今日は、7月3日(木)。
先日の投稿で、奥能登の道路に関し、
「石川県のホームページを見ても、道路復旧の見通しが分からない」
と書きました(「今後の見通しは?…」)。
これに関連して、今朝の北國新聞に、以下の記事が掲載されていました。
『輪島門前の大動脈・中屋トンネル 一般車通行 17日から』
な〜んだ。
発表してなかっただけで、道路復旧の見通しは分かってたんじゃないか…
新聞記事によれば、上記の発表をしたのは ”国土交通省能登復興事務所” とのこと。
まあ、道路復旧を担っていたのが国土交通省だったようなので、その復旧の見通しを知っていたとしても、
「管轄外となる石川県のホームページに、その情報を載せる訳にはいかなかった」…
ということなんでしょうね。
それも分からなくはありませんが、私のような石川県民でさえ、奥能登の道路状況/復旧の見通しについての情報を、
「新聞紙面やTVニュースなど、メディアの報道で初めて知る」
という状況は、ちょっと問題が多いと思いますけどね…
これで、門前から輪島まではR249がつながり、一般車を含めた自転車でも走ることができるようになりました。
残るクリティカルポイントは、
・輪島〜狼煙
・すずなり〜大谷
の二箇所です。
このうち、”輪島〜狼煙” 区間については、一般車両は通行できませんが、実は被害が大きかった曽々木海岸には、すでに仮設道路が建設されています。
→輪島の白米千枚田の区間と同じように、
・土砂崩れで塞がった道路に代わり、
・隆起した海岸部分に道路を作る
という方法で仮設道路を建設しています。
あとは、一般車両も通行可とするかどうか…というところ。
輪島の白米千枚田は、5月の大型連休に合わせて制限を解除し、一般車両の通行をOKとしました。
なので真浦の部分も、普段よりも人の交流が増えるタイミング(たとえばお盆/祭り?…)で、制限を解除する可能性があるような気がします。
これに対し ”すずなり〜大谷” 区間は、崩落した大谷トンネルの復旧がキー。
こちらについては、そもそもどの程度復旧が進んでいるのか、まったく情報がありません。
「もしかすると、しばらくは通行止めが続くのかなぁ」…
そんなイメージを持っています。
国道249号の ”すずなり〜大谷” 区間。
崩落した大谷トンネルの復旧工事。
今回の中屋トンネルに関する新聞報道のように、
「復旧作業、実はそこそこ進んでいる」
なんてことがあったりして。
ちょっと調べてみますか…