今日は、11月7日(火)。
昨日まではいいお天気で、気温も25℃を記録するほどの陽気でした。
しかし、昨日の夜から空模様は一変。
深夜からは雨、風ともに強くなり、今朝になって雨は弱まってほぼ降っていない状況ですが、曇り空と強風は相変わらずです。
どうやら最高気温も20℃を切るようで、ここにきてようやく季節が秋に向かって進むようです。
そんな昨日は、フォーカスを使ってローラーでのLSD 40分を行いました。
先日は、ピナレロの洗車&チェーンライン清掃を行い、ピナレロのパワーロスが無い(であろう…)状態で、パワーデータを取り直しました(「ピナレロ vs フォーカス…その3(ビッグプーリー?)」)。
上記に合わせ、「できるだけケイデンスを揃えた状態で、フォーカスのパワーデータも取り直したい」と考え、この日はフォーカスでのローラーとしています。
フォーカスでローラーで走った印象としては、やはり「ピナレロに比べるとペダルが軽い」というもので、前回と感覚的には変わっていません。
フォーカスでのLSD部分をズームしてみると、以下の感じです。
今回のフォーカスの結果は、
平均ケイデンスが、63rpm。
平均パワーは、141w。
これに対し、チェーンラインを清掃して望んだ前回のピナレロの結果は、
平均ケイデンスは、同じ 63rpm。
これに対し、平均パワーは、147w。
条件をできるだけ整えピナレロ、フォーカス双方でローラーによるパワーデーターを取り直しましがが、その結果を比べても、やはり 6w =4% の差で「フォーカスの方がペダリングが軽い」という結果になりました。
しかし、両バイクの駆動系のパワー伝導効率は、
・ローラー エリート e-Motion(負荷 0/1/2 の 1)
・フロント アウター(50T)
・スプロケ 4段(14T)
・平均ケイデンス 63rpm
の条件でのローラーによるデータ取得結果として、
「ピナレロよりもフォーカスの方が、4% 良い」
という結論になりました。
しかし、フレームの硬さ/柔らかさ、ホイールの硬さ/柔らかさ等が、ペダリングに影響を与える…ということは良く言われたりします。
今回は、そのあたりの影響が出にくい「比較的ゆっくりしたペダリング」での比較でした。
どこかのタイミングで、それらの影響をもっとはっきりさせるために、ペダル/フレームにもっと力がかかるローラー…たとえば、平均ケイデンスを「80〜90rpm」にあげた状態等でのローラーを行い、あらためて両バイクでのパワーデータ取得を行ってみたいと思います。
追伸
今回のパワーデータは、あくまでローラーで取得したデータによる比較です。
実際に外を走っている状況では、これに風の影響=バイクの空力特性や、私自身の体重の影響などが関係してきます。
フレームやホイールの違いによる実走での感覚/フィーリングの違いというのは、本当に不思議です。
フレーム/ホイールも、固ければ良いという訳ではなく、逆に柔らかければ良いという訳でもありません。
このあたりの私の興味は尽きません。
そんなことを思っていると、ストラバに ”OSADA Hiroshi” さんからコメントをいただきました。
コメントでは、ご自身がこれまで乗ってきたバイクの経験から、色々なバイクの乗り味についてご教授いただきました。
(現在はフォーカス イザルコマックスに乗っておられるようですが、その他にもキャノン Aerode、キャノンデール SuperSixEvo、ビアンキ Oltreのご経験があるようで、その乗り味をコメントで伝えていただきました)
“OSADA Hiroshi” さん。
大変ありがとうございました、とても参考になります。
今後ともよろしくお願いします!