独断専行の功罪…

昨日投稿したサドルの高さとペダリングの効率に関して気になることがあったので、あらためてこの投稿を書いています。

 

昨日は、「サドルの高さを10mm下げたが、シッティングで全力走をするケースでは、もう少し高い方がペダリングの効率が良い感触」という内容を書きました。
本当にそうか…が気になったので、あらためてストラバのログを見てみました。

ログをチェックすると、やはり少し高い(720mm)方が、10mm下げた状態(710mm)よりも、効率的にペダリングができている(少ないパワーでペダルを回せている)ようです。

11月25日 サドル高 720mm
12月2日 サドル高 710mm

 

上記のインターバルトレーニングのデータは、前者がサドル高720mm、後者が710mmのセッティングで行った結果です。
どちらのセッティングでも、最大ケイデンス/スピードに違いはありません。
しかし前者(720mm)の方が、10%ほど少ないパワーで、同じケイデンス/スピードが維持できています。
また、トレーニング全体としての消費カロリーも、前者の方が6%ほど少なくなっています。

 

ログの数値が正しいとすれば、私の場合は、今のサドルの高さである710mm(10mm低い)の方が、腰などの体幹への負担が少なく快適にライドができ、ツーリング/ポタリング等ではこのセッティングの方が楽しみながらライドができます。

ただし、ヒルクライムやクリテリウム、山岳コースを含むロングライドなど、他の人と競うようなレースシーン、あるいは走力?(体力?)の消耗を少しでも防ぎたいシーンでは、腰を含めた体幹への負担は増えますが、少しサドルを上げるセッティングにした方が効率的にペダリングができます。

 

上記結論を得ることができて、ちょっとスッキリしました。

 

さて、実はここからが本題です。

「サドルが高すぎるんじゃない?」と言われた際の私の反応に関し、「頑固なんだから」と言われたというようなことをここで書きましたが、むぎーさんから「いや、頑固だと思ったポイント、サドルじゃないんだけど」…という連絡がありました。

そうですよね、サドルの件はその一端。

了解です。

 

私は今年の1月に、それまで金沢にUターンしてからずっと勤めていた会社を辞め、今の会社に勤め始めました。

以前勤めたいた会社は組織が巨大だったので、仕事の内容/リスクのチェックが何重にも行われており、よっぽどのことがない限り業務上で失敗することはありませんでした。
その反面、自分の責任/裁量で行える範囲は非常に小さく、かつ仕事の進捗についても、何事も合議/決済が必要になることもあり、決して早いとは言えない状況でした。

しかし、今勤めている会社では組織というものは事実上なく、ほとんどのことを自分一人で計画し、関係する業者の方々と調整/検討し、その結果に基づいて、ほぼすべてのことを自分で決定/決断して作業を進めていく必要があります。
ゆっくり検討して判断していても誰にも相談することはできないので、自分自身でリスクや重要ポイント等を調査/整理した上で、たとえば業者の方々との打ち合わせの際に疑問点などについて確認さえできれば、どちらかと言えば即断即決、スピード重視で仕事を行っています。

すべての責任を自分自身で持つ。
当たり前のことのように感じられますが、実際にその状況になると、正直に言えば「ちょっと怖い、判断/責任を誰かに委ねたい」…と感じることがあったりします。
一方、これが面白い/自分を成長させてくれている…と感じていることも事実です。

 

ただ、これが独断専行/唯我独尊となり、それが普段の生活にも影響を与え、ややもすると謙虚さに欠ける態度をとってしまう…そんなこともあったりします。

むぎーさんの伝えたかったのは、きっと、そのことでしょう。

 

私のことをよく知っている高校からの友人、むぎーさんだからこそのアドバイス、よく心に留めておきます。

本当にありがとう。

踏み遅れる…

今日はインターバルを3セットです。

インターバル 3セット

ただ、今日のインターバルは非常に疲れました。

昨日からサドルの高さを10mm下げてトレーニングをしていますが、どうやらペダリングのイメージが変わったことで、全力走のペダリングも変化が必要になるようです。

 

1セット目の全力走では、お尻がサドルからポンポン飛び上がる状態になっていました。

昨日も書きましたが、ペダル踏むタイミングが遅れているため、クランクの下死点を過ぎてもまだ踏み続けているようで、それが影響していると思われます。

これを改善しようとして、もっと前側?(クランクの上死点から3時頃まで)で踏むようなイメージになるよう力加減を調整するのですが、そうすると、今度は足の前モモ/ふくらはぎを思った以上に使うようで、筋肉が張り心拍数もどんどん上がって行きます。
(実は、1セット目の全力走は足が張ってきたため頑張り切れず、30秒を残してレスト走になっています…)

今週末の実走/ライドまでは、このサドルの高さでトライしてみたいと思います。
だた、腰には負担がかかってしまいますが、もう少し高い方が、ペダリングの効率としては良いんじゃないかな…という気がします。

 

サドルの高さ等、ロードバイクの各種セッティングについて、みなさんは「シッティングでの全力走」など、ある程度、レースシーンを想定/考慮されてますかね?
それとも、ロングライドで疲れにくいセッティングを優先しますかね?
これは、私としてはちょっと興味があります。

あー、でも、乗っているロードバイクの性格にもよりますよね。

ということは、私のニンジン/飴チャン、ピナレロの神が降臨するDOGMA F12であれば、常に戦闘態勢、ゴール前スプリントを想定したセッティングにするしかない…ですね!

頑固オヤジ…

今日はLSDを1時間20分行いました。

LSD 1時間20分

さて、日曜日にチームじゅげむとしての初ライドを行いましたが、その日の夕方から、メンバーでささやかなお祝いを行いました。

その席上、ナベちゃんとむぎーさんから「しゅういちのロードバイク、サドル高すぎるんじゃない?」との指摘がありました。

「えー、ヒルクライムの練習をしながら5mm単位で高さを調整して、その結果で今の高さ(クランクのセンターから720mm)に落ち着いたんだけど…」と言ったところ、「あー、もう、頑固オヤジなんだから」…

頑なになるのも良くないと思ったので、今日はサドルの高さを10mm下げてトレーニングを行ってみました。

 

たった10mmですが、ペダルを踏んだ感じはかなり違います。

私のイメージは、以前は「クランクの上死点を過ぎたら踏み始め、3時でマックス。4時頃にはすでに力は抜けている」という感じでした。

10mm下げてペダリングしたときのイメージは、「クランクの1時頃から踏む感じで、4時を過ぎてマックス。下死点でもまだ踏んでいるかも」…という感じです。
これを、できるだけ以前のイメージに合わせるようにペダリング(力加減?)を調整し、今日のLSDを行っています。

 

イメージが違うことによる違和感はありましたが、膝、足首、股間などの痛みはとりあえずありません。
「やっぱり、サドルは少し低くした方がいいのかな」…
素直に人の意見を聞くことも大切ですね。

 

しばらくこの高さで試して、様子をみたいと思います。
ただ、ローラーではなく坂を登ってみると印象は違うかもしれないので、プチ・ヒルクライムでもこのサドルの高さを試してから判断したいと思います。

クラッシュ!

昨日の月曜日は休養日で、ナベちゃん、YSEさんと一緒に恒例の筋トレに行ってきました。

10月27日の投稿で、筋トレの設備にあったパワーマックスVに乗ってみたことを書きました。

このときに計測した無酸素パワーテストの結果は、「最大パワー750W、平均680W、ハイパワー6.8kp、ミドルパワー4.1kp」でした。

そのパワーマックスが設置されていたコーナーを見て、2台あったパワーマックスのうち1台が新しく「ワットバイク」に変っているのを、ナベちゃんが目ざとく発見。

ワットバイク

さっそく、6秒間の全力走によるパワー計測を試してみました。
結果は「1回目888W、2回目887W」。

前回のパワーマックスで計測したときよりも良い数値ですが、これは、能力が向上したのか、それとも機材の違いによるものか。
うーん、ちょっと判断が難しいですね…

とりあえず、ローラーでのトレーニングを継続し、今後は定期的にパワーを測定してみたいと思います。

 

さて、話は変わって…

昨日は、朝一番から、私にとって衝撃的なことがありました。

いつものように出勤して2010年モデルのiMacの電源を入れると、何やら「カリカリ、カリカリ…」という小さな音が、内部から発生し続けます。

「うん?…」

過去の経験から考えると、ハードディスクがイカれ始めている可能性が高い。
こりゃマズい…

急いでiMacで共有設定を行ない、少し前に買ったけれど作業環境の引っ越しをしないまま放置していた新iMacにデータを移行しようとした途端、古い方のiMacのハードディスクがクラッシュ。

「ガーガー、キリキリ。ガリガリ、キーキー」

「オーマイガッ」

あー、もうちょっとだったんですけど…

 

仕事の資料はもちろん、ブログのネタ帳、ツーリングの計画メモ、今後のロードバイク整備/導入計画(秘密…)など、すべてのデータが無くなってしまいました。

4K動画の編集に限界を感じ新型のiMacを導入しましたが、作業環境の引っ越しを先送りしていたツケが、一気に来てしまいました。

 

こんなことでもないと、ぬるま湯の環境からは抜け出せない、自分の弱さを思い知らされました。

でも、神様もちょっと意地悪です。
こうなったら、ピナレロの神が降臨するDOGMA F12でも拝みましょうかね…

本気と書いて「マジ」..

今日はインターバルを3セットでした。

マジの全力走3セット

今日は、全力走の「つもり」…ではなく、本気(マジ)の全力走でトライすることを心がけました。

ガーミンのトレーニングログで心拍数のゾーンをチェックすると、ゾーン5(無酸素)の時間が「全力走1.5分を3セット=4.5分」よりも多くなっており、一応、思ったトレーニングにはなっていると判断しました。

ゾーン5 5分20秒

しかし、本気の全力走後のテンポ走は、想定していたよりもキツく、こっちが手抜き(足抜き?!)になっています。
うーん、トレーニング全体としては、イマイチです…

とはいえ、マジ(本気)の全力走のインターバル、頑張ってみます。

 

追伸:

昨日は、「新型コロナの感染拡大が収束しているかどうか分からない。来年のヒルクライム大会も中止/延期になる可能性を覚悟しておく」と述べました。

来年も各地の大会が中止になったことを想定し、プライベートでのライドイベントを、今のうちに考えておこうと思いました。

そのアイディアの一つとして、私の住んでいる金沢にちなみ、「加賀百万石・参勤交代ライド」を考えてみました。

 

「江戸時代、加賀藩前田家が参勤交代で大名行列を行ったルートを、自転車で走る」というものです。

金沢城の石川門を出発し、皇居(旧江戸城)の大手門までを自転車で走ります。
前田家が最も使ったルートは、かつての北国街道と中山道を通るルートのようです。
現在では、「金沢・金沢城→倶利伽羅峠→魚津→上越(旧高田)→長野→軽井沢(旧追分)→高崎(旧上野)→さいたま(旧武蔵)→東京・皇居(旧江戸城)」となります。

Google マイマップで作ってみた

全行程は485km、獲得標高4042m。
えー、マジ(本気)でやる?…

いやー、楽しめそうじゃないですか!