褒められて育つ…

今日は、3月9日(土)。

昨日 8日(金)の夜半からみぞれ模様の天気となった金沢。

予報通り、今朝は雪がチラつく寒い朝となりました。

 

昨日は関東で雪が降り、都心でも数センチの積雪もあったようです。

ただ金沢では、今のところ積もるまでには至っていません。

 

たしかに寒いんですけど、この程度の雪であればまったく問題はありません。

しかし、さすがにロードバイクでのライドはちょっと無理ですね。

むぎーさんのライドの機会は、3月末に延期して正解…ということでしょうかね。

 

3月末になり、暖かくなった頃にどこにライドに行くか…

今からちょっと考えておきたいと思います。

 

 

さて、話は変わって。

 

先日の投稿で、3月中旬に10日間ほど主夫生活を送ることが確定したことを書きました(「主夫の友 パート4確定」)。

その主夫生活のパート4は、来週11日(月)〜20日(水)の10日間に実施することになりました。

料理に関してアドリブのきかない私は、前回パート3と同様、あらかじめ10日間×3食分の献立を決めて対応することにしています。

 

その中で、すでに投稿に書いたように、

・土日の昼/夜の食事については、
・子供たち一人一人が当番になって、
・それぞれがどこか1コマの食事を担当してもらう…

ということを考え、それを子供たちに提案してみました。

 

自分としては、

「子供たちも楽しんで、提案に乗ってくれるかも」

…と思っていましたが、世の中はそう上手くいかないもの。

 

まずは長男が反対。

「えー、面倒くさい…」

つぎに次女も反対意見を提示。

長女のみ、意見提示は無し。

この結果、「賛成 0、反対 2、棄権 1」で提案はあっさり否決。

 

ということで、10日間の(長男のお弁当を含めて…)すべての食事を私が準備することになました。

ただし、10日間の中には地域で行う灌漑用水路の清掃作業等に出かける等、私自身が不在の日もあるため、すべてを手作りのもので賄うことはできません。

前回と同様、インスタント/レトルト物やスーパーの惣菜等も活用しながら、あまり肩に力を入れすぎないことを心がけて、10日間の献立を考えたいと思います。

 

献立の内容/メニューについては、前回の経験から子供たちは、鍋/煮込み料理が続くのは嫌がるということが分かりました。

その点については、ちょっと工夫する必要がありそうです。

 

ただし、前述の提案を否決された私からすると、献立についてあらかじめリクエストを言う分にはいいんですけど、料理が出されてからダメ出しをするのは

「やめてほしいなぁ…」

と思います。

 

 

子供たちよ。

お父さんは、こう見えて小心者でガラスのハートの持ち主。

褒められて育つタイプです。

ぜひ、温かい心と長い目で見てください。

雪は降る…

今日は、3月8日(金)。

昨日 7日(木)の投稿では、「むぎーさんが金沢に帰ってくるかも」(「サミーとローリンド…」)と書きました。

しかし、この週末に向けて雪が降る予報になっていることもあり、むぎーさんからは、

「帰るのを延期して、3月末に帰ることにします」

との連絡がありました。

 

そうそう、その方がいいですよ。

3月末になれば、スタッドレスタイヤも不要でしょう。

それに、今(3月初)より気温も上がり、金沢でも、雨さえ降らなければライドに出かけることもできます。

 

 

雪は降る あなたは来ない…

 

そんな歌詞のアダモの曲は「来てくれない人」をさみしく想う歌ですが、今回は「それが正解!」です。

 

むぎーさん。

3月末を楽しみにしていますよ。

 

 

さて、「雪は降る」…つながりで。

 

小学校6年生からフォークギターにハマっていた私は、「かぐや姫」というフォークグループのファンでした。

中学になると、友人4人でフォークグループを結成。

楽譜が無い中、「かぐや姫」のLPレコードを何度も聴き返しながら、必死にギター部分を耳コピして、中学校の文化祭や予餞会の機会にグループでの歌/演奏を披露していました。

 

私と同世代の方は、かぐや姫と言えば「妹、神田川」というイメージだと思います。

確かに私たちのグループでも、その曲をカバーして演奏していました。

 

しかし、LPには入っていますが「シングルカットされていない曲」にも良い曲はいっぱい。

ただそのような曲は、主にコンサートでしか演奏されないため、かぐや姫ファンでない人には馴染みがありません。

そんな曲の中のひとつ、「雪が降る日に」。

 

かぐや姫の曲をコピーする中で、私はたくさんのギター演奏の技術や音楽理論っぽいことを、まあ独学ですが学ぶことができました。

ピッキングでのストローク演奏から、スリーフィンガー、アルベジオに進み、さらにそれらをピッキングで演奏する技術。

そして、和音の構成、音階(スケール)のこと…などなど。

そんな中で、私は前述の曲で初めて「カッティング」という演奏技術を知りました。

 

初めて曲を聴いたときは、そのカッコよさにびっくり。

ただし、どうやって弾いているのか、これが分からない。

スリーフィンガーやアルペジオ等の演奏方法もそうですが、今とは違い、ギター演奏の解説本もそれほど流通していませんし、ましてや演奏解説の動画等が公開されている…なんてこともありません。

耳コピでコード進行を調べ、試行錯誤をしながら演奏方法を工夫する…

そんなことを繰り返しながら、自分のギターの音をレコードから聴こえる演奏に近づけることができたときは、まさに「嬉しさ100倍!」でした。

 

 

「雪が降る日に」。

この曲のカッコよさ。

久々にギターを持ち出して弾いてみたくなる…

そんなことを思いました。

サミーとローリンド…

今日は、3月7日(木)。

今週末に向けて、浜松に単身赴任をしているむぎーさんから、

「ちょっと金沢に帰るかも…」

との連絡がありました。

 

「おー、それなら、どこかライドに行きますか!」

と思っていました。

ところが…

今週末、金沢のお天気はあまり良くありません。

 

8日(金)の午前中はなんとか晴れるようですが、午後からは雨。

しかも9日(土)は、雪が降る予報となっています。

気温も10℃以下で、土日の最高気温は6℃…

 

「この天気でライドするのは厳しそうだなぁ」…

 

加えて、むぎーさんの乗っている車は、(浜松に住んでいるので当然ですが…)すでにノーマルタイヤを履いているとのこと。

この週末に帰ってくるなら、もう一度スタッドレスに交換した方が良さそうです。

 

むぎーさん。

帰ってくるのは大歓迎ですが、ノーマルタイヤは少々危険。

それに、浜松と違い金沢はまだまだ冬です。

車で帰ってくるならタイヤ交換、そして風邪をひかないための防寒具は必須ですからね。

 

 

さて私は、風邪と聞いたら思い出す、歌に関する思い出があります。

それは確か、中学1 年のときだったでしょうか…

 

風邪をひいて38℃以上の熱を出し、学校を休んで寝込んでいたときのこと。

(今から思えば、おそらくインフルエンザに罹っていたんですかね…)

少し熱が下がって体が楽になってきたのですが、何もすることがなくベッドで寝ているまま退屈な時間を過ごしていました。

だた、退屈であるとはいえ、茶の間に行ってテレビを見たり、本を読むのはまだちょっと…という感じなので、ラジカセを枕元に持ってきてFM放送を聴くことにしました。

耳だけ働かせていればいいラジオはなかなか良い具合で、以降ずっとラジオを聴いていました。

夕方になり、「リスナーからのリクエストに基づいて曲をかける」という、その当時は良くあった番組でのこと。

その週は「愛鳥週間」だったようで、番組ではリクエスト曲を「鳥」に関する曲に限定していました。

 

番組が進む中で、とあるリスナーからの葉書が紹介されたのですが、そのリクエスト曲は、

「The Shadow Of Your Smile」

という曲でした。

 

「えっ、それって、鳥に関係する曲?」

…と、ちょっと疑問に思っていると、司会進行役の方(今風に言えばMCの方?)から、

「あー、これは ”いそしぎ” という映画の主題曲ですね」

という説明がありました。

 

映画の主題曲は、上に述べた通り英語の題名です。

そのまま訳せば「あなたの微笑みの影」ということになります。

しかし日本で封切られた際の映画の邦題が「いそしぎ」という鳥の名前になったため、主題曲も映画の邦題で呼ばれることがほとんどのようです。

 

「いそしぎ」という映画の主題曲は、元々はトランペットのソロ演奏だったようですが、その後に様々なバージョンが出されたとのこと。

ジャズやボサノのバナンバーとしても有名です。

 

 

色々なバージョンがある ”いそしぎ” の中で、そのときにかけられたのは、サミー・ディビスjrが、ローリンド・アルメイダのボサノバちっくなギター伴奏のみで歌ってるバージョン。

小学校6年生ごろからフォークギターにハマっていた私は、この「サミー&ローリンド」バージョンのカッコよさに痺れてしまいました。

 

「その曲が入っているLPレコードを手に入れたい」

…と思って、中学生の私は、当時金沢にあった複数のレコード店を色々回ってみました。

しかし、結局見つけることはできませんでした。

 

ところが、それから40年ほどを経た先日のこと。

ふとネットをググっていると、ありましたねぇ、件のLPレコードが。

(正確には、LPレコードではなく、CDとして復刻した版です)

 

おー!

 

ということで、さっそくポチッとな…

それが ↓ これです。

 

梱包を取るのももどかしく、さっそく届いたCDを聴いてみると…

いやー、中学生のときに聞いた「記憶の中の歌声とギター伴奏」が、もうそのまま。

とても感激しました。

 

原盤のLPレコードは1966年に発売されたようです。

私が中学1年生のときといえば、1975年。

発売から10年ほどが経っているレコードで、しかも超マイナーなものだったようです。

そりゃ、私が金沢のレコード店を回っても見つけられる訳はありませんでしたね。

 

ちなみに、CDとしての復刻版であれば、お値段は¥1,600-ほど。

一方、1966年に発売されたLPレコードそのものは、今でも¥50,000-オーバーの値がつけられて売られていました。

名盤と言われる古いLPレコードは、今でもジャズファンの間では高値で売買されている…

そんな様子を窺うことができます。

 

そして、そのLPを聞くのは、重いターンテーブルのレコードプレーヤー、真空管のアンプ、そして大きなスピーカー。

そんな景色も浮かんできます。

いやー、すごいですよねぇ…

 

 

風邪をひくと思い出す「サミーとローリンド」。

40年を経て手にしたCDを聴いて、しばらく思い出に浸ってみたいと思います。

皿そばリベンジ…

今日は、3月5 日(火)。

この週末、私はご近所の仲良し9人と旅行に出かけました。

行き先は、天橋立→城崎→出石と、京都・丹後/兵庫・但馬方面を堪能する温泉旅行。

週末を絡めた一泊二日の旅行ですが、「3日・4日」と日・月の日程としたので、それほど混雑しないはず…という目論見です。

「まあ多少混雑しても、移動中の車でも楽しめばいいか」…

ということで、9人がまとまってキャンピングカー1台で移動することにしました。

 

朝8時、9人を乗せたキャンピングカーは金沢を出発。

目論見通り、北陸道→舞鶴若狭道は、工事による車線規制等もありましたが渋滞などは無く、移動の最中はスムーズそのもの。

予定通りに天橋立に到着して観光を済ませ、その日は城崎温泉に一泊。

二日目は、玄武岩で有名な玄武洞公園→出石と見て回ります。

 

実は、私にとってのメインイベントは、二日目の出石で食べる皿そば。

数年前に出石に行く機会があったのですが、その際、初めて「皿そば」というものを食べました。

しかし、このとき食べた皿そばは、ちょっと残念なもの…

 

そのときは20名ほどの団体で行動していたので、そば屋さんにはあらかじめ20人前を事前に予約してお店に向かいました。

予約を受けたそば屋さんとしては、お昼で混雑する時間に私たちに、

「そばが茹であがるまで待たせては申し訳ない」

…と思ったのでしょう、お店に入ると、すでに20人前の皿そばそばがずらりと並んでいました。

そのおかげで、混んでいる時間帯でしたが、私たちは待つこと無く皿そばを食べることができました。

 

ただし、「茹でたて」ではない皿そばは、ちょっと残念な状態。

「このお店はハズレだったのかなぁ…」

そんなことを思いながらも、並んでいた皿そばは、すぐに食べ終えてしまいました。

お腹がすいていた私は

「もう少し食べたい」

と思ったので、追加で5皿ほどを頼みました。

少しの時間待つことになりましたが、そうやって運ばれてきた追加の皿そばは、事前に並んでいたものとは別物。

とても美味しいそばでした。

 

「あー、待ってもいいから美味しいそばを食べたかった」

…と、非常に残念な思いをしました。

 

前回の反省を踏まえ、今回は敢えて予約を入れずにお店に向かうということに決定。

加えて、選んだお店は「挽きたて、打ち立て、茹でたて」の ”三たて” を守っていると公言しています。

有名な観光ガイドにも載ったことがあるらしく、非常に混むことで有名で「1時間待ちは当たり前」の模様。

 

しかし調べていると、そのお店についての耳寄りな情報をゲットできました。

開店は11時なのですが、実は、

「開店より少し前に、順番待ちのリストが入り口に出されるらしい」

…とのこと。

 

それならば…

ということで、出石の街並みを散策する前に「順番待ちのリストに名前を書いておく作戦」を決行することにしました。

早すぎるかな…と思いながらも、10時過ぎにお店の前に行くと、すでに順番待ちのリストが出されています。

そして作戦通り、私たちはリストの先頭に名前を書くことができました…

 

街並みを散策し芝居小屋の見学も行なって、開店時間を少しすぎた11時10分ごろ、お店に到着。

すると、まだお店の外で待っている人はいませんが、すでに満席の状態。

店員の方に、

「先頭に名前を書いた者ですが」…

と声をかけると、一番奥の小上がりに9人分の席が用意されており、まだテーブル上に皿そばは並んでいません。

「よし!」

…ということで、すぐに皿そばを注文。

皿そばが出てくるまで時間があるので、それぞれがビールや日本酒を飲みながら待つことしばし。

大きなお盆に綺麗に並べられた大量の皿そばが運ばれてきました。

 

小皿に分けて盛られたそばを、

・塩のみ
・蕎麦つゆにつけて
・トロロ/生卵を加えて…

など、それぞれが思い思いの食べ方で、味の違いを楽しみながら、”三たて” のそばを美味しくいただきました。

 

ちなみに、私が食べた皿そばは「18枚」。

このお店では、「皿そば20枚以上」を食べた人には認定証を発行しているとのこと。

認定まではもう少しでしたが、それでも十分堪能することができました。

 

 

メインイベントの皿そばは大満足。

楽しいだけではなく、過去のリベンジを果たすことができ、スッキリ心地よい旅となりました。

久々に箱から出しました

今日は、3月2日(土)。

昨日の1日(金)は、お義父さんとお義母さんに自宅に来てもらい夕食を一緒に頂きました。

それはなぜか…

この春から、長女は群馬県富岡の会社に就職することになりましたが、そのお祝いお義父さん・お義母さんからいただいており、そのお礼がてら、ちょっと早めの「桃の節句のお祝い」をするためでした。

 

桃の節句と言えば雛人形。

我が家には、妻の雛人形(これは、妻が生まれたときに買ってもらったもの)があります。

しかし、ここ10年ほどはずっと納戸にしまったまま、久しく飾られたことがない状態が続いていました(「ババン・バ・バンバンバン…」)。

 

長女が就職で群馬県に行ってしまうことがあり、妻と、

「今年ぐらいは雛人形を飾ろう」

と相談をしていました。

 

…ということで、久々に飾ってみました。

 

いやー、こうしてみると、なかなかいいもんです。

 

ただし、箱から出したお人形の状態は、さすがに60年の歳月を感じさせます。

 

たとえば…

綺麗な錦だったであろう生地が色褪せている。

お内裏様、お雛様始め、三人官女、右大臣/左大臣、五人囃子、仕丁すべての髪はボサボサ。

五人囃子の持っている和楽器が壊れている。

右大臣/左大臣の背負っている矢がバラバラになっている。

三人官女の持っているもの(お酒を注ぐもの?)の柄が曲がって(折れて?)いる。

などなど…

ところどころ壊れていたりしますが、それも「味」と理解すればそんなものでしょうか。

 

 

久々に箱から出して飾った雛人形。

お義父さん、お義母さんは、子供(妻)の成長を願って、この雛人形を買い求めたんでしょうね。

長女、次女が生まれたときは、私と妻は雛人形を買い求めませんでしたが、二人が小学生の頃までは、毎年の桃の節句には、箱から出して飾っていました。

この春から群馬県で社会人生活を始める長女は、この雛人形を見る機会はもうなかなかないかもしれませんね…

 

桃の節句のお祝いが続きそうな予感がする私でした。

(それを理由に酒を飲むか…)