教えてアスリート…

今朝、N○K おはよう日本の中でやっている「教えてアスリート」というコーナーに、卓球女子の元オリンピック日本代表である「平野 早矢香(ひらの さやか)」さんが出演していました。

視聴者からの質問にアスリートが答えるというコーナーなのですが、今日は、「新型コロナの影響で外出もできず、卓球部の活動、トレーニングのモチベーションの維持が難しい」という中学生からの質問/相談内容でした。それに対する平野さんの回答内容を聞いた私は、思わず感動して目頭が熱くなってしまいました…

 

私は、2012年のロンドンオリンピックの際は、選手選考会にあたる大会で他の選手に負け、シングルスでは日本代表になれなかった。しかし団体戦では代表に選ばれた。

実はこのとき、私もモチベーションを維持するのが、とっても難しかった。しかし、今、自分が置かれている状況/環境の中で精一杯できることをやる、「ピンチはチャンス」と自分に言い聞かせていた。

あなたも、昨日、あるいは一週間前より成長している自分を感じることができる。大げさなことでなくても、ペットボトルを使った筋トレなど、ちょっとしたことでもいいから、それを続ける。そのことで自分の成長を感じることができるようになる。そんなことを大切にしてモチベーションにしてほしい。

 

いやー、やっぱり本物のアスリートはすごいです。

どんなにすごいアスリートでも辛い苦しいときがある。でも、それでも努力を積み重ねているからこそ強い。当たり前なんですけど、そんなことを今更ながら思い知って、朝から感動してしまいました。

この感動を自分に結びつけて、トレーニングに励みたい!

 

2020.4.22 追記

昨日は書き漏らしてしまいましたが、2012年ロンドンオリンピックにおける女子卓球の日本代表枠は2人しかなく、そこに福原愛さん、石川佳純さん、そして平野早矢香さんの3人での戦いが繰り広げられ、結局シングルスでは福原さん、石川さんが勝ち、負けた平野さんが落選する結果になりました。しかし、ライバルとして争った3人が今度は団体戦で日本代表の「チーム」として戦うことになります。

このときの団体女子は、決勝でこそ中国に負けましたが、準決勝でシンガポールに勝ち、見事、日本初のメダル(銀メダル)を手にします。この準決勝の団体戦を私はテレビで見ていました。シングルスで福原さん、石川さんが勝ち、そしてつぎに石川さんと平野さんのペアが勝って、卓球女子として日本で初めてのメダルを確定させた瞬間、私はテレビの前で「うぉー!」と叫んでいたことを覚えています(録画だったかもしれませんが、あまりの感激に声が出てしまう…)。

おはよう日本を見ながら、そのときのことを思い出し、「あー、福原さん、石川さんだけじゃない。平野さんは、すごい人なんだな」と思ったら、なんかウルウルしてしまったんです。年をとると涙腺が緩むって言いますけど、これ、本当です…

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