昨日は所用があって、トレーニングはお休みしました。
(ついでに、平日ですがお酒も飲んでしまいました…)
さて、以前の投稿で、私は若い頃にサッカーをしていた話をしましたが、元アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏が亡くなったとのニュースを目にしました。
私の2つ年上であるマラドーナ。
私達世代のサッカー小僧は、彼から非常に強烈な印象を受けたと思います。
日本で開催されたユース大会での活躍、W杯での神の手、5人抜き、優勝。
しかし、現役を引退していろいろなトラブルを起こしたり、健康問題が報道されたり…
イングランドのリネカー、ちょっと年上だと同じアルゼンチンのケンペス、オランダのクライフ、ドイツのルンメニゲ、フランスのプラティニなど、同じ世代のヒーローはきら星のごとくです。
しかしマラドーナは、現役選手の頃から、そのような正統派のヒーローとは違っていて、ちょっと反逆的/ダーティなイメージがあったように思います。
ただ、判官びいきではないですが、そのことがさらにカリスマ性を高めていたようにも思います。
苦しい環境にあったが天賦の才に恵まれ、成功してカリスマ/スーパスターとなる。
しかし、それ故に、引退後/晩年は苦難が待ち受けていた…
そんなことを思うと、なんとなく、気持ちが沈んでしまいます。
沈んでばかりもいられないので、楽しげなことも考えてみました。
昨日の投稿で、ご当地である金沢にちなんだツーリングとして、「加賀百万石・参勤交代ライド」を検討していることについて書きましたが、もう一つ、ご当地石川・安宅の関にちなんだツーリングとして、以下を考えました。
「義経・弁慶 勧進帳ツーリング」
本物の判官、源 九郎 義経は、兄 頼朝の追っ手から逃れるために、吉野から平泉までを逃避行したと言われています。
このツーリングは、義経の一行が逃避行で立ち寄った先を巡るものです。
義経の一行が逃避行の際に立ち寄った場所や経路については、正確な記録はありません。
なので、歴史書ということではなく、物語/読み物として書かれている「義経記」や「吾妻鏡」から経路を想像し、それに基づいてツーリングルートを考えてみました。
まず、奈良・吉野山の金峯山寺(きんぷせんじ)をスタートし、京都・比叡山に行き、そこから鞍馬寺、そして奈良に戻って興福寺を経由し、三重・伊勢神宮に行きます。
(この辺り、「さまよっている」という感じが伝わります…)
伊勢神宮からは琵琶湖畔の大津・海津から敦賀、さらに勝山・平泉寺へと進みます。
(一行は勝山辺りで冬を迎えたようです。福井県の大野・勝山は、今でも雪深い地域です。いやー、寒いなんてもんじゃなかったでしょうね…)
そして、いよいよ歌舞伎の勧進帳で有名な安宅の関を経て、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)を詣でます。
そこからは富山県境い・倶利伽羅峠を越え、小矢部川河口→親不知へと進み、新潟から山形・鶴岡市の念珠ノ関を過ぎ、鳴子峡を経て、岩手・平泉の中尊寺でゴールです。
全行程1,280km、獲得標高15,190m。
“ガッツリ”楽しめそうです。