醤油の香り…

今日は、12月21日(土)。

いよいよ、2024年も残り10日。

この年末は非常に予定が立て込んでいて、先週末にかけて4日連続で飲み会がありましたが、今週末も予定が目白押し。

今日 21日は、妻の母(お義母さん)方の親戚6名が京都から金沢に遊びに来るとのことで、お昼から夜にかけて予定が入っています。

 

明日 22日も、とある組合(私もその組合のメンバーです)の決算に向けた会合&慰労会があります。

年末になると、そのような会合/飲み会が毎週のように繰り返されることもしばしば。

このため、せっかく秋までトレーニングを含めて節制していても、その努力が元の木阿弥になる…

そんなことが、毎年繰り返されてきました。

このような繰り返しからも、そろそろ卒業することを考えないといけませんね…

 

 

さて、その京都から金沢に遊びにくる方々ですが、実は先日、妻と共にお参りに出かけた先の方々(「京都との距離…」)。

京都に引っ越して生活し始めた初代は、お義母さんの長兄(金沢にあるお義母さんの実家は、次男の方が跡を継ぎました)。

なので、京都の方々のルーツは金沢になります。

 

これまでこの家族の方々は、年末/年始になると志賀町に所有している別荘に行き、そこでお正月を迎えることを楽しみにしてきたそうです。

しかし、そこに発生した今年の元旦に発生した能登半島地震。

このとき、この家族の方々はまさに能登にいて、震度7の地震を体験したそうです。

 

別荘は倒壊は免れたそうですが、さすがに

「今年、能登はちょっと無理だよね」…

ということで別荘で年末/年始を過ごすことは断念。

その代わりに、この週末を金沢で過ごすことにして、金沢に住んでいる親戚のお宅(我が家もその一つ…)にも顔を出すことにしたそうです。

 

 

さて、金沢をルーツに持つ京都の方々。

さすがに金沢の食文化にも詳しく、金石/大野の醤油をまとめ買いをしているとのこと。

いつもはそれを京都の自宅に発送してもらっているそうですが、今年は金沢に寄ることもあり、今回金沢に来るついでにお店に取りに行くことにしたそうです。

 

京都の方とLINEで連絡を取り合っていて、そのことを知った妻は、

「じゃあ、私がそれをあらかじめ取りに行ってあげる。そうすれば、当日は時間に余裕ができるでしょ」…

と提案をして、そうすることになりました。

 

そんな経緯から、妻の定期検診があった日に病院が終わった後、注文してあった醤油を受け取りに、妻と共に金石/大野の醤油店に向かって醤油を受け取ってきました。

しかし、実はここで事件が起きたんです…

 

その醤油店を訪ねると、一升瓶6本がケースに入って取り置かれています。

「えっ、1Lのペットボトルをダンボール箱に入れた物かと思ったけど、もしかしてこの一升瓶6本?」

 

どうやらこのお店では、ネットで注文を受け発送するものは、私の思っている通り、ペットボトルに入った商品となるそうです。

しかし今回は、店頭での受け取り。

そんなこともあり、注文した京都の方が、一升瓶6本を選択した模様。

 

「おっと、予想外の展開」…

車の中でゴロゴロ転がって、割れてしまうかもしれない一升瓶6本を、どうやって安全に積むか?

それを解決する良いアイディアを、私は思い付きませんでした。

 

なので、一升瓶の醤油6本は、それが入っているケースごとお店から受け取ることにして、お店から了解を得て、そのケースを借りていくことにしました。

ケース入ったままであれば、一升瓶6本の醤油は、車(レジアスエース)の荷室に立てた状態で積むことができます。

「おお、これならゴロゴロはしないよね」

 

ただ、ケースがあれば立てた状態で積むことはできますが、そのままではケースごと後方向に滑っていって倒れてしまうかもしれません。

ケースが倒れたりしないように、荷室に敷いてあるスノコにクランプを噛ませて、ケースの前後を固定。

横方向にもズレる可能性はありますが、

「まあ、ゆっくり走れば、横方向には大丈夫だろう」

と考えてしまい、横方向への対策はしませんでした。

その状態で、

「よし、これでバッチリ」

と判断し、車を走らせました。

 

 

お店を出た妻と私は、一升瓶の醤油6本ケースを積んだレジアスエースに乗って、醤油店からほど近い金沢港近くの海○寿司に直行。

しかしその途中、信号を曲がる際に、荷室の醤油のケースから

「ガタン」…

という音が発生。

どうやら、ケースが倒れることはありませんでしたが、横方向に滑ってズレてしまったようです。

「あー、やっぱり横にズレたか」…

しかし、倒れた感じは無かったので、そのまま海○寿司の駐車場まではノンストップで直行。

 

そして、海○寿司に到着。

駐車場に車を停めた私は、

「あっそうだ、ケースの位置を元に戻さないと」

「えーっと、それから後方だけじゃなく横方向にもズレないようにしておこう」

ということで、後ろのハッチを開けた…

 

その途端、一升瓶の醤油6本が入ったケースが、

「グラッ」

そして、ここからはスローモーションの世界。

 

ケースが横倒しになったと思うと、そのまま地面に向かって真っ逆さまに落ちていきます。

ケースから2本の一升瓶が飛び出しながら、飛び出した一升瓶、そしてケース、それらすべてが私の右足に向かって落ちてきます…

 

「ガシャン!」

大きい音と共に2本の一升瓶が割れました。

私の右足は、割れた一升瓶2本分の醤油を浴びて、ズボン/ブーツ/靴下までビショビショ。

そして、そのあたりの地面も、一面が黒い液体にまみれています。

 

「えーっ!」

 

すぐに割れて散らばったガラスを拾い集め、車にあったレジ袋に。

それから、割れずに残った4本の一升瓶の醤油をチェック。

大丈夫だった4本を醤油まみれのケースに再度入れ直します。

 

醤油4本が入ったケースをもう一度車の荷室に積む必要がありますが、そのケースは、こぼれた醤油まみれ。

本当なら、ブルーシートなどを敷いてから積みたいところですが、今は手元にありません。

なので、醤油まみれ/滴ったまま荷室に…

それから、

「今度は前後だけじゃなく、左右にもズレないように」

ということで、横方向もクランプで固定。

この作業で、荷室のスノコ、荷室の床/壁、クランプが、滴っている醤油まみれ。

 

とりあえず片付けをして、残った醤油の一升瓶4本の車への積載は完了。

「もうお昼ごはんどころではない、すぐ帰りたい」…

と思っていましたが、そこで妻から

「えっ、お寿司、食べていかないの?」

との質問。

 

「あー、そうか。こぼれた醤油は、ズボンにかかっただけだと思っていて、ブーツや靴下まで醤油でビショビショになっていることは分かっていないか」…

ということで、そのまま海○寿司に入り、何事も無かったようにランチの握りセットを食べました。

 

そんな顛末で、私の右足、とくにつま先部分は、醤油がたっぷり染み込んだブーツ/靴下でぐっしょり。

すっかり ”マグロの漬け(ズケ)” のような状態となっていました。

 

京都の方に頼まれて取りに行った一升瓶の醤油6本。

そのうち2本が、私の不注意で割れてしまいました。

4本が残りましたが、残った4本も、こぼれた醤油を浴びてラベルが真っ黒。

それをそのまま渡すことはできないので、あらためて同じもの(一升瓶の醤油6本)を用意してもらい、再度受け取りに行くことになりました。

→ 京都の方には、あらためて用意してもらった6本を渡すことにします。

 

そして、その日、家に帰ってからのこと。

まずは、醤油にまみれてしまった車のスノコ、荷室の床/壁、そしてクランプを水で洗い流しました。

それが終わってから家に入り、靴下、ズボンを脱ぎ、それをお湯で下洗いをしてから洗濯機に投入。

ブーツは、バケツに張ったお湯に洗剤を入れてつけ置き洗い。

 

これでなんとかなる…

と思っていましたが、

・車の車内には香ばしい醤油の匂い
・ブーツは染み込んだ色

が抜けずに残ってしまいました。

 

加えて、その日の夜、お風呂に入った後になっても、”漬け(ズケ)状態” となっていた右足からは、ほんのりと醤油の残り香が…

 

「まあ、納豆の香りじゃなくて良かった」

そう思った、この日の夜でした。

魔法の鍵板…

今日は、12月20日(金)。

今朝一番、仕事場の事務所に出勤したときのこと。

荷物を置いたら、まずはiMac、およびMacBook Airの電源をポチッ。

MacBook Airはすぐにログイン画面になるので、そこでMacBook Airにはログイン。

それからエアコン(暖房)を入れて、部屋に掃除機をかけます。

掃除機をかけ終わったら、事務用デスクの席に座りiMacにもログイン。

「さあ、今日も仕事が始まるぞ!」

普段はそんな感じで一日が始まります。

 

しかし…

この日の朝は、iMacのキーボード(マジック・キーボード)がまったく反応しません。

実は、同じようなトラブルは、マウスで経験しています(「魔法のネズミ…」)。

 

「あー、はいはい。電源の入れ直しを試してみましょうね」

ということで、キーボードの電源の ”切り→入り” を行ってみます。

ところが、これはまったく効果なし。

 

となれば、ブルートゥースの機器として登録済みのマジック・キーボードを、

・一旦削除して、
・再度登録し直す

ことを試してみることになります。

 

そして、こんなときのため(だけ…)に購入してあった、USB接続のキーボードを棚から引っ張り出し、すぐにiMacに接続。

 

これで、無事iMacにはログインでき、システム設定からブルートゥース機器として登録されているマジック・キーボードを削除。

そして、あらためてマジック・キーボードの電源を入れ直し、iMacで機器の検索を行ってみます。

しかし、これが、まったく検出できません。

 

「えー、いよいよマジック・キーボード、壊れたのか」…

ということで、このマジック・キーボードについては諦めて、とりあえず作成する予定だった資料の作成を開始。

なんとか作成中だった資料は完成させることができました。

 

しかし、このUSBキーボードには四苦八苦。

iMac側で設定・設定しているキーボードの種類に問題があったのでしょうが、キーに印刷されている記号/操作と、実際にキーインされる記号/操作に若干の食い違いがあり、

・カッコ、ダブルクォーテーション、アンダースコア等のキー位置が違う
・ローマ字入力/英字入力の変更方法がキー表記と異なる
・コマンドキーがどれになるのか分からない

…など、戸惑うことが多々発生。

 

「あー、もう。このUSBキーボードを使い続けるのは ”無い” な」…

ということで、新しいマジック・キーボードの購入を決断。

 

しかしちょっと諦め切れず、あらためてキーボードの電源を入れ直し、iMacで検出を試みてみると…

なんと、今度はすんなりマジック・キーボードとして検出に成功。

そのまま、このブログは、ストレスなくキー入力ができる状態となっています。

 

ちょっと理由は分かりません。

ただ、検出できないときと、検出できたときの環境/条件等で違っていたことを振り返ってみると、もしかすると部屋の温度が影響したのかも…

 

検出できなかったときは、部屋のエアコン暖房は入れた直後。

このため、部屋の温度は1℃ほど。

キーボードも、気温と同じ1℃ほどと、とても冷たい状態でした。

 

これに対して検出できたときは、USBキーボードを利用して、仕掛かり中だった資料の完成直後。

エアコン暖房をつけてから1時間程度は過ぎており、部屋の温度はおそらく10℃を超えていたでしょう。

ある程度温度が上がらないと、キーボードのバッテリーは、ちゃんと放電することが難しかったのかもしれません…

 

 

トラブったときのお守りとしてのUSBキーボード。

お守りは、やはり ”お守り”。

それが、本物に取って代わることはない…

それを思い知ったこの日の朝の出来事でした。

お寿司が食べたい…

今日は、12月19日(木)。

この日は妻の定期検診があり、総合病院へのタクシーサービスを行いました。

 

妻は、ほぼ2ヶ月ごとに総合病院での定期検診を受けています。

定期検診がある日は、朝一番に自宅を出発。

渋滞している道を進んで病院に到着したら、まずは診察券を ”自動受付処理機” に読み込ませて受付処理を行います。

受付処理が終わると、その日の検査項目等が印刷された受付票が印刷されるので、それを持ってまずは指定された検査を受けます。

ただしその検査を受ける部屋には、同じ検査を受ける患者の方々が大挙して押し寄せている状態。

ここでも個別に検査の受付を行うのですが、患者の数が多い(検査する人が少ない?)こともあり、待っている患者が減ることはほとんどなく、検査を受けるために30分ほど待つことが定常化しています。

 

長い時間待って検査が終わったら、ようやく受け持ち医の診療科の窓口に向い受付票を提出。

窓口の方から受付番号が呼ばれたら担当診察室の前にあるベンチ/椅子に座り、自分の診察順番がくるのを待ちます。

ところが、この診察順番を待つことも1時間ほど待つことがザラ。

 

なんとかかんとか検査/診察を終えると、最後にあるのは総合受付での会計処理。

しかし、この会計処理にも試練が待ち受けています。

まず、会計計算の窓口に列をついて処理を依頼しますが、そこからさらに(コンピューターシステムで、各自の会計やら保険点数等の計算処理が終了し…)支払いができるようになるのを待たなければなりません。

支払いができるようになると、総合受付の大型モニターに、”受付番号”(朝一番で受付をした際の番号)が表示されるのですが、ここでも概ね30分ほど待たされることがほとんどとなっています。

こんな感じで、最近の総合病院受診では、患者の方が ”検査/診察” を実際に受けている時間は合計しても10分ほどですが、お金を支払うことも含め、”待っている時間” は、合計すると概ね2時間ほどになる…

そんな状態です。

 

このような状況を、総合病院を

「各種診察/診療を提供するサービス業」

として考えると、

「10分のサービスのために、お客様(患者)を2時間待たせる」

ことは、私自身は ”ちょっと問題がある” と感じます。

 

総合病院の内部で行われている実業務/教育、あるいはコンピューターシステムの詳細仕様を知っているわけではないので、私の推論が間違っている可能性はあります。

ですが、業務改善/改革を推進しながらコンピューターシステムの導入や仕様変更/追加を図ってきた私のビジネス経験から考えると、現在の総合病院の業務内容/システムにはやや非効率なポイントがあると感じます。

そしてそれを改善/改革すれば、患者の待ち時間を短くし、かつ働いている職員の方も業務を楽にすることが可能なのではないか…

そんな風に思っています。。

(これ、実は結構大きなビジネスチャンスかもしれませんね…)

 

 

近頃の病院は、待ち時間が非常に長くなってしまうことから、朝一番に総合病院に行ったとしても、病院を出るのはお昼ごろになるのがしばしば。

このため、

「定期検診の日の病院帰りは、妻と一緒にのんびりランチを食べて帰る」

それが恒例となっています。

この日も、やはり12時を過ぎており、恒例通りランチに向かうことになりました。

 

向かったのは、金沢市大野にある ”宝生寿し”。

しかし、お店に着いた時間がすでに12時半を過ぎていたため、店内は満席状態。

「しばらく待ってもらうことになります」…

ということで、残念ですがここはパス。

 

「大野には、美味しいランチのお店もあったはず」…

という妻の言葉に従いあたりをグルグルしましたが、これがちょっと見つからない。

「じゃあ、180°志向を変えて、あったかい鍋焼きうどんなんかどう?」

と妻に聞いてみる私。

しかし妻の頭の中は、すでに ”お寿司” になっていたらしく、

「やっぱり、お寿司屋さんがいい」

とのこと。

 

「その時間から、空いているお店を探すのは難しいかも」…

ということで、金沢港近くにある回転寿司チェーン店 ”海○寿司” に向かうこととなりました。

 

注文したのは、妻はランチの10貫セット(お味噌汁&茶碗蒸し付き)。

私はそれに天ぷらがついているセット。

チェーン店のお寿司であり、値段は半分以下になりますが、それでも十分美味しく頂きました。

 

 

家に帰って、

「あー、宝生寿し、食べたかったなー」

と言う妻。

 

今回は残念だったけど、また今度行けばいいよ…

そう思う私でした。

眠るのはイヤ?…

今日は、12月18日(水)。

以前にも、このブログへの投稿で書いていましたが、私は幼いころからショートスリーパーでした。

なので子供のころから、

「明日は朝が早いから、目覚まし時計をセットしておかないと」…

という心配をしたことはありませんでした。

仮に目覚まし時計をセットしていたとしても、それが鳴り出す前に目が覚めてしまうため、

「実際に時計が ”ジリジリジリ!” と鳴ることはない」…

そんな子供でした。

これは、今も変わっていません。

 

ところが、妻を含めた私以外の家族全員は、朝起きるのが苦手。

とくに長男は、それがひどい状況。

学校(高校)に遅刻しそうになった時点で、しょうがないので、妻や私が起こしに行きます。

しかし長男は、起こされたことで ”目を開ける/体を起こす” といった反応をしても、ほぼ例外なく一回目は二度寝をして、起きてきません。

これが私からすると、ちょっと信じられないんですね。

 

昔話となって恐縮ですが…

さすがに私が保育園に通っていたころの睡眠時間の記憶はありませんが、小学生低学年のころは、”夜の10時を過ぎて布団に入り、翌朝7時前には起床する” という生活リズムになっていました。

つまりそのころの睡眠時間は、およそ8時間だったことになります。

それでも毎日元気に学校に行き、飛んで跳ねて元気一杯の生活を送っていました。

 

少し経って小学生高学年になると、就寝時間は同じですが起きる時間が朝6時前に変わってきました。

なので、このころの睡眠時間は7時間ほど。

そして中学生/高校生になると、就寝時間が一気に遅くなり、午前0時になることが普通になりました。

遅くまで起きているため、睡眠時間は6時間ほどに減りました。

 

大学生のころになると、コンパ/飲み会の翌日、あるいは研究室で徹夜の実験…等があった際には起床が朝10時ということもありましたが、それらを除けば、就寝時間が午前1時ごろ、起床時間は6時前。

ということは、そのころの平均睡眠時間は5時間ほど…ということになります。

それでも、とくに睡眠不足を自覚したことは無かったと思います。

 

しかし、社会人になってからは…

私が勤めていた企業はソフトウエア開発の専門会社だったのですが、そこは今で言う超ブラック企業の代表。

このため、担当しているコンピューターシステムに関し、仕様書作成、設計書作成、コーディング、テスト項目リスト作成、机上デバッグ、単体テスト/連携テスト/システム全体でのテストの実施…など、各開発ステップごとの締切りが近づいてくるにつれて、担当部署全員がてんやわんやの逼迫状態。

そうなると、まず土曜日の休日出勤は当たり前。

平日も、”始発電車が動き出す直前まで仕事をして、数時間仮眠したら仕事に向かう” という生活が続くこともしばしば…

というか、ほとんどそんな状態が続いていました。

当時のそんな生活にも、ショートスリーパーだった私は

「とても上手く適応できている」

と思っていました。

 

しかし当然ですが、社内の他部署でも、同時並行でさまざまなシステム開発を行っています。

当時のシステムは、現在のようなWebやパソコンを利用するものではなく、1台が億単位の価格となる汎用大型コンピューターを利用したもの。

その汎用大型コンピューターは、もちろんテスト用として準備はされていますが、ごく限られた台数があるだけで、それをすべての部署で共同利用していました(もちろん利用料が、使用した各部署ごとに課金されて…)。

このため、どの部署も

「大型汎用機を自由に使ってテストを行う」…

なんてことは不可能でした。

利用できる時間が極々限られていることから、どの部署でも、あらかじめキチンとしたテスト計画を立てて、無駄な時間が生じないよう用意周到な準備をしてテストに臨んでいました。

とはいうものの、大規模なシステムを担当している部署では、そもそもテストすべき項目が多いうえに、端末を接続する通信回線の機器設定が必要になるなど、テスト準備に時間がかかったり、設定するテスト条件の複雑さ等もあって、

「できるだけ連続した時間枠を確保して、可能な限りコンピューターを占有してテストしたい(その方が効率的に作業できる)」…

という事情がありました。(そして、それが私たちの部署でした)。

そんな事情から、(本当は、できるだけ避けたいのですが…)他の時間帯に比べて連続して使用できる時間(空き時間)が多く存在している ”真夜中の時間帯” を使って、テストをすることが多くなっていました。

このため、テスト作業が立て込んでくると、

・夜に出勤したら、まずテストを行い
・テストを終えた明け方からは、その日発生した不具合を調査し
・調査を終えて昼前になったら、一旦帰って睡眠を取り
・夜になったら再度出勤して、不具合箇所の修正&再テストを行う…

という昼夜逆転生活がずっと続くことになります。

 

ところが、その日の仕事を終えてアパートに帰ったとしても、時間は真っ昼間(テレビ番組でいえば、当時は ”笑っていいとも!” なんかをやっている時間ですね…)。

なので、お風呂に入りカーテンをして横になっても、そう簡単に眠ることはできません。

ということで、昼夜逆転の最初の数日間は、アパートに帰ってもほとんど眠れない日々を過ごすことになります。

 

眠れないため数日間は睡眠不足に陥るのですが、それを通り越すと、睡眠不足であることが逆にいい効果を生むんでしょうね、真っ昼間の明るい環境でも平気で寝ることができるようになります。

ところが、昼夜逆転生活に慣れ、

「あー、やっと寝ることができるようになってきた」…

と思ったころに、週末を迎えます。

この週末が、実は大問題なんです。

 

本来は楽しい ”週末” ですが、

「まずは、、たまった洗濯物でも片付けるか」

と思ったとしましょう。

そうすると、平日に寝ている時間帯だった ”日中” に、今度は洗濯等の家事を行うことになります。

洗濯機を回し、洗濯物を干して、乾いたら取り込む(そしてその隙間に買い物に行き、ビールやおつまみなどを買ってきます…)。

これらの作業自体は簡単なのですが、それを日中に行う必要があることが、せっかく慣れてきた昼夜逆転の生活リズムに影響を与え、生活リズムが ”少し元に戻る” 現象が起きます。

この ”少し元に戻る” ことが引き金になり、週明けの月曜日から、あらためて始まる昼夜逆転生活で、再び生活リズムが乱れてしまう…

そんなことを繰り返しているうちに、おそらく私の体の睡眠リズムは木っ端微塵/粉々に砕け散ってしまいました。

 

それからはずっと、現在に至るまで、

・入眠後2〜3時間したら一旦目が覚める
・その後、数時間眠ることができない
・明け方になって1時間ほど浅い眠りにつく

という毎日を繰り返してきました。

このため、現在は、恒常的に睡眠不足を感じるようになっています。

 

睡眠不足の自覚はありますし、私の睡眠リズムはズタズタだと感じています。

しかしその代わりに、翌朝の予定がどんな早くても、

「起きることができるかな」…

というような心配をしたことはありません。

また、起きたすぐに睡眠不足を感じるような状況であっても、目が覚めた途端に体を起こして動くことができますし、そのことに大きな心理的な障壁がある…ということはありません。

 

 

長男がなかなか起きることができないのは、”ショートスリーパーではない” 彼が、ただ単に夜更かしをしているから。

 

誰もお風呂に入っていなくても、ネット動画/ゲーム/音楽を聴くことで時間を過ごしてしまう彼。

お風呂に入るのは、とっくに家族全員がお風呂に入り終わった時間を過ぎた11時。

ときには午前0時を過ぎることもしばしば。

ゆっくりお風呂に入り、風呂上がりも、慌てる様子もなくのんびり髪を乾かす。

それらを終えたら寝るのかと思えば、またまた動画/ゲーム/音楽などで時間を過ごしてしまい、寝るのは3時過ぎとなることも日常茶飯事。

 

そんな状況でも、朝、シャキッと目を覚ますことができるのであれば、健康上の心配はありますが、生活面からの文句はつけようがありません。

しかし実態は、上記で述べた通り。

高校2年生の長男は、悪びれる様子もなく、そんな生活を毎日続けています。

私は父親ではありますが、そんな彼の生活態度には問題が多く、どこか ”勘違いをしている” と感じます。

機会があれば、彼が自分で気付く ”きっかけ” を作ってやる必要がある…そう思っています。

 

 

今の高校生は、そんなに寝たくない、寝るのがイヤ…なんですかね?

私のように ”眠れない” のであれば、それもまあ理解できます。

しかし、横になれば眠りにつくことはできるのに、”眠りたくない” というのは、ちょっと理解できないんですけど…

 

 

今朝は長男に、彼の夜更かし&二度寝について苦情を言いました。

 

自分で、朝ちゃんと起きることができないのなら、夜更かしはやめろ。

お母さんやお父さんはお前の親だけど、その好意を前提にするな。

「自分自身で時間を守って生活する」

その努力/姿勢が、まずお前に必要だ。

 

 

遅刻ギリギリになった雨模様の朝。

長男は、(いつのも私ではなく)妻に送ってもらい、学校に行きました。

ちょっと厳し過ぎる/言い過ぎたような気もしますが、このままであれば、将来どこかで誰かに指摘され、彼が痛い目に遭うことも明らか。

 

「今のうちに気がついてくれれば良いけど」…

そんなことを考えていた今朝の一幕でした。

 

 

追伸

偉そうなことを書いてしまいましたが、私も、亡くなった父から、お酒の飲み方について注意されたことがあります。

そして先日の忘年会でも、さる方から同じことを指摘されました。

 

「そうか、外で家族以外と飲むのは、当面やめておこう」
(どうしても避けられない酒席の場合でも、できるだけで飲まずに過ごす…)

 

長男の手前、私自身についても、指摘された点に関しては、反省だけじゃなくまず行動に移さないといけませんね…

年忘れは如何…

今日は、12月17日(火)。

先週の週末に向けて12日(木)、13日(金)、14日(土)、15日(日)と、4日連続でお酒を飲む機会が続いていました。

 

このうち、最後の15日(日)はサツマイモ有志の会の方々との忘年会。

ただ、この日は都合がつかない方が多かったようで、集まったのは私を含めて6名。

その6名での忘年会は、お昼12時過ぎに、若干3名でフライング気味のスタートを切りました。

 

妻および妻の友人に買い出しをお願いしていましたが、早めに集まったなべちゃん、best岡田さんなどが持ち寄ってくれたお酒/食べ物/おつまみで、すでに準備万端。

13時前に帰ってくる買い出し隊を待ち切れず、12時過ぎからなべちゃん、best岡田さん、私の3人での ”乾杯の練習” を開始。

13時少し前には6人全員の集合が完了。

そこからビールに始まり、日本酒、ワイン、ハイボールと、”なんでもござれ” の面々が揃った忘年会は底なしの模様。

四方山の話をしながら楽しい時間を過ごし、22時過ぎに解散となりました。

 

 

集まった面々はお酒の面では ”底なし” ですが、根は真面目な方々。

このため、酒の席ではあっても、世の中の情勢あるいは地域の活動等の話題になると、思わず議論が白熱し、けんけんがくがく/口角泡を飛ばす事態になってしまうこともしばしば。

しかし今回の忘年会では、それぞれのちょっとした身の上話、あるいは各自が遭遇したハプニングの話など、落ち着いた中にも笑いがある内容がたっぷりでした。

 

楽しい時間を気のおけない仲間と共有することができたことで、

「みんな、きっと良い ”年忘れ” になっただろうな」…

そう思います。

 

 

12月も中旬を迎え、忘年会もシーズン真っ盛り。

サツマイモ有志の会の方々との忘年会で、私は、良い ”年忘れ” をすることができました。

しかし、私の ”年忘れ” はそれでは終わることはなく、今週末の土日にも、また違う方々との飲み会が予定されています。

 

「あなたは、そんなに ”忘れないといけないこと” が多かったの?」

そんな冷ややかな声が、妻から聞こえてきそうです。

皆さんの ”年忘れ” は如何でしょうかね…