真冬でもライド?…

今日は、11月19日(火)。

昨日 18日(月)は、ローラーでのテンポ走50分を行いました。

 

一昨日よりも少しペースを上げたテンポ走としてみたので、各ゾーンは少し上に持ち上がっている感じです。

この感じでもう一週間ほど、同じ程度の負荷のテンポ走を行ってみることにします。

 

ただし本当は、もう10分時間を伸ばして60分のテンポ走にたいところ。

今週は、そこを目指してみます。

 

 

さて、いよいよ11月も下旬を迎え、2024年もあと1ヶ月と少しを残すだけとなりました。

北陸の金沢では、冬にロードバイクでツーリングをすることはほぼ絶望的で、もう少しで長い冬眠期間に入ります。

 

これは、ずっと昔にオートバイに乗っていた頃も同じ。

冬を迎えたら、

・まずは洗車&ワックス&グリスアップ等を行ってオートバイを綺麗に仕上げ、
・つぎにガソリンを満タン&ガソリンコック ”OFF” にして、
・さらにバッテリーを外した上で、
・オートバイをガレージにしまう…

という作業を行っていました。

ガレージにしまった後はひたすら雪解け/春の到来を待ちます。

3月になり路肩に積もっていた雪がとけ、ところどころ道路が水で濡れている程度になってくると、少し早めではありますが、ウキウキ/ワクワクしながら、

・外していたバッテリーに充電して、
・それをオートバイに繋ぎ、
・ガソリンコックを ”ON” にしたら、
・セルを回してエンジンを掛け、
・空気圧をチェックしてから、
・ちょっとしたツーリングに出掛けてエンジン等を確認する…

ということを行っていました。

これらは、私にとっては ”儀式” とも言えるもので、”冬が到来した” あるいは ”春を迎えた” ことを象徴するイベントでした。

だた近頃では、そんな季節の変わったことを象徴するような儀式/イベントって、ちょっと思い当たらない…ですかね。

 

あっ、冬に向かって/春を迎えて行う作業としては、タイヤ交換がありました。

これらも、確かに季節の到来を告げる儀式…ではあります。

しかし、この作業で ”ウキウキ/ワクワク” することは、まあ、ありませんね…

 

冬になったらツーリングはできませんが、私は ”ローラー” という道具を導入しているので、トレーニングであれば行うことができます。

しかも今シーズンは、ズイフト対応の3本ローラー、”エリート ネロ” を新たに導入しました(「タダより高いものはない…」)。

 

ただし、ローラーを置いてトレーニングを行っている場所は自宅ではなく、自宅裏の納屋。

そこは、実はWiFiの電波が届かない(届いたとしても非常に弱い…)ため、現状のままではズイフトが利用できない環境。

12月までにはなんとか工夫/改善を行ってWiFiの電波にアクセス可能とし、ズイフトが利用できるようにしたいと思っています。

 

 

このウィンターシーズン。

外は大雪の真冬でもライドができるようになる…ハズ。

新たに踏み出すことになる ”バーチャルの世界” ですが、それを私はどのくらい楽しむことができるか?(楽しいと感じるか?…)

自分自身のことですが、私はそこにも興味があり、そこも楽しみにしています。

美味しい誘惑…

今日は、11月18日(月)。

昨日 17日(日)は、私たちの地域(押野校下)の町会連合会が主催のバス研修があり、それに参加してきました。

このため、昨日はトレーニングはお休みしています。

 

また、一昨日 16日(土)は夕方から会食があったことから、エアロバイク(フィットボックス)に乗るだけとしました。

 

以前の投稿にも書きましたが、エアロバイクで取得できるデータは、”ケイデンス、心拍数”のみです。

パワーのデータがないため、エアロバイクでいくら乗っても

「トレーニングステータスに影響を与えることはできない(トレーニングステータスが表示されない)」

という悲しい現実があります(「ステータス なし…」)。

せっかく乗ってもトレーニングステータスが変わらないのは、さすがにちょっと悲しいです。

 ということで、現在ウィリエールに着けているファベーロ・アシオマ、あるいはフォーカスに着けているルック SRM Exaktのいずれかを、エアロバイクのフィットボックスに移植することにしました。

 

以前に、同じことを考えた際は、

「それはやり過ぎかも…」

ということで、実行はしませんでしたが(「マットの汗…」)、これから寒くなってエアロバイクに乗る頻度が増えてくると、その度に

「あー、せっかくトレーニングしたのに、もったいない」…

と思ってしまうことが目に見えています。

そう思ってしまうくらいなら、”やり過ぎ…” だとしても、その方がいいように思います。

 

どちらを移植するかは一長一短ですが、ペダルの軸の取り付け角度がシビアなExakt(「Exakt 本当に Exact? 再び…」)よりも、移植が簡単なファベーロの方が、エアロバイには向いていると判断。

ウィリエールのファベーロを外して、フィットボックスに移植したいと思います。

 

これで、エアロバイクに乗っても、しっかりトレーニングステータスに関係付けることができるようになるでしょう。

 

 

さて、一昨日の会食は、私が以前勤めていた会社の元同僚との会食でした。

彼は、私とは25歳ほど年齢は離れている(もちろん彼の方が若い…)のですが、がなぜか気が合う相手。

私と同様、彼もまた会社を退職をしており、現在は東京が本社のIT関連の外資系企業に転職しています。

 

彼が勤めている企業の本社は東京です。

ただし、リモートでの勤務が基本とのこと。

4ヶ月に一度ほど、本社あるいは顧客に行って会議を行う必要がある以外は、基本的に在宅ワークだそうです。

 

在宅ワークを行う場所は、自宅の一室。

まだ幼い彼のお子さんのための子供部屋を、しばらくは仕事部屋として使うつもりだそうです。

 

いやー、私がプログラマとして勤務していた頃には、考えられない環境ですね…

 

 

その彼との会食の場所/お店は、久しぶりに行く”回っていないお寿司屋さん”。

そこで、シーズンお初のズワイガニを頂きました。

 

いやー、美味しかったです!

 

合わせて頂いたお酒は、彼が山形出身ということで、まずは ”出羽桜”。

続いては、私が学生時代を過ごした富山県にちなんで、”勝駒”。

食事もお酒も、とても美味しいく頂きました。

 

 

 

美味しいズワイガニ他の料理と日本酒を頂いた翌日である昨日のバス研修は、小松/加賀方面に向かい、防災という観点での施設見学や研修でした。

このうち小松の消防署では、梯子車が梯子を伸ばすデモを見ることができました。

 

梯子の高さは、なんと35m。

その高さは、8階建てのビルに相当するそうです。

 

2022年にもバス研修は開催されていましたが、その際は金沢市の中央消防署で同様のデモを見学しました。

ただこの際には、梯子を伸ばすだけではなく、私がその梯子に乗せていただく…という体験も行いました(「日本一の高さ…」)。

今回は、バス研修参加者のうち、私ではない3人の方が梯子に乗せていただき、地上35mを体験しています。

 

金沢市の梯子車は54.7mの高さでしたが、小松市は35m。

少し小松市の方が低いんですね。

ただそれでも、小松市内にある一番高い建物(どこかの病院だと伺いました)よりも高いそうで、現状この高さで十分とのことでした。

 

 

その後、木場潟の東園地にあるSDGsを意識した各種施設を見学したら、懇親会を兼ねた食事。

 

昨日に引き続き、ここでも美味しく頂きました。

 

 

この年末に向かっては、ほぼすべての週末に、何かしらのイベントが入っています。

そしてそれらのイベントには、漏れなく ”美味しい誘惑” も待っています。

先週末の ”美味しい誘惑” に、私は勝つことができず、せっかく76.3kgまで減った体重が、再び77.7kgと、1.4kgのリバウンド。

「あー、すっかり元の木阿弥になってしまったじゃないか」…

 

ということで、この時期の恒例ではありますが、しばらくの間は、トレーニングだけではなく ”美味しい誘惑” との戦いに明け暮れることになりそうです。

継続こそ力…

今日は、11月16日(土)。

昨日 15日(金)は、ローラーでのテンポ走50分を行いました。

 

ウォームアップ後、ケイデンス70rpmとしてテンポ走をスタート。

20分経過時点でケイデンスを+5rpmして75rpmにアップ。

さらに20分を経過したらそこでもケイデンスを+5rpmして、80rpmに。

80rpmを10分行ったらクールダウンとして、アップ/ダウンを含めて全体で70分です。

 

 

スタートのケイデンスがやや低めの70rpmなので、各ゾーンもやや低め。

 

このローラーに体が慣れてきたらスタート時点のケイデンスをもう少し上げて、もう少し各ゾーンの分布を上方向に持っていき、最終的には60分オーバーのテンポ走にしたいと思っています。

 

さらに体が慣れてきたら、インターバル等のメニューも入れるつもりです。

 

あっ、しかし、私が今使っているローラーはエリート ネロ。

ズイフトに対応している3本ローラーです。

負荷がやや高めのテンポ走に慣れてきたタイミングで、いよいよズイフトへのデビュー…ですかね。

 

 

ここしばらく、ローラーに乗ることが継続できています。

最近は、

「ちょっとしか乗る時間がない/痛くて目標が達成できなかった」…

という結果になっても、

「ペースを落としても、時間が短くても、とりあえず乗ればOK」

と ”やや甘め” に考えるようにしています。

 

以前であれば、

「60分以上やらないと/負荷を上げないと」…

と考えがちでした。

しかし最近では、前述のように、考え方を甘めに変えました。

そのことも、ローラーを続けられていることに、おそらく影響していると思います。

 

来年 2025年は、久々にメインどころのヒルクライムレース(伊吹山、榛名山、富士ヒル、乗鞍…ですかね)にエントリーし、エントリーしたレースにはすべて出場したいと思っています。

レースを前提に考えると、上記 ”甘めの考え方” では、良い結果…というよりも納得のいく結果は、得ることはできないかもしれません。

それでも、現時点では、体は鈍っていて言うことをききません。

 

このため、まずは鈍っている体をシャキッとさせ、トレーニングに耐え得る体にする…

現時点では、それが大切だと思います。

そのためも、とりあえず続けることが最優先。

たとえ甘めでも、継続こそ力。

「その先に得るものがある」…

それを信じて、まずはローラーに乗り続けていきたいと思います。

予行演習 第二弾の計画…

今日は、11月15日(金)。

昨日 14日(木)は、ローラーでのテンポ走を23分でした。

 

実は一昨日 13日(水)は夕方前からとある会合があり、そのまま懇親会が開催されました。

その懇親会で少々飲み過ぎたため、昨日は体調がイマイチ。

ローラーを始めてはみましたが、ウォームアップが終わりテンポ走に切り替えた途端、心拍数が低い割には苦しく感じます。

20分を過ぎたあたりでとうとうイヤになってしまい、23分でクールダウンとしました。

 

 

前日に飲み過ぎたアルコールの影響か、それとも怠惰な気持ちからなのか、今週の目標である50分には届きませんでした。

まあそれでも、(何度も書いていますが…)

「何もしないよりはマシだ」

と思って、前向きに考えておきます。

 

 

さて、先日輪行の予行演習として、野々市駅から福井県の三国/越前海岸経由で芦原温泉駅まで走り、北陸新幹線で戻ってくるライドを行いました(「予行演習の結果は…」)。

予行演習を終えた直後は、

「つぎは本番、敦賀にゴー!」

そう思っていました。

 

しかし、ロードバイクを輪行袋に入れる作業をもっとスムーズに行うための工夫/改善点があり、それも試してみたくなりました。

とはいえ、もう一度同じコースを走るのも芸がない…

ということで、福井県とは反対側、富山県側に向かって走ることを考えてみました。

というのも、富山県側に向かって走っても、北陸新幹線を使った輪行で金沢駅まで戻ることは比較的簡単にできそうだからです。

 

ただし、私が敦賀方面のライドの目的として考えていたものの一つとして、

「能登半島の外浦に似た海岸線の風景の中を走りたい」

ということがありました。

 

越前海岸は、東尋坊に代表されるリアス式海岸。

そこには荒々しい岩場/奇岩があり、私の目的/ニーズを満たしてくれる要素がたっぷり。

石川県のうちは、どちらかと言えば ”移動” メインになってしまいがちですが、福井県に入り東尋坊あたりになれば海岸沿いを走る機会が増え、越前海岸沿いの道まで来れば、そこはまさに天国。

これが敦賀を目指す理由です。

 

これに対し、富山県側は富山湾に面したほぼフラットな海岸線。

これだと、私が目的としていた ”能登半島の外浦に似た風景の中を走る” のとは、少し違ってきます。

 

「あー、それならいっそ、山に向かうか?」

それも考えてみますか。

 

 

ただ、輪行は、何も北陸新幹線じゃないとできないことはありません。

海岸線に沿って走るのではなく、いっそのこと山に向かって走ることもあっても良い…

そう考え直してみました。

 

福井県側であれば勝山(えちぜん鉄道勝山永平寺線)、九頭竜湖(JR九頭竜線)。

富山県側であれば氷見(JR氷見線)、城端(JR城端線)…などなど。

これらを使って山方面に走りに行き、輪行で帰ってくるのも悪くないかもしれません。

 

どのルートにしても、最後は北陸新幹線で小松/金沢まで来ることになります。

ただし、北陸新幹線以外の路線区間の方が長いため、電車に乗っている時間がちょっと長くなってしまうことがデメリットとしてはありますね。

その場合、利便性や行動範囲の自由度などの観点でトランポと比較してみると、行き先によっては

「うーん、どうかなぁ」…

と思うケースもありそうです。

 

 

来週あたり、もう一度輪行の予行演習に行くこととして、ちょっとルートを考えてみましょうかね…

予行演習の結果は…

今日は、11月13日(水)。

昨日 12日(火)はローラーではなく、輪行の予行演習を行ってみました。

 

予行演習の行き先は、

「東尋坊/越前海岸(三国漁港近辺)…からの芦原温泉」です。

 

当初計画していたライドコースは以下の通りです。

JR野々市駅をスタートしたら、まずは御経塚 → 美川方面へと走って行きます。

片山津で休憩をとり、そのまま東尋坊へ。

東尋坊からは三国漁港沿いからR305に出て、越前海岸を走ります。

そのまま敦賀方面に向かって走り、敦賀駅から北陸新幹線で帰る。

ただ、時間的に厳しければ、東尋坊から三国まで進んだ時点で左に曲がり、芦原温泉をゴールにしてもオーケー。

そんな計画としていました。

実際に走ったのは、走行ルートの記録が示す通り、三国で左折して芦原温泉方面に向かいました。

そこでお風呂に入って北陸新幹線に乗っています。

 

 

この日のライドはウィリエールをチョイス。

また、普段のライドなら何も持たず、ちょっとした荷物もサイクルジャージの背中のポケットにすべて収めるのですが、この日はお風呂に入って新幹線で輪行する計画。

このため、

・輪行袋
・お風呂用のタオル/バスタオル
・着替え一式(下着、ジーンズ/長袖Tシャツ)
・外履き

があり、普段よりも荷物が多い状況。

そんな訳で、多くなった荷物をリュックに入れ、そのリュックを担いで走ることにしました。

 

上の写真の通りの装備で、朝8時、周辺道路が車だらけの野々市駅をスタートしました。

通勤ラッシュで混んでいる道を美川まで走ると、ようやくあたりの車の台数が減ってきます。

そのまま走り続け、片山津で最初の休憩を取りました。

 

実はこのライドでは三つの失敗をしています。

一つ目はウインドブレーカーを着ていかなかったこと。

「日中の最高気温は20℃近くまで上がる」

そんな予報だったので、ウインドブレーカー不要と判断して走り出しました。

しかし、朝の気温は思っている以上に寒く、走り続けていると予想以上に体が冷え、急激にお腹が冷えてきました。

おそらくそれが原因だと思いますが、根上を過ぎたあたりで腹痛に襲われ、

「休憩予定の片山津まで持たない」

という状況に…

キュルキュル鳴っているお腹をさすりながら何とか安宅の関まで辿り着き、表通り/道路沿いにある公衆トイレに駆け込む事態になっています。

便器に座ってお腹を触ってみると、薄っすらかいた汗が冷えて、氷のように冷たくなっていました。

いやー、暖かいとはいえ11月中旬となれば、朝夕はしっかり気温が低いことを思い知りました。

 

二つ目は、後輪のクイックリリース。

前回ウィリエールでライドに行った際に、後輪から異音がしたため引き返したことをお伝えしました(「ホイールの異音…」)。

このときは、やや斜めにハマっていた後輪を止め直したことで異音はしなくなりました。

しかしその際、後輪のクイックリリースを ”少し緩め” に止めてしまったらしく、走っている最中に軸がズレて、再びタイヤがフレームと干渉する現象が発生しました。

しかもこのときは、”異音がする” というレベルを超えて、”リアホイールがロックする” 状況にまで発展。

 

信号が赤から青に変わって、ペダルを踏んで走り出そう…

そう思った瞬間、リアホイールがロックしたことでペダルが回らなくなり、そのまま転倒。

(後を走っていた車のドライバーの方は、きっとビックリしたと思います)

 

すぐに起き上がりバイクを起こして路肩側によけ、後輪の状態をチェック。

すると、シートチューブにリアタイヤが当たって、ホイールが回らなくなっています。

「あれー、なんでー?」

と思ってクイックリリース部分をみると、シャフトがズレて外れる一歩手前。

どうやら、前回の対処でリアホイールを止め直した際、クイックリリースをしっかり締めなかったことが原因だったようです。

 

実は私はこれまで、フロントを含めてクイックリリースを力一杯に締めることはしてきませんでした。

それは、

「ちょっと緩めでもズレることはないだろう」

と思い込んでいたから。

まあ、”走行中に軸がズレる” なんて経験もありませんでしたし…

今後はその考えをあらため、しっかり締めるようにします。

 

そして、三つ目の失敗。

それについては、また後ほど…

 

 

休憩をとった片山津ではコンビニで補給食(おにぎり)を買っています。

 

このときは、これが最後の補給(食事)になるとは思っていませんでしたが…

 

短い休憩を終えたら、つぎは東尋坊を目指して再スタートです。

 

 

この辺りを良く走っている方ならご存知だと思いますが、”御経塚-美川-根上-片山津” は強い風が吹くことが多いルートです。

とくに、私にとってライドの帰り道となる ”片山津 → 御経塚” 方向に走っていると、吹いている風が ”地獄の向かい風” となることが少なくありません。

逆に言えば、”御経塚 → 片山津” 方向なら ”追い風天国”。

その目論見通り、この日は御経塚から片山津方面に向けては追い風基調。

そのおかげで、片山津を過ぎたあたりまでは快調に走ることができました。

しかし、大聖寺を過ぎて福井県に入ったあたりから、なぜか ”向かい風” を感じるときがしばしば…

「あれー? どうしてー」

そんなことを思いながらも、まだまだ余裕のある状態で東尋坊に到着。

 

東尋坊に着いたのは11時半前。

時間的には、そろそろお昼を食べても良い頃です。

「せっかくなので、ぜひ美味しい海の幸(カニ?)を頂きたい」…

そう思って越前海岸/三国漁港方面に向かって走るのですが、これが、どのお店も

「本日休業」

の看板。

 

平日/火曜日のお昼って、海岸線の飲食店は開いていないんですね。

知りませんでした…

 

途中、最初の休憩場所 片山津のコンビニででおにぎりを買って食べましたが、それ以降、何も補給していません。

このため、(安宅の関でトイレに駆け込んではいますが…)私のお腹はベリー空いている状況。

「このままお店が少ない道を走って敦賀を目指すか、それとも芦原温泉に戻ってお昼を食べて帰るか」…

ちょっと迷いましたが、楽しみにしていたお店(カニ…)が ”本日休業” 続きだったことがあり、私の元気は萎んでしまいました。

これが影響して、この日は、行き先を敦賀ではなく芦原温泉に変更。

そうと決まれば、すぐに温泉を目指します。

 

三国から芦原温泉に行き、入ったお風呂は芦原温泉総湯 ”セントピアあわら”。

なかなかいいお風呂でした。

 

ただ、周辺を見渡しても駐輪場やサイクルラック等はありませんでした。

(実は、少し前まではサイクルラックがあったそうです)

このため、建物の外ではありますが、入り口右側のちょっと入り込んだ場所にバイクを置き、フレームとホイールのみをワイヤーロック。

いいお風呂だったんですけど、サイクルラックは撤去せずに、そのまま設置しておいてほしかったですねぇ…

 

 

お風呂から上がった13時過ぎ、そのまま芦原温泉駅に向かって出発。

お昼を食べていないのでお腹はペコペコ。

4kmほど離れた場所にある芦原温泉駅で輪行の準備をして、それからお昼を頂くことにします。

 

ところが、この輪行の準備に手間取ってしまいました。

 

上の写真は、輪行袋に入れる前の、ホイールとフレームをまとめた状態です。

よく輪行をされる方ならわかるかもしれませんが、大失敗をしています。

実は、リアホイールを外して取り付ける ”エンド金具” を付けていません。

ちゃんと立っているように見えますが、実は非常に不安定な状態です。

これが三つ目の失敗でした。

 

輪行を行ったことのある方は分かると思いますが、エンド金具には、リアホイールからクイックリリースを外し、それを刺して使います。

その際、エンド金具に差したクイックリリースのシャフトに ”パイプ” を通します。

その ”パイプ” がホイールの代わりになって、クイックリリースを締めることができます。

(パイプと締めたクイックリリースに挟まれて、エンド金具が押さえられる…そんな仕組みです)

なので、この ”パイプの長さ” が非常に重要です。

 

私が買ったエンド金具には、色々なホイール(ホイールのシャフトを指す部分の幅)に対応できるよう、3種類の長さのパイプが同梱されていました。

開封してそれを見たときに、

「あー、パイプの長さを間違えたらまずいなー」

と思ったんですよね。

にもかかわらず、まんまと間違えて、一番短いパイプを持ってきてしまいました…

 

短いパイプを指してクイックリリースを締めても、パイプが短か過ぎて押さえにならず、エンド金具はグラグラ状態。

「あーっ、やってしまった。でも、何とかしてエンド金具を止める方法はないか」…

そう考えて20分試行錯誤しましたが、どうすることもできません。

「ったく…今回エンド金具は無し!」

そんな訳で、写真の状態となっています。

 

あー、失敗したー。

これでディレイラーを痛めてしまったら、後悔してもしきれないですよ、ホント…

 

 

輪行の準備に手間取ったため、昼食を頂く時間がなくなってしまい、これも大ショック。

それでも気を取り直し、北陸新幹線つるぎ22号 芦原温泉から小松までの切符を購入。

 

 

すぐにホームに向かって、新幹線到着を15分ほど待ちました。

 

空腹を紛らすため、自販機で水を2本ほど買って飲んでいるうちに、北陸新幹線 つるぎ22号が到着。

輪行袋を担いで乗り込みました。

 

小松駅でIR石川線に乗り換え、野々市駅に帰ってきたのが15時10分。

 

リアディレイラーが心配だったので、すぐに組み立てて乗ってみます。

 

変速等のチェックも行い、問題ないことを確認。

そのまま自宅に帰り、自宅に到着したのが15時半。

「なんか疲れたなー」

というのが、この日の感想でした。

 

 

色々あった輪行の予行演習。

失敗はありましたが、何となくコツは掴んだような気がします。

それと、購入した輪行袋/輪行の道具にも、自分なりの ”もっと作業が簡単になる工夫/改善点” も見つけました。

それらについもいずれ報告したいと思いますが、まずは今回の予行演習の結論としては収穫があった(成功だった)と思います。

それらの収穫を生かして、 ”本番” ではもっとスムーズな作業で輪行を楽しみたいと思います。