上を向いて…

今日は、10月3日(金)。

昨日 2日(木)は、ローラーでのテンポ走を25分でした。

 

本来は、最低でも前日と同じ40分を行うべき…

なのですが、この日は夕方〜夜にかけて諸々やることがあったことから、少々時間を短縮してのローラー。

それでも、ローラー前&後のストレッチ、テンポ走前後でのウォームアップ/クールダウンは ”キチンと” 行っています。

また、ケイデンス 75rpm/パワー 150w ほどを目処にして、一定ペースで走ることを意識していましたが、これもキチンと守れていました。

 

心拍/パワーの各ゾーンは、通常負荷のテンポ走の通りで、特段の特徴はありません。

 

まあ、良くもなく、悪くもなく…という感じでした。

ただこれも、本当にペースを一定に保っているからこそ…の結果です。

 

 

私の場合、”同じペースを刻んだテンポ走” としてローラーに乗り始めても、足の感覚だけで走り続けていると、なぜか終わりに向けて徐々にペースが上がってしまう傾向にあります。

このため、本当に ”一定のペースで走ろう” と思ったときは、常にケイデンス/パワーをチェックしながら走ることになります。

 

一方、一定時間を経過するごとに、意図的にペースを上げる(たとえば10分経過ごとにケイデンスを5rpm上げる…)というトレーニングを行うこともあります。

このときは、ケイデンス/パワーのチェックに加え、ストップウォッチで経過時間についてもチェックしながらのトレーニングとなります。

 

いずれにしても、ローラーに乗っているときは、常に何かの数値をチェックしていることになります。

常に数値をチェックしている…ということは、

・ローラーに乗っている姿勢で下を向き
・常にサイコン/ストップウォッチの表示をチェックしている

ということ。

それが原因なのですが、実は私が三本ローラーに乗っている状態は不安定で、比較的フラフラしている時間が多いような気がします。

それでも落車にまではなりませんが、かつてはそれが原因で落車することもありました(「インターバルでローラーから落車…」)。

 

まあ、三本ローラーに乗り続けた結果、

「バランス能力が向上した」…

ということかもしれません。

(三本ローラーに慣れただけ?…)

 

 

久しく外を実走する機会がなく、下を向き続けているローラーにも、何も疑問を感じていませんでした。

しかし、このところグランフォンド/ツーリングなどの実走機会が続いたこともあって、

「ちゃんと上を向き、周囲を見て走る」

ことが大切なことを思い出しています。

 

グランフォンド/ツーリングでも、長い距離を走ったころになると、前走車のタイヤ、あるいは路面のアスファルトばかりを見ていることも多いかもしれません。

しかしそんなときこそ、上を向いて走ることが大切。

 

サイコンとストップウォッチ。

今は、ハンドルのホルダーに取り付けてローラーを行っています。

このため各種数値をチェックするには、どうしても下を向く必要があるんです。

 

「そうか、これを上を向いてまっすぐ前を見たままでも、数値をチェックできるようにすればいいんだ!」

…ということで、取り付け位置、ちょっと工夫してみますか。

カスタマイズで大満足…

今日は、9月29日(月)。

昨日 28日(日)は、kit1002さんと二人で片山津への往復ライドに行きました。

 

kit1002さんと一緒にロードバイクで走るのは、実は昨年 2024年2月以来(「やっぱり ”暖冬” か?…」)。

このときは、kit1002さん、私、そしてなべちゃんも一緒に走っており、行き先も今回と同じ片山津でした。

ということは、目的も同じかも…

 

 

まずは、定番の寄り道パーキング小川で写真撮影。

 

この日、kit1002さんはカーボンフレーム、チャンピオンマシンのコルナゴ。

一方の私は、昨日のピナレロの神様から一転、クロモリのウィリエール。

 

前日に乗ったピナレロに比べると、ウィリエールはとっても華奢(きゃしゃ)に見えますが、それに負けず劣らず、コルナゴもスリムな印象であることが分かります。

 

フレームの違い/乗り味等があまり分からない鈍感な私でも、前日に乗った ”カーボンの神様” と、この日乗った”クロモリのウィリエール” の違いは、なんとなく分かります。

楽で早いピナレロの神様に比べると、やはりクロモリのウィリエールは、”しなやか/しっとり” という感じがします。

 

タイヤはどちらもコンチネンタル GP5000で、空気圧も同じ6.0barで設定。

ただし幅は違っており、ピナレロが28cなのに対し、ウィリエールは25c。

ホイールも違うものを履いており、ピナレロがカーボンのボーラ WTO 60 なのに対し、ウィリエールはアルミのトーケン C22A。

 

フレームだけではなく、タイヤ幅やホイールの違いもフィーリングの違いに影響があると思います。

しかしそれで考えると、どちらの要素も、ピナレロの方がしっとりした乗り味に感じる方向になりそうなもの。

しかし実際に乗ってみた感覚としては、ウィリエールの方がしっとり/しなやか。

やはりフレームの違いは大きい…ということのようです。

 

 

弱い追い風に乗って、快調に先頭を引くkit1002さん。

お天気も最高で、気持ちい秋晴れの中、あっという間に安宅の関に到着。

 

ここでは海岸沿いの東屋のベンチに座り、しばしの休憩。

とても静かな雰囲気の中、東屋に届く波の音を聞きながら、目の前の砂浜でのんびり投げ釣りをしている人を眺めていました。

 

静かでゆっくりした時間を過ごした私たち。

目的地の片山津はもうすぐそこ…

ということで、再スタート。

 

片山津でランチを頂く予定でしたが、そのお店の開店までもう少し時間がある…

ということで、いつものコンビニで時間調整の休憩。

 

丸いフレームのサイクルラック、ユニークですよね。

私たちの間では、ここのコンビニの名物になっています。

 

最近は、サイクルラックを設けてくれている観光地やショップは増えていますが、この形状のものは、他では見たことが無いかもしれません。

うーん、面白い。

 

 

時間調整をして、目的のお店に到着。

それはどこかというと…

 

そう、前回kit1002さん&なべちゃんと片山津に来たときと同じ、”ブッチャーズ クリーム”。

 

しかし、開店まではまだ数分ある…

ということで、お店の前のベンチに座り、待つことしばし。

 

お店の方に呼ばれて中に入ると、もちろん私たちが一番乗りでの入店でした。

 

ところが、テイクアウトの注文がすでにいくつか入っており、

「少しお待ち頂きますが、いいですか?」

とのこと。

もちろん、

「いいとも!」

ということで、kit1002さんも私もメニューを眺めて、

「何を食べようかな〜」

と、のんびりチョイス。

 

そして私が選んだのは…

 

フライドオニオン バーベキューチーズバーガーのドリンク&フライドポテトセット(飲み物は、コーラをチョイス)。

これにパティを追加してダブルバーガーにカスタマイズし、ハラペーニョをトッピング。

 

一方、kit1002さんは…

 

テリヤキ チーズバーガーのドリンク&フライドポテトセット(kit1002さんも、飲み物はコーラ)。

これにフライドエッグを追加して、月見バーガー風のカスタマイズ。

いやー、やりますねー。

 

結局二人とも、”これでもか!” というハンバーガーを注文してしまいました。

 

こうやって写真で見ても、このお店のハンバーガーの迫力が伝わります。

kit1002さんも私も、口や指をソースで汚しながら、目の前のバーガーにかぶりつきます。

汚れた口/指をお手拭きやナプキンで拭きながら、ドリンクの赤コーラもゴクゴク。

お腹いっぱいになったkit1002さんと私でした。

 

 

お腹がいっぱいになった私たちは、来た道を引き返すルートを選択。

二人とも、急いで帰る必要はなし。

若干の向かい風の中、のんびり自宅に帰りました。

 

 

久々のkit1002さんとのライド。

これでもか!

…という大迫力のハンバーガーを頂き、美味しさと楽しさで大満足のライドとなりました。

甘くはない…

今日は、9月28日(日)。

昨日 27日(土)は、”野々市駅→美川→手取川→鶴来→野々市駅”のライドに出かけました。

 

”いつも” のライドルートですが、ここを走るのはどれだけぶりになるか…

近くを掠めただけ…ですが、もしかすると白山ジオライド以来の手取川堤防かもしれません(「白山ジオライド 2025 参加」)。

 

 

行き先を決めず野々市駅をスタートしたのが午前9時。

とりあえず、福井方面に向かって走り出しました。

 

このルート ”あるある” なのですが、追い風天国の影響を受けて巡航速度が爆上がり。

「こりゃー楽チンだわい」…

そう思って走っていました。

あっという間に、寄り道パーキング小川に到着。

 

ロングライドに出るつもりだったので、写真を撮ったらすぐに再スタート。

しかし、ここで私は考えました。

 

うーん、追い風天国で爆速で福井方面に行くのはいいが、帰りは向かい風の地獄。

調子に乗って、あまり遠まで行かない方がいいのかも…

 

その時点で福井方面に進む方針を変更。

美川に着いた時点で左に90°。

手取川堤防を天狗橋を目指し、先端大ヒルクライム…からの軽海方面を目指すことにしました。

ところが…

 

この日のバイクはピナレロ。

ホイールをディープリムの ”ボーラ WTO 60” に替えてからの初ライド。

このディープリムの影響は大きく、左から吹いてくる横風の影響をまともに受け、天狗橋に向かって手取川を登っていく堤防の道路では、バイクをまっすぐ走らせることができません。

必死になってペダルを漕ぎ、天狗橋に着いたときには、ややヘロヘロ。

 

「あー、もう今日はおしまい。鶴来の街中を散策したら帰ろう」…

そう思ってしまいました。

 

天狗橋近くの河川敷でしばし休憩ののち、鶴来の街中に向けて出発。

そこで購入したのが、これ。

 

そう、”こびとづかん” の人形焼。

先日、妻とドライブに行った先に、買おうと思ったのに買えなかったやつです(「鬱屈(うっくつ)を晴らす…」)。

 

この人形焼。

大人気で売り切れ御免状態なのですが、どうやら私が一番乗りだったようで、まだ誰も並んでいません。

1セット¥1,050-を購入して、それを背中(ポケットではなくジャージの内側)に…

→ 後からみると、背中が変な形で膨らんでいるのがわかる状態ですね)

 

自宅に着いて、買ってきた人形焼を妻に渡すと大喜び。

食べても、ふっくら&優しい甘さ。

とても美味しく頂きました。

 

 

ロングライドに出るのはやめて、いつものコースに変更となった昨日のライド。

帰りに購入した人形焼は甘くて美味しかったですが、強風が吹いたいつものコースは、決して ”甘くはない”…

そう思った、この日の私でした。

今後の見通しは?…

今日は、7月1日(火)。

2025年も、いよいよ後半に入りました。

 

2024年の元旦に発生した能登半島地震。

それから、もう1年半。

石川県は ”今行ける能登” というキャンペーンを打って観光客の誘致を図っています。

しかし復旧/復興はそれほど進んでおらず、この5月に調べてみた範囲では、実際に奥能登を観光や宿泊で訪れるのはまだまだ厳しい状況でした(「時期尚早…」)。

 

「この7月で、もしかしたら状況は変わってきたかも」

そう思って、石川県が開示している奥能登の道路状況を調べてみましたが…

石川県のホームページ 奥能登2市2町の「通れるマップ」(令和7年6月23日5時30分時点)より

 

うーん、変わっていないですね。

 

前回確認した「通れるマップ」は、令和7年4月25日時点のもの。

今回あらためて上記マップを確認すると、日付は令和7年6月23日と前回から2ヶ月が経過した状況が掲載されていました。

しかし、記載されている道路状況の内容には、変化はありませんでした。

つまり相変わらず、ロードバイクで能登を走る人にとって、欠かすことのできない重要なルートで、一般車両が通行できない区間が残っている状況が続いています。

 

「そうか」…

そんなため息をついてしまいました。

 

しかし、

「中身は何も違わない地図を、日付だけ更新してホームページに掲載する」

その意味が、ちょっと分かりません。

穿った見方かもしれませんが、石川県として、

「復旧/復興の進捗が無いことを、できれば誤魔化したい」…

そんな意図があるようにも感じます。

 

私のような民間企業出身の人間からすると、まず

・どこに変化があったのか

を明記することが必須だと感じます。

また、仮に状況の変化が無かったにしても、

・一般車両通行禁止がいつ規制解除されるか
・中屋トンネル/大谷トンネルなど、主要区間の復旧はいつになるか

など、今後の見通しを知らせる必要もあると思います。

 

私はお役所相手の仕事もいっぱいしてきましたが、お役所の方々はからは ”作業進捗の見通しを提示してほしい” と、常に厳しく求められてきました。

そのような仕事では(ちょっと無理じゃね…と思うような)期限も含めて先方から仕様が提示されていることが多く、そもそも期限を超えて作業することはできません。

なので、遅れそうになったとしてもこちら側の持ち出しで応援部隊を投入し、帳尻を合わせることがほとんどでした。

 

きつい言い方かもしれませんが、これでは

「お役人は、相手の仕事には厳しいけれど、自分たちのする仕事には甘い」

と言われてもしょうがないような気がします…

 

 

私はいずれ、ロードバイクで、もう一度奥能登をツーリングすることを考えています。

しかしそれは、

・門前〜輪島
・輪島〜狼煙
・すずなり〜大谷

の区間の規制が解除され、一般車両の通行もOKにならなければ、ちょっと難しい…

と感じています。

 

そのツーリングを行う時期については、

「8月末までには行いたい」

と思っているのですが、道路復旧の見通しが分からない状況のままなので、ちょっと先が読めません。

 

「うーん、どうしようかな」…

そうですねぇ、できれば奥能登では、海岸線をメインで走りたいのですが、ちょっと作戦を考えてみますか。

時期尚早…

今日は、5月30日(金)。

そうか、2025年の5月も、とうとう最後の金曜日になってしまったか…

今日は、そんな感想を持ちました。

 

昨年2024年の元旦に発生した能登半島地震(「地震が発生…」)。

それから早や、1年と5ヶ月が過ぎました。

 

この1年5ヶ月の間に、能登を走っている主要な国道/県道の復旧はある程度進み、現在では、おおむねどこへでも行けるようになっています。

石川県のホームページ  奥能登2市2町の「通れるマップ」(令和7年4月25日13時時点)より

 

しかし、門前から輪島に抜けるための国道249号線は、中屋トンネルの復旧がまだできておらず、代わりに

・県道7号→県道51号を抜ける
・あるいは県道38号から輪島に向かう

という2〜3つの迂回ルートが整備されています。

 

しかしこれらの迂回ルートも、地震や水害によって寸断された道路を復旧したもののようで、いずれのルートも、まだ「災害復旧関係車両のみ通行可能」となっており、一般車両が通って良いことにはなっていません。

 

同じように、

・輪島から珠洲(狼煙)に向かう国道249号線の真浦あたり
・珠洲市役所から外浦に出る国道249号線

の2つのルートも、

・海岸がもり上がったところに新設した臨時道路
・復旧した県道を利用する迂回路

となっており、通って良いのは「災害復旧関係車両のみ」です。

 

 

上で述べた3つのルート

・門前から輪島
・輪島から珠洲(狼煙)
・珠洲(市役所)から外浦

ですが、実はロードバイクで能登を走る人にとっては、欠かすことのできないとても重要なルートなんですよね。

 

とくに、私たちが好んでライドをしていた

・増穂ヶ浦〜門前
・門前〜輪島
・輪島〜狼煙
・狼煙〜鉢ヶ崎
・すずなり〜大谷
・増穂ヶ浦〜和倉

というルートには、前述の「一般車両が通行できない箇所」が含まれているんですよ、これが。

そして、これらのルートは、石川県の大きなサイクルイベント ”ツール・ド・のと” にとっても、メインとなる重要なルートが含まれているんです…

 

しかしこの重要なルートを、”自転車を含めた一般車両がまだ通れない” ことを考えると、(批判を恐れず正直に言えば…)実態としては、

「奥能登をツーリング/ドライブすることは、まだ ”時期尚早”」

なんでしょうねぇ…

 

 

この点を、石川県の土木部道路整備課にメールで確認をしてみました。

すると…

 

石川県では、「今行ける能登」をキャッチフレーズに、サイクリストを含め観光客の誘致に取り組んでいます。

ただ、地震による道路の損傷が大きく、「災害復旧関係車両のみ通行可」という制限箇所は残っています。

具体的には、現時点では4月25日に公開した「通れるマップ」の通りとなっており、制限を解除する見通しもお答えできない状況です。

また、通行可能となっている路線においても、路面の段差やうねりが多数ございます。

このため通行止めとなっていない、あるいは制限のない箇所を通る際にも、十分に気をつけて通行するようにお願いいたします。

 

という回答が、昨日の夕方に返ってきていました。

 

昨年2024年の夏前に確認した際には、「土砂崩れの箇所はもちろん、段差やうねりが多数あります。危険ですので走らないでください」との回答でした。

それに比べると、復旧は進んではいます。

ただ、それでも…ということなんですよね。

 

 

今行ける能登。

その掛け声は立派。

ではありますが、実態はまだまだ

「時期尚早」…

そう思った今朝の私でした。