雨ニモマケテ…

昨日 12月20日(火)は、妻が新型コロナに感染(「妖精?…」)したことに伴って発生した、私および子供たちの自宅待機1日目。

 

感染者(妻)に最終的に接触した月曜日が「ゼロ日目」になるそうで、昨日の火曜日は「1日目」となります。

ちょっと分かりにくいですよね。

 

自宅待機中とはいえ、夜中に降った雪は積もりますし、除雪/雪かきが必要なら実施しなければなりません。

 

さて、雪の具合はどうかな?

そう思いながら、朝起きて外をチェックしてみると…

 

うーん…

除雪開始の目安にしている10cmを、ギリギリ越えている感じ。

 

除雪を始める目安になっている。

しかし天気予報では、午後から気温が上がって雨とのこと。

わざわざ除雪しなくても、道路の雪はとけるんじゃないか?

 

さて、どうする。

 

…迷いましたが、除雪してダメなことはない。

結局、朝食の後片付け/洗濯等の家事を済ませてから、自宅前道路の除雪を行うことにしました。

 

ところで、道路の除雪には除雪機を使います。

車庫から除雪機を出してまずエンジンをかけるのですが、その音を聞いたご近所の方々も外に出てきます。

そして、私の方を見て会釈をしてから、雪かきを始めます…

 

いや、そんな…

 

私の除雪機の音が、除雪/雪かきを行う圧力になってしまったようで少々申し訳ない気分。

そのお詫びもあって、自宅から少し離れてはいますが、雪が溜まってしまう生活道路の交差点、そしてそこまでの道路も一気に除雪しておきます。

 

 

1時間ほどで、家の前の道路は除雪完了。

 

自宅前が終わったら裏の納屋前道路の除雪を行うつもりでしたが、少し前から小雨が降り出し、手袋/帽子/ジャンパー等はすでに濡れた状態。

 

「予報よりも、降り出すのが早いな」…

 

どうする。

このまま納屋前の除雪、やる?

それとも、やめとく?

 

結局私は、先日の「寒サ」に負けた(「寒サニマケテ…」)だけではなく、この日は「雨ニモマケテ…」しまい、納屋前の道路は雨が雪をとかすに任せて、家に戻りました。

 

 

ただ、寒さに負けたときはトレーニングをサボった私ですが、雨に負けたこの日は、逆にそこから主夫として昼食/夕食の買い出し。

 

あー、妖精や小人が現れてほしい…

と思っていたら、この日は強力な助っ人として、次女が昼食/夕食の準備を手伝ってくれるとのこと。

あー、ホントに助かります。

 

昼食は、子供たちのリクエストでホットサンド。

10枚切りの食パンを使い、ハム/スライスチーズを具材にします。

ご希望で残り物のカレーを具に入れ、さあ、ホットサンドトースターへ。

 

出来上がった、ホットサンド。

かぶり付くと飛び出す熱々のカレーが溶けたスライスチーズとあわさって、これがまた美味しい。

 

そして夕食は、次女の提案で手作り餃子。

手作り餃子 大量…

 

次女が具を作り、長女と次女が包んだ餃子がズラリ。

頂いてみると、生姜とニンニクが「これでもか!」というほど効いていて、「とっても美味しゅうございました」…

 

妻はまだ寝室での隔離状態ですが、体調はすっかり良くなっています。

この日も、次女が作ったホットサンド、手作り餃子を美味しく食べています。

金曜日に検査をして陰性であれば、妻もその日から出勤オーケーです。

 

我が家では、妻も、私や子供たちも、今週末が山場ですね…

  

 

「雨ニモマケテ」しまった私ですが、新型コロナには負けず元気に過ごした自宅待機1日目。

今週の隔離/自宅待機を、なんとか乗り切っていきたいと思います。

妖精?…

昨日は12月19日(月)。

週が明けて、妻もようやく体調が回復してきました。

 

いつもの月曜日ように、妻も、私も、子供たちも、それぞれ仕事に/学校に向かいます。

 

 

事務所に出勤した私はというと…

まずは事務所の掃除をして、それからパソコンの電源をオン。

 

「さて、先週、仕掛かり中のままにしていた作業があったな。それから手をつけることにするか」

 

そうと思ってデータを開いてみると…

なんと仕掛かりだった作業が、すでに終わっているではないですか。

 

「えっ、妖精が作業を行ってくれたのか!?…」

 

いやいや、そんなこと、あるはずがありません。

 

前日の日曜日は、妻の体調がイマイチ回復していませんでした。

なので、予定していた能登半島ドライブはキャンセル。

私はというと…

そうそう、事務所に出て仕掛かり中だった作業をやっつけた(「寒サニマケテ…」)んだった…

それを忘れていました。

 

自分が寝ている間、あるいは知らない間に、必要なことをうまく判断して実行してくれる…

そんな妖精や小人がいてくれれば、どんなに助かるか。

でも、「そんな都合のいいものは、この世にいない」。

私たちの世代は、家での手伝いを通して、社会人になってからは仕事を通して、それを叩き込まれてきたような気がします。

 

一方、私の子供たち。

誰が行ってくれているのかは知らないけれど、いつも部屋、トイレ、お風呂は綺麗で清潔。

そして、知らないうちに洗濯物が引き出しに片付けられている。

それだけではなく、テレビやエアコン、それからスマホにネット環境等のインフラも、水や空気と同じように「当たり前にある」もので、費用がかかっていることや誰かがお世話をしていることに考えが及ばない…

 

妖精や小人が、お花畑で戯れている…

私の子供たちはまだ、そんな「童話の世界」に住んでいるような印象です。

その子供たちも、社会に出て色々な経験を積めば、いずれ気が付くときがくる…

そう思っていました。

 

しかし考えてみると、科学の進歩によってロボットやAI(人工知能)が発達し、もう少しで「ロボット小人」、あるいは「エレクトロクスク妖精」というような物が出てくる可能性はあるような気がします。

 

いや、それだけじゃない。

ロボットやAIの知能が人間を超えてしまった結果、いわゆる技術的特異点(シンギュラリティ)が訪れると、私の子供たちに限らず、「一生を、お花畑で過ごす人が増える」…それも否定はできない。

そんな、少々怖い未来を想像してしまいました。

 

ターミネーターやマトリックス等の映画が示す未来像。

映画で見る分には面白いですが、現実にそれが起きてしまうと恐怖以外の何者でもない…

そんな気がします。

 

 

妖精/小人から連想し、少々怖い未来について考え込んでしまった…

そんな、ちょっと「うつろ」なイメージにハマり込んでいる最中に携帯が鳴り、現実に引き戻されます。

携帯の表示を見ると、妻からの電話。

 

この時間に妻からの電話?

珍しいな、何だろう…

 

 

「もしもし」

 

「私、『ようせい』だった」

 

「えっ、妖精?」

 

「そう、新型コロナの『ようせい』」

 

「あっ、陽性ね…」

 

「うん。今から帰る」

 

「…」

 

 

 

先週の15日(木)。

妻は、発熱こそありましたが、医者で検査をしてもらった結果は「陰性」(「主夫の日…」)。

 

しかし、妻が勤めている保育園では、毎週月曜日と水曜日に職員全員が新型コロナの抗原検査を受けるルールになっているそうで、週明け月曜日に出勤して検査を行うと、なんと妻から薄っすら陽性の反応。

 

えー、そんなこともあるんですか…

 

 

さっそく妻は、寝室で自宅隔離。

 

濃厚接触者となった私と子供たちは、全員、すぐに仕事/学校から帰ってきて自宅待機。

私には、またまた「主夫の日」が始まります。

 

 

 

自分の意見が支離滅裂なのは分かっています。

でも、家事一般の作業をやってくれるロボット小人やエレクトロニクス妖精。

それが早く登場してほしい。

そして、私をお花畑に連れて行ってほしい…

 

そう思いました。

寒サニマケテ…

昨日 12月18日(日)は、朝から雪模様の天気。

 

本当なら、この日曜日は、妻と二人で能登半島へドライブする予定でした。

まず、増穂が浦/富来まで行き、そこの少々有名な回るお寿司屋さんでランチを食べます。

ランチを食べ終えたら輪島に行ってキリコを見てから、能登町、さらに穴水へと向かい、美味しい日本酒、そしてワインを買って帰る…

そんな予定でした。

 

しかし、熱は下がったものの、風邪を引いた妻の具合が今ひとつ完全には戻っていない…ということで、ドライブは中止。

結局私は、午前中は事務所に出て仕掛かり中だった物を片付けることにしました。

 

 

事務所の中。

パソコンに向かって作業をしていると、事務所の窓にビュービューと強い風が当たる音がします。

ふと外を見ると、横殴りの雪。

まだ積もるほどではありませんが、このまま明日まで降り続けると、いよいよ除雪/雪かきを行う日々が来るのか…

そんなことを考えます。

 

お昼前。

片付け物を終え、家に戻ります。

そこからはいつもの日曜日。

 

昼食を食べて、しばしのんびり。

さて、夕方までなら時間はある。

トレーニング、どうしようかな…

 

 

そうだなぁ…

明日は、きっと除雪/雪かきが必要になるハズ。

体力を温存することも必要かな…

 

そんな言い訳を思い浮かべながら、トレーニングはお休みにしました。

 

 

言い訳わけはしていますが、気分は完全に「負け」。

「丈夫ナカラダヲ」を持っていますが、昨日の私は「寒サニマケテ」しまいました。

 

うーん…

 

弱い心を克服して、苦しいトレーニングにも真摯に向き合う、お手本のようなアスリート。

「サウイフモノニ ワタシハナリタイ」…

 

 

追伸

明けて月曜日の朝。

やはり雪は積もりました。

事務所からの景色
積雪 約8cm

 

いよいよ冬本番。

軟弱な私は、もう春が待ち遠しいです。

開放の日…

昨日 12月17日(土)はようやく妻の体調が戻ってきて、布団から起きることができています。

私も、主夫の日常から「開放の日」を迎え、ようやくトレーニンができる…と思っていました。

しかし、その土曜日。

こんな日に限って、色々なことが重なるものです…

 

 

先日、タイヤ交換にあわせて除雪機の出動準備も整えました(「冬支度 コンプリート!」)。

 

いよいよ日本はこの冬一番の寒気に覆われて、日曜日は北陸の平野部でも積雪が見込まれるとの予報。

日曜日 大雪か…

 

という訳で、朝食を済ませると除雪機のエンジンをかけローター等の動作を確認します。

 

少々手こずりましたが、エンジン始動。

 

よしよし。

 

と思ったのですが、ガソリンのメーターをみると、これがほぼ空。

 

あー、そうだった。

この前は、エンジンの始動チェックのために、ちょっと入れただけだった…

 

ということで、倉庫からガソリン携行缶(赤タンク)持ってきて除雪機にガソリンを入れます。

ところが、この赤タンクのガソリンは草刈機/耕運機等でも使っているため、冬を迎えて残量が少ない状態。

加えて、注ぎ口を止めているプラスチックが割れ始めていて、ガソリンを注いでいると口の周囲からこぼれてくる始末。

 

えー…

 

それでも残っているだけのガソリンを入れて再度エンジンをかけ、前後に動かしたりローターの動作をチェックします。

ここは問題なし。

 

つぎは前照灯(ヘッドライト)。

早朝や夕方等の薄暗い中でも除雪機を使う可能性を考えて、除雪機には前照灯(ヘッドライト)が付いています。

そのヘッドライトを点けてみると…球が切れて点灯しません。

 

うーん…

 

 

ガソリンが不足している。

赤タンクの注ぎ口のプラスチックにヒビ。

そして、除雪機のヘッドライト切れ。

 

ちょっと困ったなぁ…

 

しょうがないので、まずはヘッドライトの球と、赤タンクのスペアパーツを買うために、朝9時から開いている近くのホームセンターに行ってみます。

 

しかし、私はあまりそのホームセンターに行くことがないので、何がどこにあるか、さっぱり分かりません。

レジで店員の方に、除雪機から外した球を見せて「これを置いてある場所はどこですかね?」と聞いてみるのですが、教えてくれたのは家庭用の電球が置いてあるスペース。

しかしどれだけ探しても、家庭用の電球のコーナーに同じものはありません…

 

うーん、ここは違うな…

 

ちょっと途方に暮れたようになっていましたが、よーく球を見てみると、定格として「12v 23w」と書いてあります。

 

あー、そうか。

カー用品のコーナーにならあるかも。

(いや、最初から、そこチェックしとかないと…)

 

ハイハイ、了解、了解。

 

ヨシヨシ…と思って店内を回ってみますが、今度は「カー用品」のコーナーが何処にあるかが分からない。

しかも、そんなときに限って店員さんが見当たらない…

 

おそらく「半泣き」のような顔をして店内のウロウロし、ようやくカー用品コーナーを発見。

 

あー、助かった…

 

ところがつぎは、電球の置き場が分からない。

カー用品コーナーをグルグル2周ほどしてようやく電球を見つけ、一つ一つ手に取ってみます。

色々ある電球の中から、車のバックアップランプ用として売られているものに同じ電球があることを確認。

 

あったー

 

電球のつぎは、赤タンクのスペアパーツ。

これもカー用品のコーナーにあるんじゃないかな…

ということで、そのコーナーをもう一周してスペアパーツを発見。

 

良かったー

 

…しかし、どうも大きさ/形状が微妙に違うような気がする。

まあ、他に選択肢はないので、とりあえずそれを手に取ります。

 

時間がかかりましたが、なんとか目的の物は購入できました…

 

 

思ったよりも時間がかかりましたが、電球&赤タンクのスペアパーツをゲットして、自宅に戻ります。

 

さっそく電球を交換してチェックしてみると、これはちゃんと点灯。

 

よしよし。

 

しかし…

 

赤タンクのスペアパーツは、私の持っているものとは合いませんでした。

 

やっぱりか。

まあ、しょうがない。

ガゾリンは注意して注ぐことにして、当面このまま使うことにしよう。

 

それよりも、ガソリンスタンドに行ってガソリンを入れないと…

 

 

ということで、国道8号線沿いにあるセルフのガソリンスタンドにダッシュします。

 

ガソリンスタンドに行ってみると、スタンドの入り口には順番を待っている長蛇の列。

列の最後尾は、スタンド手前の信号交差点にまで掛かっている状態です。

(大雪に備えて、皆さん、まずはガソリンを満タンにしているようです)

 

 

さて、どうする…

 

「どうする」…と言ってもどうしようもなく、私も仕方なくその列に並び、じっと我慢の子。

 

ようやく私の番が来て、乗って行った軽トラ&赤タンクにガソリンを入れます。

 

家に帰ると、すでに11時半。

この時点で、もうグッタリ…

 

 

ガソリンを入れて家に帰ったら、物置からスノーダンプ、スコップを出して玄関前に設置。

ここまでで午前中が終わりました。

 

そこからはグダグダの一日。

あっという間に夕方になり、一日が過ぎていきます。

 

 

 

午前中は、やることなすこと空回り。

逆に、午後は何もできなかった…

そんな、グッタリした土曜日。

 

しかし、主夫から解放された日なら、こんな過ごし方も許されるハズ…

そう思いません?

母は強い…

昨日 12月16日(金)も妻は寝込んでおり、私は主夫の一日。

このため、トレーニングはお休みとなっています。

 

主夫といっても、妻がいつも作っている長女と次女のお弁当はさすがに作れない…

「ごめん、お父さんはお弁当は作れないので、外で何か買うか食べるかしてほしいんだけど」…

 

「わかった」

 

と、了解をもらいました。

 

 

昨日の投稿で述べたとおり、朝一番で妻をかかりつけ医に連れて行ったのですが、それで午前中は過ぎてしまいました(「主夫の日…」)。

 

妻のお昼の準備を少々行ってから事務所に出勤。

午後2番あたりまで仕事をしたら、今日は「午前半休&早退」…ということで、ダッシュで家に帰ります。

 

家に帰ったら、さっそく家事全般を実施。

ただその頃には妻の具合もだいぶ良くなったようで、洗濯物は取り込んで、畳んでくれてありました。

 

あー助かった、ありがとう。

 

ならば…と、

夕食の準備は何にするかな。

うーん、そうだなぁ…

寒い日には、やっぱり体が温まる鍋。

 

家族には、「また鍋なの?」…と言われそうですが、構わず鍋料理に決定。

買い物に行く時間がなさそうなので、冷蔵庫にあるものを使った鍋にします。

 

冷蔵庫からは、大根、にんじん、ネギ、豚肉、しいたけ、車麩、もやしをチョイス。

まずは鍋でダシをとってから、そこに酒・醤油を加えます。

その間に、大根とにんじんを薄切りにスライスしてボールに入れます。

スライスした大根とにんじんの間に豚肉を挟んで、それを鍋の外周に沿ってグルッと一周。

ぽっかり空いた真ん中には、車麩、しいたけ、もやしを入れ、最後に小口切りにしたネギを外周にバラバラっと…

これで煮込めばOKです。

 

本当は、真ん中には焼き豆腐を入れたかったのですが、残念ながら冷蔵庫にはありませんでした。

そこで、たまたま冷蔵庫にあった車麩を投入。

「出汁がしみて、いい味になるんじゃないか」…という期待もアリです。

 

ところで、妻の母親としての悩み(…のひとつ)は、「長男が、あまり野菜を食べてくれない」というもの。

それならということで、前述の通り、肉を野菜のミルフィーユ状態で挟み込み、鍋の外周に沿ってグルッと一周させることを考案。

こうすれば、肉だけを取るわけにもいかず、大根/にんじんも食べざるを得ないでしょう。

 

好き嫌い防止の臨戦体制を取って、いざ食事の時間。

長男を見つめて、勝ち誇った顔をする私。

 

「どうだ、参ったか、ハッハッハッ!」

…と思った私が浅はかだった。

 

敵もさるもの、自分の器に取った後で選り分けているではないですか。

えー、そこまでして、野菜を食べたくないんかい…

 

しかし、それを見て、体調万全ではないのですが、妻の(母の)雷が落ちます。

「野菜も食べなさい!」

  

「食べてるよ」

…そう言い返し、モソモソと大根を食べる長男。

 

さてお味の方は…

 

どうも、ボンヤリした印象。

血迷って、砂糖を小さじ一杯入れてみたのですが、これが逆効果。

魚介類ならその出汁でも美味しい鍋ができそうですが、大根等の野菜類の鍋は、やはりポン酢/ゴマだれがいいようです。

 

味はボンヤリして今ひとつの鍋でしたが、長男を含め残さず野菜を食べてくれて完食となりました。

 

 

鍋を囲んだ肉/野菜の攻防戦。

その臨戦体制を遥かに凌ぐ、母の一喝。

やっぱり、「母は強い」…ですね。