベビーライドに続き、2回戦はローラーでのLSDを60分行いました。

LSD…からの軽いテンポ走
軽いテンポ走で心拍ゾーン4アリ…

 

最初はLSDで始めましたが、最後は軽いテンポ走だったので心拍ゾーンのゾーン4が現れ、パワーゾンもゾーン4が(少しですが…)ありました。

この調子で、少しずつ負荷をあげていきたいと思います。

 

さて、今日、トレーニングで使ったバイクはチネリですが、チネリのパワーメーターはペダルタイプのファベーロ・アシオマです。

私のペダルタイプのパワーメーターに対する評価は、
 ・クリートの脱着
 ・ペダル単体でのパワーロス
の観点から、「ガーミン・ラリーの勝ち、ファベーロ・アシオマの負け」との結論になりました。

 

しかし、ネット上で、多くの方が報告しているファベーロ・アシオマの評価を見てみると、私の感じた「クリートの脱着の感触が悪い。ルックのグレー/ブラックのクリートでは、非常に外しにくい…」というレポート内容は、まったく見当たりませんでした。

これは、私にとっては非常に不思議なことです。

 

もしかすると、レッドのクリートであれば違和感がない…という可能性もありますが、パワーメーターを付けたいと思う人が、果たして、レッドのクリートをつけますかね。

それも、ちょっとないな…と思っています。

 

そもそも、ペダルタイプのパワーメーターは、「元々はガーミン・ベクター3の一択。最近になってファベーロ・アシオマが出てきたが、それ以外には、あまり種類がない」…との認識でした。

実際には、どんなものがあるのかな…と思って、あらためて調べてみると、ルック・SRMがコラボしたパワーメーターがあることがわかりました。

Look SRM Exakt

ルック・SRM Exakt。

シングルとデュアルがあるようです。

 

うーん、なかなかカッコイイじゃないですか。

ネット上の記事をみると、「ルック純正のペダルをSRMに送り、そこでパワーメーターを組み込んでいる」そうな。

ほほー。

 

SRMのパワーメーターといえば、チェーンリング部分につける?ようなものは知っていますが、ルックとコラボしたペダルタイプのものもあったんですね。

SRMのパワーメーター&ルックの純正ペダルということなら、精度はもちろんのこと、クリートの脱着についてもまったく問題なさそうです。

 

うーん、ちょっと、心が揺れますね…