今日は、11月5日(水)。
さて、サツマイモ有志の会での活動ですが、今年は、
・猛暑&雨不足
・収穫タイミングでの天候不順
・メンバーの都合あわせが難しい
…等々、色々な課題や困難なことがありました。
それらを乗り越えて、ようやく収穫&配布を行うことができ、無事、2025年の活動はひと段落することができました(「収穫がようやく完了…」)。
有志の会の活動はひと段楽終となりましたが、先日の投稿でも書いた通り、冬を迎える前に、再春に向けての畑作業を行う必要があります。
今週末の土日のどちらかの天気が晴れになったら、
・イモの蔓を廃棄し、
・長くなった草を刈り、
・畑に肥料を撒き、
・おおまかに耕しておく
という作業を行っておきたいと思っています。
その作業をするにあたり、ちょっと気になっていることがありました。
それは、今年のイモ掘りで感じたことですが、
「畑の土がとても固くなっている」…
ということです。
思い返してみると…
私がまだトラクターを所有していたころは、
・サツマイモの蔓を10cmほどに切って、
・それを畑全体に撒き、
・さらに畑全体に米糠を撒いて、
・その上でトラクターで畑全体を耕し、
・生えていた草と共に土にすき込む
ことを行っていました(「今年もサツマイモ 収穫!」)。
しかしトラクターはすでに売り払っており、手元にありません。
このため現在は、トラクターの代わりにミニ耕運機で畑全体を耕す必要があります(「あ・え・で…」)。
ミニ耕運機であっても、とりあえず畑全体を耕すことはできます。
ただこのミニ耕運機は、トラクターに比べてとにかく非力。
その上、装備されているローター = 回転しながら土を耕す鋤(すき)…が小さいもの。
このため、ミニ耕運機で畑を耕すときは、
・草が生えているまま、
・あるいは10cmほどに切ったイモの蔓を撒く、
という状態で作業をすると、草や蔓がローターに絡まって、途中で土を耕すことができなくなってしまいます。
それを防ぐために、ミニ耕運機で畑全体を耕す際は、
・あらかじめ草を刈り
・刈った草も取り除き
・切ったイモの蔓も撒かない…
という配慮をしています。
しかし、生えている草やイモの蔓を一緒にすき込むことができなくなったことにより、
「草やイモの蔓が堆肥となって、養分を補給し、かつ畑の土を柔らかくする」
…という効果も期待できなくなってしまいました。
不足した養分については、肥料を撒くことで補ってきました。
しかし、土を柔らかくすることについては、別の方法で補うことは行なってきませんでした。
その結果、トラクターを手放した後の数年を経て、畑の土がカチカチになってしまった…
おそらくは、そんなところだと思います。
うーん。
なかなかうまくいかないもんですね…
畑の土をもう一度柔らかい状態に改善していくには、
・腐葉土を購入して畑全体に撒くか、
・再び草やイモの蔓をすき込むようにするか
の、いずれかを行う必要があります。
ホームセンター等で腐葉土を購入することはできます。
しかし、畑全体に撒くとなると相応の量が必要です。
ということは、その購入費用も嵩むことになってしまう…
そんな現実があります。
市場に出荷する製品としてサツマイモを栽培するのであれば、腐葉土にコストをかけることもアリです。
しかし私たちは市民農園の有志の会。
収穫したサツマイモは、有志の会で平等に分配する前提です。
となれば、たとえ畑の土壌改良のためであったとしても、できるだけコストはかけずに済ませたいところ。
ということは、
「お金ではなく、手間をかける」
という選択になりますね、やっぱり…
ということで、
・イモの蔓を10cm以下(5cm程度?)に切り
・畑全体に撒く
ことで対処したいと思っています。
あわせて、生えている草についても、
・刈り取って捨てる
のではなく、
・短く刈り取りるように工夫し、
・それをミニ耕運機ですき込む
ことにしたいと思います。
これを実施すれば、固くなった畑の土も、徐々に柔らかくなる…
のではないかと考えました。
また有志の会のメンバーも、最大で20軒を数えていたものが、今年は11軒と、およそ半数に減少しました。
有志の会での苗植え、草むしり、イモ掘り等の活動は、基本的に日曜日に活動を行うことにしています。
「日曜日には、すでに予定がある」…
などの状況も起きるがちです。
ただ、有志の会のメンバーが多ければ、全員の都合が合わなくても、ある程度の参加人数が見込めます。
しかしメンバーが減少した今年は、それでは参加できる人数が確保できない…
つまり、参加者の作業負担が大きくなり、とくにイモ掘りでは、作業が終わらないという状況となってしまいました。
この状況を避けるには、
「メンバー同士で都合を合わせて、作業日程を決める」…
という必要があります。
ただ、メンバー各々にも都合があり、実際に日程を調整することは難しく、これを根本的に解決することは、残念ですができないと思われます。
ならば…
ということで、来年は、参加できる人数が少なくても対処できるように、
「植えるサツマイモの苗の数量を減らす」
ことを検討したいと思っています。
今年注文した苗は、
・五郎島金時 200苗
・紅あずま 200苗
・安納芋 200苗
・シルクスイート 100苗
・紅はるか 100苗
の合計800苗です(「2025年 サツマイモ苗植え…」)。
畝の長さが少し足りず、実際に植えることができたのは、1割ほど少ないですけどね…
これを、来年2026年は200苗を削減し、合計600苗としたいと思います。
ただし、合計の数量を減らす一方で、サツマイモの種類を1つ追加し、
(1)五郎島金時 100苗
(2)紅あずま 100苗
(3)栗かぐや 100苗 ← 追加
(4)安納芋 100苗
(5)シルクスイート 100苗
(6)紅はるか 100苗
という構成で、合計600苗とする案を考えています。
ちなみに、
・(1)〜(3)は、ホクホク系
・(4)〜(6)は、ネットリ系
です。
植える苗の数量を減らすことで、畑の運営に必要な工数、とくに収穫時に必要な工数(人数)を削減できるのではないか…
そう思っています。
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、2026年のサツマイモについては、上記の運営方針(案)を検討しました。
これを、有志の会の忘年会/新年会等の際にメンバー各位に提案し、その結論に基づいて苗の発注を行いたいと思います。