輪行 事始め…その2

今日は、6月14日(金)。

昨日は夕方前までお隣の富山県富山市に出張していたので、トレーニングはお休みしました。

 

出張の用件をここで詳しく述べることはできませんが、それは少々厄介な内容。

出張から帰って事務所で少々片付けものをしてから自宅に帰りましたが、トレーニングをする気になりません。

それに加えて

「一杯飲みたい」

気分になってしまい、シャワーの後でちょっと飲んでしまいました…

 

出張の用件ですが、以下のような感じです。

 

とある事実に対する判断結果が、「法令が正く適用され判断されているか」に関し、相手側との認識の相違がありました。

昨日の出張では、認識の相違について、”お互いの法令解釈/理屈を説明し合う(相手側の言い分を理解し合う?)” という会議を行っています。

 

会議自体は比較的なごやかに進みましたが、それはいわゆる「交渉」というものではありません。

交渉であれば、双方の立場に基づくメリット/デメリットを提示し合い、その上で、お互いにメリットが極大に(できればデメリットが極小に…)なる妥協点(落とし所)を見つけます。

そして、それをお互いが実現することで、双方ともに問題を解決することができます。

 

しかし今回は、「法令の判断/解釈」に関する内容です。

少々キツく聞こえるかもしれませんが、「どちらが正しいか」を争うことになります。

もし、その法令に「個別事例ごとの具体的判断」まで述べられていないときは、「どちらの判断が、普遍的な判断として世間一般から理解してもらえるかを争う」…そんな感じになります。

ただ、昨日の会議で話し合ったからといってすぐに結論が出るというものではなく、今後も何度かやり取りをしないといけないようで、非常に面倒くさいです。

それでも良い結果を得ようと思えば、まあ、覚悟を決めてやるしかない…ですね。

 

 

厄介で面倒くさいことになってしまいましたが、まあ、頑張ってみようと思います。

 

 

さて、そんな昨日。

スマホで「輪行」に関する記事などをググっていると、こんな情報を見つけました。

 

2024年4月27日〜11月30日の期間、北陸三県(富山県、石川県、福井県)で合計205箇所のスポットを巡る「デジタルスタンプラリー」が行われるそうです(すでに行われている…)。

石川県は能登半島地震の影響で奥能登の準備ができず、スポットは45箇所となっていますが、富山県と福井県については、それぞれ80箇所のスポットが準備されているようです。

ちなみに、すべてのスポットを回ってフルマークのスタンプを集めることができれば、抽選で3名の方に、

・各県から「¥20,000-」ずつ
・合計「¥60,000-」

…相当の商品がプレゼントされるそうな!

 

「おーっ!」

これは参加しない手はない…

ということで、さっそくイベントで使うアプリをダウンロードして、イベントに参加手続きを行いました。

 

ちなみに、石川県のスポットをアプリで地図上に表示すると、こんな感じです。

 

まずは和倉温泉駅まで輪行で行って、そこからスポットを巡りながら南下して、加賀の山中温泉でゴール。

ゴールしたら山中温泉の総湯に入り、その後は輪行で金沢に帰る…

走行距離は120kmほどかな…

 

うーん、

なかなか良いんじゃないでしょうか。

 

富山県と福井県についてはまだまったく考えていませんが、それぞれ延べ二日かかるとすると…、合計で四日

石川県の一日を加えて、都合五日間ほどあれば北陸三県の全スポットを巡って、すべてのスタンプを集めることができそうです。

 

輪行の「事始め」として、輪行袋、ポチってみますかね…

輪行 事始め…

今日は、6月13日(木)。

昨日 12日(水)は、やはり短めのローラーでした。

 

当初は、200wオーバーを目処に20分のテンポ走(もどき…)を行うつもりでしたが、10分を経過したところで少々苦しくなってしまいました。

このため、急遽、内容を以下に変更。

・テンポ走として10分走ったら
・1分のレスト走を入れ
・その後テンポ走を再開する

というもの。

変更後の方針に従って、1分のレスト走を入れてからテンポ走を再開しました…

が、テンポ走を再開して2分も経たないうちに苦しくなってきてしまい、その時点でクールダウンとしています。

 

実は一昨日の夕方、出席した会合が終わった後に食事会があり、そこで少々飲み過ぎてしまいました。

このため、昨日は二日酔い状態。

体調が悪いと、やはりトレーニングは上手くいきません…

というか、そもそも飲み過ぎてはダメですよね。

最近体重も増えてきており、生活態度/習慣を見直す必要がありそうです。

ちょっと考え直してみたいと思います。 

 

 

さて、「しまなみ街道」遠征で、久々に遠征ライドの楽しさを味わってきました(「遠征ライドの楽しさ…」、「遠征ライドの楽しさ…その2」、「遠征ライドの楽しさ…その3」)。

今回は、”トランポ” での遠征でしたが、もちろん電車やバスを利用した ”輪行” でも遠征を楽しむことができます。

 

トランポと比較した場合、輪行の一番の魅力は、

「スタート&ゴールの地点を別々にすることができる」

ことだと、私は思います。

 

チームじゅげむでの「しまなみ街道」遠征ライドはトランポで行いましたが、スタート&ゴールは「尾道・今治」と別々の場所にしました。

これは、best岡田さんが、トランポしてきた車のドライバー役を買って出てくれたからです。

私たちの場合のように、別途、車のドライバー役を買って出てくれる方がいるのであれば、トランポでもスタート&ゴールを別々にすることはできます。

しかし、それは中々難しいのが現実…ですよね。

 

 

ただ、いきなり宿泊用の荷物も携行して輪行するのは、輪行未経験の私にするとちょっとハードルが高いような気もします。

なので、

「まずは近場で輪行を味わってみる」…

ということを考えてみました。

 

以前であれば能登の特急バスが「兼六園下/金沢駅〜珠洲/輪島」を往復で走っていました。

なので、この特急バス(観光バス)での輪行で、能登を走ることができました。

また、「金沢〜七尾/和倉温泉」は七尾線の鉄道があり、ここも輪行で利用することができます。

 

しかし元旦に発生した能登半島地震の影響で、特急バスの一部区間(輪島方面、能登町/珠洲方面)は運休になっています。

また、輪島〜珠洲、珠洲〜穴水の区間等はまだまだ通行止めとなっている道路があり、また、倒れたままの家屋/崩れたままの崖の箇所も多く存在しています。

このため安全性の観点から、自転車/ロードバイクでそれらの道路を走ることは推奨されていません。

リスクを承知でその道路を走ったとしても、震災に遭われた方々がご苦労されている脇をロードバイクで走るのは、「それが能登の復興につながる」とは思っていても、やはり気が引けます。

道路事情はもちろんですが、現時点で能登をロードバイクで走ることはできない…

そう考えています。

 

 

まずは、福井/富山あたりで、「片道ライド、片道輪行」での遠征を考えてみたいと思います。

たとえば…

 

北陸新幹線が延伸して新たに開業した新駅「敦賀駅」。

朝一番にライドで敦賀まで行き、ライド後はお風呂に入ってから北陸新幹線/IR石川鉄道で金沢駅(野々市駅)まで帰ってくる。

または逆に、北陸新幹線で敦賀駅まで行き、ここから金沢に向けてライドで帰ってくる。

 

金沢〜敦賀間は、距離としては150kmほどのライド。

なかなか良さげです。

 

ちょっと考えてみますかね…

遠征ライドの楽しさ…その3

今日は、6月12日(水)。

昨日 11日(火)は夕方から会合があったので、超ショートバージョンのローラーとしました。

 

ウォームアップを行ってから、230wオーバーを目処に5分のテンポ走(もどき…)を実施。

それが終わったらすぐにクールダウンとしており、都合25分のみのローラーでした。

 

それでも、

「何もしないよりはマシ」…

と考えておきます。

 

さて、チームじゅげむでの「しまなみ街道」遠征ライドについてです。

本日の投稿では、2日目となる8日(土)の「ライドのゴール後」から、3日目となる9日(日)の「金沢に帰ってくるトランポ(復路)」がどんな様子だったのかをお伝えします。

 

8日の午後3時半ごろに今治港に到着し、私たちの「しまなみ街道」ライドは無事に終わりました。

先に今治港に着いて私たちのゴールを待ってくれていたbest岡田さん。

レジアスエースにロードバイクを載せて、すぐに本日の宿であるホテルに向かいます。 

 

このホテル。

宿泊費は、前日に尾道で泊まったホテルと同じなのですが、グレードは数段上の感じ。

部屋は綺麗で広く、洗面やトイレも清潔感にあふれています。

 

ただし、トイレとは別になってはいますが、浴室にバスタブはなくシャワーのみ。

その代わり最上階に大浴場があり、チェックインを済ませた私たちは大浴場に直行しました。

 

私が大浴場に行くと、なんと一番乗り。

最初の10分ほどの時間は、私だけで大浴場を独り占め。

お湯につかってから体を洗っていると、best岡田さんが二番手として登場。

その後、kenshinさん、アイランドさんと、次々にチームじゅげむの面々がやってきます。

アイランドさんは大浴場に併設されているサウナも楽しんだようで、大満足の様子でした。

 

汗を流してさっぱりした私たちは、さっそく今治の街に繰り出して行きます。

昨日の夜と同様、まずはアイランドさんの調べてくれた地ビールのお店「今治街中麦酒」に直行。

そこで、またまたアイランドさんおすすめの地ビール2杯を頂いて、乾いた喉を潤します。

 

このお店には、やはり自転車で「しまなみ街道」を走ってきたという女性2人組がいました。

彼女たちは一泊二日で、のんびりしまなみ街道を堪能してきたそうです。

「ガンガン走るのもいいけど、ゆっくり観光しながらのライドも良いもんだな〜」

彼女たちの様子を見ていて、そんな風に感じました。

 

 

喉をしっかり潤したら、つぎに向かうのは食事処。

この夜、今治で私たちが向かったのは…

昨日の尾道での ”ゲリピー” に懲りていた私たちは、

「とりあえず、火が入っているものを食べよう」

ということで意見が一致。

そこでチョイスしたのは「焼き鳥」の専門店。

 

このお店。

クセ強の大将が有名。

このお店の前に、私たちが入った地ビールのお店の方からも、

「私は行ったことはありませんが、クセの強い大将がいるって有名ですね」

とのコメントをいただきました。

 

行ったことはないけど大将についてコメントできるって、どんだけ有名なんだ…

そう思いながら、ちょっと覚悟してお店に入りました。

 

 

お店に入ると、にこやかに出迎えてくれる女将さん。

小上がりに案内された私たちは、すぐに飲み物を注文。

best岡田さんは芋焼酎、アイランドさんはチュウーハイ、kenshinさんと私はハイボール。

飲み物が運ばれてきたら、さっそく女将さんが注文をとります。

 

この女将さん、なんとも愛想が良くて注文をさばく手際も良い。

「皮焼き4人前、それからピーマン。あっ、これは肉詰めね。3人前を焼いて4つのお皿に分けてあげるからね」

そんな感じでどんどん注文を受け、私たちもどんどん食べ/飲み進めます。

こうして今治の夜は更けていきました。

 

「大将のクセが強い」と覚悟して入ったお店でしたが、この時点では肩透かしを食らった感じ…

と思っていたら、大将の怒鳴り声が聞こえてくるじゃないですか。

「えっ…」

と思って、カウンターの向こうで一人焼き場に立っている大将を見てみると、お店のフロアー担当の方に怒鳴っている模様。

怒鳴られている方も大将の親族の方のようで、それほど気にしていない様子。

女将さんも怒鳴り声をまったく気にせず、にこやかに私たちのテーブルに食べ物/飲み物を運んでくれています。

どうやらこのお店は、親族一同/一族郎党でやっているお店のようで、大将の「わがまま」を暖かく見守っている…そんな感じでした。

 

ただ、私たちのようなおじさん4人組だとそれほど気になりませんが、カップル/デートでこのお店に来るときは、ある程度の覚悟が必要かもしれません。

まあそれも、何回もデートを重ねたようなカップルなら大丈夫かな…

 

 

ひとしきり食べて飲んだ私たち。

この日はライドの疲れがあったのか、お店を出てホテルに戻ったらバタンキュー。

そのまま朝まで目が覚めませんでした。

 

そして、翌日 9日(日)。

朝6時、外は雨。

7時の朝食まで時間がありましたが、テレビのニュースなどを見ながらのんびり過ごしました。

 

朝食を食べて、8時にホテルをチェックアウト。

チェックアウトをしたら、もう今日は金沢に帰るだけ。

とは言っても、来た道をそのまま帰るのも面白くありません。

往路は本州の山陽道を走りましたが、復路は四国を横断して淡路島に向かい、明石海峡大橋で本州に戻るルートを選択しました。

 

雨に降られた淡路島。

 

そして、大橋の手前にあるSAエリアで食べた豚カツ定食(写真を撮り忘れましたが…)。

そこから舞鶴若狭道 → 北陸道と走り繋いで、南条SAでの休憩。

 

そうやって、夜8時少し前に自宅に帰り着きました。

シャワーを浴びてから、のんびり夕食。

 

明石海峡大橋手前のSAで購入したお土産の「さきいか天」をつまみに、まずはビール(もどき)で乾杯。

それから、妻が作ってくれたサラダなどを食べながらハイボールへと飲み進め、この日はそれで終了となりました。

 

これで、「しまなみ街道」遠征ライドの報告は完了です。

泊まりがけの遠征ライドは「非日常感」をたっぷり味わうことができ、とても満足できました。

今後も、年に一回程度はチームじゅげむでの遠征ライドを企画して、「非日常感」を味わう機会を設けたいと思います。

 

 

追伸

 

今回の遠征でトランポした距離は、best岡田さんに運転していただいた「しまなみ街道」の約90kmを入れて、およそ「1,260km」。

そして、平均の燃費は12.6km/L。

なかなかの数値です。

 

片道500kmを超える遠征となると、二泊三日の予定を組む必要があります。

しかも、実際にライドできるのは ”真ん中の日” のみとなり、前後のそれぞれ一日は移動オンリーとなります。

 

移動オンリーの日が二日もあるとなると、それぞれ何か楽しめる要素が必要です。

今回は、往路は「三方五湖」、復路は「淡路島/明石海峡大橋」を入れてみました。

 

観光ではなくても、たとえば復路は、

「撮影した動画を ”撮って出し” で見ながら帰る」

なんてのも面白いかもしれません。

 

あー、でも、そのためにはGopro(のバッテリー…)をなんとかしないといけないです(「遠征ライドの楽しさ…その2」)。

ちょっと考えてみますか…

遠征ライドの楽しさ…その2

今日は、6月11日(火)。

昨日 10日(月)は、足に張りがあったので回復走として軽めのローラーのみを行いました。

 

150wオーバーを目処に20分、前後のウォームアップ/クールダウンを含めて40分の軽めのローラーとなっています。

 

私はあまり「回復走」というものを行なってきませんでした。

ロングライドや高負荷のトレーニング後などには、さすがに筋肉に張りを感じるときもあります。

しかし、だいたいそのようなときは張りと同時に古傷の膝(ひざ)/脹脛(ふくらはぎ)/足首などにも痛みが出ていることがほとんど。

このため回復走ではなく、「完全休養」としてしまうことが多いです。

今回は脹脛に張っている感じがありましたがどこにも痛みはなく、ちょっと右足首に違和感がある程度。

なので回復走として軽め/短めのローラーを行ってみました。

 

一晩経っての脹脛の状態ですが、気持ち「張りは和らいだかな」という感じです。

ただそれも、自然に回復したのか、それとも回復走の効果があったか、そこはちょっと分からないですね…

 

 

今日からは通常のトレーニングに戻したいところですが、今日の夕方からは打ち合わせが入っており、トレーニングの時間が取れない状況。

「どうしようかな」…

と絶賛思案中です。

 

 

さて、チームじゅげむでの「しまなみ街道」ライドについてです。

本日の投稿では、遠征2日目となる8日(土)の「しまなみ街道」ライドがどんな様子だったのかをお伝えします。

 

8日(土)の朝8時にホテルをチェックアウト。

kenshinさん、アイランドさん、そして私はロードバイクに乗って、ホテル前の港に向かいます。

best岡田さんにはレジアスエースを運転していただき、この日はサポートカーとして活動していただきます。

 

なお、ライドの先頭を走る私、最後尾を走るkenshinさん、そしてサポートカーのbest岡田さんの3人は、簡易業務無線(登録局)のトランシーバーを携行。

何かあったときには、それぞれが走りながら、すぐに連絡を取りあえるようにしています。

(もちろんすべて北陸総合通信局に登録し、かつ電波利用料を払っている「正規局」です)

 

全員がスマホを持ってきているので、止まった状態であればお互いに連絡を取り合うことはできます。

しかし、ロードバイクや車で走りながら/運転しながら、そのときどきに発生する状況に合わせてリアルタイムに連絡を取り合うには、(かつてオートバイでのツーリングの際にアマチュア無線を使っていた私としては…)やはり無線機がベストだと思います。

今回も、ロードバイクで走りながらという状況で、

・チェーン落ちでの一時ストップ
・ロードバイク側/サポートカー側での相互状況確認
・ロードバイク/サポートカーとの合流地点変更

など、トラブルを含めた種々の状況で役に立ってくれました。

 

 

ロードバイクチームは、まずは尾道港から渡しの船に乗り、向島(むかいしま)に向かいます。

サポートカーは、最初の待ち合わせ場所である因島(いんのしま)の「大山神社」に向かいます。

 

私たちのロードバイクチームも向島はトラブルなく走り過ぎ、「因島大橋」通って因島に渡りました。

 

ここまでは順調に走ってきたのですが、島と島を繋いでいる高速道路…その側道である「自転車/歩行者、および原付用」道路に向かっている最中のこと。

高速の側道に接続している「つづら折れの道」を走っていると、ガーミンのナビが無茶苦茶な状況となってしまう現象が発生。

 

kenshinさんも私も携行しているガーミンには今回のコースを登録し、ライド時のナビとして使えるようにしていました。

この際、kenshinさんはkit1002さんが作ってくれた6ルートをガーミンに登録。

私は、それらを1本に繋いだものを登録。

kenshinさんも私も、各島を走るルートのナビゲーションとして、ガーミンのナビ機能を使うつもりでした。

 

ところが上記の高速道路の橋に向かう「つづら折れ」を走っていると、ガーミンから

・「コースから外れている」とのメッセージが表示される
・あるいは、「まったく異なるルートが画面表示される」状況となり、
・そうなるとガーミンのナビ画面に地図が表示されるだけで、
・進むべき方向がまったく表示されなくなる…

という症状に陥りました。

最後には「ナビとしてはまったく使えなくなってしまう」んですよね…

 

しかも悪いことに、コースオフした後、ガーミンが

「あっ、元々登録されているルートに近づいた!」

と判断すると、元々のコースに早く戻すためなんでしょうね、ガーミンは自分が「ロードバイクでのナビ」であることを忘れてしまうようで、進路に高速道路を提示してくる始末。

kenshinさんも私も、

「いやー、これは無い」…

そう感じてしまいました。

ガーミンさん、もっと精度の高いナビ機能としてください、お願いします…

 

 

ナビは無茶苦茶になってしまいましたが、事前にGoogleマップにも登録してあったマイマップを見ながら大山神社に到着。

 

大山神社は、「しまなみ街道 自転車神社」として知られているところ。

ロードバイクのまま境内まで来ることができるようになっていますが、境内の直前には勾配14%の激坂が待っているとのこと。

その坂に恐れをなした私たちは、クリートを削り50数段の階段を登って境内に来ました…

 

 

大山神社への参拝を済ませたら、つぎは生口島(いくちじま)に渡るために「生口橋」に向かいます。

「生口橋」では、またまたナビが無茶苦茶になり、そのせいで橋を降りて進む方角を間違えてしまい、右回りで島を走る予定を左回りで走ってしまいました。

それでもなんとか「多々羅大橋」にたどり着き、「大三島(おおみしま)」に到着。

best岡田さんとは、「道の駅 多々羅しまなみ公園」で待ち合わせて、休憩をすることにしました。

 

ここは「サイクリストの聖地」と呼ばれているらしく、kenshinさんのルック、アイランドさんのチネリ、私のピナレロを並べ、多々羅大橋をバックに記念撮影をしてみました。

 

この道の駅での休憩で、私は無性に「赤コーラ」が飲みたくなってしまい、自販機でペットボトルの赤コーラを購入。

なぜか分かりませんが、この「赤コーラ」。

ライドで汗を書いたときなどに、無性に飲みたくなるときがあります。

去年の「ツール・ド・のと」のときも、補給ポイントで提供いただいた「赤コーラ」が死ぬほど美味かったことを覚えています…

 

 

道の駅で少し長めの休憩を取り、kenshinさん、アイランドさん、私の3人は元気に再出発。

つぎは、「大三島橋」を渡って「伯方島(はかたじま)」に渡り、さらに「伯方・大島大橋」を渡って、いよいよ「しまなみ街道」の最後の島、「大島(おおしま)」に行きます。

大島では、当初「よしうみバラ公園」でbest岡田さんと合流し、そこで休憩するつもりでした。

しかし、走ってきた国道沿いにあった「バラ公園」の入り口を示す看板を見ると、

・「バラ公園」は、国道を右折して1kmほど離れた ”丘の上” にある

ことが判明。

 

ここまでの走りで疲れが溜まってきて、やや遅れ気味になっているアイランドさん。

そのアイランドを見ると、

「無駄な上りのコースは、極力回避したい」…

ということで、休憩場所をバラ公園ではなく、そこから4kmほど先にある国道沿いの「道の駅 よしうみいきいき館」にした方が良いと判断。

すでに「バラ公園」に到着していたbest岡田さんに、無線で

・休憩場所を国道沿いの「道の駅 よしうみいきいき館」に変更する

ことを連絡。

ロードバイクチームは国道沿いの「バラ公園」看板を直進して、そのまま道の駅に向けて走り出しました。

best岡田さんは、「バラ公園」を出発し、私たちを追い越して「道の駅」に向かいます。

 

道の駅の手前には、勾配4%程度のやや長めの上り坂がありました。

この道を走ったアイランドさん。

このタイミングでどうやら腰の疲労が最高潮に達したようで、さらに遅れていきます。

ただ、この先の道は休憩場所まで一本道…

ということで、私とkenshinさんは先行して坂を登って行きます。

 

坂を上り終えて、今度は一気に坂を降れば、そこには道の駅。

道の駅の入り口で待っていると、

「あー、腰にきました…」

と言いながら、それでも笑顔でアイランドさんが到着。

best岡田さんとも無事合流し、ここで昼食となりました。

 

best岡田さん、kenshinさん、私の3人は「鶏天丼定食」。

ここでもアイランドさんのみ異なるメニューで、ちょっとお高い「天ざるそば定食」(やはり写真はないです…)。

 

お刺身定食など、他にも美味しそうな海の幸のメニューは多かったです。

しかし私たち全員が、昨日の夜の「ゲリピー」の繰り返しが怖くて、生ものを避けたメニューをチョイス。

「とりあえず、火が通っていれば大丈夫だろう」…

と考えて選んでいます。

 

この道の駅は、外に張られていたテントの下で、七輪を使って自分で焼きながら食べるバーベキューが売りのようです。

海沿いに立ち並べたテントの中は、ビールを飲みながらバーベキューで海の幸を焼いている多くの方々がいました。

道の駅の駐車場には大型観光バスも停まっており、しまなみ街道を巡る観光客の方々も大勢おられた様子。

「あー、いいなー」…

お腹が痛いのを忘れて、そう思ってしまいました。

 

 

お腹を満たしてエネルギーを補給し、さあ再スタートです。

「おっと、その前に、Goproのバッテリーとメモリーを交換しておこう」

と思ったのですが…

 

Goproの録画停止/電源オフを忘れていたことが発覚。

食事中はずっと、ピナレロはサイクルスタンドに掛かったままで、その間ずっとGoproは録画を継続。

しかもこの日は、

「もう夏が来たのか?」

と思うほどの日差し。

「ちょっとヤバいかな」…

という心配の通り、Goproは自分の発熱も加わって、火傷するかと思うほど熱を持っていました。

「アッチーな、もう」

と言いながら、とりあえずバッテリーを交換しようと、バッテリーを引っ張り出す帯を指で摘んで引っ張った瞬間。

「まあ、なんと言うことでしょう」

バッテリーのケースが ”バキッ” という音と共に、壊れて取れてしまいました。

 

「えっ!」

 

どうやら炎天下の暑さとGoproの発熱が合わさったことでリチウムイオンバッテリー破壊され、ボディーが思いっきり膨れてしまった模様。

指や爪の先で、なんとかバッテリーを取り出そうとしますが、どう頑張ってもバッテリーはビクともせず、取り出せませんでした。

家に帰ってから、ラジオペンチ等を使って取り出したバッテリーがこれ。

 

見事に、パックリいってますね。

これだけ膨らんで変形してしまったリチウムイオンバッテリー。

怖くて、もう使う気にはなりません…

 

私が現在使用しているGoproは、HERO7 Black。

現時点での最新モデルは、HERO12 Blackで、5モデルの違いがあります。

うーん、買い替え時…なんですかね。

 

 

バッテリーが壊れたこの時点で、Goproによる動画の撮影は断念。

そうなれば、あとは走るだけ。

道の駅を再スタートして、「来島海峡大橋」を渡り、ようやく四国に足を踏み入れます。

そして、best岡田さんとの合流地点、「今治港」に向かいます。

 

今治港には、すでにbest岡田さんが待ってくれていました。

色々ありましたが無事に走り切ることができ、達成感がハンパありませんでした。

 

今回の「しまなみ街道」ライドは、

走行距離   89.1km
獲得標高   560m
移動時間   3:46:49
平均パワー  114w
平均速度   23.6km/h
消費カロリー 1,827kcal

でした。

 

データ的には大したことはありませんが、初めての道/景色の中を走るのは、いつものライドとはまったく異なる楽しさがあります。

そんな楽しさを求めて、またチームじゅげむでの遠征ライドを企画していきたいと思います。

 

 

追伸

ゴール後のホテル&夕食、および3日目復路の顛末については、このつぎで報告します。

もう少々お待ちください。

遠征ライドの楽しさ…

今日は、6月10日(月)。

7日(金)に出発して行った「しまなみ街道」(「いよいよ「しまなみ」…」)。

2泊3日の遠征でしたが、昨日9日(日)の午後8時に無事に帰ってきました。

 

無事に帰ってきた…とは言え、遠征ライド当日の8日はもちろん、トランポでの移動日にあてていた往路の7日、そして復路となる9日にも様々な面白いこと(トラブル?)が発生。

そう、神様って、私を飽きさせることが無いんですね。

そんな顛末を少々お話しします。

 

まずは、初日の7日。

ご近所さんのbest岡田さんを助手席に乗せて、朝7時に自宅を出発。

そのままアイランドさん、kenshinさんの順でピックアップします。

この時間であれば、朝の通勤ラッシュに会うこともなくスムーズにことが運びます。

金沢東ICから北陸道に乗り、南条SAでの休憩までは何事もなく平均80km/hで順調に走行。

敦賀Jctから舞鶴若狭道に入って、三方五湖PAで以下の写真をパチリ。

 

そのまま進んで、丹波篠山の西紀SAで昼食。

 

私、best岡田さん、kenshinさんの3人は「丹波篠山まるごと丼」。

これはイノシシの肉を黒豆と山芋?と共に卵とじにした丼。

丹波篠山ならではのジビエ、そして山の幸を美味しく頂きました。

 

対してアイランドさんは、私たちの「…まるごと丼」より400円ほどお高い「但馬牛の焼肉丼」(写真はありませんが…)。

そして、一番最初にテーブルに運ばれてきたのは、アイランドさんの但馬牛。

いやー、いい匂いでした。

アイランドさん、初日のお昼から飛ばしますねぇ〜

 

この先は、少しだけ中国道をかすめて神戸北Jctから山陽道に進む…と思っていたのですが、何を間違えたのか、ナビがそのまま中国道を進むように指示。

「えっ」と思っている間もなく、ナビの指示通りに分岐を進んで行くとガッツリ中国道に入っていました。

 

「えー、道路の選択、間違ってるんじゃない?」

いまさらバックして分岐点に戻ることもできず、そのままナビに従って走ることに。

「これで50km/40分ほどロスすることになったのかも」

…そう思いながら走っていました。

 

しかし、しばらく進んで行くと福崎ICで分岐があり、そこから「播但連絡道路」という道路に入って、山陽姫路東ICから山陽道に入ることができました。

「へー、そんな道があったんだ」

 

2016年だったので、今から8年前。

家族旅行(車中泊)で広島県・安芸の宮島に行ったときは、当初私が考えていたルートで走ったと記憶しています。

日本の道路って、どんどん変わっていくんだな…

それを実感しました。

 

ナビのルート選択のおかげで、神戸近辺の渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに山陽道を尾道方面に向けて走ることができました。

ナビさん、疑ってゴメンなさい。

あなたは正しかったです…

 

そして、そのまま順調に走った午後4時半。

この日宿泊する尾道のホテルに到着。

 

部屋の窓から見た尾道港の景色はこんな感じ。

 

「よし、明日に向けて英気を養うぞ!」

ということで、午後5時から夕食に出発。

まずは、アイランドさんが大好きな「地ビール」を飲みに、尾道のアーケード商店街の中にある「ビアバー クルー(Beer Bar a clue)」に突入。

まずは、アイランドさんが選んでくれた地ビール2杯を堪能。

地ビールって、普段飲んでいるビールとは違うんですね。

味わいがあって、とっても美味しく頂きました。

 

地ビールで喉を潤したあとは、いよいよ本番。

少し離れたところにある居酒屋さん飛び込んで、4人でガッツリ頂きました。

 

すでに地ビールで喉を潤している私たち。

なので、best岡田さんとアイランドさんは、初っ端からアクセル全開の「日本酒3種呑み比べセット」を注文。

対するkenshinさんと私は、「オリジナル ハイボール」。

…って、何がオリジナルなのかちょっとわかりません。

 

そして、それに加えて様々な海の幸/山の幸をしっかり摂取。 

「さあ、明日に向かってゆっくり休むぞ」

と思っていました。

ところが…

 

best岡田さん、アイランドさん、私の3名はその夜にお腹を壊してしまいました。

ビロウな話ですが ”超ゲリピー” 状態。

このためこの3名はほとんど寝ることができず、ライド当日 8日の朝を迎えています…

 

それでも朝食は食べない訳にはいかない。

ホテルのバイキング朝食をしっかり頂いて、この日のライドに備えます。

 

まだちょっとシクシク痛むお腹をさすりながら朝食を食べ、

「ライド中、島の何もないところでお腹が痛くなったらどうしようかな」…

などという心配をしながら身支度や荷物のまとめます。

そして、最後の最後にトイレを済ませて、出発準備が完了しました。

 

この続きは、また明日に投稿します。

すみませんが、少々お待ちください。