単純な男…

今日は、12月30日(火)。

昨日 29日(月)は、リスケした年末のスケジュール通り(「キツキツの年末…」)、長男の友人が出場する試合を応援するため、”高校サッカー選手権弾丸ツアー” を行いました(「応援します…」)。

 

今回の弾丸ツアーに参加したのは、結局は長男の他は友だち1名。

なので、添乗員&運転手の私を含めて、ツアーは総勢3名のみ。

ちょっと寂しいツアーとなりました。

 

朝5時に自宅に集合し、行き先である ”NACK5スタジアム大宮” をナビに設定した5時10分。

いよいよ今回の弾丸ツアーがスタートしました。

 

最初の休憩地点は、北陸道の名立谷浜パーキングエリア。

そこに到着したのが7時10分。

それぞれがトイレを済ませ、ここで朝食にします。

妻が総勢3名分のおにぎりを作ってくれたので、それをフードコートの味噌汁と共に頂きました。

 

食事が終わったら、すぐに再スタート。

つぎの休憩場所は、上信越道の横川サービスエリア。

ここではトイレ休憩のみとして、そのまま関越道に進んだ10時半過ぎ。

川越インターチェンジで高速を降り、下道で さいたま市大宮町に向かいます。

 

ところが、この下道が大渋滞。

 

埼玉県を走ったことがある方なら分かると思いますが…

2桁国道は片側2車線として整備されていたりしますが、埼玉県の県道や市道は、そのほとんどが片側1車線。

しかも、繁華街以外では道路の幅が旧来の規格のままとなっており、狭い道路が現在でも利用されています。

 

一方、埼玉県は、ビジネス街東京のベッドタウンとしても有名。

ということは、その狭い道路に、本当に多くの車が押し寄せてくる…そんな状況になります。

このため金沢に住んでいる私からすると、どの道路/信号も、びっくりするくらいの大渋滞。

上の写真も、道路の規格に比べて、押し寄せる車の台数が多すぎるのが明白。

「渋滞にハマってしまい、ほぼ止まっている」…

そんな感じでした。

 

また道路が狭いために、交差点に右折レーンが設けられていない箇所もあったりします。

このため、そんな交差点では、右折車が現れるたびに渋滞に拍車がかかるという、(これまた私からみた独断と偏見に満ちた意見ですが…)ちょっと絶望的な状況です。

そうなると、狭い道路に車の列が延々と続き、ピクリとも動かない…という感じになってしまいます。

 

金沢の中心街は、道路が狭い割に車の台数が多いと感じますが、埼玉県に比べると

「まだまだ甘い」

ですね。

埼玉県に住んでおられる方は、車で移動する際には相当ご苦労をされていると思います。

状況、お察しいたします…

 

 

渋滞に巻き込まれた12時ちょうど。

ようやく目的地のスタジアムに到着。

スタジアムで長男と友人の二人をおろし、ここからは別行動。

 

長男と友人は、キックオフの午後2時10分までは自由行動。

近くの蕎麦屋で蕎麦を食べ、大宮駅まで歩いて探検に行き、金沢に無い ”バー○ーキ○グ” を堪能。

その後、スタジアムに戻って友人のサッカーチームを応援したそうです。

 

一方私は、昼食を食べ、車の燃料を補給。

下の写真は、スタジアムへ向かった道を30分ほど戻ったところにあった ”夢○” で食べたもの。

 

これまでも ”夢○” に入ったことはありますが、一人で入ったのは初めて。

私以外は、すべて家族連れのお客様でした。

まあ時節がら、当然ですね…

 

燃料は、そこからさらに戻ったところにあったスタンドで補給。

燃料を補給した後は、もう一度スタジアムへ。

そして、渋滞している道をトロトロ進んだ2時10分。

スタジアムに併設されている大宮公園駐車場に駐車。

そこで長男とその友人を待つことにしました。

 

 

午後4時過ぎに、試合は終了。

めでたく、長男の友人O君の高校が、3-0で勝利しました。

 

駐車場で長男たちと合流し、そのまま金沢への帰り道がスタート。

川越インターチェンジで関越道に乗り、上信越道に進んだ6時20分。

横川サービスエリアのフードコートで夕食。

 

そして、北陸道に入り、名立谷浜パーキングエリアで休憩。

そんなこんなで、夜の11時。

無事、自宅に帰り着きました。

 

今回の走行距離は、943.8km。

 

時間にして、休憩/待ち時間を含め、なんと18時間…

本当に、本当に、疲労困憊の ”応援弾丸ツアー” でした。

 

それでも、帰ってから長男に、

「今回は楽しかった、本当にありがとう」

と言われ、疲れが吹き飛びました。

 

 

今回の ”弾丸ツアー”。

長男には色々思うことがありました。

しかし感謝の一言があり、それもチャラ。

「あー、なんて単純な男なんだ、俺は」

そう思った、この日の私でした。

安全装置…

今日は、12月28日(日)。

昨日 27日(土)は、飛び込みの予定が入ってリスケした年末計画(「キツキツの年末…」)の通り、恒例の餅つきを行いました。

ただし、餅つきを行う場所は、納屋でも自宅でもなく、事務所にしました。

 

前日の夜に研いだもち米を、2升(1臼)ごとに木綿の袋に入れて、大きなポリバケツで水につけておきます。

 

当日は、朝6時に事務所に移動。

まず、水につけておいたもち米の袋を、箕(み)に上げて水を切ります。

そして寸胴鍋に水を一杯に入れて、お湯を沸かし始めます。

お湯が沸くまでの間に、餅つき機、セイロ、丸もち君(餅千切り機)、のし餅の板、バケツ…等の必要道具を運び込みます。

 

 

餅つきをする量を昨年の半分に減らした今年。

6時からお湯を沸かし始める…という、私にしてみるとややのんびりスタート。

それでも6時半にはお湯が沸き、7時半から餅つきを開始。

10時半にはすべての作業が終えられるはず…

そう思っていました。

 

しかし世の中、イメージ通りには行かないのが常。

今回も、思わぬところにワナが潜んでいました。

 

潜んでいたワナにハマった経緯なんですが…

 

実は、事務所のIHクッキングヒーターにワナがありました。

このIHクッキングヒーターは2口のもので、

・左側 1〜12
・右側 1〜10

という火力(ワット数?)調整ができます。

 

このIHクッキングヒーターは、普段は、2リットルのお湯をヤカンで沸かす程度でしか使っていません。

なので、”火力の調節” なんてことに、とくに注意を払ったことはありませんでした。

 

しかし今回は、小型の寸胴鍋とはいえその容量は18リットル。

その鍋で、15〜16リットルの水を沸騰させ、その蒸気でセイロのもち米を蒸す必要があります。

なので、使うのはMAXの火力、”レベル12” が使える左側オンリーとなります。

 

まずは左側のコンロに寸胴鍋をかけ、お湯が沸かします。

お湯が沸いたので蓋を蒸し板に換え、その上にセイロを3段積みます。

この状態で、もち米が蒸し上がるのを待つのですが、一向にセイロの最上段(3段目)の上から、蒸気が上がってきません。

 

「おかしいなぁ〜」…

いったんセイロを降ろし、寸胴鍋のお湯の沸き方をチェックしてみると、少し沸き方が弱いようなイメージ。

柄杓(ひしゃく)で掬って少しお湯を減らし、再度セイロを積んでもち米を蒸してみますが、やはり最上段のセイロから吹き出す蒸気が弱いイメージ。

 

「なんでかなー」

そう思って、ふとIHのメモリをみると…

なんと、MAXの12にしてあったはずの火力のレベルが、勝手に10に下がっているじゃありませんか!

 

このIHクッキングヒーターは、電源を入れたときのデフォルトはレベル10になっています。

実は、セイロを乗せる前、寸胴お湯が沸くのを待っている間にも、レベル10になっているのを発見したタイミングがありました。

しかしそのときは、

「あれー、俺、MAXにしてなかったかな?」

と思っただけで、MAXのレベル12に再設定して良しとしていました。

 

 

IHクッキングヒーターの取説を取り出し読んでみると…

「レベル11、12に設定したときは、15分を経過した時点で、安全のためにレベル10に自動的に下がります」

と書いてありました。

 

「あー、そうだったのか」…

それ以降は、15分を経過するたびに、

「下がったレベルを12に戻す」

という ”おまじない” を行うことになりました。

 

”おまじない” をサボるために、

「10分ほどの時点で、レベルを一旦下げて、すぐに12に戻す」

ということをやってみましたが、それだと15分のタイマーはキャンセルされませんでした。

いやー、しっかりした安全設計ですね…

 

 

餅つきを終えた時間は12時。

見込みよりも1時間半ほど遅れましたが、妻や子どもたちの手伝いもあり、無事、予定したすべての作業を終えることができました。

 

IHクッキングヒーターの安全装置のおかげで、事故を起こさずに済むご家庭も多いでしょう。

しかし、

「安全に配慮しているのは分かったから、キャンセルする手段も用意してほしかった」…

そう思った、この日の私でした。

生まれて初めて…

今日は、12月26日(金)。

日本の多くの企業では、今日が今年最後の出勤日。

明日から9日間の大型休暇となる会社も多いのではないかと思います。

そういう私も、今日が(一応…ですけど)今年のご用納め。

明日からは休暇となる予定です。

 

そんなご用納めの金曜日ですが、ここ金沢では朝一番の雪で始まりました。

 

道路には、すでに5cmほどの積雪。

事務所の窓から見た風景も、一面の雪景色となっています。

 

今日は、午前9時から午後3時までが雪のメインの時間帯になる…

そんな天気予報となっています。

 

「夕方になったら、一旦除雪/雪かきをしておくか」

予報を見て、その覚悟をしました…

 

 

さて、この雪が積もった道路を、豆柴の ”おこげ” は散歩することができるのか?…

これが、今朝の我が家のメイン話題。

 

一面の雪景色を見るのは、生まれて初めての ”おこげ”。

 

果たして、雪が積もった道路を ”おこげ” は素足で歩いて散歩ができるのか…

 

私は、”問題なく散歩できる” 派。

昔から、犬は喜んで庭を駆け回るハズ…ですから。

 

対して、次女は、”最初は躊躇(ためら)う” 派。

足を踏み出したは良いけど、肉球についた雪を振り払いながら、最初は歩くのを躊躇うけど、そのうち慣れる…とのご意見。

 

そして妻は、”外には出るけど歩かない” 派。

以前、霰(あられ)が降ってきたときのこと。

”おこげ” は上を向いて口を開け、降ってくる霰に飛びかかって遊び出し、その場から動かなくなったそうな。

雪が降っていればで同じようになるし、道路に積もった雪を口で咥えて遊び出す…との見立て。

 

 

これまで冬に犬を散歩させている方々を、私は何気なく見てきました。

そしてそのことを、とくに気に留めることもありませんでした。

 

しかし、冬になっても、床暖房の家で一日中ヌクヌクと過ごしている”おこげ” が、

「果たして、雪の中を散歩できるのか?」…

家族、とくに子どもたちに、そんな疑問が湧くのも分からなくはありません。

 

私が子どものころのこと。

実は我が家では、”ポチ” という雑種の芝犬(茶色)を飼っていました。

私が小学1年生のとき、父が、生まれたばかり(生まれて1ヶ月以内)の子犬を貰い受けたのですが、それが ”ポチ” でした。

 

”ポチ” は、室内犬としてではなく、シャッターの無い車庫の入り口付近に犬小屋を置き、外で飼う犬として育ちました。

なので、暑い夏も寒い冬も、雨の日も雪の日も、一日中を外で過ごします。

散歩は、私が小学生の間は父と私で、それ以降はほぼ父が行っていました。

雨が降るとさすがに散歩はしませんでしたが、当時は雪が積もっている道も、”ポチ” まったく気にせず歩いていたと思います。

 

現代の環境で生きている ”おこげ” とは違い、昭和の時代の室外犬として育った”ポチ” は、食事もドッグフードではなく家族の残飯。

生活環境も厳しく、栄養もタップリだったとは思えません。

それでも、逆にけっこう逞しく育っていたような気がします…

 

 

生まれて初めての雪。

さて、その雪景色の中を、”おこげ” は散歩に行くことができるのか?!

 

「家に帰ったら、妻に聞いてみるか」…

そう思った、今日の私でした。

プチ贅沢な香り…

今日は、12月25日(木)。

昨日 24日(水)は、妻がこっそり準備していたクリスマスイブのホームパーティを行いました。

 

昨日のブログに書いた、

「今年は、プレゼントやイベントなどの計画はない(「記憶に結びついて…」)」

という私の予想は、良い方に外れました…

 

昨日のホームパーティで食卓に並んだものは、妻がデパ地下(香林坊 大和)で購入してきたもの。

 

デミグラスソースをポテトで包み込み、それを揚げた大きなコロッケ。

さまざまな食材(30種ほど?)が入っている、ボウル満杯のサラダ。

分厚く切ってあるたっぷりのローストビーフ。

そして、デザートにはプリン入りのフルーツパフェ。

それを食卓に並べるだけで、あたりは ”プチ贅沢な香り” で満たされます。

 

デパ地下の食べ物って、

「普通の家庭では、ちょっと作れない」…

という感じで、ちょっと特別感というか、少し贅沢な感じが漂ってきますよね。

妻、そしてお義母さん(妻の母)を始めとして、世の女性の方々は、デパ地下の

「プチ贅沢な雰囲気」

が好きなんだな、きっと…

 

そう思った昨日の私でした。

記憶に結びついて…

今日は、12月24日(水)。

先週は暖かい日が続いたりすることもありましたが、今週に入り天気は一変。

月曜日からグッと寒い日が続いています。

 

天気予報でも、今週末に向けて、金曜日/土曜日に雪だるまマーク。

 

いよいよ ”白いもの” が降ってくる…

そんな時期になったようです。

 

 

そんな中で、今日の12月24日=クリスマスイブを迎えました。

 

「うーん、以前はどんな風にクリスマスイブ/クリスマスあたりを過ごしたんだったのかな?」

そう思ってブログをチェックしてみると…

いやー、色々イベント/プレゼント/ホームパーティをやっていますね。

 

2020年は、当時次女が通っていた調理師専門学校の生徒たちが作ったオードブル2種を購入し、ちょっと豪華なホームパーティをやっています(「フレーム対決 CASE3 ピナレロ(結論回)」)。

2021年も次女が通っていた調理師専門学校の生徒たちで作ったオードブルを購入。
ただし私は酔っ払うだけではなく、キリスト教と仏教における救い/善悪等についても考えていたようです(「善人・悪人…」)。

2022年は、妻が新型コロナに感染したためパーティどろこではなかったのですが、それでも ”サンタさん” はちゃんとやってきました(「戦場の…」)。

2023年は、23日に30cmほどの積雪があったようで、その除雪/雪かきを行ってからホームパーティを行っていました(「トレーニングの代わり…その2」)。

2024年は、長女/次女不在でホームパーティは無し。
ただし鶏の唐揚げ&ケーキだけは購入し、気分を盛り上げていました(「火花の閃き(ひらめき)…」)。

 

 

しかし今年 2025年は、とくにプレゼントやイベント等は考えていません。

いつもと同じように過ごし、変わらぬ晩ご飯を頂く予定。

それでも妻は、有名店の ”鶏の唐揚げ” を買って、食卓に並べてくるかも…

そんな気がしています。

 

妻が子供のころのこと。

妻の家では、クリスマスになるとお母さんが、

「手で持つところに飾りのついた、鶏の足のロースト/グリル」

を買ってきてくれたそうで、

「それがとても楽しみだった」…

とのこと。

 

妻が話してくれた内容、あるいはそのときの状況から推察するに…

お義母さん(妻の母)が、その鶏の足のロースト/グリルを買ったのは、デパートの惣菜売り場、いわゆる ”デパ地下” だと思われます。

 

当時、金沢にあったデパートと言えば、大和(片町)、あるいは名鉄丸越(武蔵ヶ辻)。

どちらも街のど真ん中。

今でこそ、普段着でも平気で街中に出かけますが、当時デパートと言えばオシャレをして行く場所。

まあ、”ちょっと気合を入れて出かける”…そんな感じだったと思います。 

 

イベントごとがあるときは、近所のスーパーではなく、気合を入れて ”デパ地下” で買う。

いやー、さすがお義母さんです。

妻の ”デパ地下” 好きは、もしかすると、お義母さんとの楽しい記憶に結びついているのかもしれません…

 

 

鶏の足を買う際に、お義母さんはケーキも買ってくれたそうです。

ただし当時ケーキは、今のような生クリームではなく、バタークリームを使ってのデコレーション。

子どものころからバターが嫌いだった妻は、このケーキだけは苦手だったそうです…

 

 

世間一般では、居酒屋での鉄板メニューとなっている ”鶏の唐揚げ”。

しかし妻にとってみると、それは酒の肴/つまみというよりも、子どものころの楽しかった記憶に結びついている食べ物。

なので妻は、賑やかな集まりがあるときには、鶏の唐揚げを作る/買ってくることが多い…

そんな感じです。

 

 

我が家では定番/恒例となっている、楽しい日の ”鶏の唐揚げ”。

それを今年のクリスマスイブでも食べることができるかな…

そんなことを考えた今朝の私でした。