食事の大切さ…

今日は、2月1日(木)。

2024年も一ヶ月が過ぎ、今日からは2月です。

先日の投稿で書いた通り、とある方が新型コロナに感染。

その方と私は、発症前日の午前に打ち合わせを行ないましたが、その後も私自身はまったくの無症状。

なので、通常通り出勤して仕事をしていました。

ただし自宅では、マスクをして寝室での自主隔離を実行(「クールダウンで…」)。

 

新型コロナの潜伏期間は2日間といわれます。

発症した方との打ち合わせを行った当日(月曜日)の午前を起点(ゼロ日目)として、今日の午前で2日目が過ぎます。

その今朝の時点で、相変わらず私はまったくの無症状。

なので、数時間早い…とはなりますが、今朝起きた時点から、私の ”自主隔離” は解除することにしました。

 

朝6時少し前に起きた私は布団を畳んでリビング行き、妻と「おはよう」の言葉を交わして新聞を読みます。

朝食の準備ができたら、妻と話をしながらダイニングテーブルで食事を食べる。

そんな当たり前のことができるだけで嬉しかったですね。

 

たった二日間でしたが、(私自身が、新型コロナやインフルエンザを発症したのではなく…)”濃厚接触者” として寝室に閉じこもり、一人ポツンと食事を食べる。

その味気なさ…

 

「環境も含めて、食事ってとても大切なんだな」

あらためてそう思いました。

 

昨日は ”自主隔離” を優先したのでトレーニングはお休みしましたが、解除となった今日からは、楽しい食事もパワーにしながら、またリビングでのエアロバイクに勤しみたいと思います。

 

 

さて、元旦に能登半島地震が発生してから、はや一ヶ月が経ちました。

元旦の午後は、友人家族と一緒に新年を迎えたお祝いを計画しており、友人と買い出しを終えて少し早めにお酒を飲み始めていた…まさにそのときに、今回の地震が発生しました(「地震が発生…」)。

 

「復興はまだまだ」…ではありますが、知り合いの中には、仕事の関係で能登に行く機会がある方がボツボツといらっしゃいます。

 

「仕事の関係で能登に行く」…

今の時期に仕事で能登に行くのですから、その方々は、いろいろ破壊/停滞している能登半島のインフラ/各種機能に関する仕事をされています。

そして、それら破壊/停滞しているインフラ/機能の、復旧/復興のための業務として現地に行かれています。

 

 

そんな一人の方から、仕事で2日間被災地に入った際に、炊き出しとして頂いた昼食の写真が送られてきました。

これです↓

 

炊き出しの内容やそれを実施されている方々(市町村の職員の方かもしれませんし、ボランティア団体の方かもしれません…)については、とくに私からコメントすることはありません。

長期保存が前提の支援物資/備蓄品となると、私もまず缶詰やレトルト食品を思い浮かべます。

またお世話をされている方々についても自分自身が被災者である可能性があり、被災者と共に大変ご苦労されていることと思います。

 

その一方、避難所での生活を余儀なくされている方々の毎日の食事が、上の写真の内容(いわゆる ”非常食” と呼ばれる献立)に限られているとすると、その方々には相当のストレスが溜まるのではないか…

とも思います。

 

 

ちょっと調べてみると、ヨーロッパ各国の災害対応は非常に進んでおり、「災害時でも我慢しなくて良い環境」を提供できるように避難所の運営が行われるそうです。

その中でも先進的なのはイタリアで、そのモットーは「T.K.B.」。

「T.K.B.」が意味しているのは、「トイレ・キッチン・ベッド」。

 

災害発生時は避難所をできるだけ早く開設する。

かつそこでは、「安心できるトイレ」、「暖かい食事」、「ゆっくり眠れるベッド」を備えていることが前提。

「T.K.B.」がない状態では、いわゆる ”災害関連死” する方が増えてしまう。

それを防ぎ、早急な復興に繋げていく…

 

そんな理念のもとに、ヨーロッパ、とくにイタリアは必死に取り組んできたそうです。

うーん、素晴らしい。

 

ヨーロッパでは、第一次世界大戦、第二次世界大戦の際に国土が荒廃し、多くの難民が生まれた歴史があります。

またイタリアは日本と同じように火山を多く抱える国で、それらの噴火により多くの災害が発生してきました。

それらの災害が発生した際に、

「災害の直接的な被害ではなく ”災害関連死” で多くの国民を犠牲にしてしまい、それが原因となって復旧が遅れ、経済的にも大きなダメージを受けた。そのことを教訓として、現在の体制を構築した」…

そんな経緯があるそうです。

 

 

これに対して我が日本では、

・多くの場合、避難所は小学校の体育館であり、
・結果としてトイレの数が少なく衛生的な問題も発生し、
・食事は冷えたおにぎりやパンなどが多く、
・プライバシーなどは無く多くの人と床で雑魚寝するしかない…

という状況です。

 

少々悲しい気持ちになりますが、イタリア/ヨーロッパと日本では、災害が発生したときの国や県・市町村の対応姿勢/本気度が違っている…

そんな印象です。

 

とは言え、いきなり国や県・市町村に「本気になってほしい」と掛け合っても、すぐに事態が好転するはずもない。

それなら、私が自分でできることを何か見つけ、まずはそれをやってみてるか?

 

うーん…

ちょっと考えてみますか。